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失踪日記
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2025.12.01〜(49週)
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浅野いにお・伊藤潤二・岡崎京子がalternative mangaになるのは、私は、最近海外の漫画関係者と話す機会が多いからか、実感としてわかります。翻訳も豊富に出ていますし、伊藤潤二さんの評価は非常に高い。浅野いにおさんも、ある種の倭国の読者からの屈託のようなものなしに海外読者から受け入れられています。これは健康的なことかもしれない。ざっくばらんに言うと、米国内で翻訳されたもの&セールスを軸にして物事を単純化している。
でもこの三人が同じジャンルでくくるのは歴史的な視座からは無理です。結局、alternative mangaはヴィレッジヴァンガードでプッシュされる漫画って意味程度にしかならない。そんなことをwikiの項目に書くとは思えない(笑)。
虫塚さんが失踪日記をオルタナティヴなマンガと捉えるのは一向に構いませんし、私もオルタナティヴだな〜と思います。ただそれとアメリカのwikiの一単語としての「alternative manga」が意図している歴史性/政治性とは違うよね、という話です。
「ガロ系」や「特殊漫画」みたいなタームは、wiki的な説明には不適当だとおもいますが、アジテートのための言葉としてはいいと思いますよ。前者は私もよく使いますよ。あとよくないけど「劇画」って言葉を超拡大解釈してアジ飛ばしてます。
ただ、虫塚さんと意見が割れるのはここだと思いますが、私はそれらのスローガンを体系的に説明する必要を感じていないんです。それより個別具体的な作品の魅力について語ってゆければいいんじゃないでしょうか?そうすれば、より世界が豊かになると思います。
体系的に知りたい、という欲望は、おそらく自分が感動したような、いつも読んでいる漫画とは違った奇妙な味わいの漫画をもっと知りたいということだと思います。そういう若い方がいらっしゃったら、『マンガ地獄変』とか宇田川岳夫さんの本とか薦めると喜ぶかもしれないですね。ガロ系とは違った漫画が載ってますが。
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私は吾妻ひでおの『失踪日記』を「オルタナティブなマンガ」と捉えていますが、なるほど「描きおろし」という視点を導入すると、こうした作品の位置づけが腹落ちしやすいと感じました。
→私の「書き下ろし単行本」の歴史観だと、戦前からひばり書房の「中殺」くらいまでしかとらえられません。けれども、書き下ろしの自由度と、連載ではないということが、ある種のオルタナ性を醸し出しているのは確かなので『失踪日記』にもそういうところがあるかもしれない。あれは漫画版元ではないイーストプレスの出版物ですし。『失踪日記』をはじめて読んだとき感動しましたね。懐かしいです。本当は、エロ漫画とか企業/団体出版物まで含めて「書き下ろし単行本」考えていかなきゃなんですけど。今後の課題とさせていただきます。 December 12, 2025
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@old_schooooool 私は吾妻ひでおの『失踪日記』を「オルタナティブなマンガ」と捉えていますが、なるほど「描きおろし」という視点を導入すると、こうした作品の位置づけが腹落ちしやすいと感じました。 December 12, 2025
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失踪日記
吾妻ひでお 著
#読了
当時、週刊誌や月刊誌に何本も連載を持っていた漫画家さん
それが、ある日突然失踪してしまう
失踪しても、あてがあるわけでもなく・・・
野宿してたら、突然の雪
気づいたら凍死寸前まで身体が凍えてる
それでもホームレスを続ける先には
著者の経験に基づく漫画 https://t.co/O9s7fbfGD1 December 12, 2025
@whorider47 @oskdgkmgkkk 「失踪日記」の記述を読むと、連載を放り出してホームレスになったらしいですよ、吾妻先生(笑)。
編集が「どういうことですか?!」と置き手紙を残していたとかなんとか。 December 12, 2025
#カピ読書記録
吾妻ひでお『失踪日記』
失踪編(前)、失踪編(後)、アル中編という構成。いろんなところで評価・推薦されてるのを目にするし、どんな壮絶な体験談か!?と身構えて読み始めたけど、吾妻先生の画風もあって飄々とした趣き。それが良いのだろうな。スルッと読めるが持ち重りのする一冊。 https://t.co/SdgC29pICx December 12, 2025
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