環境負荷 トレンド
0post
2025.12.13 10:00
:0% :0% (30代/男性)
人気のポスト ※表示されているRP数は特定時点のものです
丁寧なご返答ありがとうございます。
さて、長くなりますので先に重要な核心をば。
坂さんの主張は「科学的リスク評価」ではなく、「ハザードの存在」を政策課題に転換してしまっています。「基準内だがゼロではないから減らせるものは減らそう」というゼロリスク思考寄りの発想になっている点に課題があると考えます。
以下、ご説明いたします。
①まず、残留農薬が3割で検出されることについて、重要なのは検出の有無ではなくADI(許容一日摂取量)に対して実際の摂取量がどの程度なのかという数量情報です。倭国の基準は100〜1000倍の安全係数を用いて設定されており、国内の実測値はその基準値の数%〜数十%がほとんどです。
この事実を踏まえると、「検出されているから予防的に下げる余地がある」とするのは、科学的リスク評価というよりゼロリスク論に近いという批判を免れません。
②次に、有機に切替えると尿中農薬代謝物が減少するという研究についてですが、これは「曝露指標の変化」であって「健康リスクの変化」ではありません。曝露量の差異が、具体的にどの疾患リスクに何%影響するのかという数量的な因果分析は欠かせません("大幅に減少"したという実数値等含めて)。その橋渡しが示されていない以上、曝露低減=健康上の有益性という結論は導けません。
③また、「予防的配慮」として有機・特別栽培を位置づけるためには次の点について定量的な検討が不可欠です。
・どの農薬の曝露をどれだけ下げるのか
・その曝露低減が健康リスクにどれだけ寄与するのか
・追加費用はいくらかかるのか
・費用当たりのリスク低減効果(費用対効果)はどうか
現状の説明では、この中核となる定量部分が一切示されていません。これを欠いたまま「予防原則である」とするのは、予防原則に際しての重大性・不確実性・費用対効果を正確に捉えておらず、適切とは言えません。抗酸化物質の多寡についても、またその有用性についても明確な答えは出ていません。以上から、予防的配慮とはならない事が分かります。
④環境負荷についても、いずれも定量評価を伴わないまま「段階的導入が現実的」と述べているため、結論が数量的根拠よりも価値判断に依存したものとなっています。
まとめると、坂さんの説明は
・現行の基準下の安全性評価
・有機・特栽への切替の曝露低減効果
・追加コスト
・費用対効果
という政策決定に必須の数量的要素が欠落しているため、「予防原則」という言葉を用いていても、その適用要件を満たした分析になっていないのです。
したがって、現状の主張は
「科学的リスク評価としての予防原則」ではなく
「数量化されていない価値判断」
となってしまうと考えます。
以上になりますが如何でしょうか。
エビデンスを少しでも載せて頂きますと助かります(大体のアタリはついた上で質問しておりますので、答え合わせの意味で頂戴したく思います)🙇♂️ December 12, 2025
2RP
コメント失礼いたします。当方農家でございます。
素人質問で恐縮なのですが、オーガニックや減農薬でもって給食の「質」の向上が必要だという趣旨を捉えた上で、
① 現行の慣行農産物を使用した給食に質的な問題があるのか、その根拠があれば教えて欲しいです。
②現代の子どもたちが現行の給食によってなんらかの悪影響を受けているのか、具体事例、因果関係等その根拠があれば教えて欲しいです。
③給食のオーガニック化や減農薬農産物の使用は、①と②が明確に"問題"として提起され、具体的に改善されねばならない状況において有効であり、「なんとなく良さそうだから」という安易な理由で取り組むべき内容ではないと考えますが如何でしょうか。
④給食の質的向上について「なんとなく」でないことを主張される場合、有機や減農薬の環境負荷(GHG排出量、土地利用、エネルギー使用、土壌酸性化等々)や栄養価の差異、実際の業務遂行における妥当性等々を是非お示し頂きたいと強く思います。
ご返答のほど宜しくお願い申し上げます🙇 December 12, 2025
1RP
残念ながら、CO2排出量観点からも、新築は環境負荷が高い💦
そこをケアするために、スペックが上がりさらに価格が高騰する
いまあるものをより長く使い続けていくためには、適時・適切に修繕する必要があり、結果として、積立金を適切な水準に改定し続けることが必要になります😆 https://t.co/p09f3vfpis December 12, 2025
ご丁寧なご指摘ありがとうございます。まず合意点として、私も「検出=危険」ではなく、重要なのはADI比であり、倭国の給食・農産物は基準内で安全性が管理されていると理解しています(国内の一日摂取量調査でもADI比は概ね数%以下と報告)。
その上で私の論点は「科学的リスク評価の否定」ではなく、子ども集団・混合曝露・長期影響の不確実性が残る領域で、公共政策としてどこまで曝露低減を目標に置くか、という“リスク管理設計”です。
ご指摘の通り、尿中代謝物の低下は健康便益を直接証明しません。ただ、食事を有機にすることで曝露指標が下がる=介入可能性があることは示されており、 低レベル曝露と発達アウトカムの関連を示す疫学や小児科学会の整理もあります。
したがって私の結論は「全面有機化ありき」ではなく、①対象を絞る(どの曝露をどれだけ下げたいか)②パイロットで曝露指標・コスト・運用を定量化③費用対効果で判断、という順序が妥当、というものです。なお環境負荷は有機にトレードオフがある点も同意で、面積当たりと生産量当たりで評価が変わることはメタ分析でも整理されています。
もし「この農薬群を対象に」「この期間・品目で」など条件が出せれば、定量設計(モニタリング案・コスト試算枠組み)まで具体化して議論したいです。
まだまだ研究もデータも実践も必要ですし、20年前と現在と20年後も新たなデータなどで違いも出てくることもあるでしょう。
私たちは、何のために、誰のためにを考え、根本的な目指すべきとこは同じだと思いますので、様々な視点から取り組む必要があり、対立する必要もありません。
多くの知見や実践もあると思いますので、お力をお貸し下さい。 December 12, 2025
欠点はほとんどなく、環境面では非常にポジティブです。環境(エコ)の観点ヘンププロテインは、持続可能性が高い作物由来のプロテインとして高く評価されます。
低資源消費と環境負荷の少なさ:ヘンプは成長が速く(約90-120日で収穫可能)、農薬や化学肥料をほとんど必要としません。水の使用量も少なく、土壌を浄化する効果(フィトメディエーション)があり、土壌侵食を防ぎ栄養を補給します。作物回転に適しており、連作障害を防ぎます。
動物性プロテインとの比較:ホエイプロテイン(牛乳由来)と比べて、温室効果ガス排出量が大幅に少なく、土地・水資源の消費が低いです。ヘンプ栽培はカーボンシquestレーション(二酸化炭素吸収)にも寄与し、動物農業のようなメタン排出がありません。
全体評価:多くのソースで「最も持続可能なプロテイン源の一つ」とされ、植物性プロテインの中でも特にエコフレンドリー。倭国の情報でも「環境負荷が低い」「地球に優しい」と強調されています。
Grokからの回答でした December 12, 2025
<ポストの表示について>
本サイトではXの利用規約に沿ってポストを表示させていただいております。ポストの非表示を希望される方はこちらのお問い合わせフォームまでご連絡下さい。こちらのデータはAPIでも販売しております。



