ワープロ トレンド
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2025.12.17 11:00
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村田沙耶香「言葉に関しては、昔から“文体”に過剰な憧れがありました。子どものころワープロを手に入れて最初にしたのは、星新一や新井素子さんなどの文体模写でした。高校生のときに山田詠美さんのすごい文体に出合い、その山田さんのエッセイの影響で三島由紀夫も初めて読んで、その文体に「えらいこっちゃ」と衝撃を受けました。太宰治の文章にものめりこみました。同じ明朝体で書かれていても、字がもっている温度も感触も違う、という体験でした。」
https://t.co/GKBvh9W636 December 12, 2025
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今、ふと気がついたのですが、実は以前から薄々感じてはいたこととして、「知的生産」という言葉の意味が、時代とともにかなり変質してきているのではないか、ということがあります。
おそらく、この言葉が倭国で強く定着した最初の契機は、梅棹忠夫『知的生産の技術』(1969年、岩波新書)だったのだと思います。あの本では、かな文字タイプライターや京大カードといった具体的な道具立てが紹介されていましたよね。
のちに1980年代に入るとワープロが登場し、物理的な執筆環境は大きく変わっていくわけですが、その前段階として、あの本が提示していた「知的生産」のイメージは、かなり明確だったと思います。
さらに言えば、川喜田二郎によるKJ法(方法論としては1960年代に体系化)が、この流れの中に位置づけられます。
ただ、KJ法というのは、もともとは人類学や社会調査におけるフィールドワークの技法なんですよね。梅棹さんもですが。断片的なデータや観察記録をカード化し、そこから構造を浮かび上がらせるという方法は、学術的だけどフィールドワークの現場での実践から生まれたものです。つまり、初期の「知的生産」論というのは、かなり強く現場研究実務に根ざしたものでした。
一方で、もう一つ別の大きな流れとして、渡部昇一『知的生活の方法』(1976年、講談社)があります。これはベストセラーになりましたし、その成功を受けて、外山滋比古(代表作『思考の整理学』1983年、筑摩書房)など、編集者側が「これはいける」と判断して、同種の本を書かせていった側面もあるでしょう。
ある意味で、「知的生産」や「知的生活」というジャンルが、出版ビジネスとして成立した瞬間だったとも言えます。
こちらの系譜で語られる「知的生産」は、最近言われるところの「令和人文主義」とも、どこか通じるところがありますね。教養的でしかし実践的であるかのように語られる。その雰囲気自体が、すでに一つのスタイルになっている。
ここで非常にアイロニカルなのは、渡部昇一という人自身の評価のされ方です。一般向けの文章、いわば一般書・啓蒙書を書きすぎたために、「一般論を書く人」という側面ばかりが強調されてしまっていますが、実際にはカードを用いた知的整理の技法をきちんと体得した、正統派の学者だったわけですよね。学者として、自分の思考や読書のログを書き出し、蓄積し、再利用する方法論を、彼は確実に持っていました。
その方法論は、注意深く読めば、実は著作の中にきちんと書かれています。ただし、それが前面に出てこない。編集的な意図もあって、どうしても「誰でも真似できそうな知的生活術」のほうが目立ってしまう。
結果として、本来は高度に専門的で、訓練を要するはずの知的生産の技法が、やや大衆化され、「知的な傾向を持つ人たちが手軽に真似できるもの」という形で流通してしまった、という面があるように思います。
このあたりが、「知的生産」という言葉の意味が、時代とともに変わってきた核心部分なのではないでしょうかね。研究実務としての知的生産から、ライフスタイルとしての知的生産へ──その移行が、意識されないまま進んできた。その結果として、同じ言葉を使いながら、実際に指している内容は、かなり違ってきているように感じるのです。 December 12, 2025
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#MSX
先週買った中で、ワープロが意外と掘り出し物でした!
本来はFDが付いて、DOS、24ドット漢字、ワープロレッスンが入ってますが、なくても困りませんw
ROMを挿すだけで、漢字ROM第一第二、MSX-JE、ワープロだけでなく、アドレス帳やカレンダーなど、A1コクピットと同じ機能まで使えました! https://t.co/R3xgpr1iAU December 12, 2025
SHARPのWD-CP2ワープロ、薄型カラー液晶がレトロ可愛い!私も欲しくなっちゃったよw
SHARP 書院 WD-CP2 ワープロ
https://t.co/D9Vn38FMY8 December 12, 2025
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