微生物 トレンド
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2025.11.23 04:00
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そうそう、意外かもしれないけど。
生物学者の中では
「ナマケモノの毛は、
動物トップクラスレベルでとにかく汚い。」
と言われていてね。
彼らの毛には 藻、菌、カビ、蛾、ダニ、
そして細菌 がびっしり住んでいる。
もはや毛じゃなくて“動くアパート”
でも本当に面白いのは、
その共存している微生物たちが
ただの寄生者じゃない ということ。
コスタリカの研究チームが、
ナマケモノの毛に住む細菌
(Brevibacterium や Rothia)を調べたら、
哺乳類の病原菌の増殖を抑える物質を
作り出していることが分かった。
つまり、ナマケモノは汚れてるんじゃなくて、
“自前の抗菌スーツ”を
全身に着ている可能性があるわけ。
よくよく考えたらわかるけど。
動きが遅くて、雨ざらしで、捕食者にも弱い。
動かないことで動体視力の高い敵から、
見えなくするってのも有名な話だけど。
そもそも見えてても、
『こいつは病原菌まみれだ(つまり毒)
喰うべきじゃない。』
と思われている可能性もある。
生き残ってきた理由が、
この毛の“生態系ごと武装してる”という説は
めちゃくちゃロマンがある。
しかもこの抗菌物質、
人間の医療でも問題になってる
薬剤耐性菌(スーパーバグ) に
効く可能性まで指摘されてる。
人類が新しい抗生物質の開発に苦戦する一方で、
ナマケモノは数百万年も前から、
毛の中に“抗菌工場”を抱えて
生きていたのかもしれない。
もちろん、これが
すぐに新薬になるって話ではない。
どの菌が、どんな化合物を、
どんな条件で作ってるのか。
それが安全に薬にできるか。研究はまだ序章。
でも、
“生き物が遅い理由”って、
単なる弱点じゃないってこと。
ナマケモノは「動かないこと」で捕食を避け、
「毛の微生物」で捕食者と感染症を避ける。
スピードじゃなくて共生戦略で生き延びてきた。
汚いと思われてた毛の中に、
人類がまだ知らない“抗菌の宝庫”がある。
自然がつくる戦略って、本当にほれぼれする面がある。
(続く1 November 11, 2025
8RP
またバズってるから便乗(°▽°)
深海でプラを食べる細菌が進化していた──
この話、EM菌が放射線を変容させる
あの現象 と同じ構造を持っている
共通しているのはただ一つ
自然界は破壊をそのまま
破壊として受け取らない
必ず「変換」して
循環に戻す力を持っているということ
PETプラを分解する酵素「PETase」が
世界の海の80%から見つかった
これは微生物が汚染を栄養に
変える方向へ進化した証拠
同じようにEM菌は高い放射線環境で
突然活性が上がり
放射線を弱いエネルギーへと
変換してしまうことが知られている
破壊のエネルギーを別の形に変える
ここに、生命の底力がある
つまり、絶望に見えていた問題の中でさえ
自然は新しい可能性を生み出していく
プラ汚染も、放射線も、
生命の進化と調和の中で再び循環していく
未来は思っている以上に明るい
なぜなら地球そのものが
ずっと再生し続ける生命体なのだから。 November 11, 2025
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