クリント・イーストウッド 芸能人
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2025.12.13 05:00
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今日は2年ぶりにドン・シーゲル「ダーティ・ハリー」をテキストに授業。特にオープニングからホットドッグ頬張りながらの銃撃戦までの15分を解析。
オープニングのハリーの登場から、さそりの脅迫状発見までの充実したクレジットバック。ハリーの動線を移動とパンを使ってサンフランシスコの街並みを見せながら最終的に殺害現場であるプールを捉える。いくつもの要素をワンショットに籠めるこの効率の良さ。続いての会議室での的確な人物配置による捜査会議。さそりの脅迫状を説明しながら、ハリーの登場でハリー・ガーディーノの座る位置を変えさせ、イーストウッドと入れ替える。ここから先はハリー対市長の対立に持っていき、対立関係を見せるためにここはカットバック。説明とキャラクター紹介を端的に見せる。その後がもうあの、ホットドックの市街戦。今どきの映画なら絶対に省略しないであろう、銀行強盗を全てホットドッグスタンドの窓越しで見せて、何が起こったかよくわからないまま、ハリーが立ち上がって銀行へと向かう間に、銃撃戦が開始されハリーは一度も立ち止まることなく現場へ到着する。今時なら銀行内の強盗シーンは省略されないだろう。最小限のカットで最大の効果と言うのはその後イーストウッドが監督になってからの言葉だが、それはドン・シーゲルから受け継いだものだろう。
映画をよりよく見せるための「効率」で貫かれた演出。まさに映画の神が降臨して演出したとしか思えない至高の演出技術。映画の演出を学ぶという点では最良のテキストだろう。 December 12, 2025
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ワーナーブラザースでは、20代の頃から来日舞台挨拶から倭国映画舞台挨拶まで、とにかく沢山、MCやインタビューをしていた。『ハリーポッター』『ファンタビ』シリーズMCは忘れられない。でも一番記憶に残っているのは『父親たちの星条旗』イーストウッド監督来日と『硫黄島からの手紙』渡辺謙さん、二宮和也さん、加瀬亮さん、伊原剛志さんとの初日舞台挨拶。倭国勢でイーストウッド監督が居ない初日に作品を背負ってステージに立った日のこと。
MCもチームなんだと謙さんから教えられた気がした。
テレビインタビューで記憶に残っているのは『マトリックス』のキアヌ・リーブス。普段は物静かなのに、あれだけのアクションと演技で未知の世界の主人公を演じた姿にハリウッドの壁を感じたのでした。
そんな私もお別れ上映のお手伝いをします。名前が明記されていないので、勝手に書けませんが、どこかでお会いできますように。 December 12, 2025
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