外国人の夫と暮らしていると、倭国で育った私には“当たり前”だったことが、実はすごい文化なんだと気づく瞬間が多い。
そのひとつが、倭国人の“丁寧さ”。
たとえばスーパーで買い物したとき。
レジの人が商品を扱う手つきがとにかく優しい。
卵もパンも、そっとそっと置いてくれる。
夫はいつも感動してる。

ゴミの分別もそう。
紙・缶・ペットボトル・その他…
ここまで細かく分ける国ってなかなかないらしくて、
夫は最初「ムズカシイネ」と言っていた。
でも今では、私より丁寧に洗ってから捨てている。

あと倭国のすごいところといえば、“落とし物の扱い”。
道に手袋が落ちていたら、誰かが見えやすいところにそっと置いておく。拾って交番まで届ける人もいる。
夫はこれを見て「誰も もっていかないね」と驚いてた。

そして、店員さんの挨拶。
「ありがとうございます」
その一言を、心をこめて言うのが倭国人。
夫はその丁寧さをとても気に入っていて、最近では
「Arigato…ございますー」
とやや独特なイントネーションで真似している。
倭国の丁寧さは、特別なことじゃなくて“暮らしの中にしみ込んでいる文化”。

誰かが気持ちよく過ごせるように。
そう思う心が積み重なってできているんだと思う。
国際結婚をして気づいた倭国のよさって、
案外こういう“静かでやさしい文化”のなかにある。

#国際結婚 December 12, 2025

倭国人とパキスタン人の “おもしろすぎる違い” ５つ

① 鏡があると、とりあえず覗くのが夫、用がなければのぞかないのが私（倭国人）。
夫「 今日もハンサムかな？ 」
私「 なんで何回も鏡観るんだろう… 」

② 自分の意見をまず言うのがパキスタン人、周りの空気を読んで合わせるのが倭国人。
夫「 ぼくはこう思う！」
私「 そうくるか！えーっと、ちょっと考えさせて...」

③ ほめられたら全力で喜ぶパキスタン人、ほめられると謎に照れる倭国人。
夫「 YES！もっと言って！ 」
私「 そんなことないよ～（ほんとは嬉しい）」

④ わからないことは素直に聞くパキスタン人、“察するゲーム” を始める倭国人。
夫「それ、どういう意味？」
私「...（空気読んでほしい）」

⑤ だいたい“なんとかなる”と思ってるのが夫。だいたい“なんとかしなきゃ”と思うのが私。
夫「 ダイジョブ、神様がいるから人生はラッキーだよ 」
私「 なんでそんな明るいの…羨ましい 」

最後にひとつ。
違ってても、どっちも可愛い。むしろ “違うから” 毎日あきない。国際結婚って、文化のギャップより、 ふたりの“人柄”のほうがずっと大事だよなって思ってる。 December 12, 2025

国際結婚でも、倭国人夫婦でも、仲よく生きていくヒントは同じ。夫と暮らしていて気づいたのは、文化や国籍より “お互いの安心ポイント” を知ることが、いちばん関係をスムーズにするということ。

うちの場合は、
私は「予定を前もって知りたい」タイプ。
夫は「気分で動きたい」タイプ。
私は「家は静かに」派。
夫は「家族みんなでワイワイ」派。

合わないところはいっぱいあるけど、
「どうするのが、お互い一番安心できる？」と話すだけでケンカにならずに着地できる。
よく言われるように、国が違えば文化も違う。
でも本当は、育った環境なんてどの夫婦も違う。

倭国人同士でも、片方は“静かな家”育ち、もう片方は“にぎやかな家”育ち。その違いって、国際結婚と同じくらい大きい。文化が違っても同じでも、「目の前の大切な人をちゃんと理解しようとすること」。
これが結局いちばんの仲良しのコツなんだと思う。 December 12, 2025

夫がUberの仕事を始めてから、昨日はじめてたまってた税金の支払いに役所へ行った。
少し前まで彼は毎日こう言っていた。

夫：「 倭国のtax、なんでこんなに高い？」
私：『 去年の収入できまるんだよ 』
夫：「 パキスタンでこんなに払ったことない 」

でも、Uberで自分で毎日現金で稼ぐようになって、気持ちが変わったらしい。

夫：「OK！倭国のルールだいじ。taxはらう！」
急に責任感スイッチON。頼もしい。
そして問題の“支払いタイム”。
夫は、Uberで受け取った大量の小銭を袋にパンパンに詰めて、ドヤ顔で窓口へ支払いに出かけた。

夫：「 見て！コインパワー！！」
私：『 やめてその誇らしげな態度 』 」
夫の順番が来ると、係の人がひとこと。

" 申し訳ありません…大量の硬貨は受け付けできません”

夫：「ホワイ？コインだめ？コインもおかねだよ！」
私：（いや、気持ちはわかるけど…）

責任感はめちゃくちゃ育ったけど、支払いの常識はまだトレーニング中らしい。家にはジップロックにはいった大量の小銭が種類ごとに5袋…。
でもこうして笑いながら暮らせるのって、やっぱり国際結婚の面白いところだなと思う。 December 12, 2025