学習指導要領 トレンド
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2025.12.12 16:00
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沖縄タイムスが調査を全力批判、この結果は彼らにとって不都合な真実?
小・中学校の音楽科の学習指導要領では
国歌「君が代」を歌えるようにするとされているが、石垣市の市議が保護者の協力を得て独自にアンケートを行った結果、児童生徒の半数が「習っていない」と回答。
https://t.co/LJomyqniiF December 12, 2025
俺は卒業論文2万字だけど、修士論文になると10万字とからしいね!えぐいわ😭2万字でも正直厳しいと思ってるのに…卒論本当にテーマを決めることからめちゃ悩む。最近やっと絞れてきたというか、方向性が決まりつつあるって感じ。
ちなみに学習指導要領にもある生きる力に焦点を当てようと考えてる December 12, 2025
教員採用試験の面接における言葉選びの落とし穴
陳腐な表現が不合格を招く理由
★はじめに
言葉選びが合否を分ける
教員採用試験の面接において、何を語るかと同じくらい重要なのが、どのような言葉で語るかです。
多くの受験者は、内容を吟味することには熱心ですが、使用する言葉そのものについては無頓着です。
しかし、特定の言葉や表現を使うことで、面接官に「この受験者は思考が浅い」「受験対策本の丸写しだ」「本気で教師になりたいと思っているのか疑わしい」という印象を与えてしまうことがあります。
これは非常に深刻な問題です。
本稿では、教員採用試験の面接で使ってはいけない10の言葉について、なぜそれらが不適切なのかをアカデミックな視点から解説します。
これらの言葉を避けることが、合格への第一歩となります。
★使ってはいけない10の言葉
教員採用試験の面接で使ってはいけない言葉は、次の10の表現です。
(1)~の大切さ
(2)笑顔
(3)~に寄り添う
(4)この経験を活かして
(5)~していく決意です
(6)~という教育施策に共感しました
(7)恩返し
(8)恩師のような教師になりたい
(9)研修が充実している
(10)~県は自然が豊か
これらの表現を使うと、採用側に「思慮の浅い受験者だ」という印象を与えてしまいます。
以下、順番になぜ使ってはいけないかを説明します。
(1)「~の大切さ」
当たり前すぎる陳腐な表現
☆なぜ不適切か
学習指導要領には頻繁に出てくる言葉ですが、「~の大切さ」という表現は、極めて陳腐です。
「コミュニケーションの大切さ」
「相手の気持ちを尊重することの大切さ」
「あきらめないことの大切さ」
すべて当たり前のことです。
世の中に、コミュニケーションなんかどうでもいいとか、相手の気持ちなんか尊重する必要ないとか、なんでもすぐにあきらめればいいなんて思っている人がいるでしょうか?
いるわけがありません。
☆情報価値の欠如
こんなありきたりのことを言ってもダメです。
なぜなら、あなたが「あきらめないことの大切さを学びました」と言ったところで、聞き手には何の新しい情報もありません。
せいぜい聞き手は「それで、何が言いたいのか?」と思うだけです。
面接官が求めているのは、あなた独自の経験、あなた独自の視点、あなたがどのように子供たちと関わっていくかという具体的なビジョンです。
「大切さ」という抽象的で空虚な言葉では、何も伝わりません。
(2)「笑顔」
言葉だけの薄っぺらさ
☆なぜ不適切か
笑顔は大切です。
しかし、笑顔、笑顔と乱発しても、ただ言葉だけの薄っぺらい印象しか与えません。
「笑顔があふれる学級をつくりたい」
「子供たちの笑顔のために働きたい」
「私の最大の強みは笑顔です」
どれも間違っているとは言いませんが、言葉だけであまりにも陳腐です。
☆具体性の欠如
「笑顔」という言葉を使う受験者は、具体的に何をするのかを語っていません。
どのような授業をすれば子供たちが笑顔になるのか、どのような学級経営をすれば笑顔があふれるのか、そういった具体的な方策が示されなければ、「笑顔」という言葉は空虚な美辞麗句に過ぎません。
(3)「~に寄り添う」
インフレを起こした流行語
☆なぜ不適切か
最近、流行しているのが、この「寄り添う」という表現です。
「子供の心に寄り添う」
「保護者に寄り添う」
「寄り添う」を使えば言葉の感覚が向上すると思っているのか、みんなが使います。
☆言葉のインフレ現象
「寄り添う」という言葉が表す意味が悪いと言っているのではありません。
100人のうち90人くらいが使うような言葉は、言葉の「インフレ」が起こっています。
インフレの言葉をいくら使っても、面接官の心は動かせません。
むしろ、苛立たせるだけです。
なぜなら、面接官は一日に何十人もの受験者と面接し、そのほとんどが「寄り添う」という言葉を使うからです。
☆代替表現の必要性
「寄り添う」という概念を伝えたいなら、具体的な行動で示すべきです。
「子供一人一人の話を最後まで聞く」
「保護者の不安に対して具体的な解決策を一緒に考える」
など、行動レベルで語ることが重要です。
(4)「この経験を活かして」
活かし方が不明確
☆なぜ不適切か
活かせそうにない経験を書いて、「この経験を活かして」と言われても、全然聞き手にはピンときません。
もちろん、「活かせない経験なんてない。すべての経験はいつか必ず活かせる!」と言うほどの信念があるのなら、それはそれでカッコいいですが、そこまででないのなら、「この経験を活かして」と言ったところで、聞き手からは「何をどう活かすのか?」といぶかられるだけです。
☆典型的な失敗パターン
適当にアルバイトの話や部活の話をして、最後に「この経験を活かして」とまとめるだけの語りをしている人、それだけでは不合格の語りです。
面接官が知りたいのは、「何を」「どのように」「どの場面で」活かすのかという具体性です。
コンビニのアルバイトの経験が、教室でのどのような場面で、どのように役立つのかを明確に説明できなければ、その経験を語る意味はありません。
(5)「~していく決意です」
不自然な硬い表現
☆なぜ不適切か
「~していく決意です」とか「~していく所存です」などと言う表現を、日常で使っていますか?
これまで一度でも使ったことがある言葉ですか?
いくら自己アピール書や教員採用試験の面接がオフィシャルな場だから、オフィシャルな言葉を使うといっても、20歳代前半の若者が「~していく決意です」とか「~していく所存です」なんて、かなり不自然です。
☆受験対策本の丸写しの印象
あまりに「教採専用」みたいな言葉で書いたり語ったりすると、「はいはい。受験対策本か何かで読んだ言葉を使っているんだねえ」とさげすまれるだけです。
自然な言葉で、あなたの本心を語ることが重要です。
「~したいと強く思っています」「~することを目指しています」など、もっと自然な表現を使うべきです。
(6)「~という教育施策に共感しました」
浅はかさの露呈
☆なぜ不適切か
これも情けない表現です。
本当にその教育施策に共感しているのならば、その施策の見学をしたとか、授業公開とか、研修とか、研究会とかに積極的に参加したことはありますか?
どうせ、ただホームページかパンフレットで見て言っているだけでしょう。
そんなの採用側から見たらすぐ分かります。
合格したいがためのウソだということがすぐにバレてしまいます。
☆最も不快にさせる語り
こういうのを浅はかと言います。
パンフレットやホームページで見ただけの教育施策に共感したというのは、最も採用側を不快にさせます。
敢えて、俗っぽく言えば、「バカ丸出し」というやつです。
もし本当に特定の教育施策に興味があるなら、実際にその施策が実践されている学校を訪問したり、関連する研究会に参加したり、その施策について書かれた論文を読んだりするべきです。
そういった具体的な行動を伴わない「共感」は、空虚な言葉に過ぎません。
(7)「恩返し」
時期尚早な傲慢な表現
☆なぜ不適切か
「故郷に恩返ししたいから教師になる」なんて書いても、まったくインパクトはありません。
そもそも、あなたの故郷はあなたに恩なんか売った覚えはないでしょう。
売ってもらってもない「恩」を返すなんて、愚かな語りです。
☆恩返しという言葉の正しい使い方
それに、「恩返し」なんて言葉は、何かをやり遂げた後で言うものです。
つまり、何十年も働いた後とか、ものすごい貢献をした後に「たいしたことをしたわけではありません。ほんの恩返しのつもりです」くらいな感じで言います。
何かをやり遂げた後で使うのが「恩返し」です。
これからやるのに「恩返しとしてやります」なんて、傲慢というより愚かすぎる表現です。
(8)「恩師のような教師になりたい」
焦点のズレ
☆なぜ不適切か
あなたにとっては思い出深い恩師の先生でも、聞き手、読み手にとっては未知の人です。
あなたがいくら恩師の先生の偉大さを強調しても、恩師の先生はすでに教師になっているので、採用側にはあまり興味はありません。
☆面接官が見たいもの
採用側が興味を持って見ているのは、あなたという人物です。
採用側が興味を持っているのは、あなたがどんな教育をしてくれるかということです。
あなたが恩師の先生について語れば語るほど、面接官は「恩師の話はもういいから、早くあなた自身の話をしなさい」と思っているはずです。
恩師から学んだ具体的な教育技術や姿勢を語るのは構いませんが、主語は常に「私は」であるべきです。
(9)「研修が充実している」
立場を間違えた愚かな語り
☆なぜ不適切か
これが最も愚かな語り草です。
これも誰が使う言葉かを間違えています。
「研修が充実している」というのは、採用側が説明会やホームページでアピールすることです。
あくまでも採用側なら強調してもいいことです。
それを受験者側のあなたが「研修が充実しているからこの県を受験する」なんて、愚か以外の何物でもありません。
☆根本的な認識の誤り
そんなに研修したいのなら、授業料を払って教職大学院にでも進学しなさい。
国民の税金で給料もらいながら、研修したいですなどと、大声で言うんじゃない。
そんな風に、採用側の面接官は感じるでしょう。
教員採用試験は、あくまでも、就職試験です。
確かに教育公務員には研修の義務がありますが、それを売りにして受験してはいけません。
それに、どの都道府県でも研修は充実しています。
研修で受験地を選ぶなんて、ほぼ無理です。
(10)「~県は自然が豊か」
認識不足の露呈
☆なぜ不適切か
こういう語りを聞くと、ため息が出るほど情けなくなります。
倭国は島国で、どの都道府県でも豊かな自然があります。
東京都だって、都会だけではなく、大自然が広がる奥多摩とか、八丈島などの美しい離島地域がたくさんあります。
どの都道府県でも自慢の自然があります。
☆面接官の反応
「~県は自然が豊かだから」なんて言うと、面接官なら「じゃあ、あなたの故郷の県には自然はないですか?」と聞き返してみたくなります。
それに加えて「じゃあ、この県のどういう自然に心を惹かれているのですか?」と聞いても、ろくろく答えられません。
その県の自然の特色とか、植生とか、有名な保養地とか、何も知らないで、ただ「自然が豊か」なんて言っています。
これも、敢えて、ぞくっぼく言えば、バカ丸出しです。
★これらの言葉が不適切である共通の理由
理由1:
情報価値がない
これら10の言葉に共通するのは、情報価値がないということです。
誰でも言えること、当たり前のこと、何も新しい視点を提供しないことを、さも重要なことのように語っています。
面接官は一日に何十人もの受験者と面接します。
その多くが同じような言葉を使います。
情報価値のない言葉を繰り返し聞かされることほど、面接官を疲弊させることはありません。
理由2:
思考の浅さを露呈する
これらの言葉を使う受験者は、深く考えていないことが明白です。
受験対策本を読んで、そこに書いてあることを鵜呑みにしているか、あるいは何となく良さそうな言葉を適当に並べているだけです。
教師という職業は、子供たちの人生に大きな影響を与える重要な仕事です。
その仕事に就こうとする人間が、自分の志望動機や教育観について深く考えていないということは、致命的な問題です。
理由3:
具体性がない
これらの言葉はすべて抽象的で、具体性を欠いています。
「大切さ」「笑顔」「寄り添う」といった言葉は、聞こえは良いですが、実際に何をするのかが全く分かりません。
面接官が知りたいのは、あなたが教室でどのような授業をするのか、子供たちとどのように関わるのか、困難な状況にどう対処するのかという具体的なビジョンです。
理由4:
独自性がない
これらの言葉を使っても、あなたという個人の特徴は全く伝わりません。
100人の受験者が同じことを言っても成立するような言葉では、あなたを採用する理由が見つかりません。
面接官は、あなたならではの経験、あなたならではの視点、あなたならではの教育観を知りたいと思っています。
★では、どのように語るべきか
原則1:
具体的な経験とエピソードを語る
抽象的な言葉ではなく、具体的な経験とエピソードを語ってください。
あなたが実際に経験した出来事、そこで感じたこと、学んだこと、そしてそれを教育現場でどう活かすかを具体的に説明してください。
原則2:
自分の言葉で語る
受験対策本の表現をそのまま使うことなく、自分の言葉で語ってください。
硬い表現よりも、自然な言葉で本心を伝える方が、はるかに説得力があります。
原則3:
行動レベルで語る
「大切だと思う」「~したい」といった願望レベルではなく、「~のために、こういう授業をします」「~という場面では、このように対応します」という行動レベルで語ってください。
原則4:
独自の視点を示す
誰でも言えることではなく、あなただけが言える視点を示してください。
あなたの経験から導き出された独自の教育観、子供観を語ることが重要です。
★おわりに
言葉選びが合否を決める
以上、面接での語りや自己アピールで使ってはいけない10の言葉について、使ってはいけない理由を説明しました。
上記の10の言葉を使うのは、不合格への直線コースだと思ってください。
これらの言葉を避け、具体的で、独自性があり、あなたの本心が伝わる言葉を選んでください。
言葉選びは、あなたの思考の深さ、教育への真摯な姿勢、そして教師としての資質を示す重要な要素です。
安易に流行語や定型句に頼らず、一つ一つの言葉を吟味して、あなたならではの語りを構築してください。
それが、教員採用試験の合格への確実な道です。 December 12, 2025
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