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社会保障制度
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2025.12.18 08:00
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倭国の現役世代は手取りの約3割を高齢者給付に回している計算になり、圧倒的に世界最高水準、米国や北欧の2倍です。
「国民負担率」は国全体の平均値に過ぎず、現役世代の実感を表しません。より実態に近いのは「高齢者の実質的な受益」を「現役世代の実質的な所得」で割った比率です。ここでいう実質的受益とは、年金・医療・介護などの高齢者向け給付総額から、高齢者自身が負担している税や医療・介護保険料、自己負担を差し引いたもの。現役の実質所得とは、手取り給与(税・社会保険料を差し引いた後)に、現役世代自身が受け取る医療や家族手当、雇用保険などの給付を加えたものです。
この指標で計算すると、倭国では2022年度時点で現役世代のリソースの約25〜29%が「高齢者の純受益」に移転されている結果となります。つまり現役が手取り+給付で使える資源のうち、約3割が高齢者に回っている計算です。
他国と比較すると、例外的にフランスは29〜32%と倭国以上に重いでずが、ドイツは23〜27%と倭国よりやや軽い水準。一方でスウェーデンは15〜16%、米国は12〜14%にとどまり、倭国の現役世代は米国や北欧のほぼ2倍の割合で高齢者を支えていることになります。
この違いの背景には制度構造があります。北欧は消費税や所得税を中心に「全世代から広く取る」仕組みで、高齢者も消費を通じて負担を分かち合うため、現役に集中しません。米国は社会保障制度の規模自体が比較的小さく、さらに高齢化率もまだ低いため、この比率は小さいのです。
倭国は世界一の高齢化率に加え、社会保険料中心で「現役から高齢へ」の所得移転が際立つ仕組みになっています。国民負担率はOECDで中位ですが、実際の現役世代にとっての負担感は、国際的に見ても最重級であることがわかります。
↓独自調べの表 December 12, 2025
50RP
非難すごいけど、社会保障制度見直せって暴れるからこうなるよね。あいつらに正論言っても、とんでもない化け物つくるだけだから。 https://t.co/RXiEW9JOGk December 12, 2025
高額医療費を使っている層の大半が70歳以上の高齢者という現状で、年収200万円以上は限度額引き上げってそりゃ狂ってるわな。
そりゃ現役世代も潰れるよ。
いっそ自分の親は自分で面倒を見たほうがマシまである。そういう意味ではもはや社会保障制度は「保険」としての性質を失っている。 https://t.co/ANVRXf3vlE https://t.co/n6rESPslul December 12, 2025
@genkinajiro 政策を作る側の想像力が足りない。健康人には患者の置かれている状況や気持ちがわからない。お金の計算ばかりで物事決めている。社会保障制度改革に患者視点も取り入れなければ、バランスの取れた制度にならない。 December 12, 2025
@nikkei 中道って何?倭国は、最も成功した社会主義国家とも言われる。倭国の中道って、世界的に見て、完全に左寄りじゃないの?そうじゃなきゃ今の社会保障制度はありえない。 December 12, 2025
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