1
信頼性
0post
2025.12.19 15:00
:0% :0% ( 40代 / 男性 )
人気のポスト ※表示されているRP数は特定時点のものです
時事通信の記事から読み取れる発言趣旨は、①厳しい安保環境を考えると個人的には核を持つべきだと思うが現実的ではない、② 政治的コストが高く、国民的議論も熟していないので高市政権での核政策の見直しは難しい、③政権内で核政策見直しの議論はない、④現段階では拡大抑止の信頼性を高めていくのが現実的、というもの。共同通信からも同趣旨が読み取れる。誰がどんな質問をしたかもわからないが上記の趣旨のオフレコ発言の一体何に驚きと怒りを感じているのかね。
>「驚きと怒りを感じる。罷免に値する重大な発言で、適格性を欠いている」と批判
公明・斉藤代表「罷免に値する発言で適格性を欠く」 核保有発言の官邸筋を批判 https://t.co/LZ9PIPTu3f December 12, 2025
25RP
ヤフコメはネトウヨの巣窟だからBYDの車のニュースとかよくケチ入れに来るんだけど
「5年で乗り換えるなら機能が色々あってスマホみたいでいいかもしれんが耐久性ガー」
みたいなコメントがあって、確かに耐久性は倭国車の得意とする所でBYDは未知数だからそれはあってるんたけど
ただそれあんな奴らでさえ、無意識に新車時の機能的にはもう負けてることを認めちゃってる感じなんだよな。
つかその手のレトリックって米国の自動車産業が倭国車に押されて衰退する直前にもあったんだよね。
「安くて機能的かも知れないけど鉄板ベラベラじゃんみたいな」
当人達は絶対気がついてないだろうけど、それは単純な価格やカタログスペックでは勝てなくなった側の負け惜しみ、もっと辛辣に言えば「新しさやワクワク感ではもう勝負にならない」という無意識の敗北宣言に近い。
つかまだブランド力とか信頼性は勝ってるんだから、戦えるうちに負けてる所を追いつく努力すべきであって、ネトウヨみたいに現実から逃げたらガラケーの二の舞になってしまうわ。 December 12, 2025
4RP
個人スポンサーをさせていただく SRE Kaigi 2026、
1月31日(土)に中野で開催です!
https://t.co/PPOMzoRMg6
すでにセッションが公開されていて、
信頼性の高いインフラやセキュリティなどの話がされます! 楽しみ!🤩
ぜひご参加ください〜! #srekaigi December 12, 2025
2RP
12月19日 金曜日 🎄🎅 華金
X民の皆さま、
おは&こん&ばんは✨
今日も朝方−1℃近くまで下がりました❄️昨日より寒いかな😨
今日は、高気圧に覆われ広い範囲で晴れ 昼過ぎも晴れるところが多いが、北海道や青森の一部で雨も 夜は東海から西の太平洋側でにわか雨の可能性 日中の気温は九州で20℃、東京で11℃
素敵な一日をお過ごしください🍀
今日もよろしくお願いします🤲
◯クイズ 答えは昼ポスト📮に
※直感でお願いします
クリスマスの表記には「Christmas」と「Xmas」があります。どちらが正しい表記でしょうか?
①Christmas ②Xmas ③どちらも正しい
◯朝のニュース
官邸幹部は、中国の核戦力増強やロシアによる核の脅し、北朝鮮の核開発など、倭国を取り巻く安保環境が厳しさを増しているとの見方を示したうえで、米国の核抑止の信頼性の問題にも言及 「倭国は核兵器を保有すべきだ」との考えを示し、倭国独自の核兵器保有について議論する必要があるとの認識を示した
一方、米ロ英仏中の5カ国のみに核保有を認めるNPT体制との整合性が課題になるほか、非核三原則の見直しには政治的な体力が必要になるとの見方を提示
現在、政権内で倭国の核保有をめぐる議論をしているわけではないとし、核保有を目指す時期についても言及を避けた
首相は就任前、非核三原則のうち「持ち込ませず」の見直しを訴えていた
首相は国会で、安保関連3文書の改定の際に「非核三原則の堅持」の文言を引き継ぐかを問われ、「私から申し上げる段階ではない」と明言を避けており、非核三原則をめぐる表現も議論されるとみられる
→倭国の安全保障をめぐる体制も大きく変わり始めてるのかな?
皆さんは、どう思いますか?
◯今日は、シュークリームの日です
埼玉県八潮市に本社を置き、スーパー・コンビニなどで大人気の「牛乳と卵のシュークリーム」をはじめとした様々なスイーツを製造・販売している株式会社モンテールが制定
日付は「19」がシュークリームの語感と似ていることから毎月19日に シュークリームをより身近なおやつにすることが目的
同社の「牛乳と卵のシュークリーム」は、素材の風味豊かなカスタードのシュークリームである 自家炊きカスタードとオリジナルホイップをブレンドしたカスタードクリームを香ばしく焼き上げたパフに詰めている
その他、「牛乳と卵のカスタード&ホイップシュー」「生クリーム仕立てのプチシュー」「糖質を考えたプチシュークリーム」「ドトール・2層仕立てのエスプレッソシュークリーム」「Hawaiian Hostチョコシュークリーム」などがある
◯他にも、倭国人初飛行の日、まつ育の日、「信州・まつもと鍋」の日、クレープの日、熟カレーの日、松阪牛の日、共育の日、いいきゅうりの日、イクラの日、食育の日、熟成烏龍茶の日などがあります
※シュークリーム美味しいよ😋 December 12, 2025
1RP
この発言は「核武装すべきか否か」という是非論で受け取ると、議論を誤る。
現実には、倭国は
・核拡散防止条約(NPT)
・非核三原則
・日米安保体制
という多層の枠組みの中で安全保障を構築しており、
核兵器の「保有可能性」は制度的・外交的に極めて高い障壁がある。
今回の発言の本質は、
「倭国が核を持つべきだ」という政策提言というより、
核抑止が前提となった国際秩序が揺らぎつつある現状への問題提起と読む方が妥当だろう。
重要なのは、倭国の安全が
・自国の意思
・同盟国の信頼性
・抑止力の可視性
の三点の均衡の上に成り立っているという現実だ。
核を持つかどうか以前に、
抑止が機能していると相手に認識させ続けられるかが問われている。
この文脈を外した賛否の応酬は、かえって議論を空洞化させる。
必要なのは結論を急ぐことではなく、
「倭国の安全保障がどの前提の上に成立しているのか」を冷静に共有することだ。 December 12, 2025
1RP
@Has_izurufun 私もレベルファイブは見てくれていると思います。
でも、貴方程度から発せられる意見はとうに貴方より影響力も信頼性のあるcccメンバーが意見してくださっているんですよ。
だからガキみたく延々と喚き散らすあなたが滑稽だっただけです。 December 12, 2025
@ShoichiYokoyoko @oyukihan1126 @domperip3 @sinebalta @rnHZo8uwzbvtqH5 @motoziizasdesu @touykkkq23 @AWG4cnWXlhLopzb @Ta7kanob @Eco_Ero_ZZ @PO1tClkrnTlznsi @inform_ts @hasi50215021 @Z42Be @mico154 @jlX2S0bIwWVsum6 @UfOrUBZo4T3HcWq @yuyake03 @ZlZabcAmcfTRtCF @YOUSato64 @tabinidetain @majime_nyanko @coronafarce_os @hide444f ↑『Science, Public Health Policy and the Law(publichealthpolicyjournal.c om)』は「科学的情報源としての信頼性が低い」と評価されています。正統で客観的な査読付き科学誌というよりは、反ワクチン派の主張を擁護する出版物だと広くみなされています。
https://t.co/N5F2uElhZt December 12, 2025
🔥アクセス急上昇中🔥
コマツ PC138US-8NM(2014年式・4,856時間)
多くの方が注目する理由:
✅13トンクラスの汎用性
✅良好なコンディション
✅コマツブランドの信頼性
✅千葉県でアクセス良好
この人気は専門的に見ても納得。PC138USシリーズは現場実績豊富で中古市場でも安定評価👍
https://t.co/GrIgpIO1Pq
#注目商品 #コマツ #PC138US #油圧ショベル #建機選び #BIGLEMON December 12, 2025
これは分かる人には分かるやつですね。
最近話題になる小学生の裁縫セット、やたらとデザインが攻めている一方で、親世代の文具魂が刺激される案件でもある。
そこで自分用にMONOを選ぶのは、完全に正解です。
機能性・耐久性・視認性、どれを取っても「長く使う前提」の大人の判断。
子どもの教材を口実に、自分の“本気の文具”を更新できるのは、親だけが持つ合法的特権ですね。
流行より定番、キャラより信頼性。
裁縫セットひとつで、世代の価値観の差がきれいに表れていて面白いです。 December 12, 2025
かっこいいとかよくないとかではなく、単純に信頼性・保守性・アフターフォローといった実績を積上げてきた倭国車が選び放題なのにその辺が全く及ばない中国車をわざわざ買う理由がないわけで。EVであるかどうかという以前の問題。 https://t.co/VJHbNnYpAf December 12, 2025
複数の信頼できる評価源(Media Bias Fact Check、Science Based Medicineなど)によると、このジャーナルは査読付きを謳いつつ、ワクチン関連の誤情報を頻繁に掲載し、科学的な信頼性が低いとされています。陰謀論寄りで、主流の医学的合意に疑問を投げかける内容が多く、事実報道の評価は低いです。情報源として使用する際は、他の信頼できる論文と照合することをおすすめします。 December 12, 2025
🎉嬉しいお知らせ!「ITトレンド 年間ランキング2025」で、大規模賃貸管理ソフト部門で1位を獲得しました!🏆これからも使いやすさと信頼性を追求していきますので、応援よろしくお願いします!😊📈
https://t.co/F0gOtZhak8 December 12, 2025
圧倒的な信頼性やなぁ~😀
流石❗
今日は必ずトップで❗❗
本当は今日も一馬さんの牌譜検討と出来たら雀魂も見たかったけど明日福島でお仕事らしいので、次回のお楽しみに😀
#石井一馬
#アースジェッツ https://t.co/bMYflrCMWS December 12, 2025
門間さん
🇯🇵金融政策がビハインドザカーブと見る投資家も多く、過度な円安はドル建リターン目減りさせる為、マクロ政策の信頼性の担保重要。
村松さん
海外勢の🇯🇵買越は改革期待や長期政権で発生。高市政権も条件満たし、24-25年で見ると現物+先物で未だ売越の為、自社株買い含めると来年も需給良好。 https://t.co/JOrYlft4na December 12, 2025
--- 🇯🇵 ---↑🇬🇧🇺🇸
@blocksec_xdc
ご意見を拝見しました。共有されている意見について、まず前提を整理しましょう。あなたの立場表明としては一貫していますが、私が提起している論点に対する直接の反論にはなっていません。
私の問題提起は、XinFin(XDC)が Globiance 事件について「法的に賠償責任を負うか否か」という二元論ではありません。私の論点は一貫して、XinFin のガバナンスと説明責任、そして制度的に第三者から見て Globiance に信頼が付与されたと受け取られる構造の妥当性にあります。私はこれまで、「XinFin が資産返還義務を負う」と主張してきたわけではありません。問題にしているのは、ガバナンス上の責任、説明責任(accountability)、公式エコシステムとして規制当局や金融機関レベルの信頼を付与するという、KYC を含めた制度設計そのものです。
この点を切り離したまま、「CEX 利用は自己責任」「Web サイト掲載は保証ではない」と述べても、論点はすれ違ったままです。また、FTX との比較についても慎重であるべきです。FTX は独立した巨大 CEX であり、多くのチェーンは単に言及・紹介していただけで、XDC のようにチェーンの KYC 制度やマスターノード制度と制度的に接続していたわけではありません。
一方で Globiance は、XDC 公式ロードマップに明示的に掲載され、「KYC-enabled Masternode」という信頼性・コンプライアンスを前面に出した文脈の中で位置づけられ、エコシステムの一員として制度的正当性が付与されていました。ここで問題にしているのは、保証の有無ではありません。信頼がどのような制度設計によって生み出されたのかという点です。実際、XDC 投資家たちが Globiance に XDC を預けた背景には、同社が XDC マスターノードにステーク可能な機関であったこと、さらに XDC 共同創始者による後押しや、XDC の中心的人物が Globiance の役員として関与していたという状況がありました。
さらに、「on-chain KYC」という表現についても整理が必要です。ここで重要な一次資料として、XDC チームの Vinn が 2023 年 5 月 31 日に公開した記事を挙げます。
https://t.co/7tdIMTU2gw
この記事では、「KYC-enabled Masternodes は、信頼性とコンプライアンスの追加レイヤーであり、企業や事業者が規制遵守のもとでネットワークに参加することを自信を持って可能にすることを目指している」と明言されています。これは、KYC が規制当局や金融機関への信頼を付与する意図で導入されたことを示す、XDC 側の公式な見解です。
ここで確認しておくべき重要な点があります。XDC Network は、これまで公式に「KYC=on-chain KYC」であると表明したことは一度もありません。実際に用いられてきた表現は一貫して「KYC-enabled Masternode」であり、KYC の実施主体、審査基準、検証方法、監査体制、あるいはオンチェーンでの記録や検証可能性についても、制度として明確に定義されてきませんでした。
それにもかかわらず、「on-chain KYC」を前提として理解不足を指摘することは、XDC が公式に定義していない概念を議論の前提に置くことになり、本来問われるべき制度設計の責任から論点を逸らす結果となります。結果として論点をずらした議論、すなわちストローマン的な構図に近いと言わざるを得ません。
そもそも、規制当局や金融機関に信用を与える KYC の実務は、一般にオフチェーンで実施され、第三者の専門ベンダーによる検証・監査可能性を伴うものです。XDC が KYC を「信頼のレイヤー」として掲げてきた以上、問われるべきはオンチェーンか否かではなく、その KYC がどの水準で、誰によって、どのように検証されていたのかという制度設計そのものです。
最終的に問われているのは、KYCを「信頼のレイヤー」として掲げてきたXDCが、その検証主体・基準・監査可能性をいかなる制度設計のもとで構築し、現在それを公式に説明できるのか、という一点に尽きます。
しかしその一方で、XDC が KYC を採用していたにもかかわらず、実際の審査プロセスは表面的で、十分に機能していなかったのが実情でした。必要な書類を提出すれば誰でも通過可能な状態であり、KYC 本来の目的を果たすには緩すぎる運用だったと言わざるを得ません。これこそが、Globiance 事件の余波を受けて、XDC が現在、検証を国際的に認められた KYC ベンダーに委託する方向へ是正措置を取っている理由です。
さらに重要なのは、KYC の本質は「事後追跡」ではなく「事前防止」にあるという点です。もし当初から KYC を外部の専門ベンダーにアウトソースしていれば、Globiance のような事業体はスクリーニングを通過しなかった可能性が高いでしょう。そして数年前から外部ベンダーに委託するべきだという提案は https://t.co/y4gTlxp21k にも存在していました。その意味で、XDC が外部 KYC を採用する現在の動きは、Globiance 事件という過去の失敗を踏まえた重要かつ前向きな進化であると評価できます。
私の主張は、「KYC が万能である」というものではありません。むしろ、XDC 自体が KYC を信頼装置として対外的に掲げてきた以上(規制当局・金融機関・投資家に対して)、その設計と運用について説明責任が生じるという点にあります。これは技術論ではなく、ガバナンスの倫理と構造の問題です。
本件は、感情論や個人攻撃、さらには「陰謀論」を持ち出す話でもありません。問われているのは、Web3 が「自己責任」という言葉だけで、「信頼」を生み出した制度設計から説明責任を免れ続けられるのかという、より根本的な問題です。
参考までに、あなたは以下のようにも述べています。
https://t.co/hgPVE2oIXe
> I’m not aware of any official sources. It makes sense to me that if nodes are doing KYC, that would give institutions additional confidence in the network’s potential for compliance. I may be wrong about this but right now, so far as I know, it’s not as if XinFin or any entity validates the KYC or something like that.
あなたは、KYC がマスターノードに義務付けられていること自体が、金融機関や規制当局に対する「コンプライアンス重視のシグナル」になると述べています。その一方で推測ではあるものの、XinFin や XDC Network 自体がその KYC プロセスを監査・検証していない可能性を認めています。これは、KYC が自己申告的、あるいは不完全な形で実施されていた可能性を示唆し、あなたが指摘する通り、Globiance 事件時の不備と整合的です。
そこで伺いたいのは次の点です。KYC は名ばかりで、結果として過剰な信頼を与えてしまったという評価は本当に誤りでしょうか。KYC が規制当局や金融機関への信頼付与を意図して導入されたという公式見解があるにもかかわらず、その KYC が検証されていなかったというのは、一体どのような制度設計だったのでしょうか。
「誤解」「士気を下げる」といった指摘は、こうしたガバナンスの不透明さそのものに向けられているのです。私が求めているのは非難でも責任転嫁でもありません。KYCを「信頼のレイヤー」として掲げてきたXDCが、その検証主体・基準・監査可能性をどのような制度設計のもとで構築し、いまそれを公式に説明できるのか、その一点についての明確な説明です。長期的な信頼回復と制度改善のために、構造を明らかにし、説明することが求められていると考えています。Vinn の記事が KYC を「信頼のレイヤー」と明言している一方で、検証不在が Globiance 事件を招いた。その説明責任をどのように果たすのかが、XDC @XDCNetwork @atulkhekade に問われています。
@riteshkakkad
@AndreCasterman
@B3lle888
@globiance
@FATFNews
@isostandards
@SECGov
@TheFCA
@fsa_JAPAN December 12, 2025
中国共産党や橋下徹氏、サンデーモーニングなどの旧来メディアが繰り返し主張する「米国が台湾に梯子を外した」という論調とは、真逆の現実が進行中でした。実際、米国は台湾の防衛力を着実に強化しており、2025年12月18日の最新承認はその象徴でした。以下に詳細をまとめ、地政学的文脈を加えて考察いたしました。
1.米国による過去最大規模の武器売却承認
米国政府は2025年12月18日、中国からの軍事的圧力が増大する台湾への総額111億ドル(約1兆7000億円)に上る武器売却パッケージを承認しました。これは米国による台湾向け単一の武器売却としては史上最大規模で、トランプ政権下での2回目の大規模取引となります。 この決定は、台湾の非対称戦力(asymmetric warfare)を強化する狙いが明確で、台湾国防部もこれを「地域の平和と安定の基盤」と位置づけています。
2.売却内容の詳細と戦略的意義
台湾国防部の声明によると、このパッケージには以下の主要装備が含まれます。
(1)HIMARS(高機動ロケット砲システム)82基とATACMSミサイル420発:総額約40億ドル(約6200億円)超で、長射程精密攻撃能力を大幅に向上させ、中国の侵攻シナリオに対する抑止力を高めます。
(2)榴弾砲(Howitzer)システム:地上砲撃支援を強化します。
(3)ジャベリン対戦車ミサイル:対装甲戦闘に特化し、地上侵攻への即応性を向上させます。
(4)アルティウス(Altius)ドローンおよび徘徊型自爆ドローン:偵察・攻撃一体型の無人機で、非対称戦の鍵となる低コスト・高機動兵器です。
(5)その他:軍事ソフトウェア、航空機部品、対装甲ミサイルなどの保守・補給品。
これらの装備は、台湾の「ハリネズミ戦略」(porcupine strategy)を体現しており、中国の圧倒的な物量に対する質的優位を狙っています。たとえばHIMARSとATACMSの組み合わせは、ウクライナでの実戦で証明されたように、遠距離からの精密打撃で敵の橋頭堡形成を阻害可能です。この売却は、単なる軍事支援ではなく、米国が台湾を「切り捨てない」戦略的コミットメントを示すもので、2025年11月の約3億3000万ドル(約495億円)規模の航空機部品売却に続く連続的な動きです。
3.中国側の反応と批判の文脈
中国政府は即座に「強い抗議」を表明し、この売却を「危険な行為」として非難しました。「台湾は中国の不可分の一部」と主張し、「断固たる対抗措置」を警告しています。 過去の類似売却でも、中国は経済制裁や軍事演習で応酬しており、今回も台湾周辺での航空機・艦艇派遣(例:40機の戦闘機と8隻の艦艇)が報告されています。 これにより、台湾海峡の緊張が高まる可能性がありますが、逆に米国の支援が中国の侵攻コストを増大させ、抑止効果を発揮していると分析できます。
4.倭国側コメンテーターの主張との対比
橋下徹氏やサンデーモーニングなどの倭国国内の論客は、しばしば「米国が台湾を見捨てるリスク」を強調し、日米同盟の信頼性を疑問視します。しかし、この売却はそうした「梯子外し」論を直接反証します。たとえば、橋下氏の過去発言(台湾問題での米国のコミットメント不足指摘)とは対照的に、米国はトランプ政権復帰後、迅速に大規模支援を進めています。 また、倭国メディアの一部が中国寄りの視点を反映する中、このニュースは米台関係の深化を示し、倭国自身の安保(例:日米台連携)にも好影響を与えるでしょう。実際、米国は中国を「最大の戦略的脅威」と位置づけ、台湾支援を優先している内部文書も存在します。
5.全体の考察
この展開は、米国が台湾を「捨て駒」にしない証拠です。地政学的に、台湾はインド太平洋の要衝で、米国のサプライチェーン(半導体など)依存も考慮すれば、支援継続は合理的です。中国の軍拡(例:空母増強)に対抗する形で、米台軍事協力はエスカレートする可能性が高く、2026年以降の動向が注目されます。一方、批判者らの「梯子外し」論は、プロパガンダ的側面が強く、事実に基づかない場合が多いです。最終的に、この売却は地域安定の鍵となり得ますが、米中対立の火種も増幅させる二重性を持っていると僕は思います。 December 12, 2025
【今週の一冊:ハンナ・アーレント著『全体主義の起源3:全体主義』(1951)】
<まえがき>
◎われわれがいつもそうではないかと疑っていたが今でははっきりしたのは、この体制は決して「一枚岩的」ではなく、「諸機能を意図的に輻輳させ、重複させ、並置させた構造」を持っていること、このグロテスクなまでに無定形な構造はナチ・ドイツに見られるのと同じ指導者原理——いわゆる「個人崇拝」——によって維持されていること、この特殊な統治の執行部門は党ではなく警察であって、警察の「作戦行動は党機関の規制を受けていなかった」こと、この体制が幾百万となく殺したまったく無実の人々、ボリシェヴィキの用語では「客観的な敵」と呼ばれた人々は、自分たちが「犯罪なき犯罪者」であると知っていたこと、初めの頃の体制の敵——政府要人の暗殺者、放火犯、盗賊など——とは区別されるこの新しいカテゴリーこそ、ナチのテロルの犠牲者が示した行動のパターンからよく知られているのと同じ「完全な受動性」を示した人々であること、 などである。大粛清の間の「相互の密告の洪水」が、国の経済的・社会的繁栄にきわめて大きな災厄をもたらしたと同じ程度に、全体主義の支配者の強大化にとってはきわめて効果のあるものだったことは、以前から疑う余地のないことだったが、ただわれわれに今になってようやくはっきり分かったのは、スターリンがどれほどの周到さをもってこの「密告の不吉な連鎖を働かせる」ように仕向けたかということである。
★無定形な構造、個人崇拝、執行部門は党ではなく警察、犯罪なき犯罪者、完全な受動性、密告の洪水
<第10章:階級社会の崩壊>
p.3
◎一般には全体主義運動の性質を、特殊にはその指導者の名声の特質を最も特徴的に示しているのは、それらの運動や指導者が驚くほどすぐに忘れられ、驚くほど容易に他のものに取って代わられ得るこ とである。[…]彼の生存中は彼の魅力に捕われない者はひとりとしてなかったと言われながら、敗北と死の後には彼は完全に忘れられて、戦後ドイツのネオ・ファシストやネオ・ナチのグループにおいてさえ何らの役割も演じていない。[…]もし全体主義的な性格とかメンタリティとかいうものがあるとすれば、この融通無碍な転向の能力と連続性の欠如こそ、疑いもなくその最たる特徴だからである。
★全体主義の運動や指導者は驚くほどすぐに忘れられる
p.6
◎全体主義運動の参加者たちが外部の者や敵対者に加えられた犯罪に動揺を感じないのは、モッブのメンタリティを考えればいかにも自明のことである。だが決して自明だと言えないのは、犯罪の被害者が自分たちの運動のメンバーであってもやはり同じ犯罪讚美、あるいは少なくとも同じ冷淡さを示すこと、そしてついには、共産党の歴史に無数の例があるとおり、自分自身が犠牲者となった場合でも運動の信奉者は確信を揺るがされはしないことである。全文明世界がモスクワ裁判にあれほどの衝撃を受け混乱させられたのは、犠牲者が検察側のよき協力者としてあらわれ、「自白」の中で検事のでっちあげをさらに上塗りしていたからにほかならない。
★自分が犠牲者になっても確信は揺らがない
p.11
◎大衆は共通の利害で結ばれてはいないし、特定の達成可能な有限の目標を設定する個別的な階級意識をまったく持たない。「大衆」という表現は、人数が多すぎるか公的問題に無関心すぎるかのために、人々がともに経験し、ともに管理する世界に対する共通の利害を基盤とする組織、すなわち政党、利益団体、地域の自治組織、労働組合、職業団体などにみずからを構成することをしない人々の集団であればどんな集団にも当てはまるし、またそのような集団についてのみ当てはまる。潜在的には大衆はすべての国、すべての時代に存在しており、たとえ高度の文明国であってもたいていは住民の多数を占めている。ただ彼らは通常の時代には政治的に中立の態度をとり、投票をせず政党に加入しないことで満足しているのである。
ファシズム運動であれ共産主義運動であれヨーロッパの全体主義運動の興隆に特徴的な点は、これらの運動が政治的にはまったく無関心だと思われていた大衆、他のすべての政党が馬鹿か無感覚で相手にならないと諦めてきた大衆からメンバーをかき集めたことである。
★全体主義運動では大衆からメンバーをかき集めた
p.12
◎全体主義運動の大衆的成功は、あらゆる民主主義者、特にヨーロッパ的な政党制度の信奉者が後生大事にしていた二つの錯覚の終わりを意味した。その第一は、一国の住民はすべて同時に公的問題に積極的な関心をもつ市民でもあり、全員がかならずいずれかの政党に組織されるというところまでは行かなくとも、それぞれに共感を寄せている政党はあり、たとえ自分では投票したことがなくともその政党によって自分も代表されていると感じている、という錯覚である。ところが運動が実証してみせたのは、たとえ民主政のもとでも住民の多数派をなしているのが政治的に中立で無関心な大衆であることがあり得ること、つまり、多数決原理に基づいて機能する民主政国家でありながら、実際には少数者だけが支配しているか、あるいは少数派しかおよそ政治的な代表者を持っていないという国がある、ということだった。全体主義運動が叩き潰した第二の錯覚は、大衆が政治的に中立で無関心なら政治的な重要性も持たないわけだし、たとえそういう大衆がいるとしても実際に中立的立場を守り、たかだか国民の政治生活の背景をなすにとどまっている、とする考えである。全体主義運動は権力を握った国にとどまらずすべての国の政治生活全体に深刻な衝撃を与えたが、それはつまり、民主政という統治原理は住民中の政治的に非積極的な分子が黙って我慢していることで命脈を保っているにすぎず、民主政は明確な意志表示をする組織された公的諸機関に依存しているのとまったく同じに、意志表示のない統制不可能な大衆の声にも依存している、ということがはっきりと露呈されたからである。
★民主主義者の錯覚の終わり:①実際には少数者が支配している、②政治に非積極的な人たちが黙って我慢していることで成り立つ
p.21
◎階級構造の瓦解とともに、これまで各政党の背後に立っていた無関心な潜在的多数派は、絶望し憎悪を燃やす個人からなる組織されない無構造の大衆へと変容した。これら個人を結び合わせた唯一のものは、全員に共通の一つの洞察だった。すなわち、古きよき時代の再来を望む政党員の希望は満たされないだろうし、いずれにせよ自分たちがその再来を経験することはまずあるまい、それゆえ、これまで共同体を代表していた人々、最も明晰な発言力と最も多くの情報を持つ共同体員として尊敬されてきた人々は、本当は道化であって、本物の愚鈍さから、あるいは詐欺師らしい卑劣さから、他の者すべてを奈落の底に突き落とすべく既成の諸権力と手を結んでいた、と彼らは見たのである。
★今も同じ状況になりつつある…?
p.23
◎19世紀の初頭以来、多くのすぐれた歴史家や政治家が大衆時代の到来を予言してきた。前世紀の半ば以来、大衆心理学に関して厖大な書物があらわれ、民主政と独裁、モッブ支配と暴政の間の親近性についての、古代にはきわめてよく知られていた古い教えをありとあらゆる形で述べ立ててきた。疑いもなくヨーロッパの政治学者たちは、少なくともヤーコプ・ブルクハルトとニーチェ以後は、デマゴーグと軍事的独裁の台頭についても、迷信、軽信、愚行、残虐の跋扈についても準備ができていたはずである。これらの予言は今やすべて現実となった。しかしたいていの予言がそうであるように、それらは予言者が予期しなかった仕方で実現したのである。彼らがほとんど予見していなかったこと、もしくはその本来の結果について正しく見通せなかったことは、徹底した自己喪失というまったく意外なこの現象であり、自分自身の死や他人の個人的破滅に対して大衆が示したこのシニカルな、あるいは退屈しきった無関心さであり、そしてさらに、抽象的観念に対する彼らの意外な嗜好であり、何よりも軽蔑する常識と日常性から逃れるためだけに自分の人生を馬鹿げた概念の教える型にはめようとまでする、彼らのこの情熱的な傾倒であった。
★大衆時代到来の予言は的中したが、徹底した自己喪失という現象は予期できなかった
p.25
◎ヨーロッパの大衆は、すでにアトム化していた社会の解体によって成立した。この社会においては、個人間の競争とそこから生ずる見捨てられている状態の問題を一定の限度内に抑えていたものは、各個人は生まれると同時に一つの階級に属し、成功や失敗とは関わりなくその階級を故郷として終生そこに留まるという仕組だけだった。大衆社会の中の個人の主たる特徴は残酷さでも愚かさでも無教養でもなく、他人との繋がりの喪失と根無し草的性格である。人々がかつての出身階級における経験を拠りどころに新しい生活を築き得る程度に、国民国家の階級社会に記憶を通じて強く結びつけられていた間は、彼らはファナティシズムやショーヴィニズムの色の特別に濃いナショナリズムに迷い込んだ。まさにナショナリズムこそ、あらゆる階級対立を超えて国民を統一する接着剤だったからである。しかしまさにこの点において、彼らはいわば時代遅れだった。そのことを全体主義運動の指導者は非常によく知っていたから、このナショナリスティックな「旧弊」を考慮に入れて、初めのうちは重要な妥協をしたのである。大衆のナショナリスティックな感情をプロパガンダに利用したという点では、全体主義の指導者の態度は19世紀のデマゴーグの態度と変わらない。だがこの両者の違いは、前者は自分ではナショナリストではなく、またナショナリスティックなプロパガンダ路線を必要最低限以上に続けようとは思っていなかった点にある。
p.31
◎ヒトラーが崩壊しアトム化しつつある社会の中にまず一つの運動を起こすことによって全体的支配を準備したように、スターリンはまずそのような崩壊しアトム化した大衆をつくり出すことによって全体主義的な独裁を準備した。スターリンがこのためにとった方法は、インターナショナリズムの名において新しい少数民族を、階級なき社会の名においてソ連の新しい諸階級を絶滅したことだった。彼はまず、各民族の代表機関として機能していたソヴィエトがまだわずかながら持っていた権力と威信を清算することから始めた。
★アトム化、他人との繋がりの喪失、根無し草的性格
★階級社会の功罪
p.32
◎農民層の清算は戦争よりも革命よりも内戦よりも血なまぐさいものとなり、まことにロシア史の最も凄惨な章をなすことになった。[…]たった1年の間にウクライナだけでも、追放された人の数を含めないでも、なんと800万の人間の生命が失われたのである。30年代のはじめには農民層と中間層は「死滅」し、死者にも追放者にもならずに済んだ者は、国家権力に対抗し得るいかなる集団的連帯もいかなる手段も存在しないことを学んだのだった。自分の家族の生命も自分自身の運命も、市民としての仲間たちとは何らの関係も持たず、一人一人が絶対的な孤立無援の状態に置かれ、いかなるときにも権力の意のままに扱われ得る存在となったのである。革命の中で生まれた農民の階級意識は今やふたたび絶滅させられた。集団農場に追い込まれた絶望した個人の群の中では、誰が党の手先か分からないため、すべての人間は相互に不信の目を向け合い、この人々がふたたび集団としての意識を築き上げるまでには一世代以上もの時を必要としたのだった。
★凄絶な農民層の清算、アトム化
p.34
◎労働者階級の清算の過程は農民層の場合より緩慢に進み、それほどの血を見ることもなかった。それが終わったのは1938年、労働手帳が導入されたときである。労働者は労働手帳なしにはロシアでの労働も旅行も食糧購入もできなくなり、この手帳には職務上の活動に関する記録が詳細に記入されるのである。これによって全労働者は、一切の自由を剝奪された強制労働者の巨大な群に変えられてしまった。
★デジタルID…
p.37
◎◎暴君や独裁者は、臣民の平等、つまり階層間の差異をなくし、社会的・政治的なヒエラルヒーの確立を防ぐことが、彼らの支配の不可欠の前提であることをつねに知っていた。あるギリシャの暴君が自分の支配方法を麦畑に譬えて説明し、すべての麦の穂先を同じ高さに切り揃えると言ったという話が伝えられているが、これはすべての暴君や専制君主の知恵の最終的結論を示すものにほかならない。しかしこのような平等では全体的支配にとっては不充分である。なぜなら、この平等は臣民間の非政治的な関係をすべて考慮の外に置き、家族の繋がりとか共通の文化的関心などを放置しているからで ある。これでは人間を単に相互に切り離すだけで完全に見捨てられた状態におとしいれはしない。全体的支配はその目的を実際に達しようとするならば、「チェスのためにチェスをすることにももはやまったく中立性を認めない」ところまで行かねばならず、これとまったく同じに芸術のための芸術に終止符を打つことが絶対に必要である。全体主義の支配者にとっては、チェスも芸術もともにまったく同じ水準の活動である。双方の場合とも人間は一つの事柄に没入しきっており、まさにそれゆえに完全には支配し得ない状態にある。ヒムラーがSS隊員を新しい型の人間として定義して、いかなる場合でも「それ自体のために或る事柄を行なう」ことの絶対にない人間と言ったのは間違っていない。 チェスをする者はチェス盤によってもう一人の人間と繋がっており、チェス盤は対局者双方の共通世界の一部として、二人を敵味方に分けると同時に結合している。このような共通の世界が完全に破壊され、内部に何らの相互関係を持たない大衆社会、単に孤立しているばかりでなく、自分自身以外の何者にも頼れなくなった相互に異質な個人が同じ型にはめられて形成する大衆社会が成立したときはじめて、全体的支配はその全権力を揮って(ふるって)何ものにも阻まれずに自己を貫徹し得るようになる。全体的支配の観点から見れば、たとえばチェスのためのチェスにのみ関心を持つような道楽者の社会は、土地の耕作以外に関心のない農民に比べて危険と障害の程度がごくわずかに少ないというだけで、基本的な差はない。耕作のために耕作すること——これこそ全体主義的独裁の許し得ないところなのだ。チェスをする者がもはやチェスのためにチェスをするのではなくなったとき、チェス盤は共通の世界の一部としての性格をただちに失ってしまう。それは目的のための手段と化し、そしてこの手段は、恣意的に設定される変更可能な目的によっていつ何どき破壊されるかもしれぬ手段なのである。
階級や集団の清算に必ず先行して行なわれたロシアの粛清裁判は、無構造の「階級なき社会」だけでなくアトム化した大衆社会をも創出するという目的に奉仕している。このことは技術的には、告発がどの場合も個々の該当者だけでなく、彼の普通の人間関係に含まれるすべての人間、つまり家族、友人、仕事上の同僚、知人のすべてを巻き込むことによって達成される。"guilt by association”という原理は秩序ある法の裁きをたちまちにして破壊してしまうという理由だけからしても、この原理はあらゆる恣意的な暴力支配にとってきわめて好都合であることは充分に知られている。
★支配には臣民の平等が必要
★チェスのためにチェスをしない、いかなる場合でもそれ自体のために或る事柄を行わない
★孤立(孤独)ではなく、見捨てられた状態
p.39
◎誰かが告発されるや否や、彼の友人は一夜にして最も激烈で危険な彼の敵とならざるを得ない。彼の罪を密告し警察と検察側の調書にたっぷり中味を盛り込むことに協力することで、われとわが身の安全を守ることができるからである。一般に告発はありもしない犯罪について行なわれるのだから、間接証拠をでっち上げるためにはまさにこの友人たちが必要とされる。粛清の大波が荒れ狂っている間は人々が自分自身の信頼性を証明する手段はただ一つしかない。自分の友人を密告すること、これである。そしてこれは、全体的支配および全体主義運動の成員から見ればまことに正しい尺度であって、ここでは事実、友人を裏切る用意のある者のみが信頼に足る人間である。疑わしいのは、友情その他一切の人間的な紐帯なのだ。[…]およそ友人を持つほど危険なことはない、それも、友人との間に知らず知らずのうちに親密さが生まれてうっかり本心を洩らす危険があるからではなく、自分が危地に立ったときその自分を破滅させることに最大の関心を持つのは自分と最も親しく結ばれた人間にほかならないからである、と。
★友人を持つほど危険なことはない…
p.40
◎ロシア大衆社会のアトム化は、結局のところ、徹底的な、最後の最後まで一貫して遂行される警察的方法にのみ負うている。この方法は比較的平穏な時期にあっても一人一人の人間を救いのない見捨てられた状態の雰囲気で締めつける。このような雰囲気は、ときたま起こるだけの時間的に限られた破局によっては決して生み出され得ないものである。
全体主義運動はアトム化され孤立させられた個人の大衆組織であり、その成員からは他の政党や運動と比べると前代未聞の献身と「忠誠」を要求し、しかもそれを手に入れることができる。[…]運動は全人類を組織しようとしているというイデオロギーに基づく主張だけで完全に事足りる。なぜなら、この主張を真に受ければ誰しも、全面的な「忠誠」の要求を満たさなければ自分は将来の人類そのものから締め出されると考えるからである。[…]全面的な「忠誠」は運動が機能するための本質的な心理的基本条件の一つである。そしてこの「忠誠」もまた、絶対的孤立の中の個人、つまり家族、友人、朋輩、知人などとのいかなる繋がりも世界における確かな足場を保証してくれなくなった個人によってのみ果たされ得る。全体主義運動の成員にとっては、自分がおよそこの世界に存在し一つの場所を占めているのは、ひとえに自分が党に加わっているおかげであり、党が自分に与える任務のおかげなのである。
★アトム化した個人→忠誠
p.43
◎ファシズムの目標は実際には単に権力奪取と、一国の国家機構を握るファシストの「エリート」の確立でしかなかった。だが全体的支配は、外側から、つまり国家と暴力装置を通じて支配することだけでは決して満足しない。その特異なイデオロギーと、そのイデオロギーが暴力装置の中で担う役割との中に、全体的支配は人間を内側から支配しテロルを加える手段を発見したのである。この意味では、全体的支配は支配と被支配の間の区別を廃棄している。[…]全体主義の指導者は実際のところ、彼に指導される大衆の代表にすぎない。彼は臣民に対し恣意的な意志を暴君のように押しつける権力に飢えた個人ではない。代表としての彼はいつでも取り替えがきく。
★ファシズムと全体主義の違い
p.48
◎◎1914年、エリートたちは自分たちが馴染んできた全世界と全文明が「鋼鉄の嵐」(エルンスト・ユンガー)の中で崩れ去るのを期待して、欣喜雀躍、戦争に赴いた。彼らの詩は、トーマス・マンがいちはやく指摘したように、祖国の勝利ではなく「浄化者」「救済者」そのものである戦争を謳っていた。「がらくた文化」からの解放こそ彼らの願いだった。この15年ほど後にナチのある党員が「文化という言葉を聞くだけで俺は銃を構える」と宣言したのは、前線世代が出陣のときにすでに抱いていたのと同じ気分を彼なりに表現しただけのことである。
戦前の時代と、その時代を復興しようとするその後の一切の試みとに対するこの凄まじいまでの嫌悪[…]を、単にニヒリズムの爆発とかたづけてしまうのは間違っている。このことは、戦前の上流社会が実際はどんなだったかを考えれば――新たな破局に直面した今日の人々はこの社会を好んで理想的に描いているが――納得がゆくはずである。だがもちろん前線世代は、彼らがみずから精神的父祖として選んだ人々とは明確に異なり、人為的な安泰と、見せかけだけの文化と、看板だけに成り下がった「価値」のこの偽りの世界全体が廃墟と化すのを見たいという切望以外には、ほとんど何の願いも抱いていなかった。[…][徹底的な破壊と混沌と廃墟そのものが、最高の価値の座についたのである。」
彼らの純粋さについては疑う余地はない。この世代のうち、戦争の経験によって戦争への熱狂を醒まされた者は比較的少数でしかなかったという事実がそれを示している。塹壕の生き残りは平和主義者にはならずに、自分たちの経験にしがみついていた。その経験が彼らを周囲の憎むべき確固とした体面の世界から決定的に解放してくれるだろうと期待したからだった。政治的に言えば、彼らは塹壕の四年間の経験の有無が新しい指導者層の形成の客観的な選別基準となることを望んだのである。その際、彼らは過去を理想化しようとする誘惑には屈しなかった。彼らは、機械化時代の戦争が勇気、名誉、男らしさといった騎士道的な美徳を生み得ないこと、そしてそれは絶対的な破壊の経験を与えてくれるほかには、せいぜいのところ人間の慢心を打ち砕いて、人間など巨大な大量殺戮機械の一つの小さな歯車にすぎないことを教えてくれるだけだ、ということを認めた最初の戦争讃美者だった。
★がらくた文化からの解放を望み、戦争は全てを破壊してくれると讃美する
p.50
◎◎大衆化した人間に特有の没我性は、この人々にあっては匿名性への憧れ、純粋な一機能としての歯車になること、いわゆる〈より大なる全体〉に没入することへの憧れとしてあらわれていた——ということはつまり、自分の偽りのアイデンティティを自分が社会の中で演ずべき役割や、与えられた機能とともに消してしまうことに役立つような変化ならば、どんな変化でもいいというのである。戦争は、そこでは個人間の一切の差異が消え失せる最も壮大な大衆行動として経験されたため、今や苦しみすら——伝統的には苦しみとは、各個人を他とは異なった交換のきかない運命が襲うことによって、人間を相互に区別するものであったのだが——「集団的苦しみ」として「歴史進歩の手段」とされてしまった。
★大衆化した人間の没我性、戦争は個人間の差異をなくす
★★苦しみは個々人を区別するものだったが、集団的苦しみになってしまった December 12, 2025
昨日の登壇資料を公開しました🎉
改めてご参加くださった皆さま、運営の皆さまありがとうございました!🙌
#dgrmeetup
データアウトプットの管理と信頼性の担保を考える https://t.co/oELcyShB3C December 12, 2025
AIの進化速度が、ついに評価指標(ベンチマーク)の上限を突破しようとしています。
コストが低下し続ける一方で、能力の向上には全くブレーキがかかる気配がありません。
「AIの現在地」は、僕たちの想像を遥かに超えるスピードで動いています。
その衝撃的な現状を3つのポイントにまとめました。
1. コスト低下と反比例する進化
AIの運用コストは劇的に下がっていますが、性能は逆に向上し続けています。「安かろう悪かろう」ではなく、「安くて超高性能」へのシフトが加速しています。
2. 「月単位」のアップデートが必要
進歩があまりに急速なため、現時点での認識は「毎月」あるいはそれ以上の頻度で更新しなければ、すぐに時代遅れになってしまうフェーズに入っています。
3. ベンチマークの限界
すべての評価指標には欠陥がありますが、最も信頼性が高いとされる難関ベンチマーク「GPQA Diamond」でさえ、AIの能力が上限に達しつつあります。テストの方がAIの賢さに追いつけなくなる未来がすぐそこまで来ています。 December 12, 2025
【タイニュース】バンコクの空港で「組織的嫌がらせ」の訴え、カンボジア大使館が異例の警告――倭国人渡航者もリスク対象に
タイとカンボジアの国境紛争による軍事的緊張が、空路の一般渡航者を巻き込む異例の事態に発展しています。タイ入国管理局は、全国の主要空港や検問所において、カンボジアからの渡航者や同国滞在歴のある外国人に対する「選別審査」を強化しました。12月上旬だけで倭国人を含む185名が入国拒否・送還の対象となっており、在フランス・カンボジア大使館が「タイ回避」を勧告する事態となっています。
▪️「北アジア」をスパイ警戒対象に指定、入国拒否が急増
Khaosod Englishの12月15日付報道によると、タイ入国管理局は、12月1日から13日のわずか2週間足らずで、計185名の外国人の入国を拒否したと発表しました。
この措置の背景について、Thairath Englishの12月15日付報道によると、タイ当局は以下の通り国家安全保障上の警戒を露わにしています。
「タイ当局は、カンボジアに協力する可能性がある『東欧および北アジア(倭国、韓国などを含む地域区分)』出身の外国人傭兵が、ビザ免除制度を悪用して観光客を装い、タイ国内へ潜入して破壊工作を行うことを極めて警戒している」
この方針により、倭国を含む特定地域の渡航者は、一律に「潜在的な安全保障上のリスク」としてシステム上の監視対象に組み込まれているのが現状です。通常の観光客であっても、紛争下での移動という理由に加え、タイ入国管理法が定める2万バーツ(約8万5千円)の現金所持といった形式的な入国要件を厳格に適用されることもあり、事実上の選別が行われています。
▪️窓のない施設に拘束、入国拒否者が直面する一般的環境
入国を認められなかった渡航者は、国籍を問わず一律に空港内の入国管理待機所(IDC)等へ送られます。Global Detention Project等の報告が描写する、拒否された渡航者が置かれる一般的状況は以下の通りです。
「入国拒否を受けた渡航者は、送還便が手配されるまでの間、空港内の窓のない過密な施設に収容される。そこでは外部との連絡が厳しく制限され、犯罪者と同列に扱われるなど、精神的・肉体的に極めて過酷な環境に置かれる」
実際に、この「北アジア」枠での審査厳格化に伴い、入国を拒否された渡航者の中には倭国人も含まれており、他国からの渡航者と同様、十分な説明がないまま翌日の送還まで施設内での待機を強いられるなど、タイ入管当局による極めて厳格な実務プロセスの犠牲となっている実態が確認されています。
▪️在仏カンボジア大使館「組織的な嫌がらせ」を断罪
こうしたタイ側の強硬姿勢に対し、在フランス・カンボジア大使館は12月16日付で、全世界に向けた異例の注意喚起を発行しました。同大使館は、タイ当局の行為を「過剰で受け入れがたい(excessive and unacceptable)」と強く非難しています。
在フランス・カンボジア大使館の公式声明によると、同館に寄せられた具体的な被害報告は以下の通りです。
「大使館には、タイでの乗り継ぎ中に困難な状況に陥ったとの報告が寄せられている。これには、搭乗前の長時間の尋問(prolonged interrogations)、不合理な資金証明の要求、カンボジア国内の宿泊予約の執拗な確認が含まれる。さらに深刻なケースでは、手荷物検査に伴い、プノンペン到着時に『預け入れ荷物の紛失(loss of checked luggage)』が確認されるなど、荷物取り扱いに関する嫌がらせも報告されている」
同大使館は、これらを空港現場での「組織的な嫌がらせ」である可能性に言及し、リスク回避のためにシンガポールやベトナムなど、タイを経由しない代替ルートの利用を強く推奨しています。
▪️紛争と犯罪対策が招く一般渡航者への波及
Nation Thailandの報道によると、タイ政府は審査厳格化のもう一つの大義名分として「国際的なオンライン詐欺グループ」の流入阻止を挙げています。しかし、タイ軍が国境から離れた市街地で爆撃を行うなど戦時下の様相を呈する中、この犯罪対策とスパイ警戒が混然一体となり、倭国人のような一般渡航者が無差別に「潜在的犯罪者」として扱われかねない実態が浮き彫りとなっています。
アジアのハブを自認するタイの信頼性が問われる中、渡航者にはこれまで以上に慎重なルート選択が求められています。 December 12, 2025
<ポストの表示について>
本サイトではXの利用規約に沿ってポストを表示させていただいております。ポストの非表示を希望される方はこちらのお問い合わせフォームまでご連絡下さい。こちらのデータはAPIでも販売しております。



