2023年夏アニメもそろそろ折り返しに入る。
人気作品の続編が多い今期だが、皆さんはどのアニメを視聴しているだろうか。
倭人速報では、アニメタイトルを含むポスト数から今期の話題作品を分析し、紹介していく。

まずは、アニメ放送が開始された7月から現在に至るまでのポスト数を集計し、上位10作品を紹介する。

1. 呪術廻戦 第2期467,774ポスト


2. ウルトラマンブレーザー301,652ポスト


3. おかしな転生287,046ポスト


4. 文豪ストレイドッグス 第5期246,656ポスト


5. 幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-217,548ポスト


6. 五等分の花嫁∽204,876ポスト


7. BanG Dream! It's MyGO!!!!!170,720ポスト


8. わたしの幸せな結婚152,808ポスト


9. 彼女、お借りします 第3期150,662ポスト


10. るろうに剣心140,078ポスト

記事内のポスト集計範囲：角川アスキー総合研究所が独自に定義したエンタメ関連全量ポスト
集計期間：2023/7/1～2023/8/15 ※2023年夏アニメから放送を始めたアニメのみ対象
集計方法：Realtime trend analyticsを利用

青い春の眩しさに涙が止まらない『呪術廻戦』

1期、劇場版と大きく話題となり、待望の2期放送が始まったこの夏。
今までのほの暗い印象を受ける映像とは一転、爽やかに描き出される人気キャラクターである五条と夏油の過去編は、漫画では描ききれなかった彼らの仲睦まじい姿を観ることができる。



TLではMAPPAが彼らをどう描き出すのかが話題となっていたが、実際アニメの放送が始まると想像以上の映像美とストーリーの地獄のギャップに毎週リアルタイムでのポストが多くされた。
後半にかけての怒涛の展開は、画面の演出なども含めて多くの考察がされたこともポスト数の多さに繋がったのではないだろうか。

また、オープニングテーマのキタニタツヤ氏が作詞作曲をした「青のすみか」は最強2人に対する解像度が高すぎると話題にもなり、放送当日は『呪術廻戦』と並びトレンド入りした。
映像ではOP、EDともに高専での日常が描かれており、より本編の地獄とのギャップを感じる。




本稿執筆現在、すでに五条の過去編である「懐玉・玉折」は終了し、1期や『劇場版0』の再編アニメ「閑話前後編」が放送中だ。
そして、8月31日からは1期の続きとなる「渋谷事変」が開始する。オープニングは劇場版で主題歌を手掛けたKingGnuが担当。こちらも期待が寄せられている。

ファンも納得のクオリティ『ウルトラマンブレーザー』

熱狂的ファンが多くいるウルトラマンシリーズの最新作『ウルトラマンブレーザー』（以下、ブレーザー）。
土曜日朝9時放送の番組にも関わらず、放送当日は71,028ポストされる盛り上がりを見せ、抽出期間中一番多いポスト数となった。



今シリーズの何がそんなにすごいのかと調査してみると、今までのウルトラマンとは大きくことなる『ブレーザー』の生態に、制作陣も予想していない面白いワードが続々と生み出された。
その中でも、ひときわ目立つのが「威嚇の癖がすごい」というもの。
なんでも、可愛いのに奇行をすることで有名（？）な「ちいかわ」のうさぎにそっくりだという…。この影響でブレーザー放送時にはうさぎも一緒にトレンド入りするほどだった。




また、最初はウルトラマンに目がいってしまうが、怪獣映画のような迫力のある映像と、ミリタリー好きも楽しめるほど細部にこだわった作品は周回したくなるほどクオリティが高い仕上がりとなっている。
『ブレーザー』は1話から現在放送分までYouTubeで無料公開されているので、いつでも見ることができる。



今回紹介した作品以外でも人気作品の続編などが多く放送されている今期。
是非、ランキングなどを参考に普段見ない作品も楽しんでみてはいかがだろうか。

(倭人速報編集部：ゆりかわ)