地震 トレンド
0post
2025.12.02 07:00
:0% :0% (30代/男性)
人気のポスト ※表示されているRP数は特定時点のものです
行ってきますの後にまた会えるとは限らないから知っていて欲しい。「もし地震の1日前に戻れるなら後悔してること」を話してくれたのは震度7を経験した人。大きな揺れはきたけれど、防災グッズも準備してたし、家にも大きな被害はなく安心。でも、旦那さまは会社で子どもは学校。ひと晩連絡がつかなくなって December 12, 2025
3RP
倭国国債10年物の利回りが警鐘を鳴らしている――その本当の意味とは
倭国国債10年物の利回りが1.9%に向かって上昇しているのは、地震のような変動だ。
過去30年の大半において、この債券は市場の金融商品ではなく、政策の道具に過ぎなかった。
日銀はそれをゼロ近辺に固定し、市場の大部分を買い占め、利回りを価格というよりメッセージとして扱ってきた。
今、それが再び本物の債券として振る舞い始めている。
この急激な上昇は、市場が「潮の流れを永遠に抑えられない」と語っているのだ。
インフレが居座り続けている。倭国は巨額の債務を抱えている。そして日銀がイールドカーブコントロールから後退する中、投資家たちはようやく本物のリターンを求めるようになっている。2年物、5年物、10年物、30年物という全カーブが、グローバル金融危機以前以来見られなかった形で上昇している。
これはきれいな正常化の物語ではない。市場が、倭国が30年にわたる緊急事態型の政策からどれだけ離れられるかを試しているのだ。何かが壊れるまで。
グローバルサイクルが崩れたらどうなる?
誰もが話したがらない決定的な部分がここだ:このシフトは、世界が持ちこたえるという条件付きでしか成り立たない。
グローバル経済が本物のリセッションに転じたり、それ以上にデフレショックが起きたりしたら……倭国が最初に目をそらすだろう。どの国もデフレほど深い傷を負っていない。成長が崩れ、貿易が減速し、グローバル価格が下落すれば、日銀は利回りが上昇するのを座視しながら国内経済が沈むのを眺めたりしない。
彼らは金利を再び底辺近くに押し戻すだろう。債券買い入れを復活させるだろう。
古い硬直的な利回り上限をそのまま戻すわけではないかもしれないが、カーブに十分なツールを投げ込んで、借入コストがシステムを締め上げるのを防ぐだろう。
今回違うのは、彼らが副作用を知っている点だ――債券流動性の崩壊、弱い銀行、輸入コストが急騰すれば負債になり得る永遠に弱い円。
そう、救済はより乱雑で、より即興的になるだろうが、それでも避けられない。
この動きの背後にある本当のメッセージ
だから今日の10年物の上昇は、倭国が今、高金利を愛していると言っているわけではない。
市場が「これを続けていて、何かを壊さずにどれだけ持つか?」と問うているのだ。
グローバルサイクルが持ちこたえれば、倭国は30年にわたるゼロ金利の世界から、ようやくプラス金利へと少しずつ戻りつつある。
サイクルが崩れれば、この動きは急速に逆転し、日銀は古い本能に戻る――大幅な利下げ、カーブの安定化、いかなる代償を払ってもデフレと戦う。
それが本当の教訓だ……倭国はゼロ金利の世界を後にしようとしているが、出口の道は狭い。
一度のグローバル不況で、彼らはすぐに古いプレイブックに戻るのだ。 December 12, 2025
2RP
@LINE96199575 @rosmarin3215 @bireininarumade たぶん前はなかったよね
地震があったあと、
「七尾300年の火の呪縛が今解き放たれた」
って見たら号泣した https://t.co/2X7wTUyIW5 December 12, 2025
1RP
🌍JICAは現地の能力開発を通じ、安全で強靭な都市環境づくりを支援しています。
アルジェリアでは、地震リスク評価の技術協力を推進中。11月、JICA専門家が国家防災機関と協力し、既存建築物の耐震性評価を実施。世界遺産カスバも訪問し、遺産保全と防災の重要性を確認しました。 https://t.co/DdB69wHqtE December 12, 2025
1RP
@shenoojisa99834 おじさん、おはようございます😆
タイムトラベラーかと思ったわꉂ🤭
そそ、あの地震も今年みたいに感じるのよね
きっと怒涛のマンション探し→引っ越しがなければ
私も勘違いしてると思う💦
この後お天気も段々下り坂だけど
今日も笑顔溢れる一日になりますように🍀 December 12, 2025
先ほどから震災クラスの地震が発生する前にしか
聞こえることの無いかなり不気味で特殊な音が
数分おきにとても強く聞こえるように
なってきています
特に注意が必要な場所についてはnoteの方に
書いてありますのでぜひ多くの皆様に
読んで頂きたいと思います
https://t.co/UqWISZcFIm December 12, 2025
宝くじに当たったらって考えるのが大好きなんだけど、決して贅沢しようなんて思ってなくて、色々あって賃貸を選んだ親に平家のバリアフリーのお家を建て、庭に畑ができるような場所を作って平穏に暮らして欲しいし、義両親にもバリアフリーで地震、津波対策のできたバリアフリーなお家に立て直したい。 December 12, 2025
【発売記念日】1989年12月2日、SEGAメガドライブ向けに発売:『ザ・スーパー忍』。元の計画では、イントロで死にゆく丈武蔵の師匠がネオ・ジードのリーダーであり真の最終ボスであることを劇的に明かし、地震や落下する岩を召喚する連続した武術攻撃を繰り出すはずだったが、時間的な制約によりその戦闘シーン全体がカットされた。この廃案となったツイストは、2003年のディレクター・大場則義氏のインタビューで明かされたもので、メガドライブ発売年のパララックススクロールステージの混沌と小室裕三の象徴的なサウンドトラックのさなか、忍者の復讐の旅を究極の裏切りで締めくくるはずだった。 December 12, 2025
https://t.co/CD9UJy7JQU
【海底ケーブル、経済安保の要】高市政権が注力するワケ/倭国の国際通信99%を支える生命線/相次ぐケーブル切断の実態/「通信ハブ」の倭国/中国とロシアの疑惑【PIVOT TALK WARLD】
PIVOT 公式チャンネル #AI要約 #AIまとめ
海底ケーブルと倭国の通信安全保障
🔳海底ケーブルの役割
海底ケーブルは倭国と海外を結ぶ国際通信の約99%を担う基盤インフラであり、ウェブ、クラウド、SNS、メール、動画配信など現代の社会・経済・防衛活動を支える「大動脈」となっている。
🔳通信の流れと海底ケーブルの位置づけ
スマホやPCからの通信はまず無線で基地局へ届き、陸上ケーブルとIXを経由して海底ケーブルが引き込まれた陸揚げ局へ送られ、そこから海底ケーブルで海外の陸揚げ局とデータセンターに到達し、処理された情報が逆経路でユーザー端末に戻る。
🔳海底ケーブルの構造と太さ
信号を通す中核は髪の毛ほどの細さの光ファイバで、その周囲をポリエチレンなどで絶縁・保護している。浅海部は漁業や錨による損傷リスクが高いため鋼線を巻いた外装ケーブルが使われ、深海部より浅い場所の方が太く頑丈な構造になっている。
🔳関係企業と業界構造
業界は「オーナー(通信キャリア・GAFAなど)」「サプライヤー(NEC・SubCom・ASNなど世界3大サプライヤー)」「不設保守事業者(KDDIケーブルシップ、NTTワールドエンジニアリングマリン等)」の三層で構成され、中国HMNも一帯一路沿線で存在感を増している。
🔳世界の敷設状況と倭国のハブ機能
世界では600以上の海底ケーブルシステムが稼働・計画されており、太平洋・欧州沿岸・東アジアで特に密集している。倭国は米国とアジアを結ぶハブで、千葉県南房総市、三重県志摩市、茨城県北茨城市などが主要陸揚げ拠点として多数のケーブルが集中している。
🔳本数増加とGAFAの台頭
2015〜2025年にかけて倭国に陸揚げされる国際海底ケーブル本数は増加傾向で、その中でGAFAなどコンテンツプロバイダーが自社所有するケーブルの比率が急増している。背景にはクラウド・SNSの普及によるデータ量増加と、自前で敷設した方が経済合理性・スピード面で有利という判断がある。
🔳欧州の支援と新ルート構想
EUはCef Digitalプログラムを通じて海底ケーブル敷設や調査に4.2億ユーロを投じ、離島間や欧州と倭国・米国を結ぶ北極海ルートなども支援対象としている。欧州は世界でも特に海底ケーブル支援が手厚い地域の一つになっている。
🔳倭国政府の政策変化と補助金
倭国はこれまで国内のレジリエンス確保を優先し、国内海底ケーブル整備に重心を置いてきたが、2023年以降はデジタル田園都市国家構想などで国際海底ケーブルの多ルート化方針を明示し、2025年にはソフトバンクが間接補助事業者として採択され、100億円規模の補助金で新たな陸揚げ拠点整備が進み始めている。
🔳障害の発生頻度と主因
世界では年間100〜200件程度の海底ケーブル障害が発生しており決して珍しくない。原因の多くは漁業の網や船の錨などによる「うっかり」の物理的損傷で、倭国周辺では地震を含む自然現象による障害比率が他海域より高いとされる。
🔳浅海部に集中する障害と倭国の耐性
障害の7割以上は水深200m以下の浅い海域で発生し、欧州近海や南シナ海沿岸で頻度が高い。倭国は複数ルートがあるため1本切れても迂回で通信維持が可能だが、大地震では東倭国大震災時のように複数ケーブル同時障害と復旧長期化のリスクを抱える。
🔳各国の防護体制と倭国の位置づけ
倭国では海洋基本計画で国交省・総務省・警察庁が関係機関とされ、海上保安庁や民間事業者が防護・保守を担う。一方、米英仏では海軍が海底ケーブル防護に関与し、専任組織や監視艦、海底防護戦略を整備している。倭国は今後、軍・政府がどこまで関与すべきか、民間スキームを壊さずにどう支援するかが検討課題となっている。
🔳バルト海の連続切断事例
2024年にはスウェーデン〜リトアニア間のBCS East-Westとフィンランド〜ドイツ間のSea Lion 1が立て続けに切断され、同海域を航行していた船舶EEN 3による関与が疑われた。上位ルートにより影響は限定的だったが、複数同時切断と航跡から「意図的な攻撃の可能性」が国際的に懸念された。
🔳台湾沖の故意切断と有罪判決
2025年2月には台湾ナンバー3ケーブルが本体号によって切断され、沿岸警備機関CGAが同船を拿捕。船長は錨投下を認めつつ故意は否定したが、地方法院は「損傷リスクを認識しながら錨を下ろした」として懲役3年の実刑判決を下し、意図的切断が司法的に認定された極めて稀なケースとなった。
🔳米国の規制強化と中国・ロシア企業の関与
米FCCは海外の「敵対勢力」から海底ケーブルを守るための新たな規則を採択し、中国・ロシア企業がオーナーに含まれるケーブルを複数把握している。倭国でも25本の国際ケーブルのうち13本に中国・ロシア企業が関与しており、将来米国から敷設制限や見直しを求められる可能性が指摘されている。
🔳ケーブル船不足と高コストの構造問題
世界的にケーブル保守用のケーブル船が不足しており、新造には約170億円という巨額投資が必要とされる。海底ケーブル事業は投資リスクが高く、船舶不足・高コストが修理の遅れや新規ルート整備の制約要因となっており、倭国がハブ機能と安全性を維持する上でも大きな構造課題となっている。 December 12, 2025
昨日12/1は #防災点検の日
/ もしもの時も、いつもの味を📢
こんな食べ方チャレンジ
水を入れて30分で食べられます
\
試してみた💪うん!いつもの味👌
#コープヌードル #災害 #地震 #火災 #ライフハック
#中の人の姉 https://t.co/vwkBBzbKQL December 12, 2025
#農水省 と #厚労省 がイルカ肉による発病者や死亡者がいることを学び,この食べ物について嘘をつき続けている #陸前高田市立広田小学校 #陸前高田 #岩手 #東北 #盛岡 #奥州 #一関 #花巻 #北上 #滝沢 #宮古 #大船渡 #久慈 #紫波 #いわき #郡山 #福島 #須賀川 #地震 #厚生労働省
https://t.co/3DL9sqiWAQ December 12, 2025
#日刊なんでやねん短編小説
#四国が沈んだ日
第2話「四国のざわめき」
ニュース映像は、夕暮れの牧場を映していた。
三十頭ほどの牛が、柵の向こうへゆっくりと歩き続けている。
真っ直ぐに、迷いもなく。
「愛媛県・高知県・徳島県で、ほぼ同時刻に動物の異常行動が報告されています。いずれも北西方向へ——」
画面が切り替わる。
住宅街で、十数匹の犬が首輪を引きちぎり、一列になって歩いていた。無言のまま。
目は虚ろではなく、むしろ何かを見つめている目だった。
はなは待合室のソファで、小さく息を吐いた。
画面の牛たちの目が、ふと一匹の犬と重なる。
あの秋田犬が、診察室の隅でじっと"どこか"を見つめていたときの目だ。
あの夜から、耳の奥に残っている沈黙。
これは偶然ではない。
翌日、はなは県庁の会議室にいた。
矢野悠輔は三十代前半、誠実そうな目をした職員だった。
彼の声は静かだが、奥に緊張を抱え込んでいる。
「失踪者の多くは、直前に"北西"を向いていました。窓を開けようとした者もいます」
はなの指先が、わずかに冷えた。
「動物の行動と……一致していますね」
「獣医として、何か心当たりは」
はなは考え、慎重に答えた。
「地震やガスなら、もっと不規則でパニック的になります。今回の動きは……」
少し息を吸って、
「まるで呼ばれているように見えました」
会議室に静寂が落ちた。
「失踪地点を地図で示せますか」
矢野は赤いピンを次々と刺していく。
愛媛の海沿い、高知の山間、徳島の市街、香川の港。
バラバラに見えた点は、一本の細い線を描きはじめた。
四国を北西から南東へ、斜めに貫く細い切り傷のように。
はなの指が、その線をなぞる。
矢野が過去の地震記録の地図を重ねたとき、震央の分布はこの線から数キロずれていた。
完全な一致ではない。
だが、かすかな近似がある。
偶然にしては、あまりにも。
「これ……山脈でも川でも道路でもない」
「ええ。地形とは別の何かが、上に引かれているみたいなんです」
矢野は視線を落とし、しばらく地図の端を指でなぞった。危機対策室の職員として、数字やマニュアルで説明できない事態は口に出したくないはずだ。
「……正直、僕も怖い」
誰もその線の意味を言わない。
だが皆、同じ感覚を共有していた。
これは、人間の手で引かれた線ではない。
はなは静かに言った。
「何かあれば、私にも連絡してください」
矢野が顔を上げる。
「専門家として……いえ、ただ知っておきたいんです」
観客ではいられない。
その予感が、はなの胸にあった。
その夜、はなは病院の屋上にいた。
北西の空を見上げる。
星はいつも通りだ。
だが、その並びからわずかに外れた一点が、ゆっくりと、脈打つように明滅していた。
光の種類が違う。
信号でも星でも航空機でもない、どこかから送られてくる脈のようだ。
耳の奥で微かな揺れが響く。
音ではないのに、何かが「こちらへ」と触れてくる。
獣医としての自分なら理屈を求めるはずだ。
だが今、目の前で起きていることは、その範囲を超えている。自分の意思で見ているのか。
それとも、見せられているのか。
下を見ると、街路樹の影が風もないのに長く伸びていた。北西へ、ひたすら北西へ。
はなの胸に、重い問いが沈んだ。
線の先に、何がある。
ただの地点か、それとも何かが集まる場所なのか。
人も動物も、一列になってそこへ消えていく——。
まだ分からない。
けれど、確実に始まっている。その実感だけが残った。
【次回予告】
翌朝、四国の病院で"同じ方向へ歩き出す"患者が相次ぐ。はなが診た青年の瞳には、動物たちと同じ明滅が宿っていた。そして失踪者の足跡は、ある地点で必ず途切れていることが判明する。
四国を覆う"見えない線"は、すでに動き始めている——。
第3話「封鎖の気配」
【テーマ曲】
島が“呼ばれる”瞬間の静寂を描いた一曲。
物語『四国が沈んだ日』のために生まれた
テーマ曲『沈黙の島』。
耳を澄ますほど、世界が遠のいていく。
光も風も音も失われ、
ただ“方向”だけが残るあの世界──
その始まりの瞬間が、この曲にある。
物語が始まる前に、
まずはこの静寂を体感してほしい。
『沈黙の島』
https://t.co/RATH048ww5
#四国が沈んだ日 #沈黙の島 #日刊なんでやねん短編小説 #小説 #ホラー #ミステリー December 12, 2025
#日刊なんでやねん短編小説
#四国が沈んだ日
第2話「四国のざわめき」
ニュース映像は、夕暮れの牧場を映していた。
三十頭ほどの牛が、柵の向こうへゆっくりと歩き続けている。
真っ直ぐに、迷いもなく。
「愛媛県・高知県・徳島県で、ほぼ同時刻に動物の異常行動が報告されています。いずれも北西方向へ——」
画面が切り替わる。
住宅街で、十数匹の犬が首輪を引きちぎり、一列になって歩いていた。無言のまま。
目は虚ろではなく、むしろ何かを見つめている目だった。
はなは待合室のソファで、小さく息を吐いた。
画面の牛たちの目が、ふと一匹の犬と重なる。
あの秋田犬が、診察室の隅でじっと"どこか"を見つめていたときの目だ。
あの夜から、耳の奥に残っている沈黙。
これは偶然ではない。
翌日、はなは県庁の会議室にいた。
矢野悠輔は三十代前半、誠実そうな目をした職員だった。
彼の声は静かだが、奥に緊張を抱え込んでいる。
「失踪者の多くは、直前に"北西"を向いていました。窓を開けようとした者もいます」
はなの指先が、わずかに冷えた。
「動物の行動と……一致していますね」
「獣医として、何か心当たりは」
はなは考え、慎重に答えた。
「地震やガスなら、もっと不規則でパニック的になります。今回の動きは……」
少し息を吸って、
「まるで呼ばれているように見えました」
会議室に静寂が落ちた。
「失踪地点を地図で示せますか」
矢野は赤いピンを次々と刺していく。
愛媛の海沿い、高知の山間、徳島の市街、香川の港。バラバラに見えた点は、一本の細い線を描きはじめた。
四国を北西から南東へ、斜めに貫く細い切り傷のように。
はなの指が、その線をなぞる。
矢野が過去の地震記録の地図を重ねたとき、震央の分布はこの線から数キロずれていた。
完全な一致ではない。
だが、かすかな近似がある。
偶然にしては、あまりにも。
「これ……山脈でも川でも道路でもない」
「ええ。地形とは別の何かが、上に引かれているみたいなんです」
矢野は視線を落とし、しばらく地図の端を指でなぞった。危機対策室の職員として、数字やマニュアルで説明できない事態は口に出したくないはずだ。
「……正直、僕も怖い」
誰もその線の意味を言わない。
だが皆、同じ感覚を共有していた。
これは、人間の手で引かれた線ではない。
はなは静かに言った。
「何かあれば、私にも連絡してください」
矢野が顔を上げる。
「専門家として……いえ、ただ知っておきたいんです」
観客ではいられない。
その予感が、はなの胸にあった。
その夜、はなは病院の屋上にいた。
北西の空を見上げる。
星はいつも通りだ。
だが、その並びからわずかに外れた一点が、ゆっくりと、脈打つように明滅していた。
光の種類が違う。
信号でも星でも航空機でもない、どこかから送られてくる脈のようだ。
耳の奥で微かな揺れが響く。
音ではないのに、何かが「こちらへ」と触れてくる。
獣医としての自分なら理屈を求めるはずだ。
だが今、目の前で起きていることは、その範囲を超えている。自分の意思で見ているのか。
それとも、見せられているのか。
下を見ると、街路樹の影が風もないのに長く伸びていた。北西へ、ひたすら北西へ。
はなの胸に、重い問いが沈んだ。
線の先に、何がある。
ただの地点か、それとも何かが集まる場所なのか。
人も動物も、一列になってそこへ消えていく——。
まだ分からない。
けれど、確実に始まっている。その実感だけが残った。
【次回予告】
翌朝、四国の病院で"同じ方向へ歩き出す"患者が相次ぐ。はなが診た青年の瞳には、動物たちと同じ明滅が宿っていた。そして失踪者の足跡は、ある地点で必ず途切れていることが判明する。
四国を覆う"見えない線"は、すでに動き始めている——。
第3話「封鎖の気配」
【テーマ曲】
島が“呼ばれる”瞬間の静寂を描いた一曲。
物語『四国が沈んだ日』のために生まれた
テーマ曲『沈黙の島』。
耳を澄ますほど、世界が遠のいていく。
光も風も音も失われ、
ただ“方向”だけが残るあの世界──
その始まりの瞬間が、この曲にある。
物語が始まる前に、
まずはこの静寂を体感してほしい。
『沈黙の島』
https://t.co/RATH048ww5
#四国が沈んだ日 #沈黙の島 #日刊なんでやねん短編小説 #小説 #ホラー #ミステリー December 12, 2025
#日刊なんでやねん短編小説
#四国が沈んだ日
第2話「四国のざわめき」
ニュース映像は、夕暮れの牧場を映していた。
三十頭ほどの牛が、柵の向こうへゆっくりと歩き続けている。
真っ直ぐに、迷いもなく。
「愛媛県・高知県・徳島県で、ほぼ同時刻に動物の異常行動が報告されています。いずれも北西方向へ——」
画面が切り替わる。
住宅街で、十数匹の犬が首輪を引きちぎり、一列になって歩いていた。無言のまま。
目は虚ろではなく、むしろ何かを見つめている目だった。
はなは待合室のソファで、小さく息を吐いた。
画面の牛たちの目が、ふと一匹の犬と重なる。
あの秋田犬が、診察室の隅でじっと"どこか"を見つめていたときの目だ。
あの夜から、耳の奥に残っている沈黙。
これは偶然ではない。
翌日、はなは県庁の会議室にいた。
矢野悠輔は三十代前半、誠実そうな目をした職員だった。
彼の声は静かだが、奥に緊張を抱え込んでいる。
「失踪者の多くは、直前に"北西"を向いていました。窓を開けようとした者もいます」
はなの指先が、わずかに冷えた。
「動物の行動と……一致していますね」
「獣医として、何か心当たりは」
はなは考え、慎重に答えた。
「地震やガスなら、もっと不規則でパニック的になります。今回の動きは……」
少し息を吸って、
「まるで呼ばれているように見えました」
会議室に静寂が落ちた。
「失踪地点を地図で示せますか」
矢野は赤いピンを次々と刺していく。
愛媛の海沿い、高知の山間、徳島の市街、香川の港。バラバラに見えた点は、一本の細い線を描きはじめた。
四国を北西から南東へ、斜めに貫く細い切り傷のように。
はなの指が、その線をなぞる。
矢野が過去の地震記録の地図を重ねたとき、震央の分布はこの線から数キロずれていた。
完全な一致ではない。
だが、かすかな近似がある。
偶然にしては、あまりにも。
「これ……山脈でも川でも道路でもない」
「ええ。地形とは別の何かが、上に引かれているみたいなんです」
矢野は視線を落とし、しばらく地図の端を指でなぞった。危機対策室の職員として、数字やマニュアルで説明できない事態は口に出したくないはずだ。
「……正直、僕も怖い」
誰もその線の意味を言わない。
だが皆、同じ感覚を共有していた。
これは、人間の手で引かれた線ではない。
はなは静かに言った。
「何かあれば、私にも連絡してください」
矢野が顔を上げる。
「専門家として……いえ、ただ知っておきたいんです」
観客ではいられない。
その予感が、はなの胸にあった。
その夜、はなは病院の屋上にいた。
北西の空を見上げる。
星はいつも通りだ。
だが、その並びからわずかに外れた一点が、ゆっくりと、脈打つように明滅していた。
光の種類が違う。
信号でも星でも航空機でもない、どこかから送られてくる脈のようだ。
耳の奥で微かな揺れが響く。
音ではないのに、何かが「こちらへ」と触れてくる。
獣医としての自分なら理屈を求めるはずだ。
だが今、目の前で起きていることは、その範囲を超えている。自分の意思で見ているのか。
それとも、見せられているのか。
下を見ると、街路樹の影が風もないのに長く伸びていた。北西へ、ひたすら北西へ。
はなの胸に、重い問いが沈んだ。
線の先に、何がある。
ただの地点か、それとも何かが集まる場所なのか。
人も動物も、一列になってそこへ消えていく——。
まだ分からない。
けれど、確実に始まっている。その実感だけが残った。
【次回予告】
翌朝、四国の病院で"同じ方向へ歩き出す"患者が相次ぐ。はなが診た青年の瞳には、動物たちと同じ明滅が宿っていた。そして失踪者の足跡は、ある地点で必ず途切れていることが判明する。
四国を覆う"見えない線"は、すでに動き始めている——。
第3話「封鎖の気配」 December 12, 2025
<ポストの表示について>
本サイトではXの利用規約に沿ってポストを表示させていただいております。ポストの非表示を希望される方はこちらのお問い合わせフォームまでご連絡下さい。こちらのデータはAPIでも販売しております。



