【明日は農林水産委員会で質疑】

明日、12/18は今年最後の農林水産委員会が開かれます。私も畜産関係の質疑を行います。

年末年始は冬休みで学校給食がなくなり、お正月は家庭で牛乳があまり飲まれず、年間でもっとも消費が落ち込む時期となります。

乳牛は毎日搾乳が必要なため生産調整が難しく、大量廃棄の危機が懸念されますので、政府の対策を質します。

また、令和5年6月14日の農林水産委員会で、私が乳製品の指定団体による乳製品の購買奨励について質問したところ、政府からは「乳製品の購買奨励の事例でございますが、ホクレンと九州がやっていると聞く」との答弁がありました。

この政府が把握している「乳製品の購買奨励の事例」を具体的に確認し、酪農の現場の生産者が買わされたりしてはいないかチェックします。

これからの季節、鳥インフルエンザの蔓延リスクが高まります。鳥インフルエンザが発生した際は、殺処分して埋却する決まりになっていますが、全国的に埋却地は足りているのか、農林水産大臣の見解を伺います。

2023年1月に宮崎県川南町で鳥インフルエンザが発生した際、他人の土地に埋却しトラブルになる事案が発生しました。その後の宮崎県の調査では、埋却地の事前確保が必要な家畜を飼育する農場が6613戸あったうち、約330戸が他人の土地を埋却地として県に報告していることがわかりました。

さらには埋却地を用意できていない農場も約140戸あることも判明しました。宮崎県は他人の土地を埋却地とする農家について、土地所有者から同意を得ているか、契約書を交わしているかを確認するのに3年ほどかかるとしていますが、その確認作業の進捗について確認します。

最後に、鳥インフルエンザの殺処分に携わった自治体職員が心身の不調を訴えています。寄せられた相談や訴えの内容には「発熱」「せき」「頭痛」「不眠」「食欲不振」「フラッシュバック」など、身体的・心理的状況を訴えるものが見られました。実務を担う職員の強いストレス、疲弊を防ぐために国として防疫体制を見直すなどの対策はないのか、農林水産大臣に質します。

質疑の様子は、衆議院インターネット審議中継で見ることができますので、見ていただけましたら幸いです。

#国民民主党 #長友しんじ #対決より解決 #鳥インフル #農林水産委員会 December 12, 2025