【赤坂サウナ火事】死亡男性の“手”に皮下出血
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警視庁キャップ 石出大地 記者
「ある捜査幹部によると、現場検証ではサウナストーンが置かれている場所に、サウナ内にあったスノコが立てかけられてあった。これは2人が熱さを回避しようとした形跡とみられている」

「また、司法解剖の結果、死因は不詳だったが、被害男性の拳の部分に皮下出血が確認されたこともわかった。そして、取っ手が取れたドアのガラスの部分には、擦られたような、叩かれたような痕も確認された。つまり2人が外に助けを求めていたとみられる」

Q警察は店側の業務上過失致死の疑いも視野に捜査を進めるということだが、どのように捜査するのか
「何が業務上過失にあたるのかが焦点となっているが、これからの捜査で一つ一つ確認していくことになる」

「ある捜査幹部は確認する事項は本当に多数あると話していた。例えば、当時、非常用ボタンが正常に作動していなかったこと、取っ手を含めて定期的な点検が行われていたのかそうでないのか、このような建物上の物理的な安全について」

「他にもオーナーや従業員の人的な管理体制などを中心に捜査していきたいとしている。ただ、現場検証はまだ終わっておらず、どこに過失があったのかは18日以降の捜査次第となるが、非常ボタンが鳴らなかったことは大きな過失の要素の一つになると話していた」 December 12, 2025