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地域包括ケア
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2025.12.17 10:00
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【令和6年決算特別委員会 渡辺やすしの敬老会反対質疑の議事録を抜粋!皆様はこの議論をどう捉えますか?】
◆渡辺やすし委員 高齢者福祉事業費の敬老事業についてお聞きします。
敬老会、1,978万円と決算が出ています。9月24日に要求した資料の23番、この1,978万円の項目ごとの内訳というのを見ますと、この1,978万円のうち1,468万円が演芸等運営委託。こちらは、歌謡ショーですとか新宿区民謡連盟への出演委託ですとか、新宿文化センターの時間外舞台運営管理費用等々だと思うんですね。税金で1,468万円を使って芸能人を呼ぶ歌謡ショーを行って、敬老会を開催することの政策的な目的をお聞かせください。
◎地域包括ケア推進課長 敬老会のほうの実施の政策的目的ということで、老人週間の記念行事としまして、高齢者を演芸等に招待し、慰労するというのが目的となっております。
◆渡辺やすし委員 例えば、高齢者の方を慰労する方法、様々あると思うんですけれども、もう一度聞きます。1,468万円のお金を使って、演芸ですね。歌謡ショーですとか、そういったものをされる政策目的をお聞かせください。
◎地域包括ケア推進課長 まず、確かに高齢者の方の施策、様々なものを我々のほうで行っております。その中で、特に敬老会につきましては、ふだん、なかなか演芸や催物、そういったものを見に外に出向くことができない方々、なかなかそういう機会のない方々を区のほうで御招待して、そういったものを楽しんでいただくということを主な目的としておりまして、自らいろいろなコンサートとか、そういったものへ行くことがなかなか難しい方というのが高齢者は多いので、そういった方々に非常に寄与していると考えております。
◆渡辺やすし委員 自らそういった演芸ですとかコンサートに行くことがない方々を楽しませるということだと思うんですけれども、9月24日に要求した資料26番を見ると、ちょっとこれはニーズに合っているのかなという話がありまして、令和5年度3,255人の方が来ていらっしゃるわけです。コロナだから、コロナじゃないからという議論があると当然思うので、令和元年のほうを見ると、これは4,009人の高齢者の方が来ていらっしゃいます。新宿区、この会場となっている新宿文化センターのキャパシティが1,802名なんですね。なので、令和5年だと6回開催ですから、単純計算、掛ける6すると、1万812人のキャパシティの中で3,255人。令和元年のほうですと、これは4回公演なので、掛ける4しますと、7,208人のキャパシティで4,009人という形になっているんですね。77歳の高齢者の方が、では何人いるかというと、9月24日に要求した資料24番、令和元年ですと3万828人、令和5年ですと3万447人なんですね。なので、このデータを見ますと、そもそもキャパシティの大体3分の1か、10分の4、5分の2ぐらいの方しかまず来ていらっしゃらないので、このキャパシティが適正だったのかという議論がまず当然必要だと思うんですよ。
コロナだから読めないという議論ももちろん分かるんですけれども、令和元年度の段階で7,208人のキャパシティに4,009人だったわけですよ。コロナが収まったとしても、大体これは40%ぐらいなので、この6回公演もやらなくて、例えば4回公演とか2回公演とかであれば、その分の演芸代金、歌謡ショーの回数も減るわけですから、費用を抑えることができて、かつ参加者の方も、当然これはキャパシティの中に入っているので、楽しむことができたわけなんですね。そういった意味で、まずキャパシティとして適切だったのかどうかということと、今後どうされるかということをお聞かせください。
◎地域包括ケア推進課長 キャパシティとの比較ということになります。
まず、令和元年度につきましては、◆渡辺やすし委員 高齢者福祉事業費の敬老事業についてお聞きします。
敬老会、1,978万円と決算が出ています。9月24日に要求した資料の23番、この1,978万円の項目ごとの内訳というのを見ますと、この1,978万円のうち1,468万円が演芸等運営委託。こちらは、歌謡ショーですとか新宿区民謡連盟への出演委託ですとか、新宿文化センターの時間外舞台運営管理費用等々だと思うんですね。税金で1,468万円を使って芸能人を呼ぶ歌謡ショーを行って、敬老会を開催することの政策的な目的をお聞かせください。
◎地域包括ケア推進課長 敬老会のほうの実施の政策的目的ということで、老人週間の記念行事としまして、高齢者を演芸等に招待し、慰労するというのが目的となっております。
◆渡辺やすし委員 例えば、高齢者の方を慰労する方法、様々あると思うんですけれども、もう一度聞きます。1,468万円のお金を使って、演芸ですね。歌謡ショーですとか、そういったものをされる政策目的をお聞かせください。
◎地域包括ケア推進課長 まず、確かに高齢者の方の施策、様々なものを我々のほうで行っております。その中で、特に敬老会につきましては、ふだん、なかなか演芸や催物、そういったものを見に外に出向くことができない方々、なかなかそういう機会のない方々を区のほうで御招待して、そういったものを楽しんでいただくということを主な目的としておりまして、自らいろいろなコンサートとか、そういったものへ行くことがなかなか難しい方というのが高齢者は多いので、そういった方々に非常に寄与していると考えております。
◆渡辺やすし委員 自らそういった演芸ですとかコンサートに行くことがない方々を楽しませるということだと思うんですけれども、9月24日に要求した資料26番を見ると、ちょっとこれはニーズに合っているのかなという話がありまして、令和5年度3,255人の方が来ていらっしゃるわけです。コロナだから、コロナじゃないからという議論があると当然思うので、令和元年のほうを見ると、これは4,009人の高齢者の方が来ていらっしゃいます。新宿区、この会場となっている新宿文化センターのキャパシティが1,802名なんですね。なので、令和5年だと6回開催ですから、単純計算、掛ける6すると、1万812人のキャパシティの中で3,255人。令和元年のほうですと、これは4回公演なので、掛ける4しますと、7,208人のキャパシティで4,009人という形になっているんですね。77歳の高齢者の方が、では何人いるかというと、9月24日に要求した資料24番、令和元年ですと3万828人、令和5年ですと3万447人なんですね。なので、このデータを見ますと、そもそもキャパシティの大体3分の1か、10分の4、5分の2ぐらいの方しかまず来ていらっしゃらないので、このキャパシティが適正だったのかという議論がまず当然必要だと思うんですよ。
コロナだから読めないという議論ももちろん分かるんですけれども、令和元年度の段階で7,208人のキャパシティに4,009人だったわけですよ。コロナが収まったとしても、大体これは40%ぐらいなので、この6回公演もやらなくて、例えば4回公演とか2回公演とかであれば、その分の演芸代金、歌謡ショーの回数も減るわけですから、費用を抑えることができて、かつ参加者の方も、当然これはキャパシティの中に入っているので、楽しむことができたわけなんですね。そういった意味で、まずキャパシティとして適切だったのかどうかということと、今後どうされるかということをお聞かせください。
◎地域包括ケア推進課長 キャパシティとの比較ということになります。
まず、令和元年度につきましては、まず、皆さん御存じのとおり、コロナが始まったのが令和元年度末ということで、令和元年度の段階では、敬老会を行うときにまだコロナというのは出ていなかったと思います。ですので、それまでと同じように、敬老会につきましては2日間掛ける午前、午後の計4回で、実際に参加される方についても、特に抽せん等を行わずに、いらっしゃった方がそのまま御参加できるというようなやり方を取っておりました。ただ、一応、地域ごとに偏りが出ると入れない方というのがいらっしゃる可能性があるので、地域ごとに日程のほうは変えて御案内のほうはしていたというところでございます。ですので、キャパシティが1,802人掛ける4回というのに対して、参加者数が4,009人という形になっております。
令和2年度から令和4年度にかけましては、皆さん御存じのとおり、コロナが非常に猛威を振るいまして、なかなかやり方が難しかったところでございます。令和2年度、令和3年度は敬老会を中止させていただいて、令和4年度につきましては、当時のいろいろと3密を避けるというようなことから、回数のほうを6回、要は3日間、午前、午後、6回という形にさせていただいて、さらに席のほうで1,802人のキャパシティに対して、1席ずつ必ず空けるという形を取らせていただきました。また、そのためにどうしても必要になるのが、参加される方を座席指定ということで、抽せんをさせていただいて席のほうを指定させていただくという形を取らせていただきました。そのために、やはり参加者数としては、実際コロナでなかなか表に出てこられない方、もしくは危険性もあって外に出ることを控えていらっしゃる方、そういった方もいらっしゃって、参加者数としては2,854人という形で減っているというところでございます。
令和5年度につきましてはなぜ6回やったかということなんですが、令和5年度の予算を取っているのが令和4年度の10月から2月ぐらいにかけてという形になるんですけれども、その段階ではちょっとコロナの動向がどうなるかというのがまず読めなかったという点が一つあります。実際、確かに令和5年度の5月で5類に移行はしているんですが、5月の段階では、私どもも敬老会のほうは事業としてもう計画が変更できない。業者のほうをもう入札で依頼して事業を進めているところなので、計画が変更できないという部分がございまして、もともとの予算のとおり、3日間の午前、午後の計6回ということで事業のほうはやらせていただいたということでございます。人数的には、令和4年度に比べますと、令和5年度のほうが人数は3,255人ということで増えてはいるんですが、やはり若干、まだコロナの影響が少し残っていたのかなというところが分析の結果でございます。
◆渡辺やすし委員 キャパシティの件も分かりまして、今年度は新宿文化センター改修で、開催はなかったと思うんですけれども、来年度以降、コロナが5類になってから、それ以降の敬老会ということで、もう少しキャパシティ、会場が6回公演で適切なのかということは改めて議論いただければと思います。
あともう一つ、対象となる77歳以上の高齢者の方、令和5年度3万447人、令和元年度2万9,346人で、応募の方は、これは全員参加できていると思うんですけれども、令和元年度だと4,009人で、令和5年度だと3,255人だと思うんですけれども、対象の77歳以上の人口の方の1割ぐらいなんですよね。なので、例えば、この3万447人のうち、2万人とか3万人とかの高齢者の方がすごいこれは参加したいなと思って応募されていて、それを抽せんされているという状況であれば、そういった演芸等を見る機会のない方々に提供するということも、一定の意味というものは理解できなくもないんですけれども、これは、応募されているのが、この3万447人のうちの大体1割ぐらい。コロナ前だったとしても大してそう数字は変わらないわけですね。ということは、高齢者の方々でも、今、価値観が多様化して、様々な演芸であるとか趣味であるとか娯楽であるとかがあると思うんですね。そういった中で、この演芸を見たいというニーズというのはそんなに高くないのではないかというふうに推察できるんですけれども、いかがお考えですか。
◎地域包括ケア推進課長 ただいま委員御指摘のとおり、昨今、高齢者の方々の価値観というのは多様化してきているというのは間違いないところだと思います。演芸がニーズが高いか高くないかというのは、ちょっと今回のこの敬老会の参加人数からではなかなか言えないところはあると思うんですけれども、私ども福祉部としましても、高齢者施策としては、この敬老会だけを単独でやっているわけではなくて、そのほかにもいきいきハイキングですとか、あと介護予防教室ですとか、様々な高齢者のための施策を行っているところでございます。ですので、この敬老会単独の事業だけで全ての高齢者に向けた目的、ニーズを果たせるというふうには考えておりませんで、そこの部分に関しては、様々な事業で別の方々の目的、ニーズを拾っていくということで考えているところでございます。
◆渡辺やすし委員 分かりました。また引き続き、この件に関しては今後も議論していきたいと思います。、皆さん御存じのとおり、コロナが始まったのが令和元年度末ということで、令和元年度の段階では、敬老会を行うときにまだコロナというのは出ていなかったと思います。ですので、それまでと同じように、敬老会につきましては2日間掛ける午前、午後の計4回で、実際に参加される方についても、特に抽せん等を行わずに、いらっしゃった方がそのまま御参加できるというようなやり方を取っておりました。ただ、一応、地域ごとに偏りが出ると入れない方というのがいらっしゃる可能性があるので、地域ごとに日程のほうは変えて御案内のほうはしていたというところでございます。ですので、キャパシティが1,802人掛ける4回というのに対して、参加者数が4,009人という形になっております。
令和2年度から令和4年度にかけましては、皆さん御存じのとおり、コロナが非常に猛威を振るいまして、なかなかやり方が難しかったところでございます。令和2年度、令和3年度は敬老会を中止させていただいて、令和4年度につきましては、当時のいろいろと3密を避けるというようなことから、回数のほうを6回、要は3日間、午前、午後、6回という形にさせていただいて、さらに席のほうで1,802人のキャパシティに対して、1席ずつ必ず空けるという形を取らせていただきました。また、そのためにどうしても必要になるのが、参加される方を座席指定ということで、抽せんをさせていただいて席のほうを指定させていただくという形を取らせていただきました。そのために、やはり参加者数としては、実際コロナでなかなか表に出てこられない方、もしくは危険性もあって外に出ることを控えていらっしゃる方、そういった方もいらっしゃって、参加者数としては2,854人という形で減っているというところでございます。
令和5年度につきましてはなぜ6回やったかということなんですが、令和5年度の予算を取っているのが令和4年度の10月から2月ぐらいにかけてという形になるんですけれども、その段階ではちょっとコロナの動向がどうなるかというのがまず読めなかったという点が一つあります。実際、確かに令和5年度の5月で5類に移行はしているんですが、5月の段階では、私どもも敬老会のほうは事業としてもう計画が変更できない。業者のほうをもう入札で依頼して事業を進めているところなので、計画が変更できないという部分がございまして、もともとの予算のとおり、3日間の午前、午後の計6回ということで事業のほうはやらせていただいたということでございます。人数的には、令和4年度に比べますと、令和5年度のほうが人数は3,255人ということで増えてはいるんですが、やはり若干、まだコロナの影響が少し残っていたのかなというところが分析の結果でございます。
◆渡辺やすし委員 キャパシティの件も分かりまして、今年度は新宿文化センター改修で、開催はなかったと思うんですけれども、来年度以降、コロナが5類になってから、それ以降の敬老会ということで、もう少しキャパシティ、会場が6回公演で適切なのかということは改めて議論いただければと思います。
あともう一つ、対象となる77歳以上の高齢者の方、令和5年度3万447人、令和元年度2万9,346人で、応募の方は、これは全員参加できていると思うんですけれども、令和元年度だと4,009人で、令和5年度だと3,255人だと思うんですけれども、対象の77歳以上の人口の方の1割ぐらいなんですよね。なので、例えば、この3万447人のうち、2万人とか3万人とかの高齢者の方がすごいこれは参加したいなと思って応募されていて、それを抽せんされているという状況であれば、そういった演芸等を見る機会のない方々に提供するということも、一定の意味というものは理解できなくもないんですけれども、これは、応募されているのが、この3万447人のうちの大体1割ぐらい。コロナ前だったとしても大してそう数字は変わらないわけですね。ということは、高齢者の方々でも、今、価値観が多様化して、様々な演芸であるとか趣味であるとか娯楽であるとかがあると思うんですね。そういった中で、この演芸を見たいというニーズというのはそんなに高くないのではないかというふうに推察できるんですけれども、いかがお考えですか。
◎地域包括ケア推進課長 ただいま委員御指摘のとおり、昨今、高齢者の方々の価値観というのは多様化してきているというのは間違いないところだと思います。演芸がニーズが高いか高くないかというのは、ちょっと今回のこの敬老会の参加人数からではなかなか言えないところはあると思うんですけれども、私ども福祉部としましても、高齢者施策としては、この敬老会だけを単独でやっているわけではなくて、そのほかにもいきいきハイキングですとか、あと介護予防教室ですとか、様々な高齢者のための施策を行っているところでございます。ですので、この敬老会単独の事業だけで全ての高齢者に向けた目的、ニーズを果たせるというふうには考えておりませんで、そこの部分に関しては、様々な事業で別の方々の目的、ニーズを拾っていくということで考えているところでございます。
◆渡辺やすし委員 分かりました。また引き続き、この件に関しては今後も議論していきたいと思います。 December 12, 2025
【令和6年決算特別委員会 渡辺やすしの敬老会反対質疑の議事録を抜粋!皆様はこの議論をどう捉えますか?】
◆渡辺やすし委員 高齢者福祉事業費の敬老事業についてお聞きします。
敬老会、1,978万円と決算が出ています。9月24日に要求した資料の23番、この1,978万円の項目ごとの内訳というのを見ますと、この1,978万円のうち1,468万円が演芸等運営委託。こちらは、歌謡ショーですとか新宿区民謡連盟への出演委託ですとか、新宿文化センターの時間外舞台運営管理費用等々だと思うんですね。税金で1,468万円を使って芸能人を呼ぶ歌謡ショーを行って、敬老会を開催することの政策的な目的をお聞かせください。
◎地域包括ケア推進課長 敬老会のほうの実施の政策的目的ということで、老人週間の記念行事としまして、高齢者を演芸等に招待し、慰労するというのが目的となっております。
◆渡辺やすし委員 例えば、高齢者の方を慰労する方法、様々あると思うんですけれども、もう一度聞きます。1,468万円のお金を使って、演芸ですね。歌謡ショーですとか、そういったものをされる政策目的をお聞かせください。
◎地域包括ケア推進課長 まず、確かに高齢者の方の施策、様々なものを我々のほうで行っております。その中で、特に敬老会につきましては、ふだん、なかなか演芸や催物、そういったものを見に外に出向くことができない方々、なかなかそういう機会のない方々を区のほうで御招待して、そういったものを楽しんでいただくということを主な目的としておりまして、自らいろいろなコンサートとか、そういったものへ行くことがなかなか難しい方というのが高齢者は多いので、そういった方々に非常に寄与していると考えております。
◆渡辺やすし委員 自らそういった演芸ですとかコンサートに行くことがない方々を楽しませるということだと思うんですけれども、9月24日に要求した資料26番を見ると、ちょっとこれはニーズに合っているのかなという話がありまして、令和5年度3,255人の方が来ていらっしゃるわけです。コロナだから、コロナじゃないからという議論があると当然思うので、令和元年のほうを見ると、これは4,009人の高齢者の方が来ていらっしゃいます。新宿区、この会場となっている新宿文化センターのキャパシティが1,802名なんですね。なので、令和5年だと6回開催ですから、単純計算、掛ける6すると、1万812人のキャパシティの中で3,255人。令和元年のほうですと、これは4回公演なので、掛ける4しますと、7,208人のキャパシティで4,009人という形になっているんですね。77歳の高齢者の方が、では何人いるかというと、9月24日に要求した資料24番、令和元年ですと3万828人、令和5年ですと3万447人なんですね。なので、このデータを見ますと、そもそもキャパシティの大体3分の1か、10分の4、5分の2ぐらいの方しかまず来ていらっしゃらないので、このキャパシティが適正だったのかという議論がまず当然必要だと思うんですよ。
コロナだから読めないという議論ももちろん分かるんですけれども、令和元年度の段階で7,208人のキャパシティに4,009人だったわけですよ。コロナが収まったとしても、大体これは40%ぐらいなので、この6回公演もやらなくて、例えば4回公演とか2回公演とかであれば、その分の演芸代金、歌謡ショーの回数も減るわけですから、費用を抑えることができて、かつ参加者の方も、当然これはキャパシティの中に入っているので、楽しむことができたわけなんですね。そういった意味で、まずキャパシティとして適切だったのかどうかということと、今後どうされるかということをお聞かせください。
◎地域包括ケア推進課長 キャパシティとの比較ということになります。
まず、令和元年度につきましては、まず、皆さん御存じのとおり、コロナが始まったのが令和元年度末ということで、令和元年度の段階では、敬老会を行うときにまだコロナというのは出ていなかったと思います。ですので、それまでと同じように、敬老会につきましては2日間掛ける午前、午後の計4回で、実際に参加される方についても、特に抽せん等を行わずに、いらっしゃった方がそのまま御参加できるというようなやり方を取っておりました。ただ、一応、地域ごとに偏りが出ると入れない方というのがいらっしゃる可能性があるので、地域ごとに日程のほうは変えて御案内のほうはしていたというところでございます。ですので、キャパシティが1,802人掛ける4回というのに対して、参加者数が4,009人という形になっております。
令和2年度から令和4年度にかけましては、皆さん御存じのとおり、コロナが非常に猛威を振るいまして、なかなかやり方が難しかったところでございます。令和2年度、令和3年度は敬老会を中止させていただいて、令和4年度につきましては、当時のいろいろと3密を避けるというようなことから、回数のほうを6回、要は3日間、午前、午後、6回という形にさせていただいて、さらに席のほうで1,802人のキャパシティに対して、1席ずつ必ず空けるという形を取らせていただきました。また、そのためにどうしても必要になるのが、参加される方を座席指定ということで、抽せんをさせていただいて席のほうを指定させていただくという形を取らせていただきました。そのために、やはり参加者数としては、実際コロナでなかなか表に出てこられない方、もしくは危険性もあって外に出ることを控えていらっしゃる方、そういった方もいらっしゃって、参加者数としては2,854人という形で減っているというところでございます。
令和5年度につきましてはなぜ6回やったかということなんですが、令和5年度の予算を取っているのが令和4年度の10月から2月ぐらいにかけてという形になるんですけれども、その段階ではちょっとコロナの動向がどうなるかというのがまず読めなかったという点が一つあります。実際、確かに令和5年度の5月で5類に移行はしているんですが、5月の段階では、私どもも敬老会のほうは事業としてもう計画が変更できない。業者のほうをもう入札で依頼して事業を進めているところなので、計画が変更できないという部分がございまして、もともとの予算のとおり、3日間の午前、午後の計6回ということで事業のほうはやらせていただいたということでございます。人数的には、令和4年度に比べますと、令和5年度のほうが人数は3,255人ということで増えてはいるんですが、やはり若干、まだコロナの影響が少し残っていたのかなというところが分析の結果でございます。
◆渡辺やすし委員 キャパシティの件も分かりまして、今年度は新宿文化センター改修で、開催はなかったと思うんですけれども、来年度以降、コロナが5類になってから、それ以降の敬老会ということで、もう少しキャパシティ、会場が6回公演で適切なのかということは改めて議論いただければと思います。
あともう一つ、対象となる77歳以上の高齢者の方、令和5年度3万447人、令和元年度2万9,346人で、応募の方は、これは全員参加できていると思うんですけれども、令和元年度だと4,009人で、令和5年度だと3,255人だと思うんですけれども、対象の77歳以上の人口の方の1割ぐらいなんですよね。なので、例えば、この3万447人のうち、2万人とか3万人とかの高齢者の方がすごいこれは参加したいなと思って応募されていて、それを抽せんされているという状況であれば、そういった演芸等を見る機会のない方々に提供するということも、一定の意味というものは理解できなくもないんですけれども、これは、応募されているのが、この3万447人のうちの大体1割ぐらい。コロナ前だったとしても大してそう数字は変わらないわけですね。ということは、高齢者の方々でも、今、価値観が多様化して、様々な演芸であるとか趣味であるとか娯楽であるとかがあると思うんですね。そういった中で、この演芸を見たいというニーズというのはそんなに高くないのではないかというふうに推察できるんですけれども、いかがお考えですか。
◎地域包括ケア推進課長 ただいま委員御指摘のとおり、昨今、高齢者の方々の価値観というのは多様化してきているというのは間違いないところだと思います。演芸がニーズが高いか高くないかというのは、ちょっと今回のこの敬老会の参加人数からではなかなか言えないところはあると思うんですけれども、私ども福祉部としましても、高齢者施策としては、この敬老会だけを単独でやっているわけではなくて、そのほかにもいきいきハイキングですとか、あと介護予防教室ですとか、様々な高齢者のための施策を行っているところでございます。ですので、この敬老会単独の事業だけで全ての高齢者に向けた目的、ニーズを果たせるというふうには考えておりませんで、そこの部分に関しては、様々な事業で別の方々の目的、ニーズを拾っていくということで考えているところでございます。
◆渡辺やすし委員 分かりました。また引き続き、この件に関しては今後も議論していきたいと思います。 December 12, 2025
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