ある朝、お屋敷の当主が亡くなり、羊となる。そのことを一族に告げて回らねばならない、なぜなら全員でその羊を食べるしきたりだから。召使の「わたし」は風変わりな一族を美しい文章で語りながら、自己の存在意義を模索していきます。「羊式型人間模擬機」 January 01, 2025

【残酷なほどに幻想的で美しいポストヒューマンSF】
いよいよ今週1/22（水）に発売となる、犬怪寅日子さんのデビュー作『羊式型人間模擬機』（第12回ハヤカワSFコンテスト大賞受賞作）。
ひと足先に本作を読んでくださった書店員さんからの熱い感想の数々をご紹介します🐏🐑
https://t.co/Pe5iHh3Tgs https://t.co/zzwByUD627 January 01, 2025

同時受賞のよしみでひと足先に御恵贈頂いた犬怪寅日子著『羊式型人間模擬機』を読了しました。
難解な物語で今すぐに感想はまとめきれそうにないけど、作中で繰り返される人間や獣の死のイメージからか、なぜか読後に連想したのが志賀直哉の「城の崎にて」でした。 January 01, 2025

犬怪寅日子氏の『羊式型人間模擬機』、滅茶苦茶面白かった！
SFで幻想文学で、まごうことなき文芸作品だった。
語り手の主人公はじめ、登場人物全てが魅力的で愛おしい。
文章のリズムがとても心地良くてするすると読めたよ。
最後、泣いた。
限りのない生が限りある生に向けた眼差しが尊くて。 https://t.co/AROsxTXhNZ January 01, 2025

【新刊入荷🐏】
犬怪寅日子『羊式型人間模擬機』早川書房

男性が死の間際「御羊」に変身する一族に仕える「わたくし」はその肉を血族に食べさせることを生業とするアンドロイド。大旦那が御羊になった日、儀式の準備を進めるが・・・
著者はジュンク堂書店の現役書店員🔥
フェアも追って開催予定✨️ https://t.co/WplahwX5sO January 01, 2025