来年3月のダイヤ改正は、JR北海道は変更点が少ないと思いきや、まさかのキハ40形による定期列車を終了するというサプライズ報道がありました。

1977年2月から3月にかけて道内で初めて国鉄の旭川機関区と苗穂機関区に8両ずつ配置されて、同年8月から札沼線の札幌〜新十津川間で営業運転を開始しました。定期列車として運行開始から残念ながら50年を迎えることはできず、49年で幕を下ろします。

2020年3月ダイヤ改正で札幌〜小樽間の一部列車と函館本線山線に初めてH100形（DECMO）が投入されて本格的にキハ40形の置き換えが始まりました。その後もH100形の増備と地方のローカル輸送の減少による減便や路線そのものの廃止、キハ150形とキハ54形による転属等での置き換えもあってキハ40形は徐々に数を減らしていき、昨今に至ります。

最後の定期運用は、室蘭本線の苫小牧〜岩見沢間と日高本線です。

この5〜6年で当たり前だった光景があっという間に失われましたね。 December 12, 2025