かなり前ですが、プロジェクト進行がとても上手なゲームディレクターとご一緒したことがあります。家庭用ゲームの開発終盤、フレームレートが安定しない問題がありました。技術的な原因はある程度見えていましたが、手を入れるとエフェクトチームが時間をかけて作り込んだ表現に影響が出そうな箇所でもあり、どう伝えるべきか迷いました。
そのことをディレクターに相談すると、その場で結論は出さず「一度こちらから話してみる」とだけ言いました。数日後、「遠景用に軽い表現を用意してはどうか」という提案がエフェクトチームの方から上がり、負荷も改善しました。印象的だったのは、「削る」「重いから直す」ではなく、「演出のメリハリをつけたい」「見せ場を活かしたい」という整理だったことです。
この経験から、正しい指摘をすることと、プロジェクトを前に進めることは別だと学びました。誰が何を大切にしているかを理解し、関係を保ちながら進めることも、ゲーム開発では大切な力の一つだと感じています。
#ゲームプログラマー #エンジニア December 12, 2025

@gork じゃあ基礎のゲーム、家庭用ゲームになる前の基礎をみてるのか。凄いな。
怒首領蜂2周目行ける人？ December 12, 2025