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2025.11.22 13:00
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ほぼ漫画業界コラム263
【nano bananaショックの翌日考えたこと】
きっとAIはこれから、人間が作る漫画より優れた漫画を作れるようになるだろう。しかもそれを無限に作れるようになるだろう。
だが、いかに優れた漫画だとしても、僕は読みたいとは思わない。
少なくとも僕は、人間が介在した、人間の手による漫画にしか興味がない。そして同じように感じる人は大多数だと思う。
しかし現実には、漫画はもうAIによって造られ始めている。SNSではAI漫画が氾濫し始め、今は“AI漫画家”というラベルを自称してくれているが、そんな概念すらすぐ消えるだろう。もっと上手い人ほどAIを自然に使いこなすようになり、優れた商業漫画家ほどAIと相性が良い。
たくさんのスタッフを使って作品を作ってきた彼らは、指示相手が人間からAIに変わるだけだ。最終的には、その指示すらAIエージェントが担当するかもしれない。
だが、僕はそんな状況が長く続くとは思っていない。
理由は一つ。 「生産性が爆増しても、マーケットの総量は増えない」 からだ。
出版社の原資は増えない。電子書店も広告費に莫大なお金を使っており、そこが増える未来は見えない。海外市場に出ようにも、SNS上に優れた漫画が無限に溢れれば、そこに広告を差し込むだけで以前より遥かに金がかかる。
WEBTOONが倭国で思ったほど伸びない理由の一つも、海賊版とマーケ費用の重さだ。
だから、たとえAI導入で作画効率が10倍になっても、それを買う側にお金がない。
作り手の数だけ増えても、売り場は増えていない。
そしてAIが普及しても「技術格差がなくなる」わけではない。
むしろ逆だ。ネームが上手い人、少ない線でキャラの気持ちや重心を描ける人は、AIに投げた瞬間そのまま高品質の作画が返ってくる。
画力が弱い人はAIに修正の指示を何度も出し続けねばならない。
生産性の格差はむしろ拡大する。
つまり、既に商業で活躍している漫画家からすると、これは大きなチャンスでもある。作画コストが下がり、生産数が上がれば、いまより稼げる可能性がある。
ただし、それはあくまで “過渡期限定のボーナスステージ” だ。
原稿料がP1万円の漫画家が月に30P描いていたとする。AIで3000P描けます、と言われても、出版社もスタジオもそんな原稿料を払えるわけがない。
逆に原稿料単価が1000円になる?
それもない。
技術の革新より、現場の変化は必ず遅い。
つまり、いま仕事がある商業漫画家にはAIの恩恵が一時的に訪れると思う。ただ長期的には市場が飽和して価格競争が起きる。
供給が爆発し、需要が変わらない以上、それは避けられない。
小説も同じだ。AI小説が投稿サイトを埋め尽くす。
AI投稿禁止のサイトが現れても判別は困難だ。
編集者とリアルで会えば人間かAIかは分かるかもしれないが、それを全作品でやるわけにもいかない。
いずれAIの小説は人間の小説を凌駕するだろう。抗うのは不可能だ。
だが――
そんな大量生産された“面白いAI小説”を、僕は読みたいと思わない。
漫画も、アニメも、ゲームも同じだ。
どれほどハイクオリティであろうと、無限に複製できるものには、僕は魅力を感じない。
なぜか?
それは、人間の作品には “作った人間そのもの” が刻まれているからだ。
その人が生きて、失敗して、傷ついて、愛して、怒った痕跡がある。
そこに僕たちは価値を感じる。
AIはどれほど進化しても、
「作者本人の人生」だけは複製できない。
だから僕は、人間が作った漫画を読みたい。
そしてその価値は、これからむしろ強くなると思う。 November 11, 2025
7RP
そのうち、どっかの出版社で『WEB小説書籍化したら、AI生成だったことが発覚しました』っていうの出そう。
普通にちゃんと編集入って、細かい赤入れとかしてたらそのなかで作家さんの様子おかしいとかわかるはずですが、今どきはそのまま校正だけやって出すの珍しくないですからね…こっわ November 11, 2025
3RP
皆さまのご要望が出版社さんやAmazonさんに伝わったのか、原作版オルクセン王国史が「シリーズ購読」可能になりました。
ありがとうございます!
よろしくお願いいたします!
#オルクセン王国史 https://t.co/7vBgrC5tMY November 11, 2025
2RP
本屋さんで見つけて速攻でゲット。タイトルどおりのことを前職時代からずっと考え続けてる。
世の中で永く愛されているものって「思い込み」「あたりまえ」「常識」をぶっ壊したから。
機能的価値で差をつけるのが難しい時代。ポイントは情緒的価値になるのだけど、本に置き換えたら著者さんの魅力を出版社がどうアウトプットするかだと思う。
「企画書が大事」なんて言葉をよく聞くけれど、僕はこれには懐疑的だ。
本の企画を考える時。
①テーマとコンセプトがおおよその市場規模を決める
②著者さんの力(実績・影響力)が部数の下限を決める。
これって企画の段階では機能的価値でしか語れないと思っているから。
大事なのはここに、
③著者さんと一丸になって出版社が情緒的価値を編集していけるかだと思ってる。そこにこそ、出版社の存在価値だったり、「本」の魅力があると信じてる。
最近ありがたいことに「企画」の話をさせていただくことが多いのですが、①②だけで判断するのは本当にもったいないと感じています。
「既視感がある」とか「市場が狭いとか」は機能的価値だけでの判断になっていないかと。
情緒的価値には競合はない。
それを創る人、出版社が求められているのだと自戒をこめてポスト。
きっとこの本には、そんな③を生み出すヒントが詰まってる。 November 11, 2025
2RP
イタリアの二つの出版社より『どこの家にも怖いものはいる』の翻訳出版オファーをいただく。どちらかに決める必要があるわけですが、僕としては敬愛するダリオ・アルジェント監督の国で拙作が出ると考えただけで、もう嬉しくなっている。 https://t.co/aBLUJJAoiY November 11, 2025
1RP
イベントの名前は「9出版社合同 本のバーゲンセール @神保町」。
11月最後の週末、11月29日(土)と30日(日)、「NATULUCK(ナチュラック、と読みます)神保町」という近所の貸会議室を使って、イベントを開催します!
今回は貸会議室なので、雨天でも中止しません!→
https://t.co/0XazNwCHdS November 11, 2025
1RP
古本屋さんで見つけた「目で見る隠岐の100年」だって!写真集かあ、私もふるさとの写真集ほしいな。明治・大正・昭和の写真、絶対面白い。
目で見る隠岐の100年 : 写真が語る激動のふるさと一世紀 郷土出版社
https://t.co/e3qoIRnA87 November 11, 2025
言の葉配色辞典 (ingectar-e/山口謠司) が、紀伊國屋電子書籍の出版社合同冬のIT書フェアで1100円引きの、1100円(50%OFF)+10ポイント還元になりました。12/1(月)まで。
https://t.co/P4wpSYfNLj November 11, 2025
テレビ局や新聞社、出版社などが代表的なメディアハウスであり、これらの企業は、報道やエンターテインメント、広告などのコンテンツを制作し、それを視聴者や読者に提供することで、収益を得ています。 November 11, 2025
@MPWangTingyu 戦前からの、「台湾鳳梨缶詰販売共同株式会社」の論文を作成したあとに安倍晋三さんに見てもらいました、が、出版社を紹介しますと言うだけで。なーんにもしてくれませんでした。困ってます。 November 11, 2025
手法が、横行していますね!?
警察主導のもとに
そして、#マスコミ ・ #メディア ・ #出版社 などは、
百も承知なのに、一切、報じません
布団たたきおばさんが、本当に、かわいそうです… 😢
けっして、公平・公正・中立に、公益のために行っているとは、言い難いです
どうしても、#私怨、 November 11, 2025
#安倍晋三
戦前からの、「台湾鳳梨缶詰販売共同株式会社」の論文を作成したあとに安倍晋三さんに見てもらいました、が、出版社を紹介しますと言うだけで。なーんにもしてくれませんでした。困ってます。つまり、いー加減な対応。
#久野輝夫 https://t.co/eVlBCagRZJ November 11, 2025
@amasayo34 @Zeden9_xpl USUIさん、ありがとうございます😊✨
俳句素人の私が著名な出版社の本に掲載されたのは恐縮です🙏
お互いの文化をリスペクトして交流する。本当に素晴らしい事で意義深いです。 November 11, 2025
解釈可能なAI 機械学習モデルの解釈手法を実践的に理解する Compass Booksシリーズ (Ajay Thampi/松田晃一) が、紀伊國屋電子書籍の出版社合同冬のIT書フェアで2492円引きの、2491円(50%OFF)+22ポイント還元になりました。12/1(月)まで。
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https://t.co/euVd7A47oi November 11, 2025
見て試してわかる機械学習アルゴリズムの仕組み 機械学習図鑑 (秋庭伸也/杉山阿聖/寺田学/加藤公一(監修)) が、紀伊國屋電子書籍の出版社合同冬のIT書フェアで1474円引きの、1474円(50%OFF)+13ポイント還元になりました。12/1(月)まで。
https://t.co/ctRrvgZO97 November 11, 2025
子どもの文化普及協会経由で、いろいろと入荷です。新入荷のものも、いろいろあります。
左から、国書刊行会刊行の『詩人はすべて宿命である』。萩原朔太郎による1冊。
うちから詩集を出してくれている、詩人の石原弦さんが、先日、山村暮鳥さんの本が気になるらしいことを伝えてくれたので、入荷です。童話屋のこの詩集のシリーズ、いいよね。
片山令子さんの『惑星』は、みきてぃの推し本なので、売れるたびに再入荷しています。いい本です、実に。鎌倉の出版社、港の人さん刊行。
河出書房新社さんから、詩人の大崎清夏さんの新刊本も、再入荷です。大崎さんは前にうちでみきてぃらとトークイベントをうちで催してくださった方。『湖まで』という本の作者ですね。
青葉市子さんのエッセイ集も、売れ続けているので、再入荷を続けています。青葉市子好き庭文庫まわり多い。
音楽家のエッセイといえば、細野晴臣さんの『アンビエント・ドライヴァー』のちくま文庫版も再入荷。これも、いい本。
解剖学者の三木成夫さんの『内臓とこころ』と『生命とリズム』も棚にさしているだけで主に女性が買っていかれる。売れ筋。敬愛する学者です三木さん。
小林エリコさんの『この地獄を生きるのだ』は、新入荷です。うつ病、生活保護その他、いろいろと大変だった方が綴る自伝的ノンフィクション。読みたい方いるかもなあと思い入荷。
草思社さんからは、『苦痛の心理学』、みすず書房さんからは、こちらは再入荷ですが、『痛み、人間のすべてにつながる』。苦痛、痛みなどにまつわる本を、なんとなく入荷したくなり入れてみました。
スパニッシュ・ホラー文芸の傑作、『肉は美し』は、再入荷。店頭にて先日、これとてもおもしろそうでと買っていかれた方がいました。おもしろそうですよねほんとに。
作品社さんからは、『オルガスムの科学』を入れてみました。性的快楽。霊長類ヒトに見られるオルガスムの不思議。気になるので僕も読みたい。
レヴィ=ストロースの『野生の思考』は、展示中の木村くんの好きな本の1冊。売れたので再入荷です。名著。きわめて。それからレヴィ=ストロースは、『仮面の道』も、再入荷してみました。神話の構造分析を終えた彼はその分析手法を今度は、芸術に向けた。仮面における造形論理、その変換関係の解読に適用したわけですね。おもしろい1冊。
仮面といえば、最近ちくま学芸文庫入りした、『仮面と神話』も、入荷しました。おもしろそうなので。
そうした、人類学系の本ですと、同じくちくま学芸文庫からでた、『グアヤキ年代記』も、入荷です。クラストルによる1冊。こちらもおもろそう。
あと、国書刊行会のシュルレアリスム叢書のキャリントンによる1冊、『石の扉』。メキシコ魔術なんて、気になるじゃないですか。
そんな感じのものを今回は入れてみました。観てみてください。
百瀬雄太 November 11, 2025
誰でもおしゃれにプロっぽく スマホ1 台で動画制作はじめます! (JEMMA) が、紀伊國屋電子書籍の出版社合同冬のIT書フェアで1045円引きの、1045円(50%OFF)+9ポイント還元になりました。12/1(月)まで。
https://t.co/lHFPTtPto9 November 11, 2025
計測工学 (久保和良/井手尾光臣/加藤康弘) が、紀伊國屋電子書籍の出版社合同冬のIT書フェアで2310円引きの、2310円(50%OFF)+21ポイント還元になりました。12/1(月)まで。
https://t.co/yX31et6ZiR November 11, 2025
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