『七人の侍』1954年・東宝
207分
監督 黒澤明

現在においても、世界で最も有名な倭国映画の代表と言われる作品。
考え抜かれた構成と脚本は207分と言う長尺を感じさせない。

野武士に襲われ続ける山間の村を守るために、功名や報酬と全く無縁な戦いに命を懸けた七人の侍。
その魅力的な構図は海外でも「荒野の七人」（1960）のように西部劇に形を変えてリメイクされるほどであった。

出演者の豪華さも素晴らしく、個々の侍の個性や村人の事情の細やかな描写などまさに娯楽映画の王道であり、至宝である。

ここでは公開時のオリジナル予告編を紹介（英語字幕が余計だがご容赦ください<(_ _)>）
＃昭和　＃映画 December 12, 2025

12/18は松村達雄さんのご生誕日。（1914-2005）
大学時代はラグビー選手として活躍、卒業後は演劇の道へ。応召・復員を挟んで舞台活動を続け、後にテレビ・映画に進出。『男はつらいよ』シリーズ2代目おいちゃん役でも知られました。

『まあだだよ』（黒澤明監督／大映・黒澤プロ・東宝他／1993年） https://t.co/Sh5Ws97Aei December 12, 2025

これが映画！黒澤明監督の最高傑作ですね‼︎
シンプルなストーリーに練り込まれた脚本、早坂文雄の音楽も素晴らしく、七人の役者、土屋嘉男や左卜全の名演も忘れられない。
海外版のレーザーディスクを買ったなぁ。 https://t.co/Hic0s53BMv December 12, 2025

1954(昭和29)年の時点で黒澤明「七人の侍」は「再軍備奨励映画」として批判され「キネマ旬報」ベスト10では3位。1位は木下惠介「二十四の瞳」という事例も。終戦から9年後と思うと「再軍備」への忌避感は分からなくはないとしても。 https://t.co/4TiTiDCTKM December 12, 2025