学習指導要領 トレンド
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2025.12.01 12:00
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【床に寝そべって学ぶのもあり!?な狛江第三小学校の研究発表会】
昨日は4年ほどご一緒している狛江市立狛江第三小学校の研究発表会でした!
狛江3小の特徴は、
・多様な先生たちの声が響く、多様な子どもたちの声も響く
・通級や支援学級の知見が通常の学級で当たり前に活用されている
の二つが大きいな、と思います。二つめは次期学習指導要領でポイントになる「2階の知見を1階の包摂性を高めるために活用する」実践そのものです。
昨日の研究発表会では、どの学級でもイヤーマフをしている子がいてあたりまえ、床に寝そべりながら集中して学んでいる姿もあり、リーディングルーラー、パーテーション、ちゃぶ台、クールダウンスペース、そのほかおたすけツール...
他の学校だと「特別な場」にしかないものが当たり前に通常の学級に。
社会モデルの授業は一コマめは通級の先生、2コマめは担任の先生が担当。コラボレーションが当たり前。
インクルーシブは特別なことではなく、土台にあるもの。
まさに次期学習指導要領における「多様性の包摂」と「主体的・対話的で深い学び」が両立している、そんな発表会でした。
質問で「ここまでに至るまでどのくらいかかったのか?なにをしたのか?」とありましたが、外部から関わっていた私的には、やはり先生たちがモヤモヤすることや葛藤を口に出せるような文化や機会があったことが大きいと思います。私がお話しする研修機会よりも、先生たちが「とはいえ難しい」といえる環境があることが鍵なのではないかと。
ある先生がこの取り組みを通じて、「どんな子どもでも受け止められるようになった」とおっしゃっていて、あーなんて素敵なんだ、と思った。
理想と現実の乖離に本当にしんどい思いを何度もしたと思う。けれど、その葛藤をみんなが口に出して、多様な声が響くことが、遠回りのようで近道である、ということを狛江3小の先生たちは教えてくれたなと思います。
いつも本当にありがとうございます! December 12, 2025
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