倭国の大腸がん検診受診率は、男性で49％、女性で42％です。
一方、米国・英国・韓国など多くのOECD諸国では、同年代の受診率がおおむね70％前後に達しています。

この「約20ポイントの差」が何を生むのか。
多くのG7諸国で大腸がん死亡率が着実に減少している一方、倭国の減少ペースは相対的に緩やかであることが指摘されています。

「忙しい」「怖い」という理由で、死亡リスクを大きく減少させうる機会を先送りにすることは、リスク管理として決して賢明とは言えません。

40歳を過ぎたら、一度は医師と相談しながら、自分のリスクに応じて大腸内視鏡検査も含めた検査方法を検討することをおすすめします。 November 11, 2025