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#突き抜けろ乃木坂六期 December 12, 2025

@AxO0ljnI3RYhnwv こはくさんおは愛宕ありです！
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日銀は12月利上げへ最後の準備、パウエル議長は中立金利で方針語る（愛宕 伸康）【楽天証券 トウシル】
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日銀は12月利上げへ最後の準備　パウエル議長は中立金利で方針語る

🔳日銀短観の要点
大企業よりも中堅・中小企業の景況感改善が目立ち、製造業を中心に改善幅が大きい点が今回の特徴。

🔳大企業の景況感
大企業製造業は+14→+15と小幅改善、非製造業は+34で横ばい、全産業でも+24で横ばいとなった。

🔳大企業の業種別動向
不動産と建設が高水準で推移する一方、宿泊・飲食サービスはプラス幅を縮小し、自動車は概ね横ばいだった。

🔳中小企業の景況感改善
中小企業は全産業で+9→+12と3ポイント改善し、特に製造業が+1→+6と5ポイント改善して全体を押し上げた。

🔳中小企業の業種別で目立つ改善
自動車が-5→+12と17ポイントの大幅改善となり、大企業の自動車が小幅悪化だった点と対照的で、小売や宿泊・飲食も改善が見られた。

🔳全規模で見た景況感
大企業・中堅・中小を合算した全規模ベースでは+15→+17と2ポイント改善し、12月利上げに向けた追い風と評価できる。

🔳賃上げスタンス調査ペーパーの位置づけ
日銀は12月の決定会合前に2026年度の賃上げスタンスに関する調査結果を公表し、利上げ判断に向けた準備の一環と示唆された。

🔳賃上げの見通しの結論
多くの支店で2026年度も2025年度と同程度、世間相場並みの賃上げが必要と考える企業が大半で、人手不足が背景にあると整理された。

🔳12月会合の見立て
短観と賃上げ調査を踏まえると、12月18〜19日の会合で0.25%の利上げが実施される可能性が高いという見方を示した。

🔳市場の次の焦点は中立金利
市場は上田総裁が記者会見で中立金利についてどの程度踏み込むかに注目しており、利上げの最終到達点との関係で関心が高い。

🔳日銀が示す中立金利レンジの考え方
自然利子率（実質の中立金利）を-1%〜+0.5%程度とみなし、物価目標2%を加えると名目の中立金利は概ね1%〜2.5%の幅になるという整理。

🔳中立金利を特定しすぎるデメリット
中立金利をピンポイントで示すと政策運営の柔軟性を損ね、ゴール設定のように市場に誤解されるリスクがある点を指摘した。

🔳パウエル議長の説明の要点
FOMC声明で「新たに入手するデータや見通し、リスクのバランスを慎重に評価する」文言が追加され、政策金利が中立金利推定レンジ内に入ったことで様子見可能な位置にあると説明した。

🔳FRBの中立金利推定もばらつく
ドットチャートの長期見通し（中立金利）でも分布が広く、下限2.6%〜上限3.9%程度と幅があり、中央値が同じでも個々の見方は大きく割れている。

🔳利下げ見通しの分裂と市場の織り込み不足
来年末の利下げ回数について上振れ・下振れ双方の意見が拮抗し、次の利下げ時期を市場が正確に織り込めていない状況だと述べた。

🔳今後の見通しのまとめ
中立金利は推計手法や見方で大きく変動する性質があるため、日銀も狭い範囲で断定する発言は避ける可能性が高いという見立てで締めくくった。 December 12, 2025