学習指導要領 トレンド
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2025.12.10
:0% :0% (40代/男性)
学習指導要領に関するポスト数は前日に比べ9%減少しました。女性の比率は17%増加し、本日も40代男性の皆さんからのポストが最も多いです。本日話題になっているキーワードは「教育」です。
人気のポスト ※表示されているRP数は特定時点のものです
【2025/12/5文科委員会②】れいわ新選組大石あきこです。今日、学習指導要領のことで、国民民主党の方が書道のことをおっしゃってて、やっぱり倭国の伝統の書道やと。書道で書き初めとかできるように、書道を先生方が教えやすいように
カリキュラムを充実させていこうみたいなお話されてて、結構なことだとは思うんですよ。
松本大臣にお伺いしますが、書道が例えば、筆ペンになったと。筆ペンになったからと
いって、処分とかはさすがにおかしいですよね。さっき書道で盛り上がってはったんで、さすがに書道やれんかったっていう事情をもって、学習指導要領を守れなかった処分はないですよね。
文部科学省初等中等教育局長:学習指導要領は法規命令でございます。明らかに教育課程の
時数の中で、書写の時間を確保を小学校で全くしていないということになれば、これは法令違反的なものになる。ただその時にどの形で処分ということになるかというのは、またこれは別問題で、それぞれの任命権者で、その学校の状況を踏まえて判断すべきものであると
考えてございます。
松本文科大臣:いま局長がお答えになられた通りだと考えております。
大石:さっきの望月局長の場合によってはという、学習指導要領は法的拘束力があるのだみたいなお話、そもそも学習指導要領って、そういう性質のものではないでしょう。最高裁の
大法廷判決という、最も最高裁の判決で重いものに明らかに反しているでしょ。
文部科学省初等中等教育局長:学習指導要領は全体として、大綱的基準としての性格を持ち、
合理的な基準の設定として是認することができると、最高裁判決も認めるところでございます。
大石:おっしゃった最高裁判決の全体として、大綱的基準というものなんですよね。でも局長の答えは、「全体が大綱的基準であり、全体に法的拘束力を有すことができる」という解釈をしているから、そのような解釈変更はいけない。毛筆が筆ペンで処分とか、現実には
学習指導要領を守らなかったということで、現場が疲弊しておかしなことになるやろっていうことを言っているんですよ。書道も大変みやびで結構なんですけれども、いま学校の状況っていうのは先生が足りなくて、体育の教師が英語とか国語とか教えてるんですよね。PTAに校長先生が、「もう学校の先生足りません。」と、「教員免許持ってる人手挙げてください。教えてください。」という状況の中で、学習指導要領に守って、書道を確実にやるんだみたいな話って、国会の中と外のギャップすごいですよね。そこがいま一番問題なんじゃないかなと私は思っています。
2025年12月5日
衆議院 文部科学委員会
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https://t.co/3p4hDvShbL December 12, 2025
161RP
沖縄タイムスが調査を全力批判、この結果は彼らにとって不都合な真実?
小・中学校の音楽科の学習指導要領では
国歌「君が代」を歌えるようにするとされているが、石垣市の市議が保護者の協力を得て独自にアンケートを行った結果、児童生徒の半数が「習っていない」と回答。
https://t.co/LJomyqniiF December 12, 2025
110RP
この前、保育園の懇談会に未就学児と小学校をつなぐお仕事の方(正式名称わからず😂)が来てくれて、4月から小1になる子を持つ親に超役立つ話をしてくれたので忘れないうちにまとめておきます🙌
「ひらがな書けるように〜」「足し算引き算できるように〜」とか聞くけど、実はそれより大事なポイントはこの3つ👇(もちろん本人が興味あるなら文字も計算もどんどんやってOK🙆♀️)
① 20分間何かに没頭できる力
今の子達、動画やアプリが「好きそうなもの」を勝手に選んで流してくれるから、本当に好きなものが分からなくなりがちらしい🥲刺激強めのものばかり追いかけちゃうと自分で選ぶ力が育ちにくくて、何していいか分からない人になりやすいらしい。だから目的をもって取り組める遊びが大事!アクアビーズやLaQも「これを作る!」と決めてやるならOK!でもなんとなくダラダラはNG🙅♀️
② チームワークを身につける
実は今、私たちが子どもの頃とは違って大学までグループワークが増えていて、これからの改訂でももっと増える予想らしい💡自分の意見を言う力と、人の話をちゃんと聞く力、どっちも大事。どちらかが得意でどちらかが苦手な子どもが多くて、両方できるって意外と難しい…。親が日常的に「どう思う?」「なんでそう思ったの?」と声をかけてあげると伸びやすいみたい。
③園としっかり連携する
残り少ない園生活だけど、親の前では見せない姿(得意・苦手・友達との関わり方)を先生はよく知ってるから、小学校に入る前に聞いておくと安心◎小学生になると一気に先生との距離が遠くなって、細かいところまでは把握されないらしい😇
以上!ちなみに今後の教育方針は「宿題を減らして自分で考える力を育てる」方向へ動いているっぽい📚学習指導要領もこの流れになりそうだから「自分で選んで、話して、聞ける」が重要に。2019年組、心配もあるけど無理せず気負いすぎないように準備していこ〜〜🫣 December 12, 2025
80RP
【「自立活動」の文言や目標について・第4回特別支援教育ワーキンググループ】
昨日は第4回特別支援教育ワーキンググループでした。テーマの一つは「自立活動」ということで、事務局から自立活動をよりわかりやすくするための提案や各教科との紐付け、子どもの自己決定の尊重などについて提案がありました。
私は事務局案にはないかなり突っ込んだ意見をしたつもりです。
みなさんはどう思いますか?
以下私の発言です。
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自立活動の文言や目標を変えたほうが良いのではと思っている。
現在の目標=「個々の児童又は生徒が自立を目指し、障害による学習上又は生活上の困難を主体的に改善・克服するために必要な知識、技能、態度及び習慣を養い、もって心身の調和的発達の基盤を培う。」
共生社会の実現を目指すこと、次期学習指導要領の基盤に多様性の包摂が入ること、個々の好きや得意を伸ばすという全体の方向性、障害者差別解消法が全面実施されていることなどを踏まえた時に、本当に自立活動と言う文言と目標がこれでよいのか?変化がとっても大きい20年を経て、平成21年当時の目標がそのままでよいのか。
現行の解説には、ICFや社会モデルについて書かれている。つまり障害のある人がいることを前提に今の社会がつくられていないが故に障壁が生じていること、それを解決するために合理的配慮が義務付けられていることも記載されている。
しかし、今の目標の「障害による学習上又は生活上の困難さ」と言う言葉からは、現状の困難さは機能的な障害からのみ生じているようにとらえられ、社会的障壁によって生じている、と読み取ることは難しい。困難さの背景には社会的障壁があるにも関わらず、社会の側が解決すべきことも含めて、本人が主体的に改善・克服しなければならない、というように個人モデルに偏ったように読み取れてしまう。
解説に説明があったとしても、目標が現行のままであることで、個人モデルに偏るのではないか。実際に特に通級・支援学級では、「本人が主体的に周りの子どもと同じようにできるようになること」を目的とした実践が多く行われている(パッケージ化した〇〇トレーニング)。子どもの願いを聞かずに、「できないところ探し」をして、得意や好きを伸ばすという視点はなく、できないところをただただトレーニングする、ということが多くの学校現場で起きている。好きや得意を活用したり、伸ばしたりすることで、困難さを解消することもできるにも関わらず、苦手を訓練的に克服する、という視点に偏りやすい。
「自立活動」と言う言葉についても、全部ひとりでできるようにならなければならないような印象を持つ。
例えば、目標に環境への働きかけとしての社会的な障壁の解消も含む社会参加、という視点もいれるのはどうか。
内容については、団体ヒアリングにもあった通り、本人が社会モデルや合理的配慮の概念を知り、自分がもっている権利を知り、環境に働きかけること、セルフアドボカシーについて追加がされるべきである。
目標が変わることによって、このような内容についても扱われやすくなるのではないか。
なお、足羽委員からも指摘があったように、小学校・中学校・高校における指導要領においても記載が必要だと考える。 December 12, 2025
18RP
おはようございます☀️
今日は週の中日!
仕事の合間に息子のペース走(最近はマラソン大会ないんです)の応援に行ってきます!
✅💡小学生マラソン大会豆知識🏃♀️
1. 冬の定番行事だった❄️
多くの学校で「持久走大会」として冬に開催。寒さで体力が奪われにくく、持久力を測るのに適していたんです。
2. 学年ごとに距離が違う
低学年は1〜2km、高学年は3〜5km程度が一般的。学習指導要領に基づき、体力に合わせて設定されていますよね🏃
3. 順位より“完走”が目的
教育的意図は「最後まで走り切ること」。努力や達成感を重視する方針が広く取られていたんです🏫
4. 保護者の応援が冬の風物詩
校庭や近隣コースで開催されるため、沿道で保護者が応援する姿が地域の恒例行事だった👨🦰👩🦰
5. なくなった理由は安全面と教育方針の変化
近年は熱中症や体調不良への懸念、交通整理など運営負担に加え、学習指導要領から「マラソン」が外れたこともあり、シャトルランやペース走など別の持久力測定へ移行する学校が増えています👀
今日も一日よろしくお願いします🙇 December 12, 2025
2RP
@lZLWog5AU298830 @J50418653 それは都市伝説です。
まともに筆圧の掛け方も練習していない人間がシャーペン持ったら芯が折れまくって授業・学習どころの騒ぎでははなくなるので、小学生にはシャープペンシルは推奨されていません。
書写の学習指導要領解説とか見てみると詳しくその辺り書いてる気がします。 December 12, 2025
1RP
拝聴しました✨
困難の改善・克服、という言葉には違和感がありました。
目標のアップデートを期待します!
できれば通級独自の学習指導要領があったらうれしいです。 https://t.co/xrdgXkCnFX December 12, 2025
1RP
https://t.co/x1yR5TrLwK ですか。「外れ値」は数学Iの学習指導要領に載っていて、解説には↓のように書かれています(1.5倍云々はTukeyの定義)。「外れ値は除外すべき値と捉えがちだが」(=そう教えている先生が多いが) https://t.co/ACqCBg7HjH https://t.co/SJao9Fsdi9 December 12, 2025
1RP
【教育課程部会 情報·技術WG(第4回)資料 https://t.co/134Jp8dUqD】
いや~、面白かった。次期学習指導要領では
《具体的には、高校卒業生全員に対し、数理·データサイエンス·AIを「日常の生活や仕事等の場で使いこなす」ことができる「リテラシーレベル」の学習を保障する枠組みを構築するとともに https://t.co/HfWmgeDB2n December 12, 2025
1RP
@TqP7PdnwIH53626 @7Znv478Zu8TnSWj 「子供に罪はない」というなら、いまだに慰安婦ガーとか侵略を謝罪しろとか、修学旅行の生徒達に土下座のマネさせるとかやめてから言えって感じですね(拉致被害者全員帰還と倭国の学習指導要領遵守は最低限必要、いやそれでも絶対嫌ですね) December 12, 2025
🎓【国語】読書で思考力UP!自分の考えを育てる自宅学習ガイド
📋 学習指導要領コード:8310213231500000
文章を読んで、そこに書かれている情報や考え方を深く理解し、自分の経験や知識と結びつけて、自分自身の考えをより確かなものにしよう。読んだ内容について、自分の言葉で説明したりすることで、理解を深めることができるよ。
🌟 こんな場面で役立つよ!
💡 ニュース記事やWebサイトの情報に触れた時、書かれている内容を鵜呑みにせず、「本当かな?」「なぜこう言えるんだろう?」と深く考えて、自分なりの意見を持つことができる。
💡 好きな小説や漫画を読んだ時、登場人物の行動や感情の背景を想像し、もし自分だったらどうするか、自分の経験と照らし合わせて考えることができる。
💡 趣味や関心のある分野(ゲーム、音楽、科学など)の専門記事を読み、その情報を元に自分なりの考察をまとめたり、もっと知りたいことを探したりできるようになる。
📚 学習のコツ
ただ文章を読むだけでなく、「なぜ?」や「どうして?」と問いかけながら、自分の頭で考える習慣をつけよう。読んだ内容を、誰かに説明するつもりで自分の言葉で整理してみるのも、理解を深めるのにとても効果的だよ。
🤖 AIに聞いてみよう
「[読んだ文章のテーマ]について、もっと深く考えるための質問を3つ提案して」
「[読んだ文章の要約]を読んだんだけど、この内容について、あなたの意見を100文字でまとめてみて」
🚀 将来の可能性
この学びは、情報分析の専門家、コンテンツクリエイター、研究者など、様々な情報を整理し、自分の考えを発信する仕事で大いに役立つよ。将来、どんな道に進むにしても、自分で考えて表現する力は、必ず君の強みになるはずだ。
#中学生 #国語 #AI学習 #自律学習 #学習指導要領 #不登校 #引きこもり
💡 もっと詳しく知りたい人は、いいね・RTで反応してね! December 12, 2025
【上位合格者の学習革命】:
「答えが説明となる一問一答」が変える教員採用試験
★はじめに
教員採用試験、特に教職教養や専門教養の分野において、知識の定着と応用力を高めるための学習法は、受験生にとって永遠の課題です。
多くの人が問題集を解いたり、参考書を読み込んだりといった学習を進めていますが、その中でも「一問一答」形式の問題を自作し活用する学習法は、非常に高い効果を発揮します。
しかし、一問一答の学習法には、合格に直結する「効果的な方法」と、時間を浪費してしまう「非効率な方法」が存在します。
本稿では、教員採用試験の学習を効率化し、知識の深い理解と応用力を養うための、真に効果的な一問一答の問題の自作と活用法について、学力の高い低いに関わらず、全ての受験生や指導者の方にわかりやすく解説します。
1. 非効率な一問一答の問題点
なぜ「カルタ方式」では応用が利かないのか
多くの方が「一問一答」と聞いて連想するのは、提示された問題文(説明文)に対し、それに対応する短い単語や用語、人名を瞬時に答える形式です。
これを本稿では、問題と答えの関係が単純な対になっているという意味で「カルタ方式」と呼びます。
1-1. カルタ方式の具体的な例
例えば、教育心理学に関する学習において、次のような形式で一問一答を作成することが一般的です。
例題1-1
問:
あるまとまりのあるものは、部分に分解不可能である、あるいは個々のものが集まることにより個々のものから予測できない性質をその全体がもつというものである。ということを主張した心理学を何と呼ぶか?
答:
ゲシュタルト心理学
例題1-2
問:
クロンバックが提唱した各個人の単なる能力レベルだけでなく、個々の学習者の学習スタイル(その個人が得意とする学習の方法)に対応した最適な教育方法があるとする考え方を何と呼ぶか?
答:
適性処遇交互作用(ATI)
1-2. カルタ方式の学習上の限界
このような形式の一問一答は、一見すると多くの用語を短時間で確認できるため効率的に見えますが、知識の定着と応用力の観点から、次のような深刻な問題点を抱えています。
1-2-1. 知識が「点」でしか定着しない
問題で問われている「概念の本質的な意味や定義」と、答えである「用語」が単純に紐付けられているだけです。
この方式で得られる知識は、特定のキュー(問題文)に対して特定のレスポンス(用語)を引き出すという、表面的な連想記憶に過ぎません。
1-2-2. 思考を伴わない「反射」に終わる
学習者が行っているのは、知識の理解や概念の分析ではなく、「この問題文にはこの単語が対応する」という「反射訓練」です。
そのため、本試験で問題の表現が少し変わったり、応用的な問いが出されたりすると、途端に手が出なくなってしまいます。
知識を「活用」する訓練が含まれていないためです。
1-2-3. アカデミックな理解との乖離
学問、あるいは教員としての実務において求められるのは、「ある用語が何を意味し、どのような背景や理論に基づいているのか」を自分の言葉で説明し、活用できる能力です。
カルタ方式では、用語の定義を問う問題形式(論述式、記述式)や、その知識を応用する面接や小論文などの場面で、全く役に立ちません。
受験勉強的な表面的な暗記に終始し、学問的な深い理解には至らないのです。
2. 合格に直結する効果的な一問一答
問題が短く、答えが長い「セオリー説明型」
真に効果的な一問一答とは、学習者が単語ではなく、概念や理論そのものを自分の言葉で説明できる力を養うための形式です。
理想的な形は、「問題が短く、答えが長い」セオリー説明型です。
2-1. セオリー説明型の具体的な例
カルタ方式の例題を、効果的なセオリー説明型に作り変えると、次のようになります。
例題2-1
問:
ゲシュタルト心理学とはどのような心理学か?
答:
あるまとまりのあるものは、部分に分解不可能である、あるいは個々のものが集まることにより個々のものから予測できない性質をその全体がもつというものである。ということを主張した心理学。
例題2-2
問:
クロンバックが提唱した適性処遇交互作用(ATI)とはどのようなものか?
答:
各個人の単なる能力レベルだけでなく、個々の学習者の学習スタイル(その個人が得意とする学習の方法)に対応した最適な教育方法があるとする考え方。
2-2. セオリー説明型の圧倒的な効果
このセオリー説明型の一問一答は、受験生に以下のような多大な学習上の利益をもたらします。
2-2-1. 知識が「構造」として定着する
学習者は「ゲシュタルト心理学とは何か?」という問いに対して、ただ用語を思い出すのではなく、その「定義」「主張」「核心的な内容」を正確に想起する訓練を強いられます。
こうすることで、知識は表面的な連想記憶ではなく、意味的なネットワークを持った構造として記憶に定着します。
2-2-2. 記述力 論述力が同時に養成される
答えが「説明文」そのものであるため、これを繰り返すことで、重要概念の定義を過不足なく文章化する能力が自然に身につきます。
これは、論述問題や小論文の対策に直結します。
教員採用試験において、専門性の高い知識を正確に記述できる力は、上位合格に不可欠な要素です。
2-2-3. 応用問題への対応力の獲得
知識が概念の中身として理解されているため、「この理論を授業でどう応用するか」といった応用的な問いに対しても、定義から導き出す形で論理的に対応できます。
例えば、「ゲシュタルト心理学」の定義(全体性の原理)を理解していれば、学習指導において「全体像を先に提示することの重要性」を導き出すことが容易になります。
2-2-4. 面接や集団討論での説得力の向上
面接や集団討論では、単語を羅列するのではなく、「教育観や指導方針の根拠となる理論」を明確に説明する能力が求められます。
セオリー説明型で訓練された受験生は、「私の指導の根拠は、適性処遇交互作用の考え方に基づいています。
具体的には、学習者の得意な学習スタイルに合わせた教材や課題を提供することで」といった、専門的かつ説得力のある語りが可能になります。
3. 効果的な一問一答の自作と活用のための具体的な手順
効果的な一問一答を自作し、学習を深化させるためには、以下の手順を意識することが重要です。
3-1. 問題の自作手順
3-1-1. 教材の精読と「核」となる概念の抽出
教職教養であれば教育原理、教育心理、法規、専門教養であれば学習指導要領解説などを精読します。
重要な用語、人名、理論、法律、定義、教育施策の「核となる一文」を見つけ出します。
3-1-2. 「問題」は短く、「答え」は長く設計する
抽出した「核となる一文」(定義や主張)を「答え」として設定します。
それに対応する「問題」は、「〇〇とはどのようなものか?」「〇〇を説明せよ」といった、答えの核心を問う簡潔な問いにします。
例(教職教養 法規):
問:
教育の目的について、教育基本法第1条ではどのように定められているか?
答:
教育基本法第1条は、教育の目的として、「人格の完成」という個人に関わる目的と、「平和で民主的な国家及び社会の形成者(国民)の育成」という社会に関わる目的の二つを定めています。
「人格の完成」は、人間性全体を調和的に発達させることを目指し、「社会の形成者の育成」は、真理と正義を愛し、勤労と責任を重んじる自主的精神に充ちた心身ともに健康な国民を育てることが期されています。
これは、教育が個人の幸福と社会の発展の双方に貢献すべき使命を持つことを示しています。
3-1-3. 記述の正確性と簡潔性の追求
自作した「答え」が、参考書や法律の条文の内容を正確に、かつできるだけ簡潔に表現しているかを確認します。
こうすることで、曖昧な知識のまま暗記することを防ぎます。
3-2. 活用の学習手順
3-2-1. 答えを見ずに「説明」を口頭で試みる
問題を見て、答えの文章を「見て暗記する」のではなく、「口に出して説明する」ことを繰り返します。
こうすることで、実際に記述したり、面接で話したりする訓練になります。
自分の言葉で説明できない箇所があれば、そこが未理解のポイントです。
3-2-2. 複数の知識の関連付けを行う
単に一問一答を羅列するだけでなく、「ゲシュタルト心理学の全体性の原理は、学習指導要領の『主体的 対話的で深い学び』のどの要素に繋がるか」など、複数の知識を関連付けて説明できるかを確認します。
知識の横断的な活用は、教員採用試験の合否を分ける重要なポイントです。
3-2-3. 教師の「実践」に繋げて説明する訓練
作成した一問一答の「答え」(理論や定義)を読み上げたら、続けて「これを教師としてどのように実践するか」という応用例を付加して説明する訓練を行います。
例:「適性処遇交互作用(ATI)とは...という考え方です。これを実践するため、私は授業で、グループ活動と個別課題という複数の学習形態を用意し、生徒が自分の学習スタイルに合った方法を選択できる機会を提供します。」
4. 受験勉強とアカデミズムの融合 学びの本質と知識の活用
「受験勉強のテクニック」と「学問的な探究」は全く異なるものだと主張する意見があります。
しかし、これは学習方法の優劣によって生じる見せかけの違いに過ぎません。
4-1. 知識の「貯蔵」と「活用」は表裏一体
カルタ方式のような下手な勉強法では、知識は単に「受験のための道具」として表面的な暗記に留まり、深い理解や応用には使えません。
この状態が「受験勉強は役に立たない」と言われる原因です。
一方、セオリー説明型の一問一答を通じて行う学習は、本質的には学問的な理解プロセスと同一です。
4-1-1. 学問的な思考プロセス
1. 問いを立てる(問題):
この概念は何を意味するのか?
2. 定義と主張を整理する(答え):
先行研究や文献に基づき、正確に定義する。
3. 適用を試みる(応用):
この理論は、教育現場のどのような現象を説明し、どのように活用できるのか?
このプロセスは、まさに学問における知識の探求と検証であり、効果的な受験勉強は、そのまま学問的な思考の訓練になっています。
4-2. 教師に求められる知識のレベル
教員には、教育基本法や学習指導要領といった教育の根幹をなす理論や規定について、正確に説明できる能力が求められます。
これは、生徒や保護者に対して指導の根拠を明確に示し、専門職としての信頼を築くために不可欠です。
用語や人名だけを知っている教師:
応用が利かず、指導に自信が持てない。
理論の定義と本質を正確に説明できる教師:
様々な課題に対して理論に基づいた指導ができ、説明責任を果たせる。
効果的な一問一答の自作は、受験生に対して、「教師として必要な知識を、責任をもって正確に説明できるレベル」への到達を誘導する、最も強力な学習ツールです。
5. 知識の活用能力を高める「問い」の設計
セオリー説明型の一問一答が優れているのは、知識を記憶するだけでなく、記憶した知識を「使う」ためのトリガー(引き金)を学習者に提供するからです。
この「使う」能力は、特に面接や論述で必要となります。
5-1. なぜ「答えが説明」である必要があるのか
知識の活用とは、特定の状況や課題に対して、関連する概念や理論を引っ張り出し、それを説明として組み立てる作業です。
例えば、単純な用語暗記(カルタ方式)では、「ゲシュタルト心理学」という単語を覚えているだけです。
しかし、セオリー説明型では、「ゲシュタルト心理学とは何か」という問い(トリガー)を訓練することで、概念の定義という塊全体を記憶から取り出すことができます。
この「定義の塊」が、応用問題や論述の際の文章の土台になります。
5-2. 知識の「階層化」と一問一答
教職教養の知識は、一つの大きなテーマの中に複数の理論や法令がぶら下がる「階層構造」をしています。
効果的な一問一答は、この階層を上から下まで理解することを促します。
5-2-1. 最上位の問い
最上位の問いは、教育の目的や理念に関するものです。
例:教育基本法が定める教育の目的と目標は何か?
例:学習指導要領が定める資質・能力の三つの柱とは何か?
5-2-2. 中位の問い
中位の問いは、具体的な理論や政策に関するものです。
例:適性処遇交互作用(ATI)が示唆する教育実践上の留意点は何か?
例:インクルーシブ教育システムの構築に向けた特別支援教育の役割を説明せよ。
5-2-3. 下位の問い
下位の問いは、具体的な用語や専門知識に関するものです。
ただし、答えは必ず説明文にします。
例:ピグマリオン効果とは具体的にどのような現象か?
例:教育公務員特例法における研修の意義と種類について説明せよ。
このように知識を階層的に整理し、それぞれの層で「答えが説明となる一問一答」を作成することで、試験でどのレベルの問いが来ても、知識を適切に引き出し、論理的に構成する能力が身につきます。
6. まとめ
効果的な学習がもたらす総合力
効果的な一問一答の自作と活用は、単に筆記試験対策に留まらず、教員採用試験全体、ひいては教師としての基礎力を高める上で極めて重要です。
6-1. 筆記試験における優位性
数百問のセオリー説明型一問一答を完璧に仕上げることで、教職教養や専門教養の知識は網羅されます。
用語暗記に比べ、応用問題や組み合わせ問題が出題されても、知識の核を理解しているため正答率が飛躍的に向上します。
この学習法によって、合格ラインを大きく超えることが可能になります。
6-2. 二次試験における即応性
面接や集団討論において、受験生の「教育に対する考え方」は必ず問われます。
その際、単なる一般論や感情論ではなく、教育基本法や学習指導要領、心理学的な理論といった確固たる知識を根拠として説明できる受験生は、圧倒的な説得力を持ちます。
6-3. 終わりに
学問的な姿勢の確立
受験勉強と学問は異なる、という主張は、知識を表面的な暗記で終わらせてしまう非効率な学習者にとっての言い訳に過ぎません。
本質を突いた効果的な学習法は、受験の合格という目標と、教師としての専門知識の確立という目標を両立させます。
受験生の皆さんは、ぜひ「答えが説明文となる一問一答」を作成し、知識を自分の言葉で説明し活用できる訓練を積み重ねてください。
これは合格への近道であると同時に、専門職としての教師の道を歩む上で欠かせない、思考力と説明責任を果たす力を養うための土台となるのです。
この努力が、皆さんを上位合格へと導き、教育現場で自信を持って活躍できる教師へと成長させることになります。 December 12, 2025
昨日の次期学習指導要領会議https://t.co/L0s0xTYaE1とも整合してる。いいんでないかな
ダメなのは予算があまりにショボいこと
選挙となると教育国債10兆とポピュリズム発動の国民民主が、高市教育ショボショボ補正予算に賛成を決めたこと
高校は旧来型の運動部や文化部をやってる場合じゃないのでは December 12, 2025
@Tsurusaki_H 動画内のアンケートにここで回答します。
私も算数・数学は得意だと思っていましたが、数Ⅲの極限で「やべぇ」と感じました。
数Bで複素数・複素数平面を習ったので、ゆとり教育のひとつ前の学習指導要領です。今なら高校の数ⅠAまでなら解けるかなあ…😅 December 12, 2025
@Nonamed_A どうなんでしょう。さっき学習指導要領を読んでみた感じでは、力学的エネルギーの保存までの様子でしたが、触れている教科書や便覧があっても変ではないなと感じました。
実際の教科書を入手してみたい気分です。 December 12, 2025
@mamadhuba @teaching_dragon 学習指導要領良く知らない教員がいるのも現状。
子が学校ボラ行ってた時に、大学生でも読み込んでいるのに怖ろしいなって言ってた。 December 12, 2025
@D0wnwhyper @oishiakiko 大石あきこ議員が、文科委員会で学習指導要領の法的拘束力について質問。書道を筆ペンで代用した場合の処分はおかしいと主張。
文科省側は要領に法的力あり、全体として合理的な基準だと回答。最高裁判決を基に説明。
大石議員は教師不足の現場実態を挙げ、政策のギャップが問題だと批判。 December 12, 2025
耐え難きを耐えというのは国民一丸となってという意味です
同胞のいじめに耐えろという意味では決してありません
そもそも僕たちは和民族と呼ばれながらなぜ和を大切にしようとしないのでしょう
和装だって和定食だってみなパーツが集まって一つとなる姿ですよね
もしそれで和になるのならパーツであっても喜べる感性が僕たち和民族には備わっているんです
この感性は世界のどの民族も持っていません
倭国は世界の希望だという事です
同時に分断統治を目論む側にとっては非常に都合の悪い相手とも言えます
当然ながら戦後の学校教育は戦勝国にとって都合のいいものが導入されています
その一つが学習指導要領の理解度を争わせる受験教育です
戦前の倭国では興味のある分野を争う事が当たり前でした
しかし戦後は自身の興味ではなく第三者の決めた要領を争わせています
これは倭国人の分断統治の基本です
できるだけ和が生まれないようにする仕組みがこの国のあらゆる所に仕掛けられています
和とは足し算の合計つまりワンネスの事です
そこにいる全員の合計が貴いのだと聖徳太子は言いました
倭国人とはどこまでも広がり続ける大和を目指さねばならない民族だという事です
そのためには小さな和に所属せず常に大和を求める意識の位置に自分を置き続ける人物が一定数必要です
もし学校が合わなかったりいじめに会うとするならそれは大和の宿命を負う人物だという事です
その大和の始まりを告げるホイッスルはまさに今吹かれようとしています December 12, 2025
ふと、これを読んで、小学校3年だか4年の地域の歴史のところで、宇都宮出身なので宇都宮の空襲を教わったが、学習指導要領の、その学年で地域の歴史を教えろとなっている点は今も変わっていないので、都市ごとにそういう話は学校で一応は語り継がれていくのだろうなと思ったり。 https://t.co/5zqTUEIfz5 December 12, 2025
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