一気通貫 トレンド
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2025.11.23 17:00
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レアアースの重要性を指摘されている点には同意しますが、いくつか事実関係が混ざっているようにも感じます。
今の中国が強いのは「鉱石を持っているから」だけでなく「精製と磁石などの製造まで一気通貫でやれる体制」を長年かけて作ってきたからですよね。実際に世界のレアアース鉱山生産のかなりの部分と、精製能力の大半を中国が握っているのは各種統計からも確認できます。
ただ一方で、これは「完全独占」ではありません。鉱石の埋蔵量そのものは中国以外にも広く分布していて、米国や豪州、東南アジアやアフリカなどで採掘と分離精製のプロジェクトが次々と立ち上がっています。環境規制の厳しさや採算性の問題から時間はかかりますが、サプライチェーンを多極化しようとする動きは数年前から加速しています。
AIに関しても、レアアースは確かに重要な材料の一部ですが、AI向け半導体の素材はシリコンやフォトレジスト、各種ガスや金属など多様で、レアアースは需要全体の中では一部にとどまるという分析もあります。レアアースがゼロになれば困るのは事実としても、「中国産がなければAI半導体は一切作れない」とまで言い切るのは、少し現実の構造を単純化し過ぎていると思います。
そして何より、「中国に逆らえる国は原理的に一つもない」と結論付けてしまうのは、すでに起きている現実とも整合しません。米国や倭国、欧州は高度な半導体や製造装置の輸出管理など、中国の意に沿わない政策を連続して打ち出しており、中国側もレアアースや関連技術の輸出規制を通じて対抗しています。お互いに依存し合いながらも、かなり激しいせめぎ合いがすでに起きているのが現状です。
レアアースを安全保障上のリスクとして捉える視点自体は非常に重要で、その意味で中国の精製技術と生産能力を過小評価すべきではありません。ただ同時に、「中国が全てを独占していて、他国には打つ手がない」という決定論に寄り過ぎると、各国が進めている代替調達やリサイクル、代替素材の開発努力を見落としてしまいがちです。
レアアースを巡る力学は一方的な支配というより、依存と分散化の長期戦だと見る方が、これからの政策議論には近いのではないでしょうか。
参考情報:
https://t.co/WcPjHhmVBa
https://t.co/EYr2ISw0es
https://t.co/hgpucPIdXD
https://t.co/s4Nnpk9MBc November 11, 2025
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今日は某個別塾が開催の学校説明会に参加してきました。
この学校の説明会や文化祭は何度も参加してるのだけれど、全てにおいて、一気通貫した考えが感じられて素敵な学校だなと改めて。
そして「学ぶこと」の本質について考えさせられると共に、親として勉強のやり方を反省する機会にもなりました。 November 11, 2025
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