呼吸不全 トレンド
0post
2025.12.17
:0% :0% ( 40代 / 男性 )
呼吸不全に関するポスト数は前日に比べ43%減少しました。男性の比率は34%増加し、前日に変わり40代男性の皆さんからのポストが最も多いです。前日は「重症」に関する評判が話題でしたが、本日話題になっているキーワードは「医療」です。
人気のポスト ※表示されているRP数は特定時点のものです
解説:
防水スプレーの吸入で発症する急性の肺障害です。
スプレーに含まれる霧状の撥水成分、特にフッ素系成分によって肺胞に障害をきたすことが主な病態と考えられています。
防水スプレーは、雨具、登山用品、コート、靴など、日常生活やアウトドア製品に広く使用されていますが、狭く換気の悪い場所で使用すると本病態を発症する危険性がありますのでご注意を。
症状の出現時期は吸入量にもよりますが、吸入後数分から24時間以内に発症することが多く、咳嗽、咽頭痛、呼吸困難などを呈します。
重症例では呼吸不全に至ることもあります。
また、スプレー吸入後の喫煙が発症や重症化に関与することが報告されています。
画像:
胸部CTは「足側から見上げるビュー」なので、「画像の左側=患者さんの右肺」「右側=患者さんの左肺」になります。
吸入による肺障害では、気管支・気道に沿ったすりガラス影・浸潤影・粒状影が出現しやすく(添付画像の赤点線内)、一方で胸膜下では薬剤到達量が少ないため、比較的正常に見えることが多いという特徴があります。
本症例では、B先生が病歴聴取の際に有機溶剤様のにおいに違和感を覚え、直近数時間の行動について詳細に問診した点が診断につながった点がお手柄です。
防水スプレーによる肺障害は、呼吸器学会や内科学会の地方会でもしばしば報告されており、研修医が症例報告を通じて本疾患を知っていたことが診断の助けとなる場合があります。
本症例は、若手医療者に「病歴聴取の重要性」「症例報告を通じて症例を疑似体験する意義」を伝えることを目的としております。
また、今回のエピソードも過去の実例を基に再現したものです。掲載している匿名画像は、下記より引用しています。「中毒研究 32:284–288,2019」 December 12, 2025
4RP
🧵ICUせん妄予防のメラトニンの効果
Intensive Care Med 2025/7/3公開 🆓
DEMEL試験
🧱既知
・ICUせん妄は
人工呼吸管理患者の最大80%に発生
・睡眠・概日リズム障害はせん妄と関連
・ICUせん妄予防の
メラトニン/メラトニン受容体作動薬の
効果を見たRCTでは効果が一貫せず
・人工呼吸管理患者に特定した研究はない
❓未知
・最適なメラトニン用量は?
生理的用量とされる低用量(0.3mg)
RCTで使用されてきた高用量(3mg)
・人工呼吸管理患者でせん妄は減る?
研究デザイン
多施設・二重盲検 プラセボ対照RCT
研究が行われた国:
🇫🇷フランス(20施設)
n数=355例(最終解析301例)
研究期間:2019年2月〜2021年1月
P:ICUで人工呼吸管理を受ける成人
I:メラトニン 0.3 mg
メラトニン3mg 就寝前投与
C:プラセボ
O:14日以内のせん妄発症率
主な結果
🔹患者背景
・年齢中央値66歳
・71%が急性呼吸不全で挿管
・重症度・せん妄リスクは群間差なし
🔸アウトカム
・0.3 mgは3 mgより良好な薬物動態
・せん妄発症率
メラトニン vs プラセボ
54.4% vs 55.2%
RR 0.99(95%CI 0.803-1.211)
・睡眠/人工呼吸期間/死亡/90日QOL:
差なし
💡臨床的含意
・「生理的用量=有効」とは限らない
・ICUせん妄は多因子性
・単剤(メラトニン)では不十分
やっぱり、せん妄は
多面的介入(環境・非薬物・薬物など)が重要🤔? December 12, 2025
生年月日・没年月日: 1930年4月29日生まれ、2006年12月17日に脳腫瘍による呼吸不全のため76歳で死去。
キャリア:1950年に文学座で初舞台を踏み、その後劇団雲を経て演劇集団円の創立に参加。
受賞:1964年の主演映画『砂の女』でカンヌ映画祭審査員特別賞を受賞したほか、1994年に紫綬褒章、1999年に紀伊國屋演劇賞個人賞を受章。
家族:姉は詩人の岸田衿子、いとこに俳優の故・岸田森がいます。元夫は俳優の仲谷昇です。
傷だらけの天使
https://t.co/KpQ7vAWDNh December 12, 2025
Integrating a host biomarker with a large language model for diagnosis of lower respiratory tract infection
FABP4とGPT4でICUの下気道感染を高精度診断
ICUでは、下気道感染(LRTI)と感染以外の呼吸不全が似た見た目になりやすく、抗菌薬が「念のため」に使われやすい。
研究チームは、気管吸引液で測る単一の宿主バイオマーカー(FABP4の遺伝子の反応)と、GPT4が診療録の直近ノートと胸部X線レポートを読み取る判断を組み合わせて検証した。
医師による事後判定を基準にすると、統合モデルは単独のFABP4やGPT4より精度が高かった。
導出データではAUC 0.93、正解率84%で、入室時の医療チーム判断(正解率72%)を上回った。
別の検証データでもAUC 0.98、正解率96%となり、診断支援として有望だと示した。
ICU clinicians struggle to distinguish true lower respiratory tract infection from other causes of respiratory failure. This study combined a single host biomarker (FABP4 gene activity in airway samples) with GPT-4 analysis of a chest X-ray report and recent note. The integrated model reached 84% accuracy, rising to 96% in external validation.
https://t.co/5hh5vDI3EP
#下気道感染 #FABP4 #大規模言語モデル
#LRTI #FABP4 #GPT4 December 12, 2025
15:36 Back from shopping. Foul odor and numbness attacks resumed.
買い物から帰宅しました。悪臭と痺れ犯行が再開。
16:17 “Tapping sound” on walls with a rod → Rash on chest and respiratory failure → Itching.
家屋に棒で「つつくような音」→胸に発疹と呼吸不全→かゆみ December 12, 2025
障害年金申請に必要な書類で、「受診状況等証明書」というのがあり、搬送された病院にその時の状況を詳細に書いてもらったのですが、搬送時はかなりヤバかったみたいです。いつ呼吸不全を起こしてもおかしくなかったようです。 December 12, 2025
<ポストの表示について>
本サイトではXの利用規約に沿ってポストを表示させていただいております。ポストの非表示を希望される方はこちらのお問い合わせフォームまでご連絡下さい。こちらのデータはAPIでも販売しております。



