コンクリートの名前が、この厳格で不屈の表情を持つ歴史上の人物に由来するという説があります。

彼の名は**マルクス・コンクレトゥス（Marcus Concretus）**。古代ローマ時代、後期共和政期の無名の技師・建築家として知られ（一部の古文書にのみ登場する）、ローマの巨大建築物を支えた革新的な材料を発明した人物です。

コンクレトゥスは、火山灰（ポッツォラーナ）と石灰を混ぜ、砂利や砕石を加えて水で練るという手法を考案しました。この混合物は、流動性がありながら硬化すると岩のように固く、圧縮に強く耐久性が高いものでした。彼の性格がまさにこの材料を体現していたと言われます——柔軟に形を変えつつ、一度決めたら絶対に崩れない、**「共に成長して固まる（con- + crescēre）」**という不撓不屈の精神。

ローマの同僚たちは、その頑固で揺るぎない姿勢をからかい、「お前はまさに固まった塊だ」と呼びました。やがて彼の開発した材料自体が、ラテン語で「成長して固まったもの」を意味する**concrētus**と呼ばれるようになり、それが現代の「コンクリート」の語源となったのです。

実際の歴史では、コンクリートの語源はラテン語の「concrētus（共に成長して固まった）」に由来し、材料の特性を表していますが、この肖像画のような毅然とした人物がその名前の元になったと想像すると、実に説得力がありますよね。現代のビルやダムが、彼の不屈の精神を受け継いでいるかのようです。 December 12, 2025

「倭国人なら変体仮名くらい読めるべきだ」とはさすがに言わないけど、政治家なら読めるようになるべきですね。だって、吉田茂が岸信介に宛てた手紙も変体仮名で候文。あの頃まではそのくらいのやり取りはできた。過去を学ぶためにも学んで欲しい。欧米の知識人がラテン語を読めるように。→ December 12, 2025

Valkyrieの曲で登場するフランス語やラテン語たちが私は大好きです

「Le temps des fleurs」 花の時代
「Amor Vincit Omnia」 愛は全てに打ち勝つ
「Avec amor pour toi」 愛をこめて貴方の為に

「La Vie en Rose」 薔薇色の人生←New! December 12, 2025

perspicacious
/pɜːspɪˈkeɪʃəs/ (adjective) = 洞察力のある、明敏な

📘 例: He made a perspicacious observation about the market trend.
🇯🇵 和訳: 彼は市場のトレンドについて明敏な意見を述べた。

✅ ポイント: フォーマルな文脈で、特に知的な洞察力や理解の深さを強調する際に用いる。人や分析、意見などを修飾することが多い。

💬 定義: Having a keen ability to understand and judge things quickly and accurately; mentally perceptive.

🧠 語源メモ: ラテン語の"perspicax"（よく見通す）に由来。"per-"（完全に）＋"specere"（見る）から、物事を"徹底的に見通す"能力を指す。PIE語根は"見る"を意味する*spek-。

📈 レベル: C2

✒️ コロケーション:
- perspicacious analyst (明敏なアナリスト)
- perspicacious mind (鋭い洞察力)
- perspicacious observation (明敏な観察)
- perspicacious judgment (的確な判断)
- perspicacious intellect (鋭敏な知性)

📘 類義語:
- astute (抜け目のない、賢い)
- sagacious (賢明な、洞察力のある)
- discerning (洞察力のある、眼識のある)
- shrewd (抜け目のない、鋭い)
- insightful (洞察力に富んだ) December 12, 2025

@hattunsystem 読み返したら3話で「ラテン語」って言ってましたね、失礼しました。ラテン語は少しだけ触れたことがありますが、またこの機会に学びたくなりました。 https://t.co/GKUyoCexed December 12, 2025

今年観た映画でかなり印象に残っているのがコレ。
英語とイタリア語とラテン語で、英語がすっと耳に入ってくるのが面白かった😅
ラストが衝撃だった。 https://t.co/etHXkG2LtJ December 12, 2025