軍事研究 トレンド
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2025.12.15 09:00
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ソ連は731部隊員の一部を捉え軍法裁判に そして一部の研究資料も確保した、
① ソ連は731部隊関係者を拘束し、軍法裁判にかけた
→ 事実です。
● 概要
1945年8月以降、満洲に進攻したソ連軍は
731部隊および関連部隊(100部隊など)の一部要員を捕虜にしました。
その後、1949年12月に
**ハバロフスク軍事裁判(ハバロフスク裁判)**を実施。
● 被告
倭国軍将校・軍医・研究者 12名
階級は大佐級を含む幹部クラス
● 罪状
細菌兵器の開発・製造
細菌戦準備
人体実験への関与
② 裁判で731部隊の実態は公式に認定された
ハバロフスク裁判では、
731部隊の存在
人体実験の実施
ペスト菌・炭疽菌などの兵器化
中国各地での細菌散布
が被告自身の証言と文書資料により詳細に示されました。
この裁判は
世界で初めて、731部隊の細菌戦を公的に認定した法廷
でもあります。
③ ソ連は研究資料も一部確保していた
→ これも事実です。
実験データの一部
細菌培養・散布に関する技術情報
現地施設・装置の残存物
ただし、
731部隊の中枢資料の多くは倭国側が焼却
重要研究者の多くは米軍に先に接触
したため、
ソ連が得た資料量はアメリカより限定的だったと考えられています。
④ なぜソ連の裁判は長く「信用されなかった」のか
冷戦期、西側諸国ではこの裁判について、
「共産圏のプロパガンダ裁判」
「自白強要ではないか」
とする評価が強く、
公式にはほぼ無視されました。
しかしその後、
倭国側資料の公開
元隊員の証言
米国公文書の機密解除
により、
ハバロフスク裁判の内容は概ね正確だった
とするのが現在の歴史学の主流です。
⑤ 米国との決定的な違い
ソ連アメリカ731部隊員を裁いた免責取引を行った細菌戦を犯罪として扱った軍事研究価値を優先裁判記録を公開長年機密扱い
結果として、
真実を最初に明らかにしたのはソ連だったが、
冷戦構造の中でその声は封じられた
という皮肉な構図が生まれました。
⑥ 総合評価
米国:データを取り、裁かなかった
ソ連:裁いたが、世界に信じられなかった
倭国:長く沈黙した
この三者の行動が重なり、
731部隊の問題は戦後数十年間、国際社会で正当に扱われなかったのです。 December 12, 2025
4RP
よく当人の目から見て軍事上の大きめの失敗を言う時に"戦史に残る"って書かれるが、ここで言う戦史って何?“軍事研究"とか"歴史群像"?父親がよく読んでいるけども…(私もたまに読む) December 12, 2025
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