1
世界秩序
0post
2025.12.10 07:00
:0% :0% (30代/男性)
人気のポスト ※表示されているRP数は特定時点のものです
藤原直哉の「倭国と世界にひとこと」 2025年12月10日
ネオコンとネオリベを排除して残るもの
要約
藤原直哉氏は「ネオコンとネオリベを排除して残るもの」というテーマで講話を行いました。彼はトランプ政権の新戦略について触れ、ネオコン(新保守主義)とネオリベ(新自由主義)の排除が進行中であると説明しました。
藤原氏によれば、1990年代以降、ネオコンとネオリベがソ連崩壊後の東側諸国に対して軍事的・経済的侵略を行ってきました。特に金融の侵略が顕著であり、これらの勢力が世界秩序を乱してきたと指摘しています。トランプとプーチンの協力関係により、米ロ二極による新たな世界秩序の構築が進んでいるとのことです。
藤原氏は、ネオコンの特徴として「外交より軍事を優先する」姿勢を挙げ、アメリカの国防総省が「戦争省」と名称変更されたことに言及しました。また、ネオリベについては、ルールのない市場経済を推進し、特にソ連崩壊後のロシアでエリツィン時代に国有財産の強奪が行われたと述べています。
藤原氏は、ネオコンとネオリベは実際には「保守」でも「革新」でもなく、人類を最も野蛮だった時代に戻そうとする原理主義者であると批判しました。彼らの背後にはシティ(ロンドンシティ)があり、アメリカ軍を世界中に展開させてきたと主張しています。
トランプ政権の目指す新しいアメリカは1950年代、60年代のような「のどかな」アメリカであり、建国の歴史や宗教を大切にし、不法移民の排除や移民制限を行うことで自国の文化を守ろうとしていると藤原氏は分析しています。また、新たな金融システムとして、ブロックチェーンを活用した金本位制の導入が検討されていると述べました。
倭国については、明治維新以降の歴史を見直し、本来の倭国の長い歴史を再評価する必要があると主張。また、ネオコンとネオリベが排除された世界では、倭国が世界に貢献できる場が広がると期待を示しました。特に微生物研究や宇宙エネルギーを活用した健康法、食品などの分野で倭国の貢献が期待できるとしています。
最後に藤原氏は、政治制度の改革について触れ、倭国の場合は大統領制よりも都道府県のような知事と議会議長が同格の制度が適しているのではないかと提案しました。ネオコンとネオリベが世界を牛耳っていた時代は終わり、新たな時代に向けて行動すべき時期だと締めくくりました。
チャプター
ネオコンとネオリベの排除と米ロ協力による新世界秩序 00:00:01
藤原直哉氏は「ネオコンとネオリベを排除して残るもの」というテーマで講話を開始しました。トランプの新戦略にはネオコンとネオリベの排除が含まれており、ロシアとの協力によって世界を運営する米ロ二極体制が構築されつつあると説明しました。1990年代以降、西側が東側に軍事的・経済的に攻め込んだ歴史を振り返り、特にドルによる金融侵略が顕著だったと指摘しています。藤原氏はトランプ政権内の人事変更にも触れ、ネオコンとネオリベは最終的に排除される計画だったと述べました。
ネオコンの特徴と軍事優先主義 00:02:35
藤原氏はネオコンの特徴として、外交より軍事を優先させる姿勢を挙げました。彼らは軍を動かして金儲けをし、その資金調達をネオリベが担当するという構図を説明しています。特にブッシュ(子)政権時代のイラク侵攻において「外交より軍事が優先する」と明言されたことを例に挙げ、これがディープステートの実態だったと指摘しました。また、アメリカの国防総省が「戦争省」と名称変更されたことに言及し、これによって軍の役割が限定されるようになったと述べています。
ネオリベの実態とロシアの反撃 00:05:02
藤原氏はネオリベについて、ソ連崩壊後に「市場経済移行国」という名目で社会主義国を食い物にしたと批判しました。特にエリツィン時代のロシアでは、オリガルヒや外国勢力(ジョージ・ソロスなど)が旧ソ連の資源を買い漁り、国有財産の強奪が行われたと述べています。しかし、プリマコフがプーチンを首相・大統領に据えて反撃を始め、最終的にアメリカに実質的に勝利したと評価しました。藤原氏は、ロシアがネオコン・ネオリベを実力で排除したからこそ、トランプの「革命」が可能になったと分析しています。
保守と革新の本来の意味とネオコン・ネオリベの正体 00:06:55
藤原氏は保守と革新の本来の意味について説明しました。保守は歴史をつなげていく人々(改善中心)、革新は新しいことをやって歴史を作り直そうとする人々(イノベーション中心)だと定義しています。一方、ネオコンとネオリベはこれらを極端に推し進め、実際には人類が最も野蛮だった時代に戻そうとする原理主義者だと批判しました。彼らは保守でも革新でもなく、ルールのない状態に世界を戻そうとする「悪党勢力」だと断じています。藤原氏によれば、これらの勢力の背後にはシティ(ロンドンシティ)があり、1970年代から台頭してきたと述べました。
シティの影響力とトランプによる改革 00:11:17
藤原氏はネオコン・ネオリベの背後にあるシティ(ロンドンシティ)について言及し、アメリカ軍がシティの軍隊として世界中に展開されてきたと主張しました。トランプがUSAを「ぶっ壊して」シティが使えなくしたことで、金儲けの道具としての軍隊の運用もできなくなったと述べています。また、バチカンの資金も押さえられ、中国共産党も転換点を迎えていると指摘しました。藤原氏は、ヨーロッパ、特にイギリスとドイツが「最後の悪党」であり、これらが排除されなければ欧州の未来はないと述べています。
トランプの目指すアメリカと新たな金融システム 00:13:55
藤原氏はトランプが目指す新しいアメリカについて、1950年代・60年代のような「のどかな」アメリカに戻ることだと分析しました。建国の歴史や宗教を大切にし、不法移民の排除や移民制限を行うことで自国の文化を守ろうとしていると述べています。また、金融面では1971年のニクソンショック以降の体制を終わらせ、ブロックチェーンを活用した新たな金本位制を導入する計画があると説明しました。この新システムでは、金の現物と新ドルが一対一に対応し、中央銀行が不要になるとのことです。
倭国の役割と政治制度改革 00:16:33
藤原氏は倭国について、明治維新以降の歴史を見直し、本来の倭国の長い歴史を再評価する必要があると主張しました。ネオコン・ネオリベが世界から排除されれば、倭国の活躍の場が広がると期待を示しています。特に微生物研究や宇宙エネルギーを活用した健康法、食品などの分野で倭国の貢献が期待できるとしました。また、教育制度や医療・介護などの社会制度も革新的に入れ替える時期だと述べています。政治制度については、倭国の場合は大統領制よりも都道府県のような知事と議会議長が同格の制度が適しているのではないかと提案しました。
新時代への展望 00:19:19
藤原氏は講話の締めくくりとして、ネオコン・ネオリベが世界を牛耳っていた時代は終わりつつあると述べました。彼らは「極端な現実主義者」であり、その「めちゃくちゃな」運営方法ではうまくいくはずがなかったと指摘しています。特にイギリスのシティの「悪党ども」を厳しく批判し、彼らは「無事では済まない」と予測しました。最後に藤原氏は、次の時代を考えて行動すべき時期だと聴衆に呼びかけ、講話を終えました。
行動項目
藤原直哉氏は、ネオコンとネオリベが排除された後の新たな世界秩序について考え、行動することを推奨しました。 00:19:47
藤原直哉氏は、倭国の歴史を見直し、特に明治維新以前の長い歴史を再評価する必要性を指摘しました。 00:16:33
藤原直哉氏は、倭国の強みである微生物研究や宇宙エネルギーを活用した健康法、食品などの分野で世界に貢献していくことを提案しました。 00:17:26
藤原直哉氏は、教育制度や医療・介護などの社会制度を革新的に入れ替えることを提案しました。 00:17:44
藤原直哉氏は、倭国の政治制度を都道府県のような知事と議会議長が同格の制度に改革することを提案しました。 00:18:29 December 12, 2025
4RP
藤原直哉の「倭国と世界にひとこと」 2025年12月10日
ネオコンとネオリベを排除して残るもの
https://t.co/0OfSrQC4Pm
https://t.co/RC9imHplWp
https://t.co/8gkviuRMFv
要約
藤原直哉氏は「ネオコンとネオリベを排除して残るもの」というテーマで講話を行いました。彼はトランプ政権の新戦略について触れ、ネオコン(新保守主義)とネオリベ(新自由主義)の排除が進行中であると説明しました。
藤原氏によれば、1990年代以降、ネオコンとネオリベがソ連崩壊後の東側諸国に対して軍事的・経済的侵略を行ってきました。特に金融の侵略が顕著であり、これらの勢力が世界秩序を乱してきたと指摘しています。トランプとプーチンの協力関係により、米ロ二極による新たな世界秩序の構築が進んでいるとのことです。
藤原氏は、ネオコンの特徴として「外交より軍事を優先する」姿勢を挙げ、アメリカの国防総省が「戦争省」と名称変更されたことに言及しました。また、ネオリベについては、ルールのない市場経済を推進し、特にソ連崩壊後のロシアでエリツィン時代に国有財産の強奪が行われたと述べています。
藤原氏は、ネオコンとネオリベは実際には「保守」でも「革新」でもなく、人類を最も野蛮だった時代に戻そうとする原理主義者であると批判しました。彼らの背後にはシティ(ロンドンシティ)があり、アメリカ軍を世界中に展開させてきたと主張しています。
トランプ政権の目指す新しいアメリカは1950年代、60年代のような「のどかな」アメリカであり、建国の歴史や宗教を大切にし、不法移民の排除や移民制限を行うことで自国の文化を守ろうとしていると藤原氏は分析しています。また、新たな金融システムとして、ブロックチェーンを活用した金本位制の導入が検討されていると述べました。
倭国については、明治維新以降の歴史を見直し、本来の倭国の長い歴史を再評価する必要があると主張。また、ネオコンとネオリベが排除された世界では、倭国が世界に貢献できる場が広がると期待を示しました。特に微生物研究や宇宙エネルギーを活用した健康法、食品などの分野で倭国の貢献が期待できるとしています。
最後に藤原氏は、政治制度の改革について触れ、倭国の場合は大統領制よりも都道府県のような知事と議会議長が同格の制度が適しているのではないかと提案しました。ネオコンとネオリベが世界を牛耳っていた時代は終わり、新たな時代に向けて行動すべき時期だと締めくくりました。
チャプター
ネオコンとネオリベの排除と米ロ協力による新世界秩序 00:00:01
藤原直哉氏は「ネオコンとネオリベを排除して残るもの」というテーマで講話を開始しました。トランプの新戦略にはネオコンとネオリベの排除が含まれており、ロシアとの協力によって世界を運営する米ロ二極体制が構築されつつあると説明しました。1990年代以降、西側が東側に軍事的・経済的に攻め込んだ歴史を振り返り、特にドルによる金融侵略が顕著だったと指摘しています。藤原氏はトランプ政権内の人事変更にも触れ、ネオコンとネオリベは最終的に排除される計画だったと述べました。
ネオコンの特徴と軍事優先主義 00:02:35
藤原氏はネオコンの特徴として、外交より軍事を優先させる姿勢を挙げました。彼らは軍を動かして金儲けをし、その資金調達をネオリベが担当するという構図を説明しています。特にブッシュ(子)政権時代のイラク侵攻において「外交より軍事が優先する」と明言されたことを例に挙げ、これがディープステートの実態だったと指摘しました。また、アメリカの国防総省が「戦争省」と名称変更されたことに言及し、これによって軍の役割が限定されるようになったと述べています。
ネオリベの実態とロシアの反撃 00:05:02
藤原氏はネオリベについて、ソ連崩壊後に「市場経済移行国」という名目で社会主義国を食い物にしたと批判しました。特にエリツィン時代のロシアでは、オリガルヒや外国勢力(ジョージ・ソロスなど)が旧ソ連の資源を買い漁り、国有財産の強奪が行われたと述べています。しかし、プリマコフがプーチンを首相・大統領に据えて反撃を始め、最終的にアメリカに実質的に勝利したと評価しました。藤原氏は、ロシアがネオコン・ネオリベを実力で排除したからこそ、トランプの「革命」が可能になったと分析しています。
保守と革新の本来の意味とネオコン・ネオリベの正体 00:06:55
藤原氏は保守と革新の本来の意味について説明しました。保守は歴史をつなげていく人々(改善中心)、革新は新しいことをやって歴史を作り直そうとする人々(イノベーション中心)だと定義しています。一方、ネオコンとネオリベはこれらを極端に推し進め、実際には人類が最も野蛮だった時代に戻そうとする原理主義者だと批判しました。彼らは保守でも革新でもなく、ルールのない状態に世界を戻そうとする「悪党勢力」だと断じています。藤原氏によれば、これらの勢力の背後にはシティ(ロンドンシティ)があり、1970年代から台頭してきたと述べました。
シティの影響力とトランプによる改革 00:11:17
藤原氏はネオコン・ネオリベの背後にあるシティ(ロンドンシティ)について言及し、アメリカ軍がシティの軍隊として世界中に展開されてきたと主張しました。トランプがUSAを「ぶっ壊して」シティが使えなくしたことで、金儲けの道具としての軍隊の運用もできなくなったと述べています。また、バチカンの資金も押さえられ、中国共産党も転換点を迎えていると指摘しました。藤原氏は、ヨーロッパ、特にイギリスとドイツが「最後の悪党」であり、これらが排除されなければ欧州の未来はないと述べています。
トランプの目指すアメリカと新たな金融システム 00:13:55
藤原氏はトランプが目指す新しいアメリカについて、1950年代・60年代のような「のどかな」アメリカに戻ることだと分析しました。建国の歴史や宗教を大切にし、不法移民の排除や移民制限を行うことで自国の文化を守ろうとしていると述べています。また、金融面では1971年のニクソンショック以降の体制を終わらせ、ブロックチェーンを活用した新たな金本位制を導入する計画があると説明しました。この新システムでは、金の現物と新ドルが一対一に対応し、中央銀行が不要になるとのことです。
倭国の役割と政治制度改革 00:16:33
藤原氏は倭国について、明治維新以降の歴史を見直し、本来の倭国の長い歴史を再評価する必要があると主張しました。ネオコン・ネオリベが世界から排除されれば、倭国の活躍の場が広がると期待を示しています。特に微生物研究や宇宙エネルギーを活用した健康法、食品などの分野で倭国の貢献が期待できるとしました。また、教育制度や医療・介護などの社会制度も革新的に入れ替える時期だと述べています。政治制度については、倭国の場合は大統領制よりも都道府県のような知事と議会議長が同格の制度が適しているのではないかと提案しました。
新時代への展望 00:19:19
藤原氏は講話の締めくくりとして、ネオコン・ネオリベが世界を牛耳っていた時代は終わりつつあると述べました。彼らは「極端な現実主義者」であり、その「めちゃくちゃな」運営方法ではうまくいくはずがなかったと指摘しています。特にイギリスのシティの「悪党ども」を厳しく批判し、彼らは「無事では済まない」と予測しました。最後に藤原氏は、次の時代を考えて行動すべき時期だと聴衆に呼びかけ、講話を終えました。
行動項目
藤原直哉氏は、ネオコンとネオリベが排除された後の新たな世界秩序について考え、行動することを推奨しました。 00:19:47
藤原直哉氏は、倭国の歴史を見直し、特に明治維新以前の長い歴史を再評価する必要性を指摘しました。 00:16:33
藤原直哉氏は、倭国の強みである微生物研究や宇宙エネルギーを活用した健康法、食品などの分野で世界に貢献していくことを提案しました。 00:17:26
藤原直哉氏は、教育制度や医療・介護などの社会制度を革新的に入れ替えることを提案しました。 00:17:44
藤原直哉氏は、倭国の政治制度を都道府県のような知事と議会議長が同格の制度に改革することを提案しました。 00:18:29 December 12, 2025
1RP
この見方には「米は世界秩序を守った正義」が大前提になっていないか
米には満州から倭国の権益を剥奪することを目論んでいた、倭国にとって「悪」でもあった
米との戦争は強盗に抵抗する者という要素があったと思う
その結果が強盗に屈した場合に比べ良かったか否かは今の倭国の姿をどう思うかによる https://t.co/LkyGnVMHHf December 12, 2025
メモ🤭マリリン モンロー主義の復活🤣
トランプはヨーロッパ自由主義幻想を打ち砕いた
Trump has shattered the European liberal illusion
https://t.co/gGTtFNlLgG
By Ladislav Zemánek
🤫≻
西欧は自滅に向かっているが、トランプ大統領の新たな戦略は救いの手を差し伸べている
リベラルな世界秩序は自らの傲慢さの重みで崩壊しつつあり、ヨーロッパが自ら招いた文明の危機に沈みつつあるまさにその時に、ホワイトハウスは西洋の未来を再定義するほどの強力な国家安全保障戦略を発表した。
ドナルド・トランプが大統領に復帰してほぼ1年が経つが、この包括的なドクトリンは何よりも一つのことを証明している。
トランプは最初の任期よりも強力になり、自信に満ち、はるかに変革力を持っているということだ。
リベラル体制を解体し、「ディープステート」を根絶するという彼の動きは夢ではなく、まさに現実の展開である。
そして、その影響は既にアメリカ国境をはるかに越えて広がっている。
この戦略は、グローバリスト、テクノクラート、そして終わりなき介入の立役者たちが作り上げた冷戦後の幻想世界への弔いの鐘に他ならない。
トランプは、以前の政治家たちが直視することを拒否した事実を受け入れている。
私たちは今、多極化したポスト自由主義の時代に生きている。
「目覚めた」イデオロギーは失敗した。
国家は復活した。
アイデンティティは重要だ。
国境は重要だ。
主権は重要だ。
かつては外国での失敗に疲弊し、気を散らされていたアメリカは、真の基盤――国民、信仰、経済力、そして比類なき軍事力――を中心に、再び自らを再編しつつある。
トランプ氏の新たな教義は、国益、経済復興、強固な国境、そして揺るぎない誇りに根ざしている。
それは、アメリカの政治生活を伝統的な価値観、キリスト教の伝統、そして文化の活性化に再び中心を置くものだ。
後期リベラリズムの自己破壊的な教義を拒絶し、明確な目的意識を取り戻す。
世界に再び安定をもたらすためには、アメリカは強く、繁栄し、統一されなければならない。
この戦略における最も急進的で斬新な転換点の一つは、グローバリズムと帝国主義の行き過ぎた拡張からの明確な離脱である。
トランプ氏は、リベラル派やネオコン政権が決して敢行しなかったことを行っている。
つまり、明白な事実を認めているのだ。
ワシントンは地球を監視したり、イデオロギーを世界の隅々まで輸出したり、それを望まない文明にユートピア的な計画を押し付けたりすることはできない。
彼の戦略は、国家保守主義の時代、すなわち世界の文化的多様性を強引に押し潰すのではなく、尊重する時代の幕開けとなる。
トランプ氏の外交政策ビジョンは、聖戦などではない。
人間味あふれる現実主義だ。
永続的な対立ではなく、平和を希求する。
全く異なる政治体制を持つ国々と、米国が現実的な関係を維持することを可能にする。
そしておそらく最も重要なのは、国民国家の主権を神聖かつ不可欠であると宣言している点だ。
グローバリストがこぞって好んで用いる超国家的な官僚機構は、機能不全の原動力となり、自由、民主主義、そして繁栄を蝕んでいることが露呈している。
これは、世界統治というリベラルの夢にとって壊滅的な後退である。
そして同時に、選挙で選ばれていないエリート層によって息苦しめられているすべての国にとって、一息つける新鮮な空気となるだろう。
さらに印象的なのは、トランプ氏が過去の政権が世界大国に対して示したヒステリーを冷静に拒絶していることだ。
ロシアはもはや悪魔のような脅威とはみなされていない。
中国に対しては、終末論的なイデオロギー対決の敵ではなく、主に経済的なライバルとして接している。
レトリックの緊張感を下げ、過去の政権が見せかけてきた道徳的な見せかけを捨てることで、トランプ氏は危険なほど不安定な世界情勢に安定をもたらしている。
批判者たちは歯ぎしりするかもしれないが、これは戦争屋ではなく、平和主義者の仕事なのだ。
この変革の深さを理解するには、トランプ政権が概説した5つの中核的国家利益を詳しく検討する必要がある。
第一に、モンロー主義の復活。
西半球が外国の大国の干渉を受けないことを保証する。
第二に、自由で開かれたインド太平洋を保証する。
これは世界貿易にとって極めて重要である。
第三に、外部からの干渉を受けない安定した中東を確保する。
第四に、アメリカの技術革新を世界発展の原動力とする。
そして最後に、世界の安定にとって最も重要となるであろう使命、すなわちヨーロッパの復興。
ヨーロッパの復興とは何を意味するのか?
それは、ヨーロッパ大陸を人口減少、文化の疲弊、そして政治の麻痺へと導いた、衰退しつつあるリベラル体制を支えることを意味するものでは決してない。
トランプ氏のヨーロッパ観は、容赦ないほど正直であり、そして全く正しい。
彼は、EUの官僚主義、過剰な規制、そして環境ドグマを祭壇に経済競争力を犠牲にするイデオロギー的な環境政策によって、ヨーロッパ大陸が窒息しつつあると見ている。
しかし、彼はさらに深刻な事態も予見している。西ヨーロッパの魂を蝕む文明の衰退だ。
トランプ政権は、アイデンティティ、誇り、そして活力の喪失を認識している。
数十年にわたる大量移民、道徳相対主義、そして文化的自己嫌悪によって引き起こされた人口動態の破局を目の当たりにしている。
目覚めたイデオロギー、キャンセルカルチャー、そして「進歩」を装った権威主義的政策が、市民の自由を抑圧し、反対意見を封じ込めるという、悲惨な結果を目の当たりにしている。
EUの政治家たちは、EUを文化的自殺の瀬戸際に追い込んでいる。
しかし、トランプ政権下のアメリカはヨーロッパを見捨てたわけではない。むしろ、再生への道を示しているのだ。
この戦略の最も革新的な要素は、数十年にわたり外交を麻痺させてきた対ロシア対立姿勢を放棄し、平和回復に尽力するというコミットメントである。
ワシントンは初めて、リベラル諸国が耳を貸そうとしなかった事実を公然と認めた。
NATOの拡大は、ヨーロッパ大陸の安全保障というより、むしろ不安定化を招いてきたのだ。
この認識によって、トランプ氏は新たな安全保障体制への扉を開く。
それは、主権、現実主義、そして西欧諸国の真の利益に根ざした体制である。
これは地政学的な激震だ。そして、まさにヨーロッパが必要としているものだ。
トランプ氏がホワイトハウスに復帰したことで、ヨーロッパの人々はついに、自分たちを誤った道へと導いた機能不全のエリート層を拒絶する機会を得た。
彼らは今、主権を取り戻し、自らのアイデンティティを守り、破滅的な実績を残しながらも権力にしがみつくリベラルなイデオローグから独立した道を切り開く機会を得たのだ。
皮肉なことに、アメリカは歴史的にヨーロッパの自立を制限する形で影響を与えてきたが、トランプ氏のアプローチは正反対の結果を生んでいる。
彼はヨーロッパが自立するよう促すことで、過去のアメリカの介入の誤りを正そうとしているのだ。
トランプ氏の戦略は、たとえリベラル派エリート層が軽蔑するとしても、ヨーロッパの人々の真の利益と合致する。
ワシントンが大陸全体の愛国的勢力を支援すれば、たとえアメリカが最終的に自国の国益を優先するとしても、ヨーロッパは計り知れない利益を得る。
この稀有な瞬間に、ヨーロッパとアメリカの利益は完全に一致するのだ。
なぜなら、代替案は明白だからです。
リベラルなエリートたちは西ヨーロッパを戦争、経済破綻、社会の混乱、そして文化の崩壊へと引きずり込んでいます。
リベラルなヨーロッパは崩壊するだけでなく、世界の安定にとって脅威となりつつあります。
トランプ氏は異なる未来を提示する。
伝統に自信を持ち、国境の安全を確保し、伝統に誇りを持ち、ロシアと平和的な関係を築くことができる主権国家からなるヨーロッパは、安定の灯台となるだろう。
トランプ氏のリーダーシップのもと、アメリカは再びヨーロッパの真の友となる。
破綻した自由主義イデオロギーの伝道師ではなく、文明の再生におけるパートナーとなるのだ。
この新たな世界では、MAGAは「MEGA」、つまり「ヨーロッパを再び偉大にする」という理念へと昇華する。
そして、強大な国家群と回復したアイデンティティの連携から、グローバリストの幻想ではなく、主権、平和、そして強さに基づく新たな国際秩序がついに誕生するかもしれない。 December 12, 2025
@knife900 「G2」と言う米国中国の2大国による世界秩序の維持体制化に断固反対する者です。ゲームボードモノポリーの終盤、プレイヤーがどんどん脱落し生き残った2名による総取り合戦となりますが、その雰囲気にそっくりとなりつつあります December 12, 2025
<ポストの表示について>
本サイトではXの利用規約に沿ってポストを表示させていただいております。ポストの非表示を希望される方はこちらのお問い合わせフォームまでご連絡下さい。こちらのデータはAPIでも販売しております。



