メーテルリンクの『限りなき幸福へ』(平河出版社)を読み直しているのだ。運命や叡智、幸福を語ったエッセイだけど運命に対してどう魂が捉えるかが重要と言っているのだ。悲しみがその人の器に沿った形になるように運命に対してもその人の魂によって大きく変わること、運命の武具は多くはその人の思いや日常生活から得ていることなど運命と幸福の考察が続くのだ。大正時代に『智慧と運命』として邦訳されて読んだ志賀直哉が感銘を受けてはじめての子に慧子（さとこ）と名付けたという。
https://t.co/AlfXEyd075 November 11, 2025