平成23年芥川賞受賞
「共喰い」
田中慎弥1972～

ドメスティックバイオレンス 自分にも父親の血が流れているのか、少年は恐怖する。
受賞会見で口にした「もらっといてやる」という言葉も話題になった。高校卒業後、就職をせずに家で何度も「源氏物語」を読み、10年かけてデビュー作「冷たい水の羊」を https://t.co/YljBza5yUv

平成23年芥川賞受賞
「道化師の蝶」
円城塔1972～

物理系の元研究者。北海道大学、京都大学、東京大学で研究員を務めた後、ウェブ系企業のエンジニアを経て作家になった
石原慎太郎は「こうした言葉の綾とりみたいなできの悪いゲームにつきあわされる読者は気の毒というより他はない」選考委員を辞退 https://t.co/s42UWo3b8n

平成24年芥川賞受賞
「abさんご」黒田夏子

この作品で注目されたのがその特異な文体だ。横書きで、ひらがなを多様し、わざと固有名詞を使わない。一見すると読みにくいその文体で起こるのは、読書のスピードの低下だ。一語一語をじっくりと味わいながら倭国語と戯れる「遅い読書」だ。 https://t.co/o8QKYevJnr