～「言外の意味を読み取る」～

最近顧問先になった医療法人で、いきなり『人事評価制度』に関わる機会がありました。
以前のコンサルタントとの契約関係上、まだスタッフさんたちは私の存在を知りません。

そんな中で、院長から「自己評価と他者評価シートを読んで気づいたことを教えてください」との依頼がありました。
誰とも面識がないですが、これがある程度分かるのです。
だから、面白い。

なぜ読み取れるか。
・「この方はなぜこういう考え方や行動をするのだろう？」
・「この方の現在の心境は何だろう？」
・「この方は何に不満や希望を持っていて何がしたいのだろう？」

こんなことを考えながら評価シートを読んでいると、見えて来るものがあります。
「なぜ、何のために、どうしたい(なりたい)のか」の3点セット。

後ほど院長やリーダーとすり合わせをした時のこと。
「ほぼ当たっています。どうして分かるんですか？」と驚かれました。
こういうことが、顧客との信頼関係を築く一歩です。

ただし、これは特別なことではありません。
理由・目的・不満・願望はみなさん持っています。
それを、その方の仕事の情景を思い浮かべながら想像するだけです。

そして実際の面談の機会に確認する。
リアルなので、『メラビアンの法則』がそっくり加わります。
相手の信頼を得るためにはこちらも要注意の法則でしたね。
そう、観察力→洞察力→仮説力→実施検証の順番は以前にお伝えした通りです。

これは何も人に限ったことではないですね。
数字もウラを読み解くことができます。
例えば、B/Sに載っている「棚卸資産」。

「この金額は簿価なのか、時価で算出しているのか」
ここが分岐点。
その背景や経緯を辿って行くとつながります。
これらを理解することで、倉庫に眠っている在庫の風景が想像できるのです。
その時初めて「じゃ、どう処理するか」の具体策に入ります。

第一歩としては、観察力を磨くのが大切ですね。
目に見える気になる部分をインプットするのが”観察”。
一歩進んで、目に見えない部分を想像するのが”洞察”。
その前に忘れてはならない根っこがあります。
”好奇心”。

そもそも好奇心がなければ観察は生まれません。
セブンイレブンのロゴマークの最後の一文字「n」だけが小文字なこと。
サントリーの企業名とロゴマークのunの大きさの違い。

どうでもいいことに思えるかも知れません。
ただ、細かい好奇心がなければ、その後の「なぜ？」には進めません。

「あなたは観察するための好奇心をどのように鍛えていますか？」
ぜひコメントいただけると嬉しいです。 December 12, 2025

今日明日棚卸し無事に乗り越えたい
そして地震と雪は落ち着いて欲しい December 12, 2025

@tyokinbako7 マウスコンピュータさんに感謝🥲
メモリ32GBあれば大抵のことはやれる！

PCでどこまで何をやりたいかの棚卸が大変ですよねー💦良心的なストアだとオススメモデルがそのまま最適解な事も多いですが😁 December 12, 2025

さて、下手に書くとバンされたりとかするの怖いんですけど、棚卸、というか検討。独り言。
定番展開
・ゆーかい。
かんがされるかくるがされるか、ふたりせっとか。
・かんきん。
くるはむりだろ。かんだろ。むしろくるはする方。 December 12, 2025