文藝春秋 トレンド
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2025.12.06 09:00
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①ジャニーズ事務所が名前を変え補償に専念することとした会社がスマイルアップ。スマイルアップは補償が終わると廃業します。
②スマイル社とは別会社として2023年に設立されたのがスタートエンターテイメント。スタエンはスマイルアップと資本関係もない全くの別会社です。なおジャニー氏が亡くなったのは2019年。スタエン設立の4年前です。
③このスタエンに旧ジャニーズ事務所のタレントの多くが移籍(その多くが所属ではなくエージェント契約だと思われます)。一部は移籍せず独立。スマイルアップに残っているタレントはおらずスマイルアップは補償に専念しています。
④朝日新聞の記事の被害申告者の田中さんともう一人の申告者である飯田さんが、田中さんが1997年に、飯田さんが2002年に、それぞれネバダ州ラスベガスのホテルでジャニー氏から性加害を受けたとして、損害賠償請求訴訟をスマイルアップやスタートエンタテインメント社相手にネバダ州の裁判所に提起しました。2024年12月。
⑤スタエン社はこれに対しその時に会社はなかったのだから自社に損害賠償の義務はない、として債務不存在確認訴訟を倭国の裁判所に起こしたのが朝日新聞の記事にある訴訟。
⑥スタエン社の主張は最もだと私は思います。会社がなかった時代のことを損害賠償しろと言われても、なんで?となるのは当たり前だと思います。
⑦なお債務不存在確認訴訟は、債務がない、この場合損害賠償債務がない、ということですが、それを裁判所に認めてもらうための訴訟であり、田中さんに、何か支払えといった給付訴訟とは異なります。2者の間にある事実認識の違いを第三者たる裁判所に判断してもらうものでしかありません。だから田中さんを責めたり責任を取らせるものではないので、田中さんが訴えられた、と責められているかのようにいうのは妥当ではないと私は思います。
⑧旧ジャニーズ事務所であるスマイルアップは補償の枠組みを用意し、被害申告をされた方に対し、事務所がまず在籍確認をし在籍確認できた方は事務所から独立した被害者救済委員会が被害内容を聞き取り、その厳密な立証は求めず、時効も適用せず、国内外の事例を参考に、補償金を支払っています。その額は非公表ですが、被害申告者数名からなる当事者の会(現在は解散)の元代表の平本氏によれば500万から1000万、多い人で2000万級の人もいるということです。
⑨事務所は被害申告者間に不公平が生じないよう、また迅速に補償金を渡せるよう、この補償の枠組みを利用することを被害申告者にお願いしています。実際にこれがあることで1000人もの被害申告者の補償手続きを1年少しという爆速でほぼ終えることができたと言えると思います(既に2年は経っていますが1年経過した時点でほぼ終わっていた)。
⑩田中さんは被害申告をし1700万の補償額の提示を受けました。これはネバダ訴訟の田中さん側の弁護士のブレナン氏が語ったことが文藝春秋の記事に出ています。田中さんはこれに合意せず、ネバダ州にスマイル、スタエンなどを相手に訴訟を起こしたということです。
⑪スマイルアップはこれに対し、ネバダ州には人的管轄権がないと主張。また田中さんへの補償が示談、調停でまとまらなかったため、次の民事手続きの段階として、補償は1700万円であることを裁判所に認めてもらうために債務不存在(1700万を超えた補償債務はない)確認訴訟を起こしました。これも確認訴訟であり、事務所の主張が通っても田中さんは何も給付しないし、1700万は手に入ることになります。
⑫事務所に申告したのは現時点で約1000人。事務所は申告者数や補償した人数を月2回、サイトで発表していますが最近はほとんど数に変動はありません。
⑬その1000人中、申告はしたが辞退した人、補償を断られた人含め、99%の人は事務所の用意した補償の枠組みや、補償額に不満を表明していません。不満を表明しているのはネバダ訴訟を起こした田中さん、飯田さん、1800万円の提示を受けたがそれに合意していない石丸さんら、いつも決まった約10名です。たった1%弱。もちろん事務所の補償の方法や補償額に不満を持つことは問題ないですし当然の権利。しかし朝日新聞はいつもこの1%の方の言い分を記事にしますが、99%の方々は不平不満を表明していないことも公平な記事を書く上で必要なことだと私は思います。朝日新聞の記事の書き方には問題があると考えます。
⑭補足。申告者が用意した資料で在籍確認が取れなかった人に対しては約50名体制で他の被害申告者にも手伝っていただくなどし在籍確認の支援を事務所はしています。また、在籍確認が取れなかった人や自ら在籍者ではないと申告された方も、弁護士による聞き取り等の結果、事務所の業務に関連して故ジャニー喜多川から性加害を受けた可能性が高い人には補償しています。
以上、朝日新聞がいつも書かないことを補足しました。 December 12, 2025
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「倭国のエラリー・クイーン」有栖川有栖読むならコレ8選。
①噴火版クローズド・サークル
→月光ゲーム(東京創元社)
②「読者への挑戦状」3回付き
→双頭の悪魔(東京創元社)
③「作家シリーズ」最初の出会い
→46番目の密室(講談社)
④ガッチガチのアリバイ崩し
→マジックjミラー(講談社)
⑤上質かつエレガントな推理をどうぞ
→スイス時計の謎(講談社)
⑥真実をあばく死者の声
→幽霊刑事(講談社)
⑦救われない、やるせない
→絶叫城殺人事件(新潮社)
⑧全編が単行本未収録作品
→砂男(文藝春秋)
有栖川有栖(ありすがわありす)さんは、1959年生まれで大阪府出身。同志社大学推理小説研究会に所属、1989年に『月光ゲーム』でデビュー。今は有栖川・創作塾の塾長も。エラリー・クイーンの影響を強く受けた作風が特徴で、なかでも「学生アリス」「作家アリス」両シリーズが人気を博しています。 December 12, 2025
【本日発売!】
1968年に「文藝春秋」で連載された松本清張対談、初の書籍化。ゲストは池田大作、大佛次郎、松下幸之助ほか(解説:保阪正康)。
『清張が聞く!』(松本 清張)
https://t.co/Gvgs65NV79 December 12, 2025
(終盤の泣きの演技)
春馬君の泣きの演技を捉えた引き画と寄り画だけで繋いでいるんです。それが可能になったのも、彼が見事なまでに(引きも寄りも)同じ演技をしているから。(中略)編集マンも「監督、これはすごいよ」って唸るくらいでした。
-(天外者 田中監督)文藝春秋digital2020.12.13 December 12, 2025
『#ようやくカレッジに行きまして 』#光浦靖子 /著 #文藝春秋 。
なぜなら、私は生きるのがすごく楽になったし、
なにしろ、今の私のほうがふてぶてしくて面白い。
#くまざわ書店 #ペリエ千葉 #千葉駅 https://t.co/GFxgScFKN8 December 12, 2025
楽しみすぎる。
あと2カ月
#若林正恭
#小説
#青天
『青天』若林正恭 | 単行本 - 文藝春秋 https://t.co/v6FSCbAUId @hon_webから December 12, 2025
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