ラテン語 トレンド
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2025.12.10 16:00
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歌劇「マゲローネのロマンス」稽古が進んでいます。
東京文化会館もクリスマスの装い。
そして稽古は楽しく厳しい内容。雰囲気は楽しく、実際稽古は楽しいのですが、今回は台詞が膨大にあり、プレッシャーはハンパないです。
でも、その台詞が今は楽しくて仕方無い、と言うのも事実。
ご案内した、フィッシャー・ディースカウ変奏曲(NHK-FM)でも朗読の話しが沢山でました。ディースカウさん幼少の頃から父親の影響で文学に親しんで良く朗読をしていたそうです。それであの言葉への鋭いアプローチ、とても納得が行きました。
その流れで番組内で僕も朗読を披露することになり・・・楽しみに聴いて下さい。15日から4日連続で19時35分からです。
話が逸れましたが、マゲローネ。
演出の岩田さんが昨日の稽古でラテン語とロマンス語の違いについて話してくれて、えらく腑に落ちました。
その「ロマンス」。マゲローネの「ロマンス」なんですね。
ティークという作家に、この作品以外で馴染みがなかったのですが、当時はとても人気があったことは聞いていて。でもそこがまさにティークの、そしてロマンスの意味だったのだと。
言うなれば、限られた言わばエリートのための言語であったラテン語は高尚で、高い質を持った言語文化であると同時に拡がりがない。その文化自体が拡がることを忌避しているのかもしれない。
ロマンス語は、それに対して、より民衆のものであり拡がる特質を持っていて、もちろん言語としても地産地消的に特色を帯びながら拡がっていきます。個の尊重でもありますね。
僕にはこの、ラテン語とロマンス語の違いが、トップダウンとボトムアップの対比に見えてならないです。
ラテン語はエリートの言葉であり、エリート教育的とも言えるか。ロマンス語はごちゃ混ぜラーニング的というか。。。
ティーチングとコーチングの対比にも見えます。
そして!ロマンスは当然、「恋愛」のロマンスでもあり、またまた、ローマ言葉と言う事でもある。
今回は、僕が大好きで大好きで仕方ない、ブラームスの「軟派」なところ(愛の歌とか民謡とかで顕著)と、交響曲でみられる様な荘重でイカツいところ、その両方がちりばめられているこのマゲローネ、こういう形で上演出来ることが嬉しくて仕方ありません。
本番まで2週間を切りました。是非お運びいただき、ロマンスの世界に浸っていただきたいです!
お待ちしています。
https://t.co/iKgXEqar2P December 12, 2025
ラテン語を勉強するのにフランス語で書かれたラテン語の辞書を
私も「凄いなぁ」と思ったから覚えてる。
お金でお買い上げではない本物の名誉です。 https://t.co/N38s6XH4Tx December 12, 2025
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