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2025.12.11 22:00
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私は島根に住んでいます。
田舎にいて本を出せるなんて、正直、夢のまた夢でした。田舎からだと、出版社の方に自分を知ってもらうことすら難しいのです…
それでも、生き物の美しさを多くの人に知ってほしくて、Twitterで発信を続けてきました。
いいねやフォローで背中を押してくださった皆さんの力が、少しずつ積み重なり、今回のチャンスにつながったのだと思います。
この奇跡は、間違いなくTwitterのみなさんのおかげです。本当にありがとうございます!!! December 12, 2025
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● 倭国神話における「高天原」とはどこか
倭国神話において、神々が誕生した場所として登場するのが 高天原(たかまがはら)である。興味深いことに、この名称と同一の地名が現在の韓国にも存在する。特に倭国の起源と関係するとされる伽耶の地域、すなわち慶尚北道・高霊には、古代より「高天原」と伝わる地名が残っている。
また、倭国神話でスサノオが降臨したとされる 蘇尸茂梨(そしもり) という地名も、この地域の近辺に位置し、現在の行政区分では高霊郡の西側、慶尚南道・居昌郡にあたる。
重要なのは、この「蘇尸茂梨」という名称が、古代韓国語で「牛の頭」を意味している点である。当時は漢字を意味ではなく音を表記するための仮字として使用する例が多かったため、この名称が漢字の意味とは一致しない理由が説明できる。
実際、8世紀に編纂された 『万葉集』 においても、多くの語彙が古代韓国語の発音をそのまま漢字で表記された形式であり、倭国の学界が現在に至るまで解釈に苦労している要因となっている。
添付された最初の写真は倭国皇室の本源地とされる高霊である。2枚目は高天原、3枚目はスサノオが降りたとされる蘇尸茂梨(現在の牛頭山)である。最後の写真は、召文国の女王がソソノの勢力を避けて隠れた洞窟だと伝えられている。
ソソノは百済の王位争いに敗れた後、東へ移動し、高天原および新羅地域を経て列島へ渡った。そして倭国神話上ではスサノオとして神格化されたのである。
このように、倭国皇室および倭国神話の重要要素が、単なる神話伝承ではなく、朝鮮半島の特定地域と地理的・文化的連続性を持つことが確認できる。
● 『万葉集』に残された古代韓国語の痕跡
『万葉集』は倭国・奈良時代(7~8世紀)に整理された倭国最古の歌集である。しかし倭国学界は長い間、この文献を完全に解読することができなかった。その理由は明白である。
収録された歌の相当部分が、現代倭国語はもちろん、中世倭国語でも意味が解釈できない構造を持っているからである。
例を挙げると:
「五可新何本」
→ 倭国語では解釈不能
→ 古代韓国語の音読では「오가세여러번(何度も来たり行ったりしよう)」
「反見為者」
→ 従来の倭国解釈:「すぐ振り向け」
→ 古代韓国語読み:「반기자(歓迎しよう・迎えよう)」
このように、倭国語では読解不可能な語句が、古代韓国語の音韻体系で読むと、文法的にも意味的にも整った文章となる事例が多数確認されている。
1989年まで倭国の大学入試には毎年『万葉集』関連の問題が出題されていた。倭国の受験生は意味不明な文句を暗記しなければならず、解釈の根拠が曖昧なまま数多くの参考書と論文が出され続けてきた。
しかし、韓国研究者が古代韓国語の観点から解読した研究書 『もう一つの万葉集』 が倭国で出版されると、同書は即座にベストセラーとなり、倭国学界に大きな衝撃を与えた。当然、学者や出版社からの反発は強かったが、韓国側は次のように反論した。
「本来意味を解読できない内容を受験問題として扱い、もし受験生や保護者が裁判を起こした場合、正当性を証明できるのか」
結果として、その書籍出版以降、倭国の大学入試から『万葉集』関連問題は消えた。これは、倭国が数百年にわたり解けなかった文献が、韓国語系研究により短期間で解読された象徴的な事件であった。
● 天皇家の祭祀祝文に残る韓国語
現在でも倭国皇室が行う祭祀には、次のような祝詞が伝承されている。
韓神(本) 見志萬由不 加太仁止利加介 和禮可良加見波 加良乎支世武也 加良乎支 加良乎支世牟也 (末)也比良天乎 天耳止利毛知天 和禮加良加見毛 加良乎支世武哉 加良乎支 加良乎支世牟也 (本方) 於介 阿知女 於於於於 (末方) 於介.
本歌 三島木綿 肩に取り掛け 我れ韓神の韓招ぎせむや
末歌 八葉盤を 手に取り持ちて 我れ韓神の韓招せむや 韓招ぎ
この祝詞にはすでに 「韓神」、すなわち半島の神を祀る表現が登場する。
さらに後半には次のような文言がある:
「阿知女 於於於於 於介」
*実際、その部分は倭国の天皇が古代韓国語の発音のまま読んでいる。
これを古代韓国語で読めば:
「アジメ、オオオオ、オゲ」
→「女神よ、来られよ」
「アジメ」は現代の方言で「おばさん」の意味だが、古代では身分の高い女性、すなわち 神性を帯びた女神を意味する語 であった。
特にこの語は、現在でも新羅・伽耶系の血統が多く残る慶尚道方言にそのまま残っている。
この祝詞は、現在も倭国皇室が毎年11月23日に執り行う 新嘗祭(にいなめさい) において朗読されている。つまり、倭国皇室の国家的儀礼体系の内部に、古代韓国の天孫信仰が今なお息づいているのである。
以上の事実を総合すると、倭国の古代史は神話・民族起源・文化・言語のあらゆる面で朝鮮半島と深い結びつきを持つことが明らかである。ゆえに倭国が古代史を正確に理解しようとするならば、韓国との共同研究は選択ではなく 必然的前提条件 である。
それは自尊心の問題ではなく、歴史研究とは本来、都合の悪い事実を否定するのではなく、その根源に向き合う学問であるからだ。
倭国が自らの起源を正しく見つめなおす時、過去の断絶と歪曲を超え、東アジア文明圏内部の自然な交流史・連続性を再発見するだろう。そしてその過程で、倭国は孤立した島国的な思考から脱却し、半島・東アジア・ユーラシアの歴史と文化の流れの中にある多層的アイデンティティを認めることになる。
それは倭国にとって屈辱ではなく、成熟した文明国家としての成長であり、未来における東アジア共同体的価値と歴史的和解の出発点となり得るのである。 December 12, 2025
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倭国人にとってこれが理解しづらいのは、「嫌いな価値観のもんを乗っ取って政治宣伝に使うと美味しいw」という謎文化があるから。
保守的な白人優位思想のキャプテン・アメリカをリベラルヒーローに改変したり、嫌いなポルノ出版社を買収してフェミ雑誌を発行したりするとあいつら絶頂するんだよね。 https://t.co/xvkoX11aK8 December 12, 2025
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増刷が止まりません。発売2週間で、なんと4刷決定。今日も朝から出版社では電話が鳴り止まないそう。みんな読んでくれてマジでありがとな。まだ読んだことがない人は、ぜひ近くの本屋に行ってみてな。 https://t.co/h9xnaTMvFG December 12, 2025
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今月でちくま文庫が40周年を迎えるのだが、
実はちくま学芸文庫Math&Scienceが同じタイミングで20周年を迎えるのにどこにも話題にならなくて寂しい。
出版社すら何も言わないとは何事か。 https://t.co/AFBCYOjB4r December 12, 2025
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『史料が語るビザンツ世界』は山川出版社から2006年に刊行されますが、現在品切れ重版未定となっております。
この度、ちくま学芸文庫からお求めやすくかつ持ち運びしやすくなり、本当に嬉しい限りです。
https://t.co/T87x0Z9Nfh https://t.co/dW0zFPCuLm https://t.co/2wdUanc76Z December 12, 2025
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【雑誌】加藤千恵『今日もスープを用意して』(ポプラ社)関連情報です。
・雑誌「pumpkin 12月号」(潮出版社)に著者インタビュー掲載
・雑誌「ダ・ヴィンチ 1月号」(KADOKAWA)にティモンディ前田さんによるレビュー掲載
されてます。どちらもありがたく、嬉しいです! よろしくお願いします。 https://t.co/TYGHMWZiRr December 12, 2025
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編集を担当した『自然資本とデザイン』(奥田悠史・著)が刊行しました。
今、勤めている築地書館に入社して一番はじめに企画した、とても思い入れのある本です。
『自然資本とデザインーー地域の風景と生きていくための思考法』奥田悠史[著](築地書館)
全国の書店、Amazonなどのネット書店で購入できます。
https://t.co/I5GQFUgu44
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著者は、「株式会社やまとわ」
の森林ディレクター・奥田悠史さん。
@YujiOqda
やまとわは長野県の伊那を拠点に、豊かな森を育てるための林業と農業、さらに地元の木材を使ったプロダクト開発など、農林業と「暮らし」「デザイン」を結びつける仕事をしている会社です。
農林業というと、「継ぎ手がいない」「収入が不安定」「天候に左右されて大変」などといった厳しいイメージを持つ方も少なくないと思います。
でもやまとわでは、若い世代が豊かな森を守るために新しいアプローチで農林業(+α)をしていて、どの取り組みもなんだかとっても楽しそうで悲壮感がありません。
伊那から生まれているこの「うねり」のようなものは、農林業にとどまらない、斜陽産業や小さな組織への大きなヒントになるのでは。その考え方のアプローチや仕事の進め方を私が知りたい!と思い、企画書をお送りしたところ、「ぜひ書いてみたい」と力強いお返事をいただいたのがちょうど1年ほど前のこと。
なんでも、奥田さんのお父様が弊社の書籍を愛読してくださっていたそうで、「築地書館はいい本を作っている会社だぞ」と太鼓判を押してくださったとか。
そんなうれしくも不思議なご縁もあって、この企画はスタートしました。
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奥田さんが大切にされているのは、タイトルにもあるように「デザイン」の手法でした。
「デザイン」というと、ビジュアル的な装飾を思い浮かべる方が多いかと思いますが、本来の「デザイン」は「目的を達成するための計画・具現化など一連のプロセス」を意味します。
豊かな森、つまり「自然資本」を守るためには何をしなければならないのか。奥田さんたちやまとわは「デザイン」の手法でこの難題にアプローチし、利益を生み出しながら持続可能な取り組みを続けています。
単に「森が、自然が、環境がやばいぞ!」と危機感を煽るだけでは残念ながら森は守れません。
そこにしっかりと適度な「経済」を地域に循環させていくこと。
奥田さんは、その道筋を本書で教えてくれています。
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話は少しそれますが、正直言って、出版業界もかなり厳しい状況が続いています。
特に、弊社のような小さな出版社は何かとリソースが乏しく、思い切ったPRを打つこともできませんし、たとえば贅沢に「箔押し」とかしたいなーなんて思っても諦めざるを得ない場面も多々です。
でも、本書を読むと、目線を少し変えたり、角度を少しズラしたりするだけで、これまで見えてなかった新しい糸口が見えてきて、私たち“らしい”強みがあることを俯瞰できます。
読むたびに新しい気づきがあって、「もっと素敵な本をこれからもまだまだ作れそう!」と、今、前向きな気持ちでいっぱいです。
奥田さんの温かな人柄そのままの文章も魅力的で、心地のよい風のように、読者の皆さんの「思い」にそっと背中を押してくれます。
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ふと思い出すのは、打ち合わせを兼ねて長野の伊那に訪れたときのこと。
奥田さんが「じゃあ、ここで話をしましょうか」と案内してくれたのが、やまとわのお庭にある、木の長テーブルとベンチでした。
穏やかな風が心地よくそよいで、これは絶対にいい本になりそうとワクワクしたのを覚えています。
奥田さんは本書内でこう書かれています。
「春先や気持ちのいい季節に吹く風の心地よさ、朝日が昇る瞬間や夕焼けといった情景も自然資本なのではないかと考えています。」
まさにそのときだって私は、自然からの互恵をいただいていたのでしょう。
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カバーのイラストは、長野県小布施で活動されているデザイナーの小島有さん、デザインは、リバー・コミュニケーションズの大勝徳尚さん。
シンプルながら力強さがあって目を引く、手触り感のある装丁に仕上げてくださいました。
いつもそうなのですが、今回はより一層チーム感を出して1冊の本を作りたかったので、奥田さんの思いに共感し、楽しく、そして熱量を持って形にしてくださったお二人には感謝しかありません。
実際に手にとって、この心のこもった素敵な装丁を感じていただけたらうれしいです。
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農林業に従事している方はもちろんのこと、自然が大好きな方、大切にしたい方、クリエイティブ職の方、小さな会社の経営に悩んでいる方、いろんな方におすすめです。
そして私もこの本を時折読み返しながら、気持ちを込めた温度感のある本をこれからもコツコツ作っていきたいと思います。 December 12, 2025
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去年、初めて東京アートブックフェアに行って、出版社とか作家とかクリエイターに一気に出会えて、この一年で思っていた以上にいろんな領域を探索できた気がする。そのきっかけをくれた場所に、明日また行けるなんて楽しみすぎる。 December 12, 2025
某出版社に漫画を持ち込んだら「絵のスタイルは完成されているがエンタメ成分が足りない、次の作品も描いてきたら読むけど覚悟はありますか?」的なことを言われ、「プロの視点から見て読み難い部分があるか気になって持ち込んだだけで覚悟は特にありません」と正直に答えて帰った経験がある。 December 12, 2025
アントネッロ昼公演の会場で書籍を購入。
渡邊温子さん「ヨーロッパ古楽旅行 歴史・音楽・街歩き」
切り口と登場する街が魅力的(ドレスデン、マドリードさらに北京!)更に出版社のアルテスパブリッシングも決め手‼️先月時間を費やした「アイブスを聴く」の出版元。書物への矜持🤔
🔖も本毎に素敵😌 https://t.co/6sDUeD29Bh December 12, 2025
TSFって、本当に好きな人が書いたときにこそ面白いものが書けて、出版社が上意下達で、モチベの低い作者に書かせてもうまくいかないって
ってところが、商業展開の最大の難所かもしれない December 12, 2025
今のWeb小説でのランキング仕様と読者層から、出版社が求める強力なIPは出てくるのか?
ランキング上位作品には、ある種の「熱狂」があるのは間違いないと思います。
はたして、それは局所的にすぎないのか。
それとも領域の壁を壊して巨大化していく「狂気のような熱狂」になり得るのか。
戯言。 December 12, 2025
おばちゃんご意見申し上げていいですか?
amazonさんでいいのか?
それとも、出版社?
正直、仕事でも気が滅入るやりとりばかりで、あまり元気がないので、勘弁してほしいところ…。 December 12, 2025
おばちゃんご意見申し上げていいですか?
amazonさんでいいのか?
それとも、出版社?
正直、何か気が滅入るやりとりばかりで元気はないので、勘弁してほしいところ…。 December 12, 2025
アウシュビッツの書籍は名著とされるヴィクトール・フランクル/著『夜と霧』より同出版社のヴィトルト・ピレツキ/著『アウシュヴィッツ潜入記』の方が個人的にはしんどくて、史実の残酷さをよりリアルに感じた。勝手に追い詰められて震えて読んだ記憶。
https://t.co/u6HWKeiz2d December 12, 2025
@livedoornews 完全決着は気持ちよすぎる展開やな。
あれだけ騒がれた件で控訴なしは、出版社側ももう勝てないって判断したんやろ。
本人にとってはようやく一区切りついた感じだと思う。 December 12, 2025
@konikonikoni54 ごめんなさい!今調べたら同人ではなく、リトルフューチャーという出版社から出ているゲームでした。
でも知る人ぞ知るゲームで面白いですよ! December 12, 2025
@hanabookseller 引用ポスト失礼しました。そしてリプありがとうございます。
自分も短い期間ですが出版社の営業やってたのである意味そういうメンタルだからこちらの事情お構い無しの営業が出来るんだろうなぁと思いました💦 December 12, 2025
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