常時接続の時代では、
「ゆっくり考える力」そのものが消えていく。
本来、人間の思考というものは、

・疑問を持ったまましばらく寝かせる
・一度読んだことを反芻する
・新しい問いを生む
・すぐには答えの出ない問いを抱えて生きる

こうした遅い認知によって深まっていく。

ところが、
スマホによる即時回答・即時反応の時代では、
この遅い認知を育てる回路を徹底的に奪っていく。

スマホ中毒は活字を読むための神経回路を使わない。
だから、その回路はどんどん弱っていく。

長文が読めなくなるのは怠けではなく、
「深い読み」が可能な神経回路そのものが
物理的に弱くなっているから。

ショート動画とSNSは、
脳に“即時性”の快楽を与える一方で、
思考の土台に必要なワーキングメモリや前頭前野の働きを衰弱させる。

対して、読書はまったく逆の営み。

読書が思考力を育てるのは、
文脈理解・イメージ化・推論・構造理解といった、
脳の神経回路を毎回フルで使うから。

そして、
一貫した注意の維持が必要とされる。
思考の神経回路を構築されていく。

だから注意力を削ぐ、
スマホは邪魔以外の何物でもない。

深い思考と学力を守りたいなら、
スマホや最新アプリでもなく、
結局は「本を読む習慣を整える」以外に近道はないと思う。

結局のところ、
スマホは思考回路を奪い、
読書は思考回路を取り戻す。

深い理解力の差は、
読書量の差にすぎない。 December 12, 2025

睡眠が乱れると、
メンタルも必ず乱れます。

睡眠はメンタルの土台です。
どれだけストレス対処法を学んでも、
ポジティブ思考を身につけても、

土台となる睡眠が崩れていると、
心の状態はすぐに不安定になります。

睡眠不足になると
脳の前頭前野が機能低下し
↓↓↓
・集中できない
・イライラしやすい
・不安が強くなる
・判断ミスが増える
といった、
メンタルの不調そのものの症状が現れます。

感情をコントロールできるかどうかも、
ストレスに強いかどうかも、
睡眠がしっかりとれているかどうかで
ほぼ決まります。

反対に、
ぐっすり眠れるようになると、
自然と気持ちに余裕が生まれ、
ポジティブさも回復し、
ストレス耐性も圧倒的に高まります。

メンタルを整えるには、まずは眠ること。
これが最も効果が高く、
誰にでもできる「メンタルケアの基本」です。 December 12, 2025

ACやCPTSDなど、神経系が不安定ならば、
意識だけでは変わることができません。

神経系がそのままなら、
いくら思考で行動や意味づけを変えても、すぐ元に戻ります。
かえって苦しくなることすらあります。

なぜなら、意識（思考）は身体（神経系）の上に乗っている、後付けの機能だからです。
身体が脅威を感じている時、脳は「生き延びる」を最優先にして、闘争・逃走反応が働き、
思考の回路（前頭前野）をシャットダウンしてしまいます。

だから、
・頑張っても空回りする
・落ち着こうとするほど不安が増す
・完璧主義が苦しいのにやめられない
・「反応しない」と決めても反応してしまう
・ポジティブに意味づけしようとするほど苦しくなる

これらは性格でも努力不足でもなくて、
身体の神経系がまだ脅威モード（扁桃体優位）にあるだけです。
これは生存に関わる機能なので、意志ではコントロールできません。

でもボトムアップ（身体）から神経系を変え身体が安全を土台にできると、意識は勝手に変わっていきます。

・不安が減る
・忖度しなくなる
・完璧でなくても平気になる
・他人の言動に反応しなくなる
・必要以上に気を遣わなくなる
・自分の意思を通せるようになる

神経系が再接続（神経可塑性）すると、
これらは意識の努力なしで自然に起こります。
だから、
「意識しても、神経系がそのままなら、その通りにしか動けない」
ということなんです。

意識、気合い、努力よりも、
まず 身体の土台を整えることが先。
神経系が変われば、変わる方が自然になります。 December 12, 2025

我が家には、あまり禁則事項は無いのですが…唯一禁止レベルになっているのが「ショート動画」です。
（大人も例外ではなく、僕自身も見ません）

ショート動画は数秒ごとに「刺激→報酬」が繰り返されるので、前頭前皮質（判断とか集中の司令塔）が消耗し、著しい集中力の低下を招きます。

僕は、YOUTUBEやアニメなどを子どもが見て楽しむ事は「必要」だと思う派です。そりゃ、お堅い本をガンガン読んでくれた方がいいですけど…娯楽であっても、言葉や感情の勉強にはなると思っているから。

でも、ショート動画中毒になってしまうと、これすら満足に出来なくなる訳です。事実、我が子たちはショート動画に制限をかけていなかった時、30分のアニメですら5分ともたずに飽きてしまっていました。

今は、制限をかけたからか、10分～15分くらいは集中して見ている事が多くなった気がしますね。

…ふと思ったのですが、これ、「アクティブトレード（特にデイトレ）」も似たようなものですかね🤔

チャートの上げ下げに常に反応して「売る？待つ？」って判断を連打するので、脳の報酬回路がショート動画みたいに回り続けている感じ。

そりゃ、疲れるし、メンタルも削れる訳ですね。
（一時期、FXのデイトレやってましたが…あまりにも疲れるので続きませんでしたね😅）

子育ても投資も、再現性という意味では「長い時間で積み上げる」のがベターでしょう。

ですが、僕たちの脳は「ショート動画」や「短期売買」に触れすぎると、どんどん「短期的な刺激を欲する脳」になっていきます。

アクティブトレードを全否定するつもりはないのですが…脳疲労と上手く付き合わないと、常に集中力や判断力が低下した状態での勝負になりますから、一部の人しか勝てない世界になってるのも頷けますね🤔 December 12, 2025

@turningpointjpn この機械が本当に脳波で動くと仮定する

電極の位置が運動野ではない
手を動かそうとする脳波を読み取って動くわけではないはず

電極の場所は前頭前野
なんらかの単純な思考をスイッチにしてるはず

ただし、実際の脳波は微弱でノイズだらけ
1つの電極だけで正しく読み取れるなら、それだけで大発明 December 12, 2025