韓国ドラマ原作で話題になった『知ってるワイフ』や、恋愛小説家の母と二次元オタク娘の恋路を描いた『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』、今注目の漫画家・和山やまさん原作の、個性豊かな高校生の日常を描いた『夢中さ、きみに。』など、この冬放送されているドラマも楽しい作品が目白押しです。

今回倭人速報では、現在（2021年1月期）放送されドラマについてツイートした人数（アカウント数）を集計。ランキング形式でご紹介します。
この冬、みんなの心を掴んむドラマは何なのか…一緒に予想していきましょう！

2021年 冬ドラマツイート人数ランキング

1. 知ってるワイフ35,185アカウント



2. オー!マイ・ボス!恋は別冊で34,059アカウント



3. レッドアイズ 監視捜査班33,248アカウント



4. 俺の家の話23,112アカウント



5. 君と世界が終わる日に20,915アカウント



6. アノニマス～警視庁”指殺人”対策室～16,335アカウント



7. 天国と地獄 ～サイコな2人～13,810アカウント



8. ゲキカラドウ13,628アカウント



9. ウチの娘は、彼氏が出来ない!!13,540アカウント



10. 書けないッ!?～脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活～12,824アカウント

記事内のツイート集計範囲：角川アスキー総合研究所が独自に定義したエンタメ関連全量ツイート
集計期間：2021/01/01～2021/1/25
集計方法：Realtime trend analyticsを利用

今年に入って約一か月間の、Twitterでの注目度指数がこちら！
第1位は韓国ドラマが原作の『知ってるワイフ』でした。夫婦生活の不満と公開を描いたこの作品。夫はタイムスリップで人生のやり直しを図る…というファンタジーラブストーリーになっています。

第2位は話題作続きのTBS火曜ドラマ枠から『オー!マイ・ボス!恋は別冊で(略称：ボス恋)』がランクイン！「安定した幸せ」を求めて上京した主人公が、勤務先の美人鬼上司や天然ワンコ系彼氏(？)に振り回される、ドキドキお仕事ラブコメディです。

第3位は「監視カメラ」で凶悪殺人犯を追う、サイバークライムサスペンス『レッドアイズ 監視捜査班』！刑事が手を組むのは、天才的な頭脳を持った元犯罪者たち…？主人公は自らの愛する人の命を奪った殺人鬼に辿り着くことができるのか、ドキドキハラハラのサスペンスドラマです。

とは言え、1月上旬から放送がスタートした作品から、集計期間終了間際に第1話漸く放送した作品など、放送日もまばらだった為、今回はそれぞれのドラマの初回放送日にどれだけの人がツイートしたのか…という数もグラフにまとめてみました！



初回放送日に最も注目度指数が高かったのは、先程のランキングでは第三位だった『レッドアイズ』でした。次点の『俺の家の話』の約2倍となっていますね。
Twitterでは「レッドアイズ面白すぎるから毎日土曜日にしてくれ」という声もありました。
実は『レッドアイズ』、ゲスト俳優にカリスマラッパーが起用されているということにも注目が集まっている作品なんです。
第1話には輪入道さん、第2話には般若さん、第3話には呂布カルマさんが登場しているんです。視聴者の間では「レッドアイズくん、毎回ラッパー出す縛りでもあるんか？」「ラスボスがR-指定説」「最終回はラップバトルで決着でもつけるんか？ヒプマイじゃん」等と囁かれています。
全国のラッパーファンの皆さん、『レッドアイズ』から目が離せませんよ。



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ここからは、冬ドラマランキングの内外からいくつかピックアップして、注目の作品をご紹介していきますよ～！

編集長の恋の行方も気になる…『ボス恋』

TBS火曜10時『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』では、昨年放送された『恋はつづくよどこまでも(略称：恋つづ)』でも主演を演じた上白石萌音さんが再びヒロインとして、火曜10時に帰ってきました！
第2話では今、様々な面で活躍している人気声優・花江夏樹さんが登場したことも話題になりましたね。作中では花江さん演じる漫画家がけん玉の腕前を披露するシーンも。そのけん玉の上手さには「これ本当に花江くんやってんの？」という声も集まりました。



『ボス恋』では、主人公の奈未(上白石萌音さん)と潤之介(玉森裕太さん)の恋路はもちろん気になるところなのですが、一部のファンの間では編集長(菜々緒さん)と副社長(ユースケ・サンタマリアさん)の恋の行方も気になる！と話題になっているのです。超ドS鬼編集長の麗子さんが、副社長の前では乙女になってしまうシーンは必見です。
奈未は「人並みで普通な幸せ」を手に入れることができるのか！そして鬼編集長とおじさん副社長の恋路は今後どうなっていくのでしょうか？
気になる恋路は本編で。



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私たち、入れ替わってる～!?『天国と地獄』

綾瀬はるかさん主演のTBS日曜ドラマ『天国と地獄 ～サイコな2人～』は、主人公である女刑事の望月彩子が、ひょんなことからサイコパスな殺人鬼・日高陽斗(高橋一生)と魂が入れ替わってしまう入れ替わりエンターテインメントです。追い詰める側にいたはずの刑事・彩子が、魂が入れ替わったことで逆に追い詰められる側になってしまいます。
Twitterでは入れ替わり後の綾瀬はるかさん、高橋一生さんの演技に注目が集まりましたね。声の高さ、座った時に足を少し開いたり、目の開き方も入れ替わり前後で少しずつ違っていて、何度も繰り返し確認したくなってしまいます！第1話の壁ドンシーンは特に視聴者の心を掴んだらしく「日高in彩子(高橋一生のすがた)乙女～守ってあげたい」「彩子in日高(綾瀬はるかのすがた)イケメン過ぎんか？怖い好き～」といった声が見られました。



第2話ラストで2人が入れ替わったことに唯一気がついた、彩子のバディ八巻(溝端淳平さん)が次々と立てていく死亡フラグに視聴者が狂わされていく姿も、このドラマを楽しむスパイスの一つ。
果たして彩子は自分の身体を取り戻すことができるのか。八巻の生死や如何に…!?

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山田裕貴が二度おいしい冬『青のSP』、『ここ倫』

皆さん、この冬は度々話題になっているカメレオン俳優・山田裕貴さんがアツいですよ。
というのも、今期放送されている二つのドラマに山田裕貴さんが出演しているのです。しかも、どちらも学園ものという共通点が…！もはや運命と言っても過言ではないでしょう。
『青のSP』は、学校内警察(スクールポリス)制度の試験的導入のもと、藤原竜也さん演じる嶋田隆平が学校内で起きる様々な問題を解決していく、警察×学園ドラマです。
『青のSP』での山田裕貴さんは、嶋田に振り回される後輩刑事・三枝弘樹を演じています。愛嬌たっぷりで笑顔の眩しい元気な山田裕貴さんを楽しみたい！という方にお勧めの作品となっています。
『ここは今から倫理です。(略称：ここ倫)』は、「倫理」という授業を通して、生き方、幸せ、ジェンダーや命とは何なのかについて考えていく、倫理×学園ドラマです。
『ここ倫』での山田裕貴さんは、悩める生徒たちに「倫理」を通して対話を図るミステリアスで風変わりな倫理教師・高柳を演じています。どこか儚げだけどたまに茶目っ気を見せてくれるクールビューティー☆裕貴を楽しみたいわ…という方にお勧めです。
ファンの間でも「おなじ学園ものに出ているはずなのに、おなじ役者さんとは思えない演技のふり幅…温度差で風邪ひく」と言われているほどのギャップがあります。



実は山田裕貴さん、以前放送されていた『先生を消す方程式。』でも教師役として出演していたのですが、こうも立て続けに学園ものに出ると、こう思う視聴者もいらっしゃるようで…。



あと、これは記者の個人的な意見なのですが『青のSP』の嶋田さんを見ていると、数年前に倭国テレビで放送されていた『ST 赤と白の捜査ファイル』の赤城左門を思い出してしまいますね。藤原竜也さんと刑事ドラマ…と聞くと、どうしても『ST』に思いを馳せてしまいますね。タイトルにも「色」が入っていて…血が騒ぎますね。



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番外編：純粋で真っ直ぐで、グッとくるぜ『直ちゃんは小学三年生』

テレ東の30分深夜ドラマを甘く見てはいけないということを痛感しました。
テレビ東京系木曜25時枠の『直ちゃんは小学三年生』の魅力は、何と言っても、成人男性が「小学三年生」を大真面目に演じるその絵面の強さと、のびのびと生きる少年たちの日常の「あたたかさ」。ドラマが始まる時の注意書きに「このドラマの登場人物は誰が何と言おうと小学生です。ご理解ください」というテロップが入るのですが、そこでもクスっと笑わせてくるのも、このドラマのお楽しみポイントです。

『直ちゃんは小学三年生』は、日常の中にある様々な問題に小学三年生の目線から向き合っていく、ヒューマンコメディドラマです。「お金って何？」「男と女は何が違うの？」「苗字が変わったらどうなるの？」そういった疑問について、杉野遥亮さん演じる直ちゃんと、3人の親友の視点から考えていきます。Twitterでは「毎回優しい気持ちになれる」「子どもの頃を思い出して泣いてしまった」といった声が多く見られました。



また、「直ちゃんの学級だより」も公式Twitterで毎週アップされているんです。作中で取り扱った問題について、直ちゃんの視点から様々な考えが書かれていますよ。担任の先生からの一言コメントも寄せられており、ファンからは「直ちゃんの優しさがにじみ出る文章…」「学級だよりとか懐かしすぎる…」といった声が寄せられました。
皆さんも『直ちゃんは小学三年生』を見て若かりし頃の心を取り戻し、優しい気持ちになってみてはいかがですか？

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ギャップを楽しむ冬になる？

この冬のドラマは「ギャップ」を楽しめるドラマが多いようですね。
自分にも他人にも厳しいストイックな鬼上司は、気になる人の前では乙女になっちゃう『ボス恋』。入れ替わり後の演技のギャップに度肝を抜かれた視聴者、可愛い高橋一生さんとカッコいい綾瀬はるかさんを楽しむ『天国と地獄』。山田裕貴さんの演技の温度差に風邪をひく？『青のSP』、『ここ倫』。そして見た目は大人、中身は子ども！だけど物語内容は濃ゆいぜ『直ちゃんは小学三年生』！
単調な日々に刺激を与えてくれる作品に、今後も目が離せません。さて、この冬覇権を取るドラマは一体どれなのでしょうか…。楽しみですね!

（倭人速報編集部：望月アキヒロ）