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2025.12.16 16:00
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ジャムおじさんとM&Aトラブル編
ジャムおじさん、バイキン城株式会社を買収する
「これでビジネスが拡大できる」と思った瞬間、悪夢が始まった
ある日、ジャムおじさんのパン工場に、一人の仲介者が訪ねてきた。名前はホラーマン。M&A仲介会社「デスマッチM&A」の営業担当だ。
「ジャムおじさん、素晴らしいお話があります。バイキン城株式会社が売りに出ています。買収しませんか?」
バタコさんは「バイキン城……?あの、ばいきんまんの会社ですか?」と驚く。
ホラーマンは、ニコニコしながら言う。「そうです。実は、ばいきんまんは資金繰りに困っていて、会社を売却したいと考えているんです。年商3億円、営業利益5,000万円の優良企業ですよ。今ならEBITDA倍率5倍で、たったの2億5,000万円で買えます!」
ジャムおじさんは眉をひそめる。「でも、ばいきんまんは、わしらの敵じゃないか。なぜ、わしがその会社を買わなきゃいかんのじゃ?」
ホラーマンは畳みかける。「実は、バイキン城株式会社は『試練提供サービス』という独自のビジネスモデルを持っています。御社のパン工場と統合すれば、垂直統合による大きなシナジーが生まれますよ!ヒーローと敵役の両方を持つことで、ストーリーの完全コントロールが可能になります!」
バタコさんは「シナジー……ですか?」
ホラーマンは「そうです!しかも、今月中に契約すれば、私の成功報酬が10%割引になります!これはチャンスですよ!」
ジャムおじさんは少し考える。「確かに……ばいきんまんがいなければ、アンパンマンの価値は下がる。もし、ばいきんまんのビジネスを買収できれば、わしらのビジネスも安定する……よし、やってみよう」
こうして、ジャムおじさんは銀行から2億5,000万円を借り入れ、DDもほとんどせずにバイキン城株式会社を買収した。
1. 【よくあるトラブル①】キーマンが即退職
買収が完了した翌日。ジャムおじさんとバタコさんは、バイキン城に向かった。
ばいきんまんは、ニヤニヤしながら言う。「ハヒフヘホー!ジャムおじさん、買ってくれてありがとうな!これでオレ様は自由だぜ!」
ジャムおじさんは「ばいきんまん、これから一緒にビジネスをやっていくんじゃ。よろしく頼むぞ」
ばいきんまんは「あ、そうそう。オレ様、明日からハワイに移住するから。もうここには来ないぜ!じゃあな!」と言って、バイキンUFOに乗って飛んで行ってしまった。
バタコさんは「え?待って!契約書には『買収後も3ヶ月間は業務を引き継ぐ』って書いてあったはずでは……?」
ジャムおじさんは契約書を確認する。すると、小さな字でこう書いてあった。
「ただし、売り手の健康上の理由、または家庭の事情により、引き継ぎ期間を短縮することができる」
ばいきんまんは「オレ様、ちょっと体調悪いんだよね。ハワイで療養するわ!」と言い残して消えた。
これが、M&Aで最も多いトラブル「キーマンの即退職」だ。
2. 【よくあるトラブル②】粉飾決算が発覚
バタコさんは、バイキン城の帳簿を詳しく調べ始めた。そして、顔が青ざめる。
「おじさん……これ、見てください……」
帳簿には、こう書かれていた。
【買収前に提示された数字】
年商:3億円
営業利益:5,000万円
純資産:1億円
【実際の数字】
年商:2億円(架空売上1億円が含まれていた)
営業利益:実質赤字2,000万円
純資産:実質マイナス5,000万円(簿外債務が6,000万円あった)
バタコさんは「おじさん、これって……粉飾決算ですよね?」
ジャムおじさんは「そんな……仲介者は『優良企業』と言っておったのに……」
バタコさんは、架空売上の内訳を調べた。すると、こんな記録が出てきた。
架空売上の手口
循環取引:バイキン城 → ダークネス商社 → バイキン城と、商品を売ったことにして売上を水増し
架空顧客:存在しない「宇宙王国」への売上を計上
期ズレ:来期の売上を前倒しで計上
バタコさんは「これ、完全に粉飾決算じゃないですか……でも、買収前のDDで、なぜ気づかなかったんですか?」
ジャムおじさんは「実は……DDをほとんどやっておらんかった……ホラーマンが『この案件は人気で、他にも買い手がいます。早く決めないと逃げますよ』と急かすものだから……」
これが、M&Aで二番目に多いトラブル「粉飾決算」だ。DDを怠ると、必ずこうなる。
3. 【よくあるトラブル③】簿外債務が山ほど出てくる
さらに、バタコさんは「簿外債務」を発見した。
簿外債務リスト
未払い残業代:従業員ドキンちゃんへの未払い残業代2,000万円
リース債務:バイキンUFOのリース契約(残債3,000万円)
訴訟リスク:過去に試練提供で怪我をさせた被害者からの損害賠償請求1,000万円
税務リスク:過去3年分の消費税申告漏れ、追徴課税予想額1,500万円
環境リスク:バイキン城の地下にカビ廃棄物が埋まっており、除去費用5,000万円
合計:1億2,500万円
バタコさんは「おじさん……これ、全部私たちが払わなきゃいけないんですか?」
ジャムおじさんは「契約書には『簿外債務は売り手が負担』と書いてあるはずじゃ……」
バタコさんは契約書を確認する。確かにそう書いてあった。でも、こんな一文もあった。
「ただし、買い手が知り得た、または知り得るべきだった債務については、買い手が負担する」
つまり、DDをちゃんとやっていれば発見できたはずの債務は、買い手が負担することになる。
ジャムおじさんは「そんな……」
これが、M&Aで三番目に多いトラブル「簿外債務」だ。
4. 【よくあるトラブル④】顧客がキーマン依存で、契約が全部解除される
さらに、バタコさんは顧客との契約書を調べた。
試練提供契約書(カレー王国)
契約期間:1年間(自動更新)
報酬:年間1億円
ただし、ばいきんまん本人が試練を提供すること。代理は認めない
バタコさんは「おじさん……これ、ばいきんまん本人じゃないとダメって書いてあります……」
ジャムおじさんは「ということは、ばいきんまんがいなくなった今、この契約は履行できないということか……?」
バタコさんは、カレー王国に電話をかけた。
「もしもし、カレー王国ですか?バイキン城株式会社を買収した、ジャムおじさんと申します。これから、ばいきんまんの代わりに……」
カレー王国の担当者は、冷たく言う。
「契約書を読んでください。ばいきんまん本人が提供すること、と書いてあります。ばいきんまんがいないなら、契約は解除です。今年度分の前払い金5,000万円を返金してください」
バタコさんは「返金……?でも、もう買収代金を払ってしまって……」
カレー王国の担当者は「それは知りません。来週までに返金しない場合、訴訟を起こします」
電話は切られた。
バタコさんは、他の顧客にも電話をかけた。パン王国、宇宙王国、海底王国……全ての顧客が、同じことを言った。
「ばいきんまんがいないなら、契約解除。前払い金を返金しろ」
合計返金額:1億5,000万円
ジャムおじさんは「そんな金額、わしには払えん……」
これが、M&Aで四番目に多いトラブル「キーマン依存による顧客離反」だ。
5. 【よくあるトラブル⑤】従業員も一斉退職
さらに悪いことに、従業員のドキンちゃんが辞表を持ってきた。
「あたし、もうここで働きたくないわ。ばいきんまん様がいなくなったら、意味ないもの」
バタコさんは「ドキンちゃん、お願いです。一緒に頑張りましょう」と引き止める。
ドキンちゃんは「無理よ。それに、あたし、未払い残業代2,000万円もらってないのよ。払ってくれるなら、考えてもいいけど」
バタコさんは「2,000万円……?」
ドキンちゃんは「ばいきんまん様、いつも『後で払う』って言ってたけど、結局払ってくれなかったの。労働基準監督署にも相談してるわ」
バタコさんは「でも、それは買収前の話ですよね?ばいきんまんに請求してください……」
ドキンちゃんは「労働債務は、会社が引き継ぐのよ。買収したあなたたちが払う義務があるわ。払わないなら、労基署に訴えるし、辞めるわ」
バタコさんは「そんな……」
ドキンちゃんは「じゃあね」と言って、バイキン城を去った。
これが、M&Aで五番目に多いトラブル「従業員の一斉退職と労働債務の請求」だ。
6. 【よくあるトラブル⑥】隠れた重要契約が足枷になる
バタコさんは、さらに契約書を調べた。すると、とんでもない契約が出てきた。
業務委託契約書
委託者:バイキン城株式会社(ばいきんまん)
受託者:悪の秘密結社ダークネス
契約内容:
ダークネスは、ばいきんまんに「悪役としての指導」を提供する
ばいきんまんは、試練提供ビジネスで得た収益の30%をダークネスに支払う
本契約は、会社の所有権が移転した場合も継続される
契約期間:10年間(残り8年)
違約金:契約を途中で解除する場合、3億円を支払う
バタコさんは「おじさん……これ、私たちが引き継がなきゃいけないんですか?年間8,000万円を、あと8年も?」
ジャムおじさんは「契約書には『会社の所有権が移転した場合も継続される』と書いてある……つまり、わしらが引き継ぐことになるのう……」
バタコさんは「でも、もう顧客はいないから、収益もないですよね?それなのに、ダークネスには払い続けなきゃいけないんですか?」
ジャムおじさんは契約書をよく読む。すると、こう書いてあった。
「収益の有無にかかわらず、最低保証額として年間5,000万円を支払うこと」
バタコさんは「おじさん……これ、あと8年間で4億円ですよ……」
これが、M&Aで六番目に多いトラブル「隠れた重要契約(チェンジオブコントロール条項)」だ。
7. 【よくあるトラブル⑦】競業避止義務がなく、売り手がすぐに競合を始める
買収から1ヶ月後。町の人から、こんな噂を聞いた。
「ねえ、知ってる?ばいきんまんが、隣町で新しい会社『バイキン城2.0』を作ったんだって。また試練提供ビジネスをやってるらしいよ」
ジャムおじさんは「なんじゃと!?」
バタコさんは「おじさん、契約書に競業避止義務は書いてありましたか?」
ジャムおじさんは契約書を確認する。でも、競業避止義務の条項はなかった。
つまり、ばいきんまんは、買収後すぐに同じビジネスを始めても問題ない。
しかも、ばいきんまんは元の顧客(カレー王国、パン王国)にこう営業していた。
「オレ様が戻ってきたぜ!また一緒に仕事しようぜ!しかも、今度は前より安い値段でやるぜ!」
顧客は、喜んでばいきんまんと再契約した。
ジャムおじさんは「わしらは、顧客を失い、債務だけが残った……そして、ばいきんまんは顧客を取り戻して、また儲けておる……」
これが、M&Aで七番目に多いトラブル「競業避止義務の不備」だ。
8. 【よくあるトラブル⑧】表明保証があっても、売り手が逃げて回収不能
ジャムおじさんは、弁護士に相談した。
「先生、契約書には『表明保証』があります。ばいきんまんが嘘をついていたら、損害賠償を請求できるはずです」
弁護士は契約書を見る。
「確かに、表明保証はあります。でも、問題があります」
バタコさんは「何ですか?」
弁護士は「まず、ばいきんまんと連絡が取れません。ハワイに移住したと言っていますが、住所も電話番号もわかりません」
ジャムおじさんは「でも、訴訟を起こせば……」
弁護士は「訴訟を起こすこともできます。でも、ばいきんまんの居場所がわからなければ、訴状を送ることもできません。仮に勝訴しても、財産が隠されていれば、回収できません」
バタコさんは「つまり……表明保証があっても、意味がないんですか?」
弁護士は「エスクロー(第三者預託)を使っていれば、売却代金の一部を預けておいて、問題が発覚したら自動的に返金されるシステムがあります。でも、この契約書には、エスクローの条項がありません」
ジャムおじさんは「つまり、わしは泣き寝入りするしかないのか……」
これが、M&Aで八番目に多いトラブル「表明保証があっても回収不能」だ。
9. 【よくあるトラブル⑨】仲介者は成約後、一切関与しない
ジャムおじさんは、仲介者のホラーマンに電話をかけた。
「ホラーマンさん、大変なんです!買収した会社が粉飾決算で、簿外債務も山ほど出てきて……」
ホラーマンは「あー、それは残念ですねー。でも、契約は成立してますから、僕の仕事は終わってます」
ジャムおじさんは「でも、あなたは『優良企業』と言ったじゃないですか!」
ホラーマンは「僕は、売り手から提供された情報を伝えただけですよ。DDは買い手の責任です。それに、契約書にも『仲介者は、情報の正確性について責任を負わない』と書いてあるでしょ?」
ジャムおじさんは「そんな……」
ホラーマンは「それより、成功報酬2,500万円、まだもらってないんですけど。早く払ってくださいね。じゃ!」
電話は切られた。
これが、M&Aで九番目に多いトラブル「仲介者は成約後、一切関与しない」だ。
10. 【よくあるトラブル⑩】銀行が融資を引き上げる
買収から3ヶ月後。ジャムおじさんは、銀行から2億5,000万円を借り入れていた。その返済が始まる。
銀行の担当者は「ジャムおじさん、今月の返済額は500万円です。ちゃんと払えますか?」と尋ねる。
ジャムおじさんは「実は……バイキン城株式会社の売上がゼロになってしまって……」
銀行の担当者は「え?どういうことですか?買収時の事業計画では、年商3億円と聞いていましたが」
ジャムおじさんは「それが粉飾決算で……実際の売上は半分以下で……しかも、顧客も全員離れてしまって……」
銀行の担当者は「それは困りましたね……では、融資を一括返済してください」
ジャムおじさんは「一括返済……?そんな金額、払えません……」
銀行の担当者は「では、担保のパン工場を差し押さえます」
ジャムおじさんは「そんな……」
これが、M&Aで十番目に多いトラブル「銀行が融資を引き上げ、担保を差し押さえる」だ。
11. 税務署からの「調査」と追徴課税
さらに追い打ちをかけるように、税務署から調査が入った。
事業内容等について
・バイキン城株式会社の過去の申告について、以下の点を確認させてください。
・架空売上:循環取引による売上1億円は、取り消されるべきではないですか?
・外注費:悪の秘密結社ダークネスへの支払い年間8,000万円は、実態がありますか?
・消費税:過去3年分の消費税申告に漏れがあります
追徴課税予想額:1億2,000万円(過少申告加算税・延滞税含む)
ジャムおじさんの税理士は「これは……買収前の税務リスクが表面化しています。原則として、買い手が負担することになります」
ジャムおじさんは「1億2,000万円……そんな金額、わしには払えん……」
これが、M&Aで十一番目に多いトラブル「税務リスクの表面化」だ。
12. 損害の合計
バタコさんは、すべての損害を計算した。
損害の合計
買収代金:2億5,000万円
仲介手数料:2,500万円
顧客への返金:1億5,000万円
簿外債務:1億2,500万円
ダークネスへの支払い(8年分):4億円
追徴課税:1億2,000万円
未払い残業代:2,000万円
合計:12億9,000万円
バタコさんは「おじさん……これ、どうやって払うんですか……」
ジャムおじさんは「わしには、もう払える金がない……」
13. 破産手続き
結局、ジャムおじさんは破産手続きを取ることになった。
パン工場は競売にかけられ、見知らぬ会社に買い取られた。
バイキン城株式会社も、清算された。
ジャムおじさんは、全てを失った。
バタコさんは「おじさん……私たち、どうやって生きていけばいいんですか……」
ジャムおじさんは「わしには、もう何も残っておらん……」
チーズも「ワンワン……」と悲しそうに鳴く。
14. アンパンマンが助けに来るが……
そんなとき、アンパンマンがやってきた。
「ジャムおじさん、大変なことになってるって聞いたよ!僕たちが助けるよ!」
ジャムおじさんは「アンパンマン……ありがとう。でも、わしの借金は12億円を超えておる。君たちでも、どうにもならん……」
アンパンマンは「そんな……」
カレーパンマンも「俺たち、何かできることはないのか?」
しょくぱんまんも「ジャムおじさん……」
でも、どうにもならなかった。
15. M&Aの教訓──よくあるトラブルまとめ
この物語から、M&Aでよくあるトラブルと教訓をまとめる。
【よくあるM&Aトラブル11選】
1. キーマンの即退職:買収直後に売り手や重要人物が辞める
2. 粉飾決算:売上・利益が水増しされていた
3. 簿外債務:未払い残業代、リース債務、訴訟リスク、税務リスクなど
4. キーマン依存による顧客離反:顧客が「本人じゃないとダメ」と言って離れる
5. 従業員の一斉退職:キーマンがいなくなると、従業員も辞める
6. 隠れた重要契約:チェンジオブコントロール条項で、買収後も不利な契約が続く
7. 競業避止義務の不備:売り手がすぐに同じビジネスを始める
8. 表明保証があっても回収不能:売り手が逃げて、連絡が取れない
9. 仲介者は成約後、一切関与しない:トラブルが起きても、仲介者は知らんぷり
10. 銀行が融資を引き上げる:計画と実態が乖離すると、融資が引き上げられる
11. 税務リスクの表面化:買収前の税務問題が、買収後に追徴課税として降りかかる
【買い手側がやるべきだったこと】
DDを徹底的にやる(最低3ヶ月、専門家を雇う)
財務DD:過去3年分の決算書、総勘定元帳、請求書をすべて確認
税務DD:過去の申告書、税務調査の履歴を確認
法務DD:契約書、訴訟リスク、コンプライアンスを確認
労務DD:従業員の雇用契約、未払い残業代、労働紛争を確認
事業DD:顧客契約、キーマン依存度、競合状況を確認
表明保証とエスクローで防御する
売却代金の30%をエスクロー口座に預託(2年間)
粉飾決算・簿外債務が発覚したら、エスクローから補填
税務リスクが発覚したら、エスクローから補填
キーマンとの雇用契約を必須にする
ばいきんまん本人を、買収後3年間雇用する契約
違反したら、売却代金の50%を返還させる
競業避止義務を必ず入れる
買収後3年間、同じビジネスを禁止
違反したら、損害賠償1億円
チェンジオブコントロール条項をチェック
買収後も継続される不利な契約がないか、全契約書を確認
それでも怪しければ『買わない』
DDで疑問が残る案件は、絶対に買わない
【結論】
M&Aは、『買って終わり』じゃない。『買った瞬間から全責任を引き受ける取引』だ。
DDを怠る=将来のトラブルを高値で買う行為。
本気でやるなら、税務・労務・資金流用を中心にDD。取り切れないリスクは、表明保証・エスクローで封じ込めよ。
それでも怪しければ、『買わない』が正解。
ジャムおじさんは、窓の外を見ながら呟く。
「わしは、愚かじゃった……仲介者の甘い言葉に騙され、DDを怠り、リスクを見落とした……」
これが、ジャムおじさんが学んだ、高すぎる教訓だった。 December 12, 2025
9RP
明日12/16 (火) 19:00 THE CORE ライブ
テーマ: ミアシャイマーが語るグローバリストに勝つ戦い方
- 12/13東京で開催したジョン・ミアシャイマー教授のイベントはお陰様で盛況に終わりました。教授の基調講演は;
①グローバルな国際秩序の変化: 米ソ冷戦→米国一極→多極化時代へ
②東アジアのの国際情勢: 米中対立は今後どうなっていくかについての予測など
③倭国の立ち位置: 国際秩序の視点から見た高市「台湾有事」発言の意味など
- さらに、参政党の神谷宗幣代表との対談も、日米で中国をいかに封じ込めるかなど、見応えがありました。
- その中で、グローバリズム勢力とどうやって戦えばいいか、ミアシャイマー教授の話から読み解きます。
前半: YouTube無料配信
https://t.co/oky9VWBgPl @RytoSle2
後半: 2UのTHE CORE会員限定配信
https://t.co/ZEbh0wNAiO December 12, 2025
1RP
<冷戦期・ポスト冷戦期とも異なる第三の様式:選択的覇権国家に移行>2025米国国家安全保障戦略の分析
①冷戦後に形成されたアメリカ型リベラル国際秩序:「1極覇権モデル」を明確に放棄した。しかし、冷戦期(二極構造)に戻ったわけではない。
▶︎冷戦期の特徴:米国は“自由世界全体”の安全保障の最終責任者、同盟国の経済成長を支援し、保護する。
同盟国の防衛負担は軽く(倭国は1%台、ドイツも限定)
世界の「半分」を守る覇権モデルであり、守備範囲が広い代わりに、同盟国への義務も大きい。
▶︎新戦略
1. 守る範囲が縮小(冷戦期より狭い)
西半球(アメリカ大陸)だけが完全覇権圏
欧州=自立要求
アジア=共同抑止(倭国・豪州の役割増大)
→ 世界を守る覇権国家 → 半球覇権国家へ縮小
2.同盟国負担増
倭国・欧州・韓国に“地域防衛の主体”になることを要求
NATO防衛費は2%から5%へ(冷戦期の倍以上)
→ 冷戦期とは真逆の「負担転移(Burden-shifting)」
3.同盟国の再定義
⑴冷戦期:軍事覇権が主、経済は補助
⑵ポスト冷戦期:経済覇権が主、軍事は補助
⑶NSS2025:経済安全保障覇権(産業+軍事一体)
言い換えると、冷戦期“同盟国を育てる覇権” → ポスト冷戦期“同盟国から吸い上げる覇権” →新戦略“同盟国を組み込む覇権”へ進化した。米国は同盟国を“資産”でも“市場”でもなく、“供給網の部品”として編成し直す。
▶︎新戦略(NSS2025)の中身
・再工業化・保護主義・関税・サプライチェーンの再構築、中国との競争は“貿易・サプライチェーン戦”
・気候政策・自由貿易(ポスト冷戦期の柱)は否定
→ 冷戦期は経済のグローバリズム、新戦略は経済の国家安全保障化。
▶︎新戦略の目的:国内再工業化・供給網の自国圏内回帰(国家安全保障中心)
再工業化(Reindustrialization)
サプライチェーンの再構築(Reshoring / Friendshoring)
保護主義(タリフ+補助金)
経済安全保障の軍事化(Defense Industrial Base強化)
中国依存の破壊
国境管理(移民規制)
“Net Zero”否定・エネルギー覇権回帰
→ グローバル化を否定し、国家経済を安全保障の中心に戻す
▶︎同盟国の地位:米国は「グローバル市場」ではなく、“同盟国+信頼国で構成する供給網ブロック”の構築に動く。
“供給網の構成要素(node)”としての利用。
特に倭国・韓国・台湾は、半導体、EV電池、レアアース、造船・防衛で不可欠な役割を担わされる。
5. 中国の存在が冷戦期ソ連とは異質
▶︎冷戦期ソ連:
経済規模が小さく、米国の経済競争相手ではなかった
技術力も米国に劣っていた
▶︎現在の中国:
米国に次ぐ経済規模
技術覇権(AI、量子、5G、EV電池、レアアース)を争う
経済網(BRI・グローバル南)を世界中に展開
→ 中国はソ連より構造的に強く、競争領域も広い(軍事+経済+技術)。
→ 米国は中国に対し“封じ込め”ではなく“構造的再均衡”を選択。
6. <結論>
これまでにない第四の覇権モデル:
二層構造:第1層はモンロー主義2.0・第2層は選択的覇権:土台では経済再構築による再均衡化
新戦略(NSS2025) は “モンロー主義への回帰”でありつつも
古典的孤立主義ではなく、半球覇権+選択的グローバル関与という新しい形で再構築されている。
▶︎今回の米国覇権の再編は:第四の覇権モデル
・冷戦モデルではない
・ポスト冷戦リベラル秩序でもない
・古典的孤立主義でもない
▶︎新戦略(NSS2025) のモンロー主義 2.0
西半球は排他的支配圏(覇権圏)として扱う
他地域では「選択的覇権」(Selective Hegemony)を行使
欧州・アジアには依然として影響力を行使(ただし負担削減)
中国との技術・貿易戦争に積極関与
グローバルな軍事能力は維持
つまり
“半球では絶対覇権、世界では選択的覇権”という「二層構造」になっている。
古典的孤立主義ではなく、“限定的グローバル覇権国家”に進化した December 12, 2025
児玉龍彦(こだま たつひこ)教授は、倭国を代表する医学者であり、その人生をかけて「目に見えないミクロの異変(遺伝子や放射能)」から「人々の命」を守るために闘い続けている人物です。
2025年現在の活動も含め、彼の歩みと功績を分かりやすく3つのポイントでまとめます。
1. 世界的な科学者としての顔:動脈硬化とがんの研究
児玉教授の科学者としての最大の功績は、血管の中にコレステロールが溜まって「動脈硬化」が起きる仕組みを解明したことです。若き日にアメリカのMIT(マサチューセッツ工科大学)に留学し、病気の原因となる細胞の入り口(スカベンジャー受容体)を世界で初めて突き止めました。
2025年現在は、東京大学名誉教授として「がん・代謝プロジェクト」を率いています。ここでは、がん細胞特有のエネルギー消費(代謝)のクセを利用して、がん細胞だけを狙い撃ちにする最新の「アルファ線治療」などの研究を推進し、末期がん患者にも希望を与える治療法の開発に挑んでいます。
2. 福島の現場に立った「闘う科学者」
多くの人が彼の名前を知るきっかけとなったのは、2011年の東倭国大震災です。当時、東京大学アイソトープ総合センター長だった児玉教授は、震災直後から防護服に身を包んで福島に入りました。
同年7月の国会では、政府の対応の遅れに対し「何をやっているのか!」と怒りの声を上げ、科学者として現場の除染(放射能の除去)を最優先すべきだと訴えました。単に研究室にこもるのではなく、南相馬市などで子供たちの通学路の除染を泥まみれになって支援した姿勢は、英科学誌『Nature』でも高く評価されました。
3. 社会の危機に警鐘を鳴らし続ける姿勢
児玉教授の特徴は、医学の専門知識を社会の問題と結びつけて発信することにあります。2020年からの新型コロナ禍では、誰よりも早く「精密な検査による封じ込め」を提唱し、データに基づいた対策を国に求めました。
2025年現在も、経済学者の金子勝氏らと共に、がん治療の地域格差をなくすための活動や、市民に向けた最新医学の情報発信を精力的に行っています。「科学は権力のためではなく、苦しむ人のためにある」という一貫した信念が、彼の活動の原動力となっています。
まとめると
児玉龍彦氏は、「血管とがんの世界的権威」でありながら、震災やパンデミックといった「社会の危機」に直面したとき、最も早く現場へ駆けつけ、人々の命を守るために権威と戦う情熱的な医師・研究者であると言えます。 December 12, 2025
児玉龍彦(こだま たつひこ)教授は、倭国を代表する医学者であり、その人生をかけて「目に見えないミクロの異変(遺伝子や放射能)」から「人々の命」を守るために闘い続けている人物です。
2025年現在の活動も含め、彼の歩みと功績を分かりやすく3つのポイントでまとめます。
1. 世界的な科学者としての顔:動脈硬化とがんの研究
児玉教授の科学者としての最大の功績は、血管の中にコレステロールが溜まって「動脈硬化」が起きる仕組みを解明したことです。若き日にアメリカのMIT(マサチューセッツ工科大学)に留学し、病気の原因となる細胞の入り口(スカベンジャー受容体)を世界で初めて突き止めました。
2025年現在は、東京大学名誉教授として「がん・代謝プロジェクト」を率いています。ここでは、がん細胞特有のエネルギー消費(代謝)のクセを利用して、がん細胞だけを狙い撃ちにする最新の「アルファ線治療」などの研究を推進し、末期がん患者にも希望を与える治療法の開発に挑んでいます。
2. 福島の現場に立った「闘う科学者」
多くの人が彼の名前を知るきっかけとなったのは、2011年の東倭国大震災です。当時、東京大学アイソトープ総合センター長だった児玉教授は、震災直後から防護服に身を包んで福島に入りました。
同年7月の国会では、政府の対応の遅れに対し「何をやっているのか!」と怒りの声を上げ、科学者として現場の除染(放射能の除去)を最優先すべきだと訴えました。単に研究室にこもるのではなく、南相馬市などで子供たちの通学路の除染を泥まみれになって支援した姿勢は、英科学誌『Nature』でも高く評価されました。
3. 社会の危機に警鐘を鳴らし続ける姿勢
児玉教授の特徴は、医学の専門知識を社会の問題と結びつけて発信することにあります。2020年からの新型コロナ禍では、誰よりも早く「精密な検査による封じ込め」を提唱し、データに基づいた対策を国に求めました。
2025年現在も、経済学者の金子勝氏らと共に、がん治療の地域格差をなくすための活動や、市民に向けた最新医学の情報発信を精力的に行っています。「科学は権力のためではなく、苦しむ人のためにある」という一貫した信念が、彼の活動の原動力となっています。
まとめると
児玉龍彦氏は、「血管とがんの世界的権威」でありながら、震災やパンデミックといった「社会の危機」に直面したとき、最も早く現場へ駆けつけ、人々の命を守るために権威と戦う情熱的な医師・研究者であると言えます。 December 12, 2025
見下され続けるのにも慣れたはずだったけど今日のは凄く怒りを感じて、でも気持ちを封じ込めて良いように言うしかなくて、そしたら頭がジンジン痛んだ。これではっきりした。良かった。やっと新しい場所に突き進む覚悟ができた。もう振り返らない。 December 12, 2025
#ありがとうスーパー戦隊
#スーパー戦隊よ永遠に
#恐竜戦隊ジュウレンジャー
⬛️ドーラレイガー⬛️(声:松本梨香)
第33話「教えて!勇気玉」
(脚本:鷺山京子 監督:渡辺勝也)
プリプリカンが作り上げた本編初の女性型ドーラモンスター。
頭部をサークレット、胸部を胸当てで武装した、全身真っ白な巫女を思わせる姿を持つ。
額に付いた青い宝石には雨の妖精・レイニーが封じ込められており、その力で水を操ったり、子供達の生命を集める事が出来る。
また、爪と髪を自在に伸ばす事も可能で、三つ編みの髪を使って相手を縛ったり伸ばした爪で切り裂く攻撃を主体としている。
更には口から突風を吐いて攻撃したり、宙に浮いて浮遊する能力も併せ持つ。 December 12, 2025
【EUはロシア資産を巡り、健全な声を封じ込めようとしている=ラブロフ外相】
🗨️「現在、ロシアの資金を盗めるのか?ということについて、彼らは互いに言い争いを始めている。そこにはいくらか健全な意見もあるが、EUからの強い圧力によってかき消されようとしている」
ロシアのラブロフ外相は、イラン国営放送(IRIB)とのインタビューでこう述べた。同外相は、ロシアの凍結資産を巡る状況を例に挙げ、多くの欧州人に根付いた盗みの傾向がはっきりと表れていると指摘した。
🔸ラブロフ外相のその他の発言
・ロシアは、米国がウクライナ側と行った最近の接触について、米国からの反応を待っている。
・欧州は、植民地主義や世界大戦を含め、歴史上何度も危機や災難の源となってきた。
・欧州諸国は、ウクライナ問題の解決に関与するあらゆる機会を無視しており、ウクライナ紛争に対する欧州のアプローチは、病気を理解せずに薬を処方する落第レベルの医者のようなものだ。
・米国の新たな国家安全保障戦略は、欧州に自らの立場を示し、その策略に米国を引き込もうとしないようにすることを目的としている。
・ロシアはイラン情勢の正常化に向けて、具体的な行動を通じて支援を提供する用意がある。一方、対イラン制裁を復活させるという欧州諸国の不誠実な手法は、欧州外交の恥である。 December 12, 2025
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とろける光をひと塗りに🕯𓂃𓈒𓏸︎︎︎︎LoNLy最新ジュレティント💄
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キャンドルライトジュレティント
CL03 Concerto「コンチェルト」
CL06 Cantata「カンタータ」
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CL03 Concerto コンチェルト_協奏曲
自信に満ちる少女の凛とした存在感と輝きを紅色に封じ込めた、コンチェルトローズ。
CLOG Cantata カンタータ_歌われる用
オペラの幕開けを告げる、クラシックレッド。ひと塗りで気品を纏う、永遠の王道シグネチャーカラー。
カラー名にはイタリア音楽用語が採用されていて、容器はキャンドルをイメージしたデザインらしい。
可愛くてオシャレで、なんだかロマンチック🩷
ひと塗りでしっかり色づき
深みのあるカラーが今の季節とマッチして
より肌の白さを際立たせます。
色持ちと艶のキープ力が高く
縦じわに入り込みにくくなっていて
ちゅるんと均一な膜感がとても美しい仕上がり✨️
ティッシュオフしたら
しっかり色が残っていたので
色持ち重視の方に特におすすめです!
どちらの色も好きだけど、
今の時期はCL06Cantataを
唇の中央内側に乗せて
グラデーションリップにするのが気分🩷
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小坂先生より、応援いただいております!
#旅館業法違反 と判明しました。
大田区は、蔑ろにせず、即座に対応をお願いします!
現在、#民泊 問題でお困り方々も今後の動きを封じ込めます。
どうか、お力をお貸しください。
https://t.co/UrkJCIuqus
#外国人寮
#違法
#野放しにしないで
#犯罪の温床 https://t.co/c75bWjyifM December 12, 2025
学校は
ガイドラインに明記された
被害者の問題の克服など無関係に
虚偽詭弁で纏めて
報告書を所轄庁に提出だけすれば
一方的に被害者と絶縁でき
重大事態手続きが収束可能な
お手盛り法案ってことです。
安倍内閣教育再生会議座長として
いじめ防止対策推進法施策策定を
政府に提言した拙家理事長(画像1)
当時から自らの法人では
自殺多数隠蔽しながら
倭国トップの法学者として施行し
次の現理事長(画像2)も
引き続き毎度毎度自殺隠蔽続け
法務省人権侵犯認定(画像3)されても
尚、所轄庁・法務省・内閣府へ
虚偽報告書を出し続けることが
可能なのですから、
「出しました」
「対応しました」
で許されるお手盛り法案だったことは
拙家1校の事案から
明確です。
この事態をまともな政治家たち
例えば永岡桂子元大臣や盛山正仁元大臣
そしてその周辺の三役や議員たちは
何とか是正しようと
手を尽くしてくださいましたが
これを阻止して封じ込める勢力が
文科省・国側にあるのは
拙家事案の為政者たちの
追求経緯を追えば一目瞭然。
総理を呼び出してまで物申す著名人と
自民党の不正追求は微塵にも許さない
野党議員パパが
拙家事案では法人関係者の為、
当事者なみに最初から把握しているのに
政府を一切追求しないのと同じ💦
正義を語る著名人・議員らも
自分の私的スペースに関わる
不正は「黙認」守る。
これが無辜の子どもへの「悪害」
だと大人は気づかないとね💦
学校隠蔽問題は
要するに
それぞれの学校関係者である
責務ある大人たちが
みんな非違行為を
隠蔽黙認していることを承知の上で
「傍観」していることこそが
被害助長・教育排除に結びついてしまう
という「大人都合の構造問題」💦
倭国の「子ども権利」に対する意識欠如って
利権構造の大人たち側の問題💦
子どもたちは無実。 December 12, 2025
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