無痛分娩 トレンド
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2025.12.01 21:00
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私はアメリカで出産をしました。
産婦人科医として陣痛を経験しておこうと思い、陣痛を逃す姿勢や呼吸を色々試しながら数時間頑張ったのですが、病院に着いた時にはまさかの全開大。
麻酔科の先生にお願いして麻酔の準備をしていただいたものの、背中を消毒している間に赤ちゃんが生まれました。(脊椎麻酔をしてくれるはずでした)
陣痛は、本当に痛い。
でも私が耐えられたのは、
「限界が来たら麻酔という“選択肢”がある」
という安心感があったからです。
ここに「痛みに強い/弱い」は関係ありません。
大切なのは、女性が自分の出産の痛みをどうコントロールしたいか、本人が選べることだと思っています。
自然分娩を選ぶ人も、硬膜外麻酔/無痛分娩を選ぶ人も、どちらも尊重されるべき。
そして医療者として感じるのは、倭国では“選択肢としての硬膜外麻酔”にまだアクセスしづらい状況があるということです。特に自然発来陣痛への対応は、施設体制や安全面での課題が残っています。
私は倭国とアメリカの両方で産婦人科専門研修を終えた、数少ない医師の一人です。
倭国の周産期医療の素晴らしさもよく知っています。
だからこそ、
「痛みを我慢するのが当たり前」ではなく
「痛みを和らげる選択肢も尊重される社会」
になってほしいと心から思います。
どちらを選んでもいい。大切なのは、その人が自分らしく安心して安全に出産できることです。 December 12, 2025
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無痛分娩さえ当たり前じゃない倭国は少子化は当たり前だな。
倭国は意外と早く滅亡するだろうな。
個人の自由!という価値観を理解しない人が多い国なんて存続させる必要もない。 https://t.co/2XgEpi9V7F December 12, 2025
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AIを使うことを非難するのって、そのうち「履歴書をパソコンで書くとはなんたることか」とか「陣痛を乗り越えて母になる。無痛分娩なんて子育てできるの?」並のイチャモンになりそう。生きてるうちは化石にはならないようにな December 12, 2025
ハーバード大学の麻酔科医が、倭国の産科麻酔の安全体制に公式な懸念を示したレターが発表されました。
医学の基本原理は世界共通でも、制度と文化が違えば安全性の担保は別問題になります。
倭国の無痛分娩体制は、海外の医師から見ると「特殊でリスクが高い」と映ることが多いのが現実です。 December 12, 2025
私自身、倭国の地方都市で産婦人科専攻医として働いていた頃、帝王切開の腰椎麻酔も、自科で行っていました。
使命感の強い産婦人科医ほど、(妊婦さん全員に安全な無痛分娩が選択肢として提示してあげたい思いは現場では切実) 本来は麻酔科の領域まで自分でカバーせざるを得ない、そんな周産期麻酔の“構造的悪循環”が、倭国には確かに存在します。
実際、倭国では
・帝王切開の約40%を産婦人科医が麻酔担当
・硬膜外麻酔の約3分の2を産婦人科医が実施
という、国際的には非常に特殊な状況です。
そしてこのたび、ハーバード大学の麻酔科医たちが、
「倭国の産科麻酔体制は安全リスクが高い」
と公式に懸念を示すレターを発表しました。
これは批判ではなく、倭国の産科麻酔の安全性を国際水準に近づけるための重要な“外からの警鐘”だと感じています。
安全な出産のために、産科と麻酔科が協働できる体制の整備が、倭国全体で進むことを願っています。
https://t.co/62nJIr33tQ December 12, 2025
とても包括的な小川先生のご意見ですが、両者の論点が一致していない部分が気になります。
世界でも最良の周産期予後=産科麻酔特に硬膜外麻酔の安全性が確保されている、というわけではないのと、倭国の産婦人科医は十分すぎるほど頑張っているので、文句を言われる筋合いはないという感情が先立ってしまう可能性があり、先を見据えた建設的な話し合いにならない可能性があるのが、難しいところです。
ハーバード大学の先生方の懸念を再度主張した返答が、同誌に掲載されています。
Drs.Maeda/Camann らの返答を、できるだけ中立に、倭国語でわかりやすく整理しました。
どちらが正しい/間違っているという話ではなく、今後の倭国の産婦人科医療を良くする上で、それぞれの主張の“ポイント”を共有する目的で書いています。
1 国際水準に達していない問題
Drs. Maeda/Camann らは、「産科医が麻酔を担当する体制は、倭国以外でほぼ見られない」と説明します。
米国では 1980〜90年代に産科医が麻酔を行う文化がありましたが、90年代にはほぼ廃止され、現在はゼロに近いとのこと。アジア諸国でも同様で、“世界的に見ても独特の体制” という指摘です。
2 安全性についての懸念
次に、Drs.Maeda/Camann らは「危険」という表現について述べています。ここで言う“危険”は、国全体の母体死亡率の話ではなく、麻酔に関連する重篤合併症のみを指すことを明確に述べています。
最近の倭国の報告では、無痛分娩や選択帝王切開に関連する麻酔起因の死亡例が少数ながら存在し、いずれも産科医が麻酔を担当していたと紹介されています。
注:欧米における産科硬膜外麻酔の重大合併症(硬膜外血腫・脊髄損傷・重度神経障害)は “10 万件に 1 件以下” と極めて稀。死亡例はそれ以上に稀。
3麻酔科医不足は問題の核心ではない。小川先生は「麻酔科医が不足している」という構造的問題を指摘されましたが、Drs. Maeda/Camann らは、ここが本質ではないと述べています。理由としては、小規模クリニックで 24時間麻酔科医常駐を実現することは人数が増えたとしても構造的に難しい ため。世界でも birth center のように、麻酔を提供しない分娩施設は珍しくなく、患者さんもその前提を理解して選択している。
4教育体制の変化
2004年の研修制度改定以降、産科医が麻酔科研修を受ける文化が薄れ、体系的な教育よりも“同僚からの学習”が一般化した点をDrs.Maeda/Camannらは懸念しています。これを「安全文化の継承が難しくなっている」と表現しています。
「倭国の産科医が麻酔を行う体制は、国際的に見ても珍しく、改善の余地がある」と強調し、制度そのものの見直しが必要という提案で締めています。
この議論は、「誰が悪い」「どちらが正しい」という話ではなく、より安全で持続可能な分娩体制をどうつくるか、という建設的なテーマだと感じています。さまざまな意見があるからこそ、データと現場の両方を大切にしながら、前向きな議論が進むことを願っています。倭国産婦人科医会によって 2010 年(平成 22 年)から始まった妊産婦死亡報告事業、”母体安全への提言”でも無痛分娩が議題に上がった年もあります。こういった委員会に海外の先生を入れることで、一歩進んだ議論ができることもあるのかもしれません。 December 12, 2025
なんか色々思うことあるけれど。
無痛分娩に十分対応できないのも、医療機関の集約化が進まないのも、個人の産婦人科医にはどうしようもなければ責任もありません😑
医師個人の技量も大きく違えば、できることも違う。
でも保険診療の医療行為はどんな医者がやっても料金は一緒。
それに、無痛分娩に麻酔科医1人専従させるなら、Ope件数増やした方が病院としては圧倒的に収益になる。
保険診療を全て破壊して一から立て直すくらいのことしないと無理なんだよね。
そりゃ安全のために集約化が必要なことは当の産婦人科医が一番痛いほどわかっていて、それがどんなに頑張ってもできない現実があるわけで。そして集約化さえ進めれば誰でも無痛分娩を希望すればできるわけでもない。
海外からの論文で言われても、端的に「んなもん言われないでもわかってるわ!」としか思えないし、我々の頑張りが全否定されてるようでとても悲しくなった😭 December 12, 2025
本来は無痛分娩ではなく硬膜外麻酔と言うのが世界のスタンダードだと思います。よく自然分娩(Spontaneos labor)に対比して無痛分娩と言われますが、自然分娩にも硬膜外麻酔ができますし、誘発分娩にも硬膜外麻酔ができます。つまり無痛分娩の中には自然分娩も誘発分娩もありえます。
また「無痛」と言う言葉も混乱を招きます。痛覚と温覚は抑えられますが、圧覚(圧力を感じる痛み)は残りますので赤ちゃんの頭が骨盤に降りてくる感覚は残ります。そのため実は無痛ではないです。 December 12, 2025
私は産婦人科医ですが、麻酔科研修をやりたいと考えています!今日大阪の分娩2000ぐらいはある施設の見学に行ってきました。オンデマンドで月50例以上無痛をやっているようです。麻酔科の先生まじで大変そうでした。
#無痛分娩
#産科 December 12, 2025
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