吉行淳之介 トレンド
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2025.12.08〜(50週)
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川端康成の独特の眼差しや言葉を記録したエッセイは多いが、私が「ほんとにそこにいるみたい」と思ったのは吉行淳之介による噛み合わない会話の思い出だ。
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年の暮、ある少人数の会があって、川端さんがゲスト格で招かれていた。倭国座敷にみんな坐っていたが、ふらりと私の傍に近よると、畳の上に坐りこんで、
「ヨシユキさん、浅草の三社祭に行ったことがありますか」
「いいえ」
「来年、一緒に行きましょう」
そういう間柄ではないことだし、意味がよくわからないので黙っていると、
「わたしは、浅草のことには精しいんです」
川端さんに、浅草を舞台にした一連の小説があるのは、当然知っている。
「それは、そうでしょう」
と言って、首を傾げていると、川端さんは立上がってまたふらりと離れていった。
睡眠薬が入っていることを、感じさせた。
その三社祭が近づいたころ、突然の自殺である。
(吉行淳之介「熊」(『贋食物誌』収録、新潮文庫)
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この、「睡眠薬が入っていることを、感じさせた」が強烈で、川端康成を好きでも嫌いでもない、敬いはあるがその敬いは「内面に深入りしたい」を意味しない独特のスタンスを際立たせている。
てか、川端康成は言葉通り、吉行淳之介と三社祭に行きたかったんじゃないかな。
(吉行淳之介は女性のことを扱うと急にとんちんかんというか妙な感じになるが、男性作家について書くとつかず離れず嫌わず見下さず見上げずの筆致がとてもいいので令和のいま、別の形で再評価されてもいいと思う) December 12, 2025
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新着「星と月は天の穴」インタビュー
綾野剛が“言葉を纏って”表現した文学と官能 吉行淳之介原作、荒井晴彦監督「星と月は天の穴」
https://t.co/fAFkjk9Yz1
#映画comインタビュー
▼インタビュー全文はこちら December 12, 2025
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発売中『キネマ旬報2025年12月号』
#荒井晴彦 脚本・監督、#綾野剛 主演「#星と月は天の穴」(12/19公開)を特集。 18歳での出逢いから60年――#吉行淳之介 の同名小説、悲願の映画化を果たした荒井晴彦にインタビュー。
オンラインショップ:https://t.co/VeIyvnN9PA https://t.co/Hknfu68Vmr December 12, 2025
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『星と月は天の穴』2月7日(土)より公開決定しました!「ヴァイブレータ」脚本や「火口のふたり」の監督作で知られる鬼才・荒井晴彦が「花腐し」でもタッグを組んだ #綾野剛 を主演に迎え、吉行淳之介による同名小説を映画化。大学生の紀子を咲耶、娼婦の千枝子を #田中麗奈 が演じ #柄本佑 ほか出演。 https://t.co/se4i8x17lr December 12, 2025
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#キノシネマ 心斎橋にて12/19(金)より公開
『#星と月は天の穴』
「火口のふたり」などの監督作で知られる #荒井晴彦 監督が、「花腐し」でもタッグを組んだ #綾野剛 さんを主演に迎え、作家・吉行淳之介による同名小説を映画化…
乞うご期待ください😊 https://t.co/0AkP5PDzJU December 12, 2025
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【芸術リポート】
https://t.co/GvNr2l9wdQ
映画『星と月は天の穴』舞台挨拶リポート
#映画
#星と月は天の穴
#荒井晴彦
#咲耶
#綾野剛
#田中麗奈
#吉行淳之介 December 12, 2025
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#荒井晴彦 監督『#星と月は天の穴』舞台挨拶付き先行上映鑑賞。予想以上の傑作。モノクロ映像の凄絶な美しさが同じ吉行淳之介原作の中平康監督「砂の上の植物群」の文学性と美学を想起させる見事さ。不思議な関係の #綾野剛 #咲耶 #田中麗奈 の繊細な情念のドラマに静謐なメロウさが明滅する名作。 https://t.co/Ul92yChrZf December 12, 2025
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こんばんは!言葉です♩
明日16時からきさらぎでお給仕致します🧤写真は先日トリートメントをして髪がサラサラになった私と今週読んだ本です📘
来週公開の映画に合わせて吉行淳之介月間を、やってます˖˚✩⊹ #読了 https://t.co/XAcU3T5Nj2 December 12, 2025
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「星と月は天の穴」🎥 酒場のゴールデンカップス BMW2002 赫い髪の女 赤い傷痕 公園のブランコ 夜明けのスキャット 雌犬 下田逸郎 吉行淳之介 1969年 咲耶 R18… 全部がいい ✨ この劇場の先にあった納屋橋劇場で荒井晴彦脚本「餌食」を観たことも思い出す 😔💭 https://t.co/dIN1Phxg0y December 12, 2025
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@hoshitsuki_film @aioiza_roxy 吉行淳之介という人は政治家と肩を並べても大丈夫なところをなぜそのまま受け止めないのかという評論の自明性の持って行き方だと思う。そこを、なぜ、と疑っても仕方ない。そう考えています。 December 12, 2025
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昔読んだ三島由紀夫の小説で女性がオッパイから母乳を茶碗か何かに、びゅびゅっと出すシーンがあった。
吉行淳之介の小説でも母乳がびゅっと出るシーンがあって印象的にエロティックだったけれど、なんだ昭和の作家というのは母乳に変なフェチでもあるのだろうか?そんなのばかりよまされたら性癖が December 12, 2025
昨日観た「星と月は天の穴」✨ 吉行淳之介の原作を読もうと部屋の本棚を探したが見つからない 😔💭 かわりに見つけた本を読む 📖´- https://t.co/hvWEDoIxmC December 12, 2025
『エロ事師たち(野坂昭蓮)』を読む。戦後のカストリ雑誌から高度成長期のブルーフィルム全盛期の時代へ。火垂るの墓と同じ作家が書いたと思えないほど、昭和の大人の芸術・社交場のオンパレード。この作品で野坂昭如は三島由紀夫や吉行淳之介など文壇大御所に認められて頭角を現すきっかけとなった。 https://t.co/SqE44Ktmga December 12, 2025
吉行淳之介「星と月は天の穴」読了。映画公開予定。さすがに読ませる文章だと思う。娼婦と女子大生の2人の女性との関係が、作家の小説に反映する。昭和の恋愛小説だなと思うのは出会いが下品だったりする。通常の恋愛小説とは正反対の性愛のドラマ。女性の気持ちの変化や小説内小説に不思議な味がある https://t.co/Bddmjwapq2 December 12, 2025
『エロ事師たち(野坂昭如)』を読む。戦後のカストリ雑誌から高度成長期のブルーフィルム全盛期の時代へ。火垂るの墓と同じ作家が書いたと思えないほど、昭和の大人の芸術・社交場のオンパレード。この作品で野坂昭如は三島由紀夫や吉行淳之介など文壇大御所に認められて頭角を現すきっかけとなった。 https://t.co/knpECoFA6F December 12, 2025
吉行淳之介の原作は読んでいませんが、
綾野剛さんの愛のゆくえが気になります♡
是非鑑賞したい!!!
#星と月は天の穴 https://t.co/0c1tg6rwwl December 12, 2025
入荷
『星の降る夜の物語』
吉行淳之介 鈴木悦郎装丁
『新男女百景』
東郷青児 初版
先日のお持ち込みより。みなさまいつもありがとうございます。
https://t.co/diImRc6TDz December 12, 2025
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