昭和63年芥川賞受賞
「由煕」(ユヒ)
李良枝(い・やんじ)

「私」は由煕を妹のように可愛がった。由煕は卒業まであと少しという時期に、大学を中退したいと言いだす。韓国になじめず、テスト以外は韓国語で読み書きすることもなかった。由煕は空港から「私」に電話して、別れを告げた。ある封筒を預かっ https://t.co/VB4LMlINVN

昭和63年第100回芥川賞受賞
「ダイヤモンドダスト」
南木桂士

和夫は医者になりたかったが、松吉の看病をしなければならないので、家から通える看護学校に行くことにし、看護師になって町立病院に就職した。
「ダイヤモンドダスト」は和夫たちが死と生を見つめながら冬に向けて静かに時間が進行してい https://t.co/dBVt76Ojlx