すげえぶっちゃけると、育成だの新規参入だの考える上で必要なのは上質な創作論なんぞじゃなく、これくらいカジュアルに創作するのが“普通”と言われる環境なんだよな

ランキングとかいうプレデタークラスしか存在が許されない魔境を基準にしたらプロになりたい人以外増えんよ https://t.co/0H0itTqutc December 12, 2025

読了。改めて感じたのは、これは単なる経営学の本ではなく「事業構造をどう見るか」の思考訓練だということ。

私はまず、事業をストラクチャードファイナンスのようにお金の流れ（運用×調達)から捉える。固定費は何か、回収サイトはどうか、どの程度の資本耐久力があるのか。これが「現在地」。

そこに、
・新規参入のしやすさ
・代替手段の存在
・価格決定力の所在
といった未来目線の不確実性を重ねると、
5フォースは平面ではなく立体で見えてくる。

その上でポジショニング戦略。
①コストリーダーシップ
②差別化
③集中

ただし中小・スタートアップは、調達コストも規模も大企業に勝てない。①を選ぶ時点で、土俵を間違えていることが多い。

だから現実解は、
②差別化 × ③集中。

印象に残ったのは、
「差別化に成功すると、五つの競争要因に対処できる安全な地位を築ける」
という一文。

差別化とは、目立つことでも、格好良さでもない。価格競争・代替・新規参入・交渉力から距離を取れる“競争しなくて済む場所”を構造で作ること。

戦略とは、頑張り方ではなく戦わない場所を決めることなんだと、あらためて腑に落ちた。 December 12, 2025

倭国一の梅の産地・和歌山県で、
稼げる一次産業を目指す「梅ボーイズ」の戦略がすごい。
　
梅ボーイズの革新的な部分は大きく3つ。
　
①ストーリーを発信しファンを作る　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
・レシピ投稿だけでなく、梅干し作りへの思いや農家のリアルを発信。
・凶作時にはクラファンを活用
・梅干しを届けるために軽トラで倭国一周
・YouTubeの登録者数：約12万人
・クラファンの支援総額：5,000万円以上
⇨SNSやクラファンをフル活用し、全国にファンを作っている。
　
②栽培から販売までを自分たちで行う
多くの梅農家は栽培までしか関わらず、自分の梅干しがどこで食べられるか分からない。
・自前の加工場で梅干しに仕上げる
・オンライン販売で全国の梅好きに直接届ける
・梅干しを自社でブランド化
⇨梅農家の常識を覆す、6次産業化を実現。
　
③新規就農の入口作り
・社員として梅栽培を学んでもらう
・経営できる農家を育てる
・区画ごとに分けた畑を丸ごと任せ、その畑で出た利益をインセンティブとして渡す
・農地の購入費用を負担
⇨農地取得のハードルを下げ、若者が新規就農しやすい動線をつくっている。
　
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農業や漁業などの一次産業は稼げないイメージが強く、初期費用も掛かるため新規参入者が少ない。
　
そんなイメージを覆すために、梅ボーイズ（@_UMEBOYS_1904）はビジネスの根底から設計し直している。
　
地方ビジネス全般においても同じで、これまでのやり方にとらわれず仕組みそのものを見直していくことが重要。 December 12, 2025

最近のSNSのビジネス界隈は二極化してきてる。

強者はさらに稼ぎ、新規参入者は稼ぎにくくなってるとかの二極化ではない。

お金を使うときの特徴が二極化してる。

・スキルやノウハウを学ぶ投資
・政治的な意味合いで献金&PR代

最近はどこでも誰でも高単価商品を扱ってるため使えるお金が溜まってる。

そして顕在層刈り取りがTPPされてるため集客力に対する悩みは尽きない。

なので後者の方が最近はお金の使い方として増えてきている。

令和の虎界隈の顧問サービスは特にそう。
これは令和の虎の影響力の再分配であり、広告CRに使わせて貰えばもはや本の帯みたいなもの。

実績者対談も負の側面が見えてきてる。

学ぶ気はそこまでないけど、講座に入り実績報告をし影響力のある人の実績対談に出れば自分の商品が売れる
ということを理解してる人が増えてきてる。

そして売る側はもちろんこれを理解してるので、顧問サービスに動画撮影を入れてあげたり、実績対談も取れれば勝ちやから大きい数字の人を扱いたいからある程度目を瞑る。
(だから売りやすい状態になってる)

こんなお金の使い方をしてたら一生おままごとから抜け出せない。

もっとサービスを良くするために投資をするとか、内部やバックオフィスを良くするための投資や、ファネルや集客面にお金を使った方がいい。

飛び道具は目の前の問題は解決してくれるけど、1年後の問題は解決してくれない。

1年後にまた別の飛び道具を使えばいいと思ったかもしれんが、そんなに都合よく飛び道具の球数は多くない。

まとめるが、冒頭の二極化してる前者と後者どちらにもいえることだが、最近はお金を使うに値する商品やサービスが割合として減ってきてる気がする。

事実、儲かってる頭のいい発信者はあまりお金を使ってない印象。
儲かっていて頭のいい発信者は、自分の影響力が通用しなくなってきたときのリスクヘッジにお金を回してる。
(金融投資はその代表例の一つ)

いつまでも同じようなものにお金を使ってたらあかん。

お金を使う先はどんどん変えていかないと。 December 12, 2025

サビ管研修、何のためにやってたの？？という感じもする。
新規参入の基準は厳しくすべきとは思うな…
事業母体となる会社の審査とかも含めて… https://t.co/nNqKyY7RaB December 12, 2025

AIと事業提携するとこも多いよなー。
やはり新規参入はより厳しくなりそう…
あーあ。10年早く生まれればなー December 12, 2025

《企業経営理論》
ポーターの5フォースモデル
既存企業が『業界内競争、新規参入・代替品の脅威、買い手・売り手の交渉力』という5つの競争圧力にさらされる構造を分析し、当該業界の収益性評価をする為のフレームワーク December 12, 2025