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地域包括ケアシステム
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2025.11.24〜(48週)
:0% :0% (40代/男性)
人気のポスト ※表示されているRP数は特定時点のものです
「病院は診療所からの紹介が多い」と言われるけど、それは当たり前。
地域包括ケアシステムの基本設計そのもの。
診療所の数が圧倒的に多い以上、母数の差もあって紹介が集中するのは当然だと思います。
一方で、美容医療はこの地域包括ケアの枠外にある。
美容はトラブルが起きても、
✔ きちんと紹介状を書かない
✔ 病院側へ事前連絡もしない
✔ 患者は美容クリニックの悪口を延々と語る
結果として、総合病院側が美容に良い印象を持つわけがない。
美容クリニックは総合病院と連携を結んでいるわけでもなく、
普段から顔が見える関係を作っているわけでもない。
なのに“何かあったときだけ頼ってくる”。
病院側が嫌がるのは、極めて合理的な反応だと思う。
だからこそ、美容側は発想を変えるべきだと思う。
広後方支援病院を決め、いくらか月額で顧問料を支払い、
病院が喜んで受け入れられる体制を整えるのはどうか。
もし自分が美容クリニックを経営するなら、絶対そうする。24時間オンコールもするだろう。
医療安全と信用は“外注できない資産”だからやらざるを得ない。そこまでやれば安易に金稼いで夜は遊んでばかりなどと揶揄されることもなくなるだろう December 12, 2025
8RP
🏥【薬局・ドラッグストアは「かかりつけ」の場所へ!】
「ちょっと気になる体の不調があるけど、病院に行くほどでもないかな?」 そんな時こそ、薬局やドラッグストアの薬剤師・登録販売者に相談してみませんか?
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2RP
■田村まみ 参議院議員
「就労調整で雇用保険抜けざるを得ない状況が始まっているんです」
※一部意訳
◆2025.11.27 参議院 厚生労働委員会
◆質疑:田村まみ 参議院議員( @mamitamuratw 、全国比例 選出)
#国民民主党 #国会質疑要約
《短めの要約(長めの要約はリプライへ)》
※AI自動作成。誤りがありえます、正確な情報確認は各自で。
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《質疑テーマ》雇用保険の適用拡大、介護現場の改善、医薬品の安定供給に関する質疑
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《3行でまとめると》
- 田村議員は、雇用保険の適用拡大の進捗や介護の賃上げ、在宅支援、医薬品流通の課題を指摘し、政府の対応を求めた。
- 答弁では、大臣が雇用保険の調査継続や介護の報酬改定、医薬品支援の必要性を認めつつ、具体策の検討を強調。
- 議論を通じて、物価高騰や産業振興の観点から、迅速な政策対応が求められている。
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《1》雇用保険法改正の進捗と課題
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- 田村議員が、雇用保険法改正の附帯決議について質問し、短時間労働者の就労状況調査と資格喪失の実態把握の対応を問う。
- 最低賃金上昇により、週20時間以上の労働者が保険を失うリスクを指摘し、早期の対策を要求。
- 厚生労働省職業安定局長が、答弁で適用拡大後の状況を報告し、労働政策審議会に影響を確認したと述べる。
- ただし、田村議員は数字だけでの対応を不十分とし、実態調査の必要性を再強調。
- 大臣が、状況を注視し必要に応じた対応を検討すると答弁。
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《2》介護の現場改善と在宅支援
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- 田村議員が、介護の在宅支援について質問し、単身世帯増加を背景に、利用者ニーズの調査を提案。
- 地域包括ケアシステムの限界を指摘し、より広範なアンケート実施を求める。
- 大臣が、答弁で高齢者の地域生活を重視し、訪問介護やデイサービスの充実を述べる。
- 次期制度改正で人材確保や提供体制を議論中とし、関係者意見を踏まえると説明。
- 田村議員が、単身世帯の実情を考慮した調査の重要性を改めて主張。
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《3》介護の賃上げと処遇改善
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- 田村議員が、介護の賃上げについて質問し、幅広い職種への対応不足を批判。
- 処遇改善加算の仕組みを問題視し、基本給への反映を求めた過去の事例を挙げ、報酬改定での対応を要請。
- 厚生労働省局長が、答弁で処遇改善加算の現状を説明し、他産業との賃金格差を認識。
- 幅広い職種の賃上げを検討中とし、経済対策に基づく支援を述べる。
- 大臣が、報酬改定で賃上げを反映し、緊急対応も行うと答弁。
- 田村議員が、基本給への組み込みを強調し、持続的な支援の必要性を指摘。
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《4》医薬品の安定供給と流通
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- 田村議員が、医薬品の流通と安定供給について質問し、物価高騰による卸売業者の苦境を指摘。
- 最低薬価引上げの効果不足を批判し、物流コストの別途支援を提案。
- 医薬産業振興- 医療情報審議官が、答弁で仕切り価の上昇を認め、卸売業者への支援を述べる。
- 経済対策で必要なサポートを盛り込むと説明。
- 大臣が、補正予算での支援を約束し、中長期的な課題も検討すると答弁。
- 田村議員が、物流コストの見える化を求め、持続可能な対策の重要性を強調。
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《5》米国薬価問題の影響
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- 田村議員が、米国での薬価引き下げ政策の国内影響を質問し、製薬産業の危機を指摘。
- 海外売上比率の増加により、倭国での創薬力が失われる可能性を警告。
- 大臣が、答弁で米国の動向を注視し、業界意見を聞く姿勢を示す。
- 国内製薬産業への影響を慎重に検討すると述べる。
- 田村議員が、産業振興の観点を重視し、政策立案に反映するよう要求。
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《6》結論と今後の展望
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- 田村議員が、全体を通じて政府の迅速な対応を求め、雇用保険、介護、医薬品の各分野で実効性ある施策を強調。
- 大臣が、各課題への認識を示し、補正予算や改定での対応を約束。
- 議論は、物価高騰や社会変化に対応した政策の必要性を再確認し、持続可能な支援の重要性を浮き彫りにした。
2025.11.27 参議院 厚生労働委員会 ※リンクを開き、議員名を押すと再生
https://t.co/6cyCeDIKJL December 12, 2025
2RP
昨日は、文化複合施設特別委員会や議会打合わせのあと、西多摩社会福祉支会定例会でした。
充実(´;ω;`)した1日でした。定例会では、
医療ソーシャルケースワーカー(#MSW)の職場内の変遷、職務内容、地域包括ケアシステムの連携など聞けて有意義でした。まだ、MSWの認知が低いと感じました。 December 12, 2025
◇2025.11.27 参議院 厚生労働委員会
◇質疑:田村まみ 参議院議員( @mamitamuratw 、全国比例 選出)
#国民民主党 #国会質疑要約
[長めの要約]
※AI自動作成。誤りがありえます、正確な情報確認は各自で。
目次
1. 雇用保険法改正と附帯決議への対応状況
2. 最低賃金上昇と雇用保険被保険者への影響
3. 介護現場と地域包括ケアシステムの課題
4. 介護報酬改定と賃上げへの取り組み
5. 医薬品の安定供給と流通コストの問題
6. 米国における薬価政策の影響と国内製薬産業への懸念
7. 薬価制度改革と産業振興の視点
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[質疑テーマ]雇用保険法改正、介護現場の課題、医薬品安定供給と薬価政策について
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[3行でまとめると]
▪雇用保険法改正に伴う短時間労働者の就労状況や資格喪失の実態把握、介護現場の地域包括ケアや賃上げ課題が議論された。
▪医薬品の安定供給や流通コスト問題、米国薬価政策の国内製薬産業への影響が懸念として挙げられた。
▪薬価制度改革における産業振興の視点の不足と、物価高騰対応の必要性が指摘された。
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[1]雇用保険法改正と附帯決議への対応状況
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田村まみ議員は、2025年11月27日の参議院厚生労働委員会において、雇用保険法改正に関する質疑を行った。まず、令和6年5月10日に成立した雇用保険法等の一部を改正する法律について触れ、被保険者の要件である週所定労働時間が20時間以上から10時間以上に変更され、適用対象が拡大された点を挙げた。この改正に伴い、参議院の附帯決議として以下の2点が盛り込まれていたことを確認した。
▪雇用保険の適用拡大による短時間労働者の就労状況の変化を調査し、労働政策審議会で必要な検討を行うこと。
▪就業調整等に伴い雇用保険被保険者の資格を喪失する者の実態を把握し、労働政策審議会に報告して議論を行うこと。
田村議員は、これらの附帯決議に対する対応の進捗状況を尋ねた。
答弁:
厚生労働省の職業安定局長は、以下の通り回答した。
▪令和10年10月の雇用保険適用拡大に向けて円滑な施行のための準備を進めるとともに、附帯決議を踏まえ、施行後の短時間労働者の状況について必要な調査を行う予定である。
▪就業調整等に伴う雇用保険被保険者への影響については、令和6年10月の被保険者数が前年同月比で0.5%増加し、その後も前年を上回る水準で推移している。
▪本年8月の労働政策審議会において、就業調整等による被保険者数への影響は確認されていない旨を報告し、議論が行われた。
田村議員は、この答弁に対し、直近のデータのみを調査したに過ぎないと指摘した。平成30年から最低賃金が上昇し始め、月80時間(週20時間)で働く人々が就労調整を行い、雇用保険から抜けざるを得ない状況が生じていると述べた。さらに、1年間加入しないままの場合、これまでの加入期間が全て喪失する問題を委員会で指摘していたことを強調した。
また、最低賃金が昨年と今年度で全国的に約40円から50円上昇し、特に東北や中四国、九州エリアなど、これまで最低賃金が低かった地域でも対象となる人々が増加していると説明。このような状況下で、雇用保険から抜ける人々への対応策を、抜けた後の状況を見るだけでなく、抜けること自体への対策として検討してほしいと訴えた。
田村議員は、厚生労働省のシステム改修スケジュールや予算不足が原因で施行が4年半後となった点を問題視し、国の責任を認識しつつ、個人単位での実態調査の必要性を強く求めた。数字上の増減だけで対応したとする姿勢は不十分だと批判し、短時間労働者が雇用保険をかけ続けてきたにもかかわらず抜けざるを得ない状況を、最低賃金上昇の裏側で起きている課題として認識するよう要請した。
答弁:
厚生労働大臣は、令和6年10月以降の状況を労働政策審議会に報告したと述べつつ、田村議員の指摘する課題を踏まえ、状況を注視し、必要があれば対応を検討すると回答した。状況をしっかり見ていくことが重要だと認識していると付け加えた。
田村議員は、業種を限定した調査方法では不十分であり、旅館業や外食産業などコロナ以降の入職者増加による数字の変動を考慮すべきだと指摘。経年で雇用保険に加入してきた人々に焦点を当てた調査を求め、参議院独自の附帯決議である点を強調し、確認を求めた。
この質疑では、雇用保険法改正に伴う短時間労働者の実態把握の必要性と、附帯決議への具体的な対応が不十分であるとの問題意識が示された。田村議員は、単なる数字の増減ではなく、個々の労働者の状況に着目した調査と対応を強く求めた。
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[2]最低賃金上昇と雇用保険被保険者への影響
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田村議員は、最低賃金の上昇が雇用保険被保険者に与える影響についてさらに深く掘り下げた。最低賃金が平成30年から上昇し始め、1000円を超え、1100円に達する地域も出てきた中で、週20時間働く労働者が就労調整を余儀なくされ、雇用保険から脱退するケースが増加していると指摘した。この状況が特に顕著な東北や中四国、九州エリアでは、最低賃金の急上昇が短時間労働者の雇用保険加入に直接的な影響を及ぼしていると述べた。
田村議員は、雇用保険から抜けた労働者が1年間加入しない場合、これまでの加入期間が全て喪失する仕組みを問題視し、個々の労働者の状況を見ずに数字の増減だけで対応を済ませる姿勢を批判した。国のシステム改修の遅れや予算不足が原因で施行が4年半後となった背景を挙げ、厚生労働省側の責任を認識しつつ、抜けることへの対応策を早急に検討すべきだと訴えた。
答弁:
厚生労働大臣は、現在の状況を労働政策審議会に報告しているが、田村議員が指摘する課題を踏まえ、引き続き状況を注視し、必要に応じて対応を検討する意向を示した。状況をしっかり見ていくことが重要だと繰り返した。
田村議員は、業種を限定した調査では実態を捉えきれないと指摘し、コロナ以降の入職者増加による数字の変動を考慮すべきだと述べた。特に旅館業や外食産業では、残っていた労働者と新たに入職した労働者の状況が混在しており、単純な数字の増減では実態が見えないと強調した。経年で雇用保険に加入してきた労働者に焦点を当てた調査を求め、参議院独自の附帯決議である点を改めて確認を求めた。
この質疑を通じて、最低賃金の上昇が短時間労働者の雇用保険加入に与える影響が深刻であることが浮き彫りとなった。田村議員は、数字上のデータだけでなく、個々の労働者の実態を把握し、抜けることへの具体的な対策を講じる必要性を強く訴えた。また、施行遅延の背景にある国の責任を指摘し、早急な対応を求める姿勢を示した。
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[3]介護現場と地域包括ケアシステムの課題
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田村議員は、介護現場と地域包括ケアシステムの課題について質疑を行った。まず、厚生労働大臣の所信において、地域共生社会の実現や包括的な支援の取り組みが述べられており、2040年に向けた人口減少や単身世帯の増加といった社会構造の変化が考慮されている点を挙げた。単身世帯の増加に着目し、今後の介護の在り方、特に在宅や訪問介護への支援の問題や課題について、大臣の認識を尋ねた。
答弁:
厚生労働大臣は、高齢者が住み慣れた地域で暮らし続けることが重要だと考え、訪問介護のサービス提供体制の確保や、デイサービス、ショートステイ、小規模多機能型居宅介護などの在宅サービスの活用を通じて、独居高齢者を含む多様なニーズや地域の状況に対応する必要があると回答した。また、高齢化や人口減少のスピードが地域によって異なる中、次期制度改正に向けて、訪問介護を含む介護サービスの提供体制構築、人材確保、経営支援、地域包括ケア体制の確保といった課題について、社会保障審議会介護保険部会で議論を進めていると述べた。関係者の意見を十分に受け止め、丁寧に検討を進めるとした。
田村議員は、地域包括ケアシステムの取り組みとして、施設から在宅への移行や住み慣れた地域での生活を支える施策が進められてきたことを認識しつつ、介護利用者への意識調査に基づく議論だけでは不十分だと指摘した。現役世代やアクティブシニア層へのアンケートを広げることで、家庭内で介護を担う前提がない単身世帯の増加を踏まえたニーズを把握すべきだと訴えた。在宅介護を望む人が本当に多いのか、広い視点での調査が必要だと強調した。
田村議員は、自身も子供がいない状況を例に挙げ、家庭内で介護を担うことが難しい現実を指摘し、在宅介護や地域包括ケアの枠組みが全てのニーズに対応できるのか疑問を呈した。今後の検討において、介護を受けている人や病院で治療中の人だけでなく、将来の介護ニーズを持つ層への調査を行い、本当のニーズを捉えるべきだと提案した。
この質疑では、単身世帯の増加に伴う介護の在り方の見直しと、従来の調査対象を超えた幅広い層へのニーズ把握の必要性が議論された。田村議員は、地域包括ケアの理念を認めつつも、個々の生活実態に即した施策の検討を求めた。
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[4]介護報酬改定と賃上げへの取り組み
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田村議員は、介護分野における賃上げと経営の安定について質疑を行った。厚生労働大臣の所信で、医療▪介護▪福祉分野の厳しい現状を踏まえ、賃上げや離職防止、人材確保のためにコストカット型からの転換を明確に図る必要性が述べられている点を挙げ、介護分野での具体的な転換内容を尋ねた。
答弁:
厚生労働大臣は、経済全体がデフレ傾向の中でコストカットが優先されてきたが、介護分野でもこの転換が重要だと述べた。具体的には、介護報酬に賃上げや物価上昇を適切に反映させる必要があるとし、次期報酬改定を通じて経営の安定と幅広い職種の賃上げに確実につながる対応を進めると回答した。
田村議員は、幅広い職種への賃上げがこれまで実現しなかった原因と、今後の方針でどのように変えるのかをさらに尋ねた。
答弁:
厚生労働省の局長は、処遇改善加算が介護職員の給料が他の職種に比べて低い状況を踏まえ、介護職員を対象に設定されている仕組みであると説明した。加算額は介護職員への配分を基本としつつ、事業者の判断で柔軟な職種間配分が可能であるとした。一方で、介護現場は多様な職種で構成されており、物価や賃金上昇の影響を受け、他産業との人材引き合いも生じていると認識。処遇改善が課題であるとし、本年夏の骨太方針や経済対策を踏まえ、介護職員を含む幅広い職種の賃上げにつながる対応を検討すると述べた。
田村議員は、補正予算での対応や昨年の補助金(一時金5万4000円)の実態を挙げ、介護労働組合の調査結果から、一時金が基本給に組み込まれず効果が限定的である点を指摘した。一時的な支援では他産業との賃金格差は埋まらないとし、3年に1度の介護報酬改定で人件費や物価上昇を加味した対応が必要だと訴えた。
答弁:
厚生労働大臣は、経済対策で令和8年度介護報酬改定において多職種と遜色のない処遇改善を行うとし、報酬改定を待たずに緊急的な賃上げ支援も実施すると回答した。また、補正予算での具体的な施策検討や、令和9年度改定での処遇改善実態と経営状況を踏まえた対応を進めるとした。
田村議員は、一時的な支援ではベースアップにつながらず、他産業との賃金乖離が解消されないと指摘し、報酬改定での根本的な対応が重要だと強調した。介護報酬改定が今後の人材確保と介護を支える安心につながるとし、財務省に負けない姿勢を求めた。
この質疑では、介護分野の賃上げと経営安定のための報酬改定の重要性が強調され、一時的な支援の限界と根本的な制度改革の必要性が議論された。
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[5]医薬品の安定供給と流通コストの問題
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田村議員は、医薬品の安定供給と流通コストの問題について質疑を行った。令和7年薬価改定で、安定供給が求められる医薬品に対し臨時的な不採算品再算定と最低薬価約3%引き上げが行われたが、原材料や物価高が続き、メーカーによる卸への仕切り価引き上げが進行していると指摘。薬価引き上げの効果が卸に届いていないのではないかと、大臣の認識を尋ねた。また、次期診療報酬改定での物価高騰対策に医薬品卸が含まれるか、直接支援の考えがあるかを質問した。
答弁:
厚生労働省の医薬産業振興▪医療情報審議官は、仕切り価の上昇傾向と卸の厳しい状況を認識し、流通コストの上昇も課題であると述べた。経済対策で医薬品卸への必要な支援を盛り込んでおり、サポートを行う意向を示した。
田村議員は、卸がメーカーと医療機関▪薬局の間に挟まれ厳しい状況にある点を再三指摘してきたとし、過去の質疑で流通コストの見える化を求めたが、品目ごとのコスト算出が困難との答弁があったことを振り返った。物流経費を薬価計算から切り離し、別途支援やコスト計算を行う対策が必要だと訴え、一時的な支援では流通網の安定が確保できないと懸念を示した。
答弁:
厚生労働大臣は、医薬品卸が重要なインフラであると認識し、総合経済対策で安定供給の維持▪強化への支援を行うと回答。補正予算の速やかな編成で施策を具体化し、中長期的な課題にも対応を検討するとした。
田村議員は、補正予算では投資を我慢してきた部分に効果があるかもしれないが、既に顕在化している課題に時間をかけるべきではないと指摘。物流コストの考え方を重点的に議論し、解決策を見出す必要があると訴えた。
答弁:
厚生労働省の審議官は、流通には課題が多いと認識し、価格を下げる競争ではなく、卸が評価される仕組みを検討したいと回答した。
田村議員は、経済対策での物価高▪エネルギーコスト対応に期待するが、根本的な課題が解決されないと毎回補正予算が必要となり意味がないと批判。持続可能な医薬品安定供給のための視点が不足していると述べた。
さらに、長期収載品の選定療養負担拡大の見直し案について、供給不足が続く後発医薬品の状況下で、保険財源捻出を目的とした移行促進策が混乱を招くと懸念を示した。薬局での説明混乱や後発品の供給不足による長期収載品への逆戻り事例を挙げ、安定供給が確保されない中での議論に疑問を呈した。
答弁:
厚生労働省の保健局長は、昨年10月からの長期収載品使用時の患者負担(価格差の4分の1)導入で後発品使用割合が90%以上に上昇し、一定の効果があったと説明。一方で、供給不足の状況も認識し、データ提示しながら議論を進めていると述べた。後発品企業への安定供給役割の移行や医療保険制度の持続可能性、国民負担軽減の観点を踏まえ、医療保険部会で検討を続けるとした。
田村議員は、産業への目配せが不足していると印象を述べ、産業状況が軽視されているとの懸念を表明した。
この質疑では、医薬品の安定供給と流通コスト問題が深刻であり、一時的な支援では解決しないことが強調された。田村議員は、物流コストの仕組み見直しや後発品供給不足への対応を求め、産業視点の不足を指摘した。
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[6]米国における薬価政策の影響と国内製薬産業への懸念
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田村議員は、米国での薬価政策が国内製薬産業に与える影響について質疑を行った。本年5月12日に米国大統領が医薬品価格引き下げを目的とした「最恵国待遇処方薬価格」を米国民に提供する大統領令を公表し、7月には欧米17社の製薬メーカーCEOに価格引き下げを求める書簡を送った動きを挙げ、国内製薬産業への影響と課題について大臣の見解を尋ねた。
答弁:
厚生労働大臣は、米国大統領が17社に書簡を送ったことや、一部企業が米国政府と薬価引き下げで合意したことを承知していると述べた。現段階では国内企業は含まれていないが、影響を注視し、業界関係者との意見交換を丁寧に行うと回答した。
田村議員は、国内製薬大手の売上比率で海外シェアが顕著に伸びており、今後さらに海外比率が高まる中で、倭国発の薬が国内で使えない状況が生じる可能性を懸念した。米国の最恵国待遇(MFN)政策が国内企業にも影響を及ぼすとし、薬価が倭国で上がらず海外で利益を上げる現状を踏まえ、早急な認識と対応が必要だと訴えた。医薬品の経済安全保障や創薬▪科学技術力の喪失危機を指摘した。
答弁:
厚生労働大臣は、国内製薬産業への影響を慎重に見ていく必要があると認め、現段階では情報が不足しているが、田村議員の指摘を踏まえ対応に努力すると回答した。
田村議員は、半導体産業の例を挙げ、倭国で製造できなくなった技術を海外から誘致する莫大なコストをかけている現状を指摘。創薬でも同様の危機が起こり得るとし、産業としての在り方を重視するよう求めた。卸の重要性も強調し、温度管理が必要な薬の流通を宅配便では代替できない点を挙げ、産業視点での政策立案を要請した。
この質疑では、米国薬価政策が国内製薬産業に及ぼす潜在的な影響と、経済安全保障や技術力喪失の危機が議論された。田村議員は、産業視点の不足を指摘し、早急な対応を求めた。
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[7]薬価制度改革と産業振興の視点
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田村議員は、薬価制度改革における産業振興の視点について質疑を行った。本年11月5日の総役力向上のための官民協議会ワーキンググループの取りまとめが、中央社会保険医療協議会(中医協)で議論に用いられると聞き、産業界からの提言が取り合われないとの声を問題視した。中医協での薬価制度議論が公的保険関係者中心で、産業振興の視点が欠けていると指摘し、大臣の見解を尋ねた。
答弁:
厚生労働大臣は、中医協が被保険者、保険者、医師、薬剤師の代表で構成され、薬価制度議論には製薬業界の専門員が参加していると説明。製薬団体からのヒアリングを行い、創薬イノベーション推進、安定供給確保、国民負担軽減のバランスを考慮し、関係者の意見を聞きながら検討を進めると回答した。
田村議員は、ヒアリングはあるものの最終議論への参画が不足していると課題を指摘し、検討を求めた。また、11月13日の参議院予算委員会での総理答弁を引用し、令和7年度薬価改定での対応(不採算品再算定と最低薬価3%引き上げ)が不十分だと批判。物価高騰対策が遅れたツケが溜まっているとし、病院、介護、薬の全てに対応が必要だと訴えた。
田村議員は、厳しい時期に厚生労働大臣が決断した姿勢に期待を寄せ、予算委員会での答弁を求めて質疑を締めくくった。
この質疑では、薬価制度改革における産業振興視点の不足と、物価高騰対応の遅れが問題として浮き彫りとなった。田村議員は、産業界の声を反映する仕組みと、包括的な対応を求めた。
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[まとめ]
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▪田村まみ議員は、雇用保険法改正に伴う短時間労働者の実態把握、介護現場の地域包括ケアや賃上げ課題、医薬品の安定供給と薬価政策について多岐にわたり質疑を行った。最低賃金上昇による雇用保険脱退問題や、単身世帯増加を踏まえた介護ニーズの調査必要性を強調した。
▪介護報酬改定での賃上げ対応や、医薬品流通コストの見直し、米国薬価政策の国内影響への早急な対応を求め、産業視点の不足を指摘。薬価制度改革では中医協での産業界参画の限界を問題視した。
▪政府側は、状況注視や補正予算での対応、関係者意見の聴取を進める姿勢を示したが、根本的な課題解決には至っていない部分が残り、田村議員は実効性のある施策と早急な対応を強く求めた。
▪この質疑を通じて、労働▪介護▪医薬品分野の構造的課題が明らかになり、個々の実態に即した調査と、産業視点を取り入れた政策立案の必要性が浮き彫りとなった。田村議員は、今後の予算委員会での議論にも期待を寄せ、質疑を終えた。
2025.11.27 参議院 厚生労働委員会 ※リンクを開き、議員名を押すと再生
https://t.co/6cyCeDIKJL December 12, 2025
地域包括ケアシステムや在宅医療・福祉の現状、国内の住まいを取り巻く現状と課題、生活環境支援の狙いや助成制度についてなどなど、90分289スライド盛り盛りの内容でしたが、お聞きいただきありがとうございました。 https://t.co/A5h3kc9iMd December 12, 2025
地域包括ケアシステムについて、まだまだ考えが足りないことが多かった。
そもそも高齢者介護と障害関連で課題となる、問題に感じやすい部分が全然違うかも。
一緒くたにして考えてしまうと齟齬が生じる事になりそう。 December 12, 2025
この問題をなんとかしようとしているのが「地域包括ケアシステム」ですね。課題がまだまだありますが、早いところでは来年度から一部やってみるらしいので、期待と心配があります。
https://t.co/NgpyenRyed https://t.co/INCpehwmK7 December 12, 2025
誤解を与える表現となってしまい、申し訳ありません。
今回のポストで述べた「必須化」という点について、
実際に “必須” と明記された資料が存在するわけではありません。
あくまでも 令和6年度改定で「望ましい」とされた表現が、今後さらに強化される可能性が高いのではないか という、私自身の見解に基づくものです。
また、他の識者の方が「将来的には必須になるだろう」と触れられていた文章を読んだ流れで投稿したため、結果的に誤解を招く表現になってしまったと反省しております(お名前はご迷惑になるといけないため伏せます)。
◆稲垣さん @kinagaki0510 が触れられていた懸念について
『回復期リハ職が地域リハビリテーション活動支援事業に参加しても、求められる役割と発言内容がずれる懸念』
これは、確かに以前から指摘されてきた重要な論点だと認識しています。
ただし、この課題は10年以上前から存在している構造的問題であり、
これを理由に「回復期が地域リハ支援事業に参加しない方が良い」とは私は考えていません。
むしろ、
「やれる人とやれない人がいる現状を前提に、どう体制や教育を整えるか?」
と考える方が建設的だと思っています。
※主な根拠資料はこちら
厚労省:
https://t.co/tmlw62qJDn
(抜粋)
•令和6年度改定で「地域支援事業への参加が望ましい」と明記
•令和6年11月1日時点で参加病棟は約70%
•その上で、中医協では以下の論点を提示
「地域リハ活動支援事業等へ、市町村の求めに応じて協力することを推奨する病棟の範囲をどう考えるか」
➡︎ この文脈から読み取れるのは、
“望ましい” から一歩進んだ方向へ強化される可能性が極めて高い という点です。
koichiさんの表現を借りるなら、
「リハ職を派遣できる体制を整えている」 が、将来的に標準モデルになっていくようにも思います。
⸻
🏥 令和8年度改定の方向性(骨子案)との整合性
以下の資料にも示されているように、
https://t.co/bcUrh4uIbB
https://t.co/0WkFLshhZu
•「治し、支える医療」の実現
•地域包括ケアシステムの推進
•高齢者の生活を支えるケア(リハ・栄養・口腔)の強化
•地域の医療・介護資源の効率的活用
•在宅療養患者の後方支援
•回復期は地域連携と在宅復帰の中核となること
これらの記述を踏まえると、回復期リハ病棟が地域連携拠点として機能強化を求められていく のは自然な流れであり、地域リハ活動支援事業への関与がより“標準化”されていく可能性は高いと考えています(あくまでも推測です)。 December 12, 2025
@9wvin81fo41thtr →関連項目が出てくるので、これらを辿っていくと(少し)面白いかも。
ただ、現実にはすでに地域包括ケアシステムは崩壊していますよね。それでも国は病床を減らし続けているし、それでいて介護保険給付は絞る、働き手の待遇改善には鈍感、結果的に在宅療養の担い手が減り続けている。無茶苦茶だよ...。 December 12, 2025
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