金融政策 トレンド
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2025.12.17 06:00
:0% :0% ( 30代 / 男性 )
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伝統的金融論に則って金融政策を行っている限りにおいて中央銀行が損の垂れ流し状態になることなどまずない。それが今週、政策金利を0,75 %に上げるだけで損の垂れ流しが始まる(時価会計ベースで)。米国のように4%近くになり損の垂れ流しが始まるのならまだしも、たったの0,75 %で損の垂れ流しが始まる中央銀行など、お笑い沙汰だ。
これ以上、政策金利を上げられるわけがない。(政策金利を上げられなくても市中金利が上昇する可能性はある。中央銀行が市中短期金利を抑えられないう史上初めてのケースだ。日銀無様)
実質金利が驚くほど低く、資産効果による資産効果ともあいまって、今後、とんでもない物価上昇が始まるだろう。しかし日銀は金利を上げることも、じゃぶじゃぶなお金を回収することもできないから物価上昇を抑えられない。日銀と円は完全に詰んでいる。 December 12, 2025
2RP
アベノミクスの生みの親、浜田イェール大学名誉教授
「私はかつて、大規模な金融緩和を安倍氏に提言した立場です。しかし、今の倭国に必要な政策は真逆。金融の引き締め、つまり市場に出回るお金の量を減らし、金利を引き上げる金融政策です」
「率直に申し上げて、行き過ぎている、というのが私の見方です。もちろん財政赤字は常に悪というわけではなく、企業が成長のために借金をしてでも投資を行うのと同様、国家も長期的な利益のために赤字を活用すべき局面もあります。防衛費なども、残念ながら国際情勢に照らし増額が避けられない部分がある。しかしながら、人手不足などの供給制限がある現在のような状況で財政赤字を濫用し、大規模な財政出動をすることは、今、倭国経済の最大の問題であるインフレをさらに助長する。とんでもないことです」 December 12, 2025
1RP
このポストに「今景気が良いので利上げするべき」という趣旨のコメントを付ける方々。
金融政策の目標が
「物価の安定と雇用の最大化」
である事を把握して欲しい。
現状は
「欧米型コアCPIは安定しているが2%に足りない、つまり雇用の最大化は未達」
なんですよ。
https://t.co/bUY5Fn9eBj https://t.co/WYLZzFbDqi December 12, 2025
歴史的転換点!ビットコインがアメリカの持ち物になったことで今回の半減期バブル(4年サイクル)に与える影響について徹底分析
ビットコイン現物ETFの承認により、ウォール街の巨額資金が流入し、「アメリカの持ち物」とまで表現されるようになったビットコイン市場。今回の半減期は、これまでの4年サイクルとは根本的に異なる様相を呈する可能性が高いと私たちは分析しています。この記事では、ビットコインがアメリカの金融市場に深く組み込まれた背景を徹底解説し、それが半減期バブルのダイナミクスにどのような影響を与えるのか、機関投資家による継続的な買い圧力、価格の安定性と変動性の両面、そして米国の金融政策や規制強化がもたらす新たなリスク要因まで、多角的に深掘りします。本記事を読むことで、過去の半減期サイクルとの決定的な違いを理解し、伝統金融と融合したビットコインの未来像、そして投資家として今後注目すべきポイントを明確に把握できるでしょう。結論として、今回の半減期は単なる価格上昇の起爆剤ではなく、ビットコイン市場がより成熟した新たなフェーズへ移行する歴史的な転換点となると予測されます。
1. ビットコインがアメリカの持ち物になった背景と今回の半減期への影響
2024年初頭、世界の金融市場に衝撃が走りました。米国におけるビットコイン現物ETFの承認です。この出来事は、単なる金融商品の追加にとどまらず、ビットコインというデジタル資産の立ち位置を根本から変え、その後の市場、特に今回の半減期バブル(4年サイクル)に未曽有の影響を与える可能性を秘めています。
かつては一部の技術者や個人投資家が中心だったビットコイン市場に、世界最大の金融市場であるアメリカの伝統金融機関が本格的に参入する道が開かれたことで、その性質は大きく変貌を遂げつつあります。この章では、なぜビットコインが「アメリカの持ち物」と表現されるようになったのか、その背景と、それが今回の半減期サイクルにどのような影響をもたらすのかを深く掘り下げていきます。
1.1 ビットコイン現物ETF承認がもたらしたパラダイムシフト
2024年1月、米国証券取引委員会(SEC)がビットコイン現物ETFを承認したことは、仮想通貨の歴史において画期的な出来事として記憶されるでしょう。これまでビットコインへの投資は、仮想通貨取引所を通じて行うのが一般的であり、その手続きの複雑さや規制の不透明さが、特に機関投資家や保守的な個人投資家にとって参入障壁となっていました。
しかし、現物ETFの承認により、ビットコインは株式や債券と同様に、既存の証券口座から手軽に取引できる金融商品へと変貌しました。これにより、以下のようなパラダイムシフトが市場にもたらされました。
側面現物ETF承認前現物ETF承認後アクセス性仮想通貨取引所での口座開設が必要、手続きが複雑な場合も。証券口座から容易にアクセス可能、伝統金融商品と同等。投資家層主に個人投資家、クリプトネイティブが中心。機関投資家、年金基金、ヘッジファンドなど、幅広い層へ拡大。規制・信頼性一部で規制の不透明さや市場の未成熟さが懸念。SECの厳格な規制下に置かれ、信頼性と透明性が向上。資金流入源主に仮想通貨市場内での資金循環が主。伝統金融市場からの巨額な新規資金流入の道が開かれる。
この変化は、ビットコインが「投機的なデジタル資産」から「規制された主要な金融資産」へとその地位を確立したことを意味します。この信頼性の向上とアクセス性の改善が、今後の市場の動向を大きく左右する基盤となりました。
1.2 ウォール街の巨額資金がビットコイン市場にもたらすもの
ビットコイン現物ETFの承認は、ウォール街、すなわち米国の巨大な伝統金融市場の門戸をビットコインに開きました。ブラックロック、フィデリティ、インベスコといった世界有数の資産運用会社が、こぞってビットコイン現物ETFを提供開始したことは、その象徴です。
これらの機関投資家は、顧客の資産を運用するためにビットコインを現物で保有する必要があります。これは、市場に継続的かつ大規模な買い圧力をもたらすことを意味します。彼らが運用する資金規模は、個人投資家のそれをはるかに凌駕するため、その影響は計り知れません。
需要の恒常化と価格の下支え: ETFの需要がある限り、運用会社は市場からビットコインを買い続ける必要があります。これにより、価格の急落時には買い支えの要因となり、長期的な価格上昇トレンドを形成する可能性があります。
市場の流動性向上: 巨額の資金が流入することで、ビットコイン市場の流動性が大幅に向上します。これにより、大口取引が容易になり、市場の効率性が高まります。
新たな投資家の参入: 機関投資家がポートフォリオにビットコインを組み込むことで、これまで仮想通貨に懐疑的だった年金基金や富裕層なども、間接的にビットコイン投資に参加するようになります。
特に今回の半減期においては、ビットコインの新規供給量が半減するタイミングと、ウォール街からの継続的な需要が重なることになります。これは、過去の半減期サイクルとは異なる、より強力な価格上昇要因となる可能性を秘めており、今回のバブルの規模や持続性に大きな影響を与えると考えられます。
1.3 なぜ「アメリカの持ち物」と表現されるのか
「ビットコインがアメリカの持ち物になった」という表現は、ビットコインの所有権がアメリカに移ったことを意味するものではありません。むしろ、ビットコイン市場におけるアメリカの影響力と主導権が圧倒的に増したことを指しています。
その背景には、いくつかの重要な要因があります。
現物ETF承認国としてのリーダーシップ: 世界で最も影響力のある金融市場である米国が、ビットコイン現物ETFを承認したことで、ビットコインは国際的な金融資産としての地位を確立しました。これは、他国に先駆けて規制の枠組みを提供し、市場をリードする姿勢を示したことになります。
主要プレーヤーの集中: ビットコイン現物ETFを発行・運用するブラックロックやフィデリティなどの大手資産運用会社、そしてそのカストディアン(資産保管会社)の多くは米国に拠点を置いています。これにより、ビットコインの主要な保有者や市場の意思決定者が米国に集中する形となりました。
規制環境と投資家保護: 米国は、世界で最も厳格な金融規制を持つ国の一つです。SECの承認は、ビットコインがこれらの厳しい規制基準を満たしたことを意味し、投資家保護の観点からも信頼性が向上しました。これにより、より多くの投資家が安心してビットコインにアクセスできるようになりました。
経済的影響力の大きさ: 世界最大の経済大国である米国がビットコイン市場に本格参入することで、米国の金融政策、インフレ動向、金利政策などが、これまで以上にビットコインの価格形成に直接的な影響を与えるようになりました。
これらの要因が複合的に作用し、ビットコイン市場はアメリカの金融システムと深く結びつき、その動向が世界のビットコイン市場全体を牽引する状況が生まれています。この「アメリカ化」とも言える現象は、今回の半減期バブルにおけるビットコインの挙動を予測する上で、最も重要な考慮事項の一つとなるでしょう。
2. ビットコイン半減期と4年サイクルの基本メカニズム
ビットコインの価格変動を理解する上で、最も重要なイベントの一つが「半減期」です。これは、ビットコインの供給メカニズムに深く根ざしたものであり、その後の市場サイクル、いわゆる「4年サイクル」を形成する主要因とされています。ここでは、その基本的な仕組みと、過去の市場がどのように反応してきたかを解説します。
2.1 ビットコインの供給量が半減する意味
ビットコインは、サトシ・ナカモトによって設計された際に、その発行量が厳格にコントロールされるようにプログラムされています。この供給メカニズムの中心にあるのが、約4年ごとに発生する「半減期」(Halving)です。具体的には、ビットコインのブロックチェーン上で21万ブロックが生成されるごとに、新規発行されるビットコインの量が半減する仕組みとなっています。
この半減期が意味するのは、ビットコインのマイニング(採掘)に対する報酬が半分になるということです。例えば、最初の約4年間は1ブロックあたり50BTCの報酬でしたが、最初の半減期で25BTCに、次の半減期で12.5BTCに、そして今回の半減期では6.25BTCから3.125BTCへと半減します。これにより、市場への新規供給量が段階的に減少し、ビットコインの希少性が高まることになります。
ビットコインの総発行上限は2,100万枚と定められており、半減期はこの上限に達するまでの供給ペースを調整する役割を担っています。これにより、中央銀行が通貨供給量を自由に増減できる法定通貨とは異なり、ビットコインはデフレ資産としての性質を持つとされています。供給量の減少は、需要が一定または増加する限り、理論的には価格上昇圧力となり得ます。
このメカニズムは、金(ゴールド)のような希少な資源と比較されることが多く、デジタルゴールドとしての価値を裏付ける重要な要素となっています。
2.2 過去の半減期サイクルと市場の反応
ビットコインの半減期はこれまで3回実施されており、それぞれの半減期後には、市場が大きな価格上昇を見せる傾向がありました。この現象は「半減期バブル」とも呼ばれ、ビットコインの「4年サイクル」という概念を確立する主要因となっています。
過去の半減期とその後の市場の動きを簡潔にまとめると以下のようになります。
半減期実施時期マイニング報酬(1ブロックあたり)市場の主な反応(約1年後)1回目2012年11月50 BTC → 25 BTC約1年後に最高値を更新(数ヶ月で約100倍に上昇)2回目2016年7月25 BTC → 12.5 BTC約1年半後に過去最高値を更新(約30倍に上昇)3回目2020年5月12.5 BTC → 6.25 BTC約1年後に過去最高値を更新(約8倍に上昇)
これらのデータが示すように、半減期はビットコインの供給ショックを引き起こし、その後、市場参加者の期待感、新規投資家の流入、メディアによる注目などが相まって、価格が大きく上昇する傾向が見られました。この繰り返しが「4年サイクル」という市場の周期性を生み出し、多くの投資家が次の半減期バブルを予測する根拠となっています。
しかし、過去のパフォーマンスは将来の結果を保証するものではなく、市場環境やマクロ経済状況、そして新たな市場参加者の影響など、様々な要因が複雑に絡み合うため、常に過去のサイクルが再現されるとは限りません。特に今回の半減期は、後述する「アメリカの持ち物」という新たな側面が加わっているため、その影響は過去のサイクルとは異なる可能性があります。
3. アメリカの金融市場がビットコイン半減期バブルに与える影響
ビットコインが「アメリカの持ち物」と称されるようになった背景には、世界最大の金融市場である米国が、ビットコイン市場に与える影響力が飛躍的に増大したことが挙げられます。特に、ビットコイン現物ETFの承認は、その流れを決定づけるものとなりました。ここでは、米国の金融市場が今回の半減期バブルにどのように作用するかを詳細に分析します。
3.1 機関投資家による継続的な買い圧力
2024年1月に米国で承認されたビットコイン現物ETFは、ウォール街の大手金融機関がビットコイン市場に参入する道を切り開きました。ブラックロックやフィデリティといった世界有数の資産運用会社が提供するETFを通じて、機関投資家や富裕層は、従来の株式や債券と同様にビットコインへ投資できるようになりました。
この変化は、これまでのビットコイン市場が個人投資家主導であった状況から、機関投資家が主要なプレーヤーとなる市場へのパラダイムシフトを意味します。機関投資家は、顧客の資産を長期的な視点で運用するため、ビットコインをポートフォリオの一部として組み入れる動きが加速しています。半減期によってビットコインの新規供給量が半減する中で、機関投資家からの継続的な買い圧力は、需給バランスに大きな影響を与え、価格上昇の強力な要因となることが予想されます。
以下の表は、機関投資家参入がビットコイン市場にもたらす主な影響をまとめたものです。
影響の種類具体的な内容需要の増加大手資産運用会社によるETFを通じた継続的な資金流入。市場流動性の向上大規模な資金が流入することで、売買の厚みが増し、市場の効率性が向上。信頼性の向上伝統金融機関の関与により、ビットコインが「投資対象」としての地位を確立。価格の安定化長期的な視点での投資が増えることで、短期的な投機的売買による価格変動が抑制される可能性。
これらの要因が複合的に作用することで、半減期による供給減と相まって、ビットコインの価格は新たなステージを迎えると考えられます。
3.2 ビットコインの価格安定性への寄与と変動性
機関投資家の参入は、ビットコイン市場に価格の安定性をもたらす一方で、新たな変動要因も生み出す可能性があります。大規模な資金流入は、市場の流動性を高め、一時的な売り圧力に対する耐性を強化することで、これまでの個人投資家主体の市場に比べて価格の安定に寄与する側面があります。
しかし、機関投資家は伝統的な金融市場の動向やマクロ経済指標、米国の金融政策(例:連邦準備制度理事会(FRB)による金利政策)に敏感に反応します。そのため、米国の経済指標の発表やFRBの金融政策決定が、機関投資家のビットコインへの投資判断に直接影響を与え、結果としてビットコイン価格の変動要因となる可能性が高まります。ビットコインが「アメリカの持ち物」となったことで、米国の金融政策がビットコイン市場に与える影響は、これまで以上に大きくなるでしょう。
また、機関投資家による大口取引は、市場の深さを増す一方で、一度に大量のビットコインが売却された場合には、短期間で大きな価格下落を引き起こすリスクもはらんでいます。これにより、ビットコインのボラティリティが、伝統金融市場のボラティリティと連動する度合いが高まることも考えられます。
3.3 規制当局の監視強化と市場の透明性
ビットコイン現物ETFの承認は、米国の証券取引委員会(SEC)による厳格な審査と監視の下で行われました。これは、ビットコイン市場の透明性と投資家保護を大幅に強化するものです。
SECの承認を受けたETFは、既存の証券規制に準拠する必要があり、これにはマネーロンダリング対策(AML)や顧客確認(KYC)の徹底が含まれます。これにより、ビットコイン市場における不正行為や違法な資金の流れが抑制され、より健全で信頼性の高い市場環境が構築されることが期待されます。このような規制の強化は、これまでビットコイン市場への参入を躊躇していた層にも安心感を与え、さらなる資金流入を促す可能性があります。
一方で、規制当局の監視強化は、ビットコインが本来持つ「非中央集権性」や「匿名性」といった理念との間で葛藤を生む可能性もあります。米国の規制当局が主導する市場の透明化は、世界のビットコイン市場の標準となる可能性があり、これにより、ビットコインの利用方法や市場参加者の行動様式が大きく変容することも予想されます。
4. 今回のビットコイン半減期バブルで考慮すべき新たなリスク要因
ビットコインがアメリカの金融市場に深く統合されたことで、今回の半減期バブルは従来のサイクルとは異なる新たなリスク要因をはらんでいます。伝統的な金融市場の論理や規制がビットコイン市場に与える影響は計り知れず、投資家はこれらのリスクを十分に理解し、戦略に組み込む必要があります。
4.1 米国の金融政策がビットコイン市場に与える影響
これまでビットコインは、中央銀行の金融政策とは一線を画す「非中央集権型」の資産として認識されてきました。しかし、現物ETFの承認により、ウォール街の機関投資家が主要なプレーヤーとなった今、米国の金融政策がビットコイン市場に与える影響は無視できないレベルに達しています。
具体的には、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締め(利上げや量的引き締め)は、伝統的なリスク資産と同様にビットコインの価格に下押し圧力をかける可能性があります。金利の上昇は、リスク性の高い資産からの資金流出を促し、より安全な資産へのシフトを引き起こすためです。逆に、金融緩和(利下げや量的緩和)は、ビットコインを含むリスク資産への資金流入を加速させる要因となり得ます。
このように、ビットコインはドルの強弱やマクロ経済の動向に、より敏感に反応するようになるでしょう。インフレ率の変動や景気後退の懸念など、従来は限定的だった要因がビットコインの価格形成に大きな影響を与える可能性があり、投資家はFRBの動向や経済指標をこれまで以上に注視する必要があります。
4.2 集中化の進展と分散型理念との葛藤
ビットコインは「非中央集権性」と「分散型」の理念に基づいて設計されました。しかし、現物ETFの承認は、その理念とは逆行する集中化のリスクを浮上させています。
現物ETFは、大手資産運用会社が顧客から資金を集め、その資金でビットコインを大量に購入し、カストディアン(保管業者)に預けます。これにより、ビットコインの保有が少数の巨大な機関投資家やカストディアンに集中することになります。例えば、世界最大の資産運用会社であるブラックロックなどが運用するETFがビットコインを大量に保有すれば、彼らの売買動向が市場全体に与える影響は甚大です。特定の機関の判断や戦略が、ビットコインの価格を大きく左右する可能性が高まります。
このような集中化は、ビットコインの価格操作のリスクを高めるだけでなく、本来の分散型ネットワークの堅牢性を損なう可能性も指摘されています。一部の巨大プレーヤーが市場を支配することで、ビットコインが持つ「誰にも管理されない通貨」としての価値が薄れてしまうという、根源的な葛藤が今回のバブルにおける新たなリスク要因として顕在化するでしょう。
4.3 新たな市場参加者による予測不能な動き
現物ETFの登場により、これまで仮想通貨市場に参入してこなかった伝統金融市場の投資家層が大量に流入しています。これらの新たな市場参加者は、従来のクリプトネイティブな投資家とは異なる投資行動やリスク許容度を持っているため、市場に予測不能な動きをもたらす可能性があります。
伝統金融の投資家は、株式や債券、コモディティなどの市場ロジックに慣れ親しんでおり、ビットコインを「デジタルゴールド」や「高成長株」のような位置づけで捉える傾向があります。そのため、彼らはマクロ経済指標、企業決算、地政学的リスクなど、伝統金融市場のニュースフローに強く反応し、短期的な資金の流入・流出を繰り返すかもしれません。
これにより、ビットコイン市場はより伝統金融市場の動向に連動しやすくなり、そのボラティリティが従来の半減期サイクルとは異なる形で増幅される可能性があります。例えば、株式市場が大きく下落した際に、リスクオフの動きとしてビットコインも売却されるなど、従来の「安全資産」としての側面が薄れ、リスク資産としての側面が強調される局面が増えるかもしれません。これらの予測不能な動きは、過去の半減期バブルのパターンが通用しない新たな市場環境を作り出す要因となるでしょう。
5. ビットコイン半減期後の市場展望と4年サイクルの変容
5.1 伝統金融と融合したビットコインの未来
ビットコイン現物ETFの承認は、単なる新しい金融商品の登場にとどまらず、ビットコインが伝統金融市場の正当な投資資産として認知されたことを意味します。これにより、これまでアクセスが難しかったウォール街の機関投資家や年金基金、ヘッジファンドといった巨額の資金が、法的・規制的な枠組みの中でビットコイン市場に流入することが可能になりました。この変化は、ビットコインの市場構造を根本から変えつつあります。
今後、ビットコインは「デジタルゴールド」としての地位を確立し、インフレヘッジやポートフォリオの分散化ツールとして、より多くの伝統的な投資ポートフォリオに組み込まれることが予想されます。機関投資家は、短期的な価格変動よりも長期的な価値保存と成長の可能性に注目するため、市場のボラティリティが徐々に抑制され、より安定した資産としての側面が強まる可能性があります。これは、これまで個人投資家主導で投機的な側面が強かったビットコイン市場に、新たな信頼性と安定性をもたらすでしょう。
5.2 半減期サイクルが今後も続くのか
ビットコインの半減期は、過去3回にわたり、その後の価格上昇を伴う「4年サイクル」として市場に認識されてきました。しかし、今回の半減期は、ビットコインが「アメリカの持ち物」となり、機関投資家が市場の主要なプレイヤーとなったという点で、過去とは大きく異なる背景を持っています。この構造変化が、従来の半減期サイクルにどのような影響を与えるのかは、多くの投資家が注目する点です。
これまでのサイクルは、主に個人投資家の熱狂と新規参加によって牽引されてきましたが、今後は機関投資家による継続的な買い圧力が市場を形成する可能性が高まります。これにより、供給量が半減することによる価格上昇圧力は維持されるものの、過去のような急激な「バブルと崩壊」のサイクルではなく、より緩やかで持続的な成長トレンドへと変容するかもしれません。機関投資家は長期的な視点を持つため、短期的な投機的な動きは抑制され、市場の成熟度が向上することで、半減期がもたらす影響の性質自体が変わる可能性があります。つまり、半減期サイクルは「続く」ものの、その「形」が大きく変わる時期を迎えていると言えるでしょう。
5.3 投資家が注目すべきポイント
新たな市場環境下でビットコイン投資を考える際、投資家は従来の半減期サイクル分析に加え、「アメリカの持ち物」化によって生じる新たな要因に注目する必要があります。特に、マクロ経済の動向、規制環境、そして機関投資家の資金フローは、ビットコインの価格形成に決定的な影響を与えるでしょう。
以下に、投資家が特に注目すべきポイントをまとめました。
カテゴリ注目すべき具体的な要因影響の方向性マクロ経済要因米国の金融政策(金利、量的緩和・引き締め)金利上昇はリスク資産の魅力を低下させ、下落圧力となる可能性。インフレ率の動向高インフレはビットコインのインフレヘッジとしての需要を高め、上昇圧力となる可能性。地政学的リスク不安定な情勢は安全資産としてのビットコイン需要を高める可能性。規制・政策要因米国証券取引委員会(SEC)の追加規制動向新たな規制は市場の透明性を高めるが、短期的な変動要因となる可能性。各国政府の仮想通貨に対するスタンス主要国の規制強化・緩和は市場全体のセンチメントに影響。機関投資家の動向ビットコイン現物ETFへの資金流入・流出額継続的な資金流入は価格を押し上げ、流出は下落圧力となる。大手企業や年金基金によるビットコイン組み入れ状況新たな大口投資家の参入は、市場に長期的な買い圧力を提供。市場構造の変化ビットコインの集中化の進展大口保有者による市場支配力が増すことで、価格変動の要因となる可能性。取引所の透明性とセキュリティ規制強化に伴う取引所の健全性は、投資家の信頼に直結。
これらの要因を総合的に分析し、短期的な値動きに一喜一憂せず、長期的な視点とリスク管理を徹底した投資戦略を立てることが、新たなビットコイン市場で成功するための鍵となるでしょう。
6. まとめ
今回のビットコイン半減期は、過去のサイクルとは一線を画す歴史的な転換点として位置付けられます。その最大の要因は、ビットコイン現物ETFの承認によってウォール街をはじめとする米国の機関投資家が市場に本格参入し、「アメリカの持ち物」とも表現されるほど市場構造が変容した点にあります。
これにより、機関投資家による継続的な買い圧力が期待される一方で、ビットコイン市場は米国の金融政策や規制動向からより大きな影響を受けることになります。過去の半減期サイクルで繰り返されてきたような純粋な需給バランスによる急騰・急落だけでなく、伝統金融市場の論理が価格形成に強く作用する可能性が高まっています。
確かに、機関投資家の参入は市場の成熟と透明性の向上をもたらし、ある程度の価格安定性にも寄与するかもしれません。しかし、その一方で、集中化の進展や、ビットコインが本来持つ分散型という理念との葛藤、そして新たな市場参加者による予測不能な動きといった、これまでとは異なるリスク要因も考慮に入れる必要があります。
結論として、従来の「4年サイクル」という経験則は、その本質的なメカニズム(供給半減)は残るものの、その挙動や規模、期間において大きな変容を遂げる可能性が高いと言えるでしょう。投資家は、単に半減期後の価格上昇を期待するだけでなく、米国のマクロ経済動向、金融政策、規制の強化、そして市場の集中化といった多角的な視点から、より慎重かつ戦略的なアプローチが求められる時代に入ったと認識すべきです。 December 12, 2025
GM $FLR TXN🤗🩺第63回
Bitbankアドレスの保有量が昨日の711万枚減少(-1.04%)、WFLR量は931万枚の増加(+0.017%) .。
わかりやすいですね、ビットバンクで大量に売る人もいれば、大量に買ってWFLRにしてる人もいます。仮に一人で買ったら約1,280万円になります。
現物ボリュームが先物を上回っているので実需が主導、FRも正常値です。底堅い展開が続くか🤔
日銀の金融政策は明日と明後日行われます。利上げを織り込み済みだと思いますが、ご注意ください🍀 December 12, 2025
@jasmine17361736 原油安=安心、とは単純に言えない局面ですね🤔
インフレが落ち着く一方で、
「需要が弱いから下がっている」なら話は別。
金融政策には追い風でも、景気には黄色信号。
数字の裏側を見る大切さを感じます😌 December 12, 2025
@N4er5BANKPkQFQe 金融政策を悪化させ、財務省と野田佳彦氏で日銀の財政ファイナンスを悪化させ、ウソで固めた、財政緊縮「金融と財政の一体改悪」で増税・年金改革法案を通し国民を苦しめる憲政史上最悪のペテン師。 December 12, 2025
GOLDは大暴騰する日が決まってます...!!
先に言うけど 可能性が高いのは、「木,金!」
理由は3つ。これを知ったら、
市場の“裏で何が起きてるか”が、はっきり見えるようになるからね!✨
ここで大事なのが!
あとで何度も見返せるように
先に【イイネとブックマーク】だよー!
準備できたー??☺︎
じゃあ、いくよー!
1.【FRBが“利下げ側”に傾く週】
今週は、アメリカの金融政策・金利観測が一気に動く週なの!
FRBメンバーの発言、経済指標の結果次第で「利下げが早まる」って空気が一気に強まる。
利下げ=ドル安。そしてドル安=GOLD買い
これは教科書レベルの関係だけど、
本当に動くのは「空気が変わった瞬間」だよ!
ゆなはここを狙うの..!!
2.【有事・政治リスクが静かに積み上がってる】
今週は
・米国政治(トランプ関連の動き)
・中東・地政学リスク
このあたりが同時進行でくすぶってる。
こういう時、株やBTCが一瞬止まっても
最後に資金が逃げ込むのはGOLDなの!
誰かが騒いでからじゃ遅くて、
“何も起きてない今”に、プロはもう金を買ってる!!
3.【データが示す「売り切れ状態」】
投機筋のポジションを見ると、
短期勢はかなり振り落とされてることがわかるね!
「GOLD重いよね...」
「もう上がらないでしょ...」
そう言われ始めた時って、
だいたい下はもう売る人がいない状態!
本当の上昇は、誰も注目してないところから始まるからね!今が、まさにそこ!
【結論】
今のGOLDは
利下げ期待 × 有事リスク × 売り枯れ
この根拠3つが同時に揃ってる!
正直、上がる理由はあっても、下がり続ける理由が見当たらない!☺︎
今週後半、
一気に火がつく可能性は高いよ..!!
ゆなは、
「動いてから追う」んじゃなく
動く前に、もう準備してる..!!
ここまで読んでくれた人は、
今のGOLDが置かれてる“本当の状況”は理解できたし、準備もできた..!!
あとは、それを知った上で、どう利益に変えるか。そこからは、ゆなが連れてくよ!☺︎
そして【プロフのキーワードをリプ】した人には、
来週の全ての狙い目・エントリー目線・注目ライン・利確損切りの考え方、続きを
この全てを生配信で一緒にエントリーする所まで見せます..!!
全て相場と照らし合わせて公開していくから【通知オン】忘れずにね!✨ December 12, 2025
#米市場
ナスダックは上昇、S&P500とダウは続落。
政府機関閉鎖で発表が遅れていた経済指標を、来年の金融政策シナリオにどう効くか精査中。
雇用は11月+6.4万人に持ち直したものの、失業率は4.6%と4年ぶりの高水準。小売売上は予想届かず横ばい。
FRBのスタンスを大きく変える材料ではなさそう。 https://t.co/RpKUoNqIN5 December 12, 2025
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