小泉防衛相、中国のレーダー照射巡りNATO事務総長とテレビ協議 - 倭国経済新聞 https://t.co/aPf8utAAit
📢情報戦なんだから、どんどんと発信してほしい。拒否権があり実現困難だが、安保理開催も要求したら良い。 December 12, 2025

ありがとうございます。
つまり国家の継承（state succession）について、PRC（中華人民共和国）はROC（中華民国）を継承していないという事実です。

1. ロシアは「ソ連の正統な継承国」
ソ連崩壊後、ロシア連邦が国際的に国家継承として承認され、国連安保理常任理事国の地位も引き継ぎました。
そのため、領土問題を議論する相手が「ロシア」であることは国際法上整合しています。

2. 一方で、PRCは「中華民国を継承していません」
1949年にPRCが成立した時、国際社会はROCを中国の唯一の合法政府として扱っていました。
PRCは新しくできた国家であり、戦勝国でも講和条約の当事国でもありません。
・PRCは第二次世界大戦に参加していない
・PRCはサンフランシスコ平和条約（SFPT）に署名していない
・PRCは日華平和条約（台湾との講和）にも参加していない
つまり、PRCは戦後処理の当事者ではなく、戦勝国の権利も継承していないという点が決定的です。

3. 主張が成り立つための前提がそもそも違う
あなたの例えが成立するためには、
・ロシア＝ソ連の継承国
・PRC＝中華民国の継承国
である必要があります。

しかし現実は、
・前者（ロシア）は国際的に承認された国家継承
・後者（PRC）は国家継承ではなく、別の国家として後から成立
という、全く異なる法的構造です。

つまり、あなたのロシア／北方領土の例は、国家継承という国際法の最も基本的な概念を混同しているため、成立しません。
・PRCが戦勝国でも講和当事国でもない
・国家継承も認められていない
という国際法の前提から確認する必要があります。 December 12, 2025