文藝春秋 トレンド
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2025.12.17
:0% :0% ( 40代 / 男性 )
文藝春秋に関するポスト数は前日に比べ2%減少しました。男性の比率は12%増加し、前日に変わり40代男性の皆さんからのポストが最も多いです。前日は「悪いのはあなたです」に関する評判が話題でしたが、本日話題になっているキーワードは「新潮社」です。
人気のポスト ※表示されているRP数は特定時点のものです
福田ますみ(ふくだ・ますみ) 1956年、横浜市生まれ。専門誌、編集プロダクションを経てフリーのノンフィクション作家に。犯罪、ロシア、学校現場での冤罪事件などをテーマに取材、執筆を行っている。著書に、『スターリン 家族の肖像』(文藝春秋)、『暗殺国家ロシア 消されたジャーナリストを追う』(新潮社)、『モンスターマザー』(新潮社)、『ポリコレの正体』(方丈社)などがある。2007年、『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』(新潮社)で第6回新潮ドキュメント賞を受賞。作品は2025年に映画化された。2024年には、宗教に関する優れた記事に与えられる米国のウィルバー賞を受賞。
#国家の生贄
#福田ますみ
https://t.co/Y2q3AfF9S7 December 12, 2025
155RP
ヤクルト監督時代の広岡達朗を描く『正しすぎた人』(長谷川晶一/文藝春秋)。本人や選手たちの証言と、広岡娘さんの「スタンドで中間テストの勉強していました」的な球場内外のリアルで構成されていて一気に読んでしまった。近年のweb媒体での広岡発言に違和感を覚えたすべての人に読んでほしい一冊。 https://t.co/BPYh3G1D0X December 12, 2025
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原作:ふせでぃ「悪いのはあなたです」(文藝春秋)
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W主演 #工藤美桜 #山中柔太朗
#小川史記 #加藤史帆 #高田里穂
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9RP
川柳人の暮田真名です。
文藝春秋「CREA WEB」内の「DIARIES」コーナーに「死んだらいいのにね」というエッセイを寄稿しました。
耳を疑うタイトルですが #死にしゃべ の後日談であり、引き続き、「その自責ってやつ一緒に治していこうな❗」という私のテーマに取り組んでいます。
読んでください🎄🎁 https://t.co/LyyWCE9zll December 12, 2025
7RP
リアルサウンド認定ミステリーベスト10、『嘘と隣人』(文藝春秋)も候補に入れてもらっているようです!
嬉しい〜 https://t.co/lvPjXvGiDu https://t.co/nKOngg86L3 December 12, 2025
6RP
17㈬22時からは第一芸人文芸部ラジオ
ピストジャムとファビアンでおすすめの書籍を紹介します
僕は先日発表された第174回直木賞候補作の葉真中顕さんの『家族』(文藝春秋)をご紹介させていただきます
ぜひ聴いてください
番組ではお便りも募集しています
気軽に送ってください
https://t.co/sEphCWJnV6 https://t.co/SmfRttzNBE December 12, 2025
5RP
第一芸人文芸部ラジオ#129聴いてくださった方ありがとうございました
僕は葉真中顕さんの『家族』(文藝春秋)、ファビアンはZ李さんの『君が面会に来たあとで』(幻冬舎)をご紹介させていただきました
アーカイブもあるので、ぜひ聴いてください
#家族 #葉真中顕 #文藝春秋 https://t.co/tVEItvRvOl https://t.co/QahyGv26jC December 12, 2025
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「医学部に通うほど優秀だったが、統合失調症の症状が現れて突然叫びだした姉。姉を「問題ない」と医療から遠ざけ南京錠をかけて家に閉じ込めた、医師で研究者の両親。そして変わってしまった姉を心配し、…」
⇒藤野知明
『どうすればよかったか?』
文藝春秋 https://t.co/nBelDPBipy December 12, 2025
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【重要】クマ問題を「冷静に」考えるために
【熊と人間“共生不可能”という現実】#文藝春秋PLUS
倭国クマネットワーク会長/ツキノワグマ研究者
東京農工大学大学院 教授・小池伸介さんのお話。
内容が濃すぎて、うまくまとめきれないので、
コメントに主観抜きで箇条書きで整理します。
建設的な議論につながることを願っています。
① 今年のクマ被害、何が異常なのか
Q:特徴は?
・直接的要因はドングリの不作
・人身事故の多さ
・これまで出没しなかった場所への出没
Q:異常か?
・起こるべくして起こった
Q:例年との違いは?
・不明な点も多い
・市街地の中で落ち着いた行動を取るクマ
・これまでの人身事故は防御目的の攻撃が多かった
~母グマが子グマを守る
~鉢合わせ時のパニック
・今年の特徴
~複数の人がいても事故が起きている
~明らかに人を狙った攻撃
Q:環境以外で生態・行動の変化は?
・クマ側の要因かヒト側の要因か正直分からない
~事故の時、そのクマ特有の行動変容なのか
~市街地周辺で生息し人への警戒心が下がったのか
~事故の被害者の特徴のある行動がそうさせたのか
・本来、クマは人の気配がある場所に出ない
・森のクマは警戒心が高い
・人がいても平然と行動、通常考えられなかった
・「人を襲うクマ/襲わないクマ」の特徴は不明
Q:アーバンベア(人里に出てきたクマ)
・学術用語ではない
・人里で日常的に暮らすクマ
・ここ数年で急に起きた現象ではない
・40年で分布域が約2倍に拡大した結果
・かつては奥山にクマが生息していた
・中山間地域がバッファ緩衝地帯の役割をしていた
・過社会構造が変化し奥山・中山間地域等からの撤退
・耕作放棄地が森へ戻り、生息地に変化
・人の生活圏とクマの生息地が重複
・人を見馴れて警戒心が少ない懸念
・分布域が広がれば数が増える事は予測していた
・2000年以降の堅果類凶作での出没も予測していた
・ここまで街中に出没するとは思えなかった
Q:被害拡大の背景(誘引物)
・メリットがなければ森を出ない
・人里の柿や栗の木が大きな要因の一つ
・警戒心の無い熊が成功体験を重ね大胆な行動へ
・冬眠前の食欲が警戒心を上回り市街地中心へ出没か
・クマ出没と駆除ばかりで原因は報道しない問題
・原因(誘引物除去と移動経路遮断)の対応不足
②「弱いクマが人里に降りてきている」説
・どんなクマがいるか不明で否定も肯定もできない
・繁殖期雄を避け親子グマが人里に出る可能性はある
・若いクマやアーバンベアは警戒心が薄く出る可能性
・どんなクマが出没かの情報を行政は集計していない
・駆除されたクマの性別・年齢等の情報すらない
・多くは目の前のクマをただ駆除するだけで終わり
・統計データが杜撰で仮説・推測の域をでない
③ クマ被害と行政
・要因は行政に専門的な知識を持った職員がいない
・都道府県でも動物の研究した知識のある職員6%位
・多くの場合一般職が一定期間配属で代わる
・更に市町村の場合は専門知識もない場合が多い
・出没しても市町村も県も戸惑い対応が後手後手
・結果、迅速な対策に結び付かない悪循環の問題
・専門職がいれば駆除個体の科学的解析・対策可能
・堅果類凶作情報の段階で柿の木等は収穫・伐採必要 ・誘引物の除去することは出没を抑える上では大事
・個別~集落、点~面的、複合的な防除対策が必要
④ 現状の被害はしばらく続くのか?
・直接要因はドングリ凶作だが温暖化の影響はない
・凶作は自然のリズムでタイミングの問題
・クマ生息地では今後も当然凶作も被害も起こりうる
・40年かけて分布拡大が現在に至る問題
・5年~10年の視点でクマと人の棲み分け再構築必要
・クマ被害対策パッケージ中期的取り組み次第
・手間をかける・時間をかける・お金をかける
・凶作への対応は不可能、ドングリの繁殖戦略
・木同士で豊作凶作を同調する、人は抗えない
・クマと人は同じ空間・時間に共生はできない
・人とクマの棲み分け・ゾーニングをどう実現するか
・バッファ緩衝地帯の再構築が鍵となる
・クマを山側へ押し戻す事を時間をかけ実現する必要
⑤ 今後の政府・行政の対応
・個人対策には限界
~熊鈴・スプレー・ヘルメット
~家の廻りの誘引物除去
・行政レベルでクマ対策しないと解決しない
・クマ被害対策パッケージ中期的取り組みの一つが鍵
・これまでの棲み分け・ゾーニングは理想論だった
・実証実験の成果もあり今後期待できる可能性がある
・直近は集落周辺のクマを捕り低密度にする
・クマを捕る事とバッファ環境整備を同時に行う
・都道府県・行政に専門知識ある職員を配置する
・人材育成は時間はかかるが、長期的に鍵となる
・その職員を異動しない形でいる体制を取る事が大事
・5年後10年後どうしていくかビジョンを持てる
・県にいれば市町村のクマ対策の底上げになる
・専門職員の育成と適切な配置を行政でしていく
・これまで獣害が何となく対応できていた
・困ったら猟友会とか檻置けばとか片手間だった
・これから人口縮小する中、片手間ではできない
・自然災害と同じように考えないといけない
・大雨になってから堤防は嵩上げしないのと同じ
・環境・誘引対策、平時から獣害対策の意識を持つ
小池伸介 著
『ある日、森の中でクマさんのウンコに出会ったら』
(ツキノワグマ研究者の“フン闘記”)
#クマ問題 #ツキノワグマ #ヒグマ December 12, 2025
2RP
文藝春秋 #文春廃刊
小学館 #週刊ポスト廃刊
小学館 #女性セブン廃刊
光文社 #女性自身廃刊
光文社 #FLASH廃刊
光文社 #SmartFLASH廃刊
講談社 #フライデー廃刊
講談社 #日刊ゲンダイ廃刊
プレジデント社 #プレジデントオンライン閉鎖
記事って…
嘘はだめですよねえぇ?
大丈夫なもんなの? December 12, 2025
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第170回の直木賞にノミネートされた『襷がけの二人』(文藝春秋)は、大正時代の終わりから戦後の時代を生きた2人の女性の交流を描いた長編。読者が必ずや驚くであろうすごい場面があります。ああ読んでよかったと思わせてくれる、心温まる一作。表紙カバーにも描かれている猫のトラオかわいい。 https://t.co/1F8wf19LyW December 12, 2025
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午前中、近所のカフェで辛島いづみ『松本隆と風街さんぽ』(文藝春秋)を読む。
松本隆は、その歌詞の世界観について、自らそれは「風街」であると語っている。風が吹く街。風、とは、吹き渡る物理的な風でもあるのだろうし、時代の風でもあるのあろうし、気持ちが変化が変化するときの象徴でもあるのだろう。
松本がこれまで歌詞をインスパイアされたじっさいの街を、著者が松本本人と歩きながら、その所縁を聞く。松本が若い頃に比べて、東京の街は大きく変わってしまったが、じっさいの街に残る痕跡を辿りつつ、松本の記憶の中で風街が再生されていく。
松本は、現在、西の街に住んでいる。東京を離れるとき、家族はそのまま東京に住み続けることを選んだという。そんなわけで、老年になっての一人暮らしだ。その一人暮らしの現在の様子も併せて語られる。
「風街」は変化していく。読んでいると、松本隆という人は、現在に至るまでずっと「風街」に住んでいる人のように感じられてくる。 December 12, 2025
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『犯人と二人きり』高野和明│文藝春秋 #読了
ストーリーテリング巧者による蔵出し粒揃い短編集。
著者ならではの切り口でどんな題材選びをしてきたか辿れる。『踏切の幽霊』に結実したのか幽霊話が多めなのが興味深い。中でも『死人に口あり』が好み。
『ハードボイルドな小学生』のほのぼのさも好き https://t.co/AvpU78Us8d December 12, 2025
1RP
Life goes on 25.12.16
午前中、近所のカフェで辛島いづみ『松本隆と風街さんぽ』(文藝春秋)を読む。
松本隆は、その歌詞の世界観について、自らそれは「風街」であると語っている。風が吹く街。風、とは、吹き渡る物理的な風でもあるのだろうし、時代の風でもあるのあろうし、気持ちが変化が変化するときの象徴でもあるのだろう。
松本がこれまで歌詞をインスパイアされたじっさいの街を、著者が松本本人と歩きながら、その所縁を聞く。松本が若い頃に比べて、東京の街は大きく変わってしまったが、じっさいの街に残る痕跡を辿りつつ、松本の記憶の中で風街が再生されていく。
松本は、現在、西の街に住んでいる。東京を離れるとき、家族はそのまま東京に住み続けることを選んだという。そんなわけで、老年になっての一人暮らしだ。その一人暮らしの現在の様子も併せて語られる。
「風街」は変化していく。読んでいると、松本隆という人は、現在に至るまでずっと「風街」に住んでいる人のように感じられてくる。
仕事の打ち合わせを済ませ、午後から川添象郎『象の記憶』(DU BOOKS)を読む。
川添象郎という人、御存じだろうか?祖父は明治の元勲である後藤象二郎、その息子、つまり父は国際文化交流事業で皇室とも繋がりのある川添浩史、生母はピアニストの原千恵子という生粋の「お坊ちゃん」にして、その文化的環境のなかで伸び伸びとやんちゃをした正しい「不良」である。
両親が離婚したのは、象郎が高校の頃、その経緯を描いた件がまた滅法面白い。象郎はそのことを新聞で知ったというのである。この件、川添象郎という人の環境が当時の倭国の庶民といかにかけ離れていた家庭環境にあった人なのかを知る伏線になるので、少し長いがそのまま引用しよう。
「ラサール高校に転校して半年ほど経ったある日、弟が狐につつまれたような顔をして一枚の新聞を持ってきた。
『ピアニスト・原千恵子、結婚!相手は世界的チェリスト、巨匠ガスパール・カサド』
『挙式はイタリアのシエナ市で行われ、新居はカサドの住むフローレンスに』
という内容であった。
『え!なんだこれは』
『兄貴、知ってた?』
『ぜんぜん知らない』
『僕たち、一体どうなっちゃうんだろうね?』
弟は不安げな、青い顔をしている。なにしろ、父はヨーロッパで文化活動中であり連絡はない。母からは、たまに『元気ですか?ちゃんとしっかり勉強をしなさい』程度の手紙が来ることはあったが、父といつ離婚したのか、いつ再婚を決めたのか、ということについては何も書かれていなかった。ヤンチャだとはいっても、多感な高校生である。兄弟揃って途方に暮れてしまった。
父も母も、いわゆる倭国的な家庭概念が極端に希薄な人種だったのだろう。
父は倭国文化を世界に紹介することを一生のテーマとして、そこに強烈な使命感を抱いて生きた。父と会うときは外食が多く、家族揃っての自宅での夕食の記憶は数回しかない。
母は音楽家としての生き方に命を懸け、生き抜いた。そういう自分たちの生き様を見せることこそが、あるいは真の教育であると考えていたのかもしれない。
食事中、両親がフランス語で言い合いをしていたことがあるのだが、きっとそのころからなにかしらの問題が起きており、子供に聞かせぬようにとフランス語で話していたのだろう。
後年パリで暮らしたとき、フランス語を勉強したことがないのにもかかわらず、生活に困らない程度のフランス語をすぐに使えるようになったのは、両親の夫婦喧嘩のおかげなのだろうか。」
この父が再婚した女性、象郎からすると新しい母となる女性が、イタリアン・レストランを開業する。これが有名なキャンティだ。
キャンティは、父が国際文化交流の事業で外国人を倭国に招いた際、公式のパーティーではなく、夜のプライベートな時間に彼らがくつろげるような場として、そして新しい母であるタンタン(というのは愛称で、倭国人)の溢れんばかりの創造力を発揮する場として、創業された。
創業ほどなくして、外国のセレブリティだけでなく、倭国のあらゆる文化人や芸術家も店を訪れるようになり、キャンティは文化的交流の場として後に伝説的に語り継がれる文化的交流の場となっていく。
「たとえば、ある晩のキャンティはこんな具合。奥の角のテーブルでは、ハリウッド女優シャーリー・マクレーンとシャンソン歌手のイヴ・モンタンを前に、作家の大江健三郎が難しい英単語を駆使して文化論を話しまくっている。しかし、大江の発音が倭国人的であり聴き取れず、シャーリーとイヴはキョトンとした顔で聞いている。その隣のテーブルでは、倭国初のコレクションでパリからやってきた若きデザイナーのイヴ・サンローラン一行とタンタンがニコニコと歓談しており、反対の壁際では、口をへの字に曲げて着物姿でスパゲティを食べている、時代小説で有名な作家の柴田錬三郎に対して父が食べもの談義を開陳している。それらのテーブルそれぞれにわられ第二世代の連中(福澤幸雄、ミッキー・カーチス、かまやつひろし、加賀まりこ、安井かずみ、大原麗子、いしだあゆみ、内田裕也、田邊昭知、堺正章、加賀かつみ、等々)がチャッカリ交りこんでいるのだ。
なんとも浮世離れした不思議な空間である。」
成金の金持ちではなく、文化的資本、社会資本の質量の桁が違う。本当の「お坊ちゃん」というのは、こういう人のことを言うんだろう。
その後、象郎は、海外にわたり、スパニッシュギターのプロになり、舞台美術のプロになる。
父からの金銭的な援助は受けていない。金で買えない人脈と、自らの思いつきや創造性に一切躊躇しないメンタリティが財産である。
後に、村井邦彦らと知り合い、ユーミンのデビュー、YMOがブレイクするきっかけとなった世界ツアーの舞台裏を準備する仕事など、その特異な経歴、才能を活かした仕事した。
栄まで歩き、ジュンク堂で、白石あづさ『逃げ続けたら世界一周していました』(岩波ジュニア新書)、持田叔子『ことばで愛し、ことばでたたかう』(岩波ジュニア新書)、久野愛『感覚史入門 なぜプラスチックを「清潔」に感じるのか』(平凡社新書)、高橋源一郎『ぼくたちはどう老いるか』(朝日新書)、今野真二『谷川俊太郎の倭国語』(光文社新書)、岸政彦『生活史の方法ー人生を聞いて書く』(ちくま新書)を買う。6,500円。
夜、U-NEXTで高橋伴明監督・梶原阿貴脚本・坂谷由夏主演『夜明けまでバス停で』を見る。
2020年、コロナ禍で起こったホームレスの女性が殺害された事件に着想を得て梶原阿貴が書いた本を高橋伴明が映像化。
コロナ禍で明らかになった、見えない貧困と孤立を照射した作品、といういわゆる社会派作品としても、過度に悲壮で社会正義に媚びたところのない好作。
大西礼芳、三浦貴大が演じた人々の造形もメリハリが効いていてエンタメとして成立している。
続けて、片山慎三監督『岬の兄妹』(2018)を見る。
足の不自由な兄と知的障害者の妹の貧しい二人暮らし。リストラされた兄は、妹の体を売って生活をしのいでいく。
この映画、見る人の感性によって感想が異なってくると思うが、おれは全編に渡ってゲラゲラ笑い通しだった。
とにかく、兄、妹役の演技が素晴らしい。同監督、山下敦弘やポン・ジュノの助監督も務めた経歴があるということで、確かに見ているとうっすら両監督の映画にある間を連想させる。この間が、コメディの間なのである。 December 12, 2025
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久米正雄『満洲信片』
「満洲信片」は、1939年久米正雄が小説「白蘭の歌」執筆のため、当時の満洲国(現在の中華人民共和国東北部)への取材旅行の記録として雑誌『文藝春秋』に掲載。
併せて「白蘭の歌」連載開始に際して発表された「作者の言葉」を収める。
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第一芸人文芸部ラジオ#129聴いてくださった方ありがとうございました
僕は葉真中顕さんの『家族』(文藝春秋)、Z李さんの『君が面会に来たあとで』(幻冬舎)をご紹介させていただきました
アーカイブもあるので、ぜひ聴いてください
#家族 #葉真中顕 #文藝春秋 https://t.co/tVEItvRvOl https://t.co/UTYI0x8aln December 12, 2025
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「もう高羽さん、本当に泣きそうです。今夜、犯人を逮捕します」(小野一光「名古屋主婦殺害 安福久美子の名が閃いた刑事との問答」)
『文藝春秋』編集長の鈴木康介が、最新号の記事の中でも特に印象に残った“読みどころ”を紹介します。
▼新年特大号に見る名言と名場面▼
https://t.co/atHljrmdMI December 12, 2025
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佐藤優との対談でのエマニュエル・トッドの発言。 #文藝春秋
「ドイツ人は倭国人と同様、規律正しく効率的な社会を築いていますが、倭国人がもつユーモアのセンスがドイツ人にはない。地政学においてはユーモアのセンスも時に必要です」
地政学とユーモアの連関についての活字は初めて読んだ。新鮮! https://t.co/mr3qG1w0oj December 12, 2025
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