#名文の一部をヤバいに変えると語彙力ゼロ　で古典文学も世界の名著も偉人の名言もすべてがヤバくなる

#名文の一部をヤバいに変えると語彙力ゼロ　で古典文学も世界の名著も偉人の名言もすべてがヤバくなる 2016.11.16 13:34 UP

春はやばい

夏はやばい
雨など降るもやばし

秋はやばい
日入り果てて、風の音、虫の音など、やばすぎて言ふべきにあらず。

冬もやばい
昼になりて、火桶の火も、白き灰がちになりてワロチ。

清少納言『本当はやばい枕草子』
#名文の一部をヤバいに変えると語彙力ゼロ
— ＧＥＯジオ@中国・台湾・香港迷 (@japanchinaGEO) 11月16日

Twitterで今人気のタグ、「#名文の一部をヤバいに変えると語彙力ゼロ」。聖書から倭国の古典までありとあらゆる名作が語彙力ゼロ化してヤバくなっている。
元ネタの出典も紹介しているので、本当は何だったのか気になる方はチェックしてみては？
【関連記事】もしもあの名作に語彙力がなかったら？　#クソ語彙小説　が話題

ことわざや故事成語もヤバい

#名文の一部をヤバいに変えると語彙力ゼロ

楚の商人は自慢して言った、

「私の盾は堅くてヤバい」と。

さらにその矛を自慢して言った、

「私の矛は鋭くてヤバい」と。

ある人が言った、

「あなたのヤバい矛であなたのヤバい盾を突いたら、どうなるのですか」と。

「マジヤバい」
— 歪穀帝 SEED･ディオーサ (@SEEDDIOSA) November 16, 2016

漢文の授業でおなじみ、「矛盾」のエピソード。

あの偉人の名言もヤバい

「来た、見た、ヤバかった」#名文の一部をヤバいに変えると語彙力ゼロ
— dragoner@金曜東ｄ09b (@dragoner_JP) November 15, 2016

ジュリアス・シーザーの名言。

深淵を覗くとき深淵もまたこちらを覗いててヤバい #名文の一部をヤバいに変えると語彙力ゼロ
— ケシミにゃん (@k43ii) November 15, 2016

ニーチェ。

我思う故に我ヤバイ #名文の一部をヤバいに変えると語彙力ゼロ
— ♨︎ (@temenarc) November 15, 2016

デカルト。

聖書もヤバい

さて、昼の１２時から地上の全面が暗くなって、３時に及んだ。そして３時ごろに、イエスは大声で叫んで、『ヤバい』と言われた。それは、『我が神、我が神、どうして私をお見捨てになったのですか』と言う意味である。 #名文の一部をヤバいに変えると語彙力ゼロ
— スドー (@stdaux) November 16, 2016

#名文の一部をヤバいに変えると語彙力ゼロ

ひとはパンだけによって生きるのではなく、神の口から出るヤバい言葉によって生きる。
— 上馬キリスト教会 (@kamiumach) November 15, 2016

倭国文学の名作もヤバい

メロスはヤバかった。必ず、かのヤバい王をヤバくしなければならぬと決意した。メロスには政治がわからぬ。メロスは、村のヤバい人である。ヤバいのを吹き、ヤバい奴と遊んで暮して来た。けれどもヤバいことに対しては、ヤバいくらいに敏感であった #名文の一部をヤバいに変えると語彙力ゼロ
— まてかい (@matekai1102) November 15, 2016

太宰治『走れメロス』。

#名文の一部をヤバいに変えると語彙力ゼロ
ヤバい生涯を送ってきました。
— ドライ (@wNkoZsZMwhuDr7b) November 15, 2016

太宰治『人間失格』。

#名文の一部をヤバいに変えると語彙力ゼロ

古池や蛙飛びこむヤバイ音
— れううい (@_ReUui_) November 16, 2016

松尾芭蕉の俳句。

「精神的に向上心のないものは、ヤバい」
私は二度同じ言葉を繰り返しました。そうして、その言葉がＫの上にどう影響するかを見詰めていました。
「ヤバい」とやがてＫが答えました。「僕はヤバい」#名文の一部をヤバいに変えると語彙力ゼロ
— 二宮賢人会 (@Bibliophilia_JP) November 15, 2016

夏目漱石の『こころ』。

智に働けばヤバい、情に棹させばヤバい、意地を通せばヤバい、兎角この世はヤバい

#名文の一部をヤバいに変えると語彙力ゼロ
— ボイラーマン (@kawaguitarra) November 15, 2016

夏目漱石の『草枕』。

トンネルを抜けるとそこはヤバかった
#名文の一部をヤバいに変えると語彙力ゼロ
— 柳城美咲 (@ryuujou_misaki) November 16, 2016

川端康成の『雪国』。

虎は、あわや躍りかかるかと見えたが、たちまち身を飜えして、元の草むらに隠れた。草むら中から人間の声で「ヤバかったー」と繰返し呟つぶやくのが聞えた。
その声に袁參は聞き憶えがあった。驚懼の中にも、彼は咄嗟に思いあたって叫んだ。
「ヤッベー」#名文の一部をヤバいに変えると語彙力ゼロ
— たられば (@tarareba722) November 16, 2016

中島敦の『山月記』。

みんな違って、みんなヤバい。#名文の一部をヤバいに変えると語彙力ゼロ
— yamaken (@yamaken0403) November 15, 2016

金子みすゞ『私と小鳥と鈴と』。

「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」と言えり。
されども今、広くこの人間世界を見渡すに、ヤバいくらいかしこき人あり、
ヤバいくらいおろかなる人あり、ヤバいくらい貧しきもあり、ヤバいくらい富めるもあり、ヤバいくらい貴人もあり…
#名文の一部をヤバいに変えると語彙力ゼロ
— 炒飯? (@genthalf) November 15, 2016

福沢諭吉『学問ノススメ』