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地域包括ケアシステム
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2025.12.04
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地域包括ケアシステムに関するポスト数は前日に比べ82%減少しました。女性の比率は71%増加し、前日に変わり50代女性の皆さんからのポストが最も多いです。前日は「ホスピス」に関する評判が話題でしたが、本日話題になっているキーワードは「実態調査」です。
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訪問看護指示書に虚偽病名や過剰なサービスの必要性を記載するよう強要する。そして、それに従わなければ主治医を変更する。
倭国在宅医療連合学会の在宅医を対象とした調査で、ホスピス型住宅で横行する不適切な現状が可視化された。
また「ホスピス型」という名称には到底そぐわない、ケア力に課題のある施設が少なくないことも明らかに。
特に「個別のアセスメント」や「緩和ケア」「終末期ケア・看取り」の領域における評価が標準以下の施設が過半を占める。これを「ホスピス」と呼んでいいのか。
ホスピス型住宅がなければ居場所がなかったという方もいる。そしてもちろん中には素晴らしいホスピスケアを提供している施設もある。僕の友人知人の中にも、他の事業者では対応できない重度の入居者に、望む暮らしを実現しようと頑張っている人がいる。
患者にとって最善の選択を共に考え、その実現に共に取り組む。彼らは患者さんにとって必要不可欠な存在、僕らにとっても理想の連携パートナーだ。
しかし上限なく提供できる訪問看護、誰もチェックしない訪問実績、請求すれば請求しただけ収入が得られる仕組みは、モラルのない経営者にとっては「打ち出の小槌」。ケアの質よりも訪問件数を重視したくなる人もいるのだろう。そしてそんな人たちにとっては患者中心・法令遵守にこだわる主治医は邪魔者以外の何物でもないのだろう。
現在、中医協では、訪問看護指示書に複数回訪問の必要性を主治医に記載させることで過剰な訪問看護を抑制させようという議論が進んでいるが、そんなものではブレーキにならないことは明らかだ。
その人にとって「最善のケア」をチームで提供する。
多くのホスピス型住宅は、この地域包括ケアシステムにおけるもっとも重要な「規範的統合」ができていない。そして、その異常に高い利益率で地域の看護師を吸収し、地域の医療介護提供体制そのものを破壊している、と指摘する声もある。
ホスピス型住宅大手、PDハウスを運営するサンウェルズの苗代社長が(別件で)退任されるそうだが、同社の平均患者単価は年1400万円。大部分が健康保険・介護保険からの収入だ。普通の医療介護福祉事業者から見てれば、ちょっとありえない数字だ。
「ホスピス型住宅」という選択が地域あってもよいとほ思う。しかし事業体としての(事故報告などを含む)品質評価、そして合理的な報酬の仕組みが前提として必要だ。
中医協・厚労省は「訪問看護指示書に医者の一筆」でお茶を濁さず、本質的な課題解決のためにもう少し知恵を絞ってほしい。
このままだと、ホスピス型住宅の主治医がモラルのない「事業者の言うなり在宅医」に切り替わるだけだ。というか、すでに切り替えはだいぶ進んでいるが。
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ホスピス型住宅における訪問看護と訪問診療の 連携に関する実態調査報告(速報)
https://t.co/1nFRetPSD7 December 12, 2025
6RP
面白そう。
『問いとしてのウェルビーイング: 人・社会・自然のよい状態を考える』
https://t.co/Q5YtOTTbVc
序章 構造的暴力を補助線として「人・社会・自然のウェルビーイング」を考える
1 本書がめざすもの
2 問題意識
3 ウェルビーイングをめぐる議論の経緯
4 ウェルビーイングを測定する代表的プログラム
5 ウェルビーイングとサステナビリティの関係
6 本書におけるウェルビーイングの捉え方
7 本書の構成
第Ⅰ部 問題提起 構造的暴力のありか
第1章 健康の脱自明化─ウェルビーイングの条件を拡張するために
1 SDGsの「健康」とWHOの「健康」─第一の転回
2 WHOにおける健康の再定義への動きとその挫折─第二の転回
3 健康を再定義する要求はなにを可視化したか
4 「多元的ウェルビーイング」の探究へ
第2章 幸福追求の陥穽─個人主義的な幸福観についての批判的検討
1 はじめに
2 主観的幸福感研究の背景としての個人化
3 ポジティブ感情の文化政策
4 幸福は個人的なものといえるか?
5 人は誰でも当たり前のように幸福を目指すのか?
6 おわりに─社会学的ウェルビーイングに向けて
第3章 地球を社会の一員として考えてみる─テレストリアルたちのウェルビーイング
1 はじめに─ウェルビーイングを誰のものとして考えるか
2 「人新世」をめぐる議論─人間と環境の関係性をとらえなおす
3 アクターネットワーク理論とテレストリアル
4 テレストリアルな実践─スタンディング・ロックの抵抗運動から学ぶ
5 おわりに─テレストリアルたちのウェルビーイング
第Ⅱ部 問題の所在 構造的暴力のあらわれ
第4章 自然のウェルビーイングを維持するためには何が必要か─「科学」の役割を考える
1 はじめに
2 環境の価値
3 何故,環境を破壊するような経済活動が行われるのか?
4 環境と経済の「両立」
5 環境問題と「科学」─福島第1原発事故の事例から
6 まとめに代えて
第5章 排除と差別の現在地─マジョリティのアイデンティティ・ポリティクスから考える
1 はじめに
2 肯定的承認の不平等
3 個人化と自己実現の時代
4 排除型社会の到来
5 マジョリティとアイデンティティ・ポリティクス
6 「自己憎悪」の解体と「本質化」の解除
7 アイデンティティ・ポリティクスの今後
第6章 ウェルビーイングと地域共生社会の捉え方
1 令和6年度版「厚生労働白書」の特徴
2 こころの健康とこころの不調の関係
3 地域包括ケアシステムの次は地域共生社会
4 社会的孤立と地域共生社会─「通常の学級に在籍する特別な教育支援を必要とする児童生徒の実態調査」結果から
5 国府台病院児童精神科での取り組み
6 児童精神科医療現場から見えてくる課題
7 国民がウェルビーイングを実感できる社会の実現
8 まとめ─期待される地域の役割
第Ⅲ部 問題の解決 構造的暴力の克服
第7章 多様な選択肢のある社会づくり─市民の役割とその促進
1 社会のウェルビーイング(よい状態)が意味するもの
2 社会のウェルビーイングを実現する主体としての市民
3 ニーズ多様化に呼応した市民─有償ボランティアやソーシャルビジネスとして
4 セクター間に取り残されたニーズへ対応する有償ボランティアの会計的ジレンマ─求められる法規制のつくりかえ
5 多様な選択肢のある社会づくりを担う市民─誰も取り残さないために
第8章 サステナブルな都市の創造
1 炭素文明と都市
2 ドーナツ経済学と社会的共通資本
3 Think Globally, Act Locally
4 現代都市の形成
5 現代都市が直面する課題
6 サステナブルな都市の条件
7 都市と人間と民主主義
第9章 生命系の世界をひらく有機農業─自然と人間の共存を求めて
1 生命系の世界とは
2 生命系から離反する近代農業
3 有機農業運動と地域主義
4 脱成長社会にむけて─有機農業の「慣行化」に抗えるか
第10章 地域通貨を活用したエシカル・ツーリズムの可能性の検討─沖縄県宮古島市の「理想通貨」の事例から
1 問題関心
2 先行研究の検討
3 ケーススタディ─「理想通貨」の事例から
4 結論
終章 ケイパビリティ・アプローチからウェルビーイングを考える
1 王道かつ異端の経済学者
2 センが提起したケイパビリティ・アプローチ
3 ケイパビリティに着目することで見えやすくなること
4 自由を重視するセンの真骨頂─「持続可能な発展」批判
5 ケイパビリティ(機能)とは具体的に何か?─リスト化の是非
6 まとめに代えて December 12, 2025
地域包括ケアシステムの構築って実現できますかと、気のしれた地域包括支援センターのコーディネーターさんに聞いてみたら
「無理です、毎日毎日、自分の仕事以外の業務もしなくちゃいけないし、よく分からないクレーム対応とかあるし。」
と言われていました。拠点がヘルプ出していますが、中央はいかがでしょうか。とても個人の意見と切り捨てられない深刻さを感じました。 December 12, 2025
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