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高等教育
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2025.12.16 03:00
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「倭国において戦略的思考が育たない理由は、学校教育で政治や国際問題について主体的に考えることを「タブー」としてきたためです。義務教育では「みんな仲良く」 「喧嘩はいけません」と教え、高等教育ですらも国際政治への向き合い方を教えない場合がほとんどです。結果、戦略的思考のない空間で純粋培養された倭国人が、各国が戦略を巡らせている世界に投げ出されてしまうのです。」
垂さんが言っているこの部分だけは、倭国と中国双方で義務教育を受けてきた自分としてはめっちゃアグリー。倭国の学校で学ぶ「お坐法」は突き詰めると、ほとんどが「内輪」の「空気」をいかに読んで、その「内」の中で「世間体」をどう維持するかだけの話で、主体性を持って「外」の世界を構造理解したりシステム思考したりする能力は身につかないんだよね(JTCもほとんど同じ)。
大学で自分なりに外交や国際政治を勉強したり、あるいは理工学系を専攻してシステム設計のやカオス理論など考え方を学んでいれば、自分の脳内で異なる領域を文理横断で結合させることができるが、それを体系的に学ぶ学際的な場はない。
結果、システム思考ができる人は多くがメーカーなどで研究開発職をしている一方で、外交や国際政治を考えている政治家、官僚や国際政治学者はほとんどがそういうシステム思考ができない(ナラティブ思考しかできない)人達に占められる。自分はウクライナ戦争の時によくテレビに出て騒いでいたこういう人達を「ナラティブベース思考症候群」と勝手に呼んでいた。
その帰結が、構造理解と戦略的思考に欠けたあの「万歳突撃」であって、「戦略的チェックメイト」状態である。倭国にとってはいつか来た道。 December 12, 2025
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