トラウマ性解離は健忘症状だけを指すのではない。強いストレスに晒された時、心が現実から一時的に切り離されるような心理的な現象も含んでいる。意識・記憶・感情・感覚・身体感覚などの統合がうまくいかなくなり、まるで自分が自分でないような感覚に陥ることがある。
「鏡に映る自分が他人のようだった」などの体験は、解離の一例だ。特に複雑性PTSD（CPTSD）を抱える人は、慢性的なストレスにさらされてきた結果として、無意識のうちに解離が日常的に起きていることがある。解離は心の安全装置である一方、現実とのつながりを感じにくくなるというリスクもある。周囲からの理解も得られにくく、「怠けている」「現実逃避だ」と誤解されやすい。解離を意識的に使う人もいるがストレス耐性が弱いままとなってしまうリスクがある。解離そのものを否定はしない。まずは解離のその防衛としての働きと、生き抜くための知恵としての側面に光を当てた上でだんだんと現実感を取り戻していくことが望ましい。
#トラウマ #CPTSD #解離性障害 #臨床心理士 #複雑性PTSD #メンタルヘルス December 12, 2025

【心の傷】でも、今日のトークショーですごく衝撃的だったのは、後藤さんや小出さんにもまだ、いまだに、拉致監禁の後遺症が出るということの衝撃・・・
後藤さんは、拉致被害者の責任者としてこの映像をもう何回も見ておられるはずなのですが・・・今回、暗くしたホールの大画面と大音量で、拉致監禁の再現映像を見たら、PTSDのような症状が出て「くらった」と、おっしゃっていました。
小出さんは、実は美容院で髪を切りに行くと・・・こう、椅子に固定されますよね、ビニールのカバーをかけられたりして、スッと動けなくなる・・・あれでも、監禁を、拘束を思い出してしまって、気分が悪くなるんだって・・・本当に恐ろしい心的な傷を深く残すのが、拉致監禁なんだよね。保護説得と呼ぶならそれでもいいけど、恐ろしいんだよ保護説得って、心に深い傷を負わせる。。。どうでもよくないんだよ。 December 12, 2025

@hohop_p 急にすごい怒りが湧き上がるのはPTSDの可能性もあります。
怒りと共に考えが止まらない、怒りが出てこないように常に慌ただしく活動する、のようなADHDっぽい症状も見られます。
もし癇癪が始まった時期に強いストレス体験があったら一応PTSDの可能性も検討してみるといいかもしれないです。 December 12, 2025