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京都府
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2025.12.13 12:00
:0% :0% （30代／男性）
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🔴🔵12/18～12/28に京都鉄道博物館にて、JR西倭国と京都府の万博関連スタンプが押せます！！ 🔴🔵
京都鉄道博物館において、JR西倭国と京都府の万博関連スタンプ全７種が集合します！
①「万博ありがとうスタンプ」…大阪駅、新大阪駅、弁天町駅に設置されていたスタンプ
②「イコちゃんスタンプ」弁天町駅ver. …弁天町駅に設置されていたスタンプ
③ 「イコちゃんスタンプ」桜島駅ver.…桜島駅に設置されていたスタンプ
④「大阪・関西万博公式スタンプ 関西パビリオン京都府ver. 」
⑤「大阪・関西万博公式スタンプ JR京都駅ver. 」
⑥「関西パビリオン オリジナルスタンプ」
⑦「EKIspotKYOTO オリジナルスタンプ」
※開催期間は、12月18日（木）から28日（日）までの11日間。
※7種類のスタンプが同時に押せるオリジナルスタンプ用紙も用意しています。
是非、京都鉄道博物館にお越しください～
詳細は京都鉄道博物館公式HPをご確認ください↓ https://t.co/e31V3AtwgB December 12, 2025
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現段階で必要なのは、大阪府京都府が「覚悟決めて小浜・京都ルートに早期集中投資して北陸地方を繋ぎ留める」か「北陸・若狭地方への主導権は諦め、国と一緒に沿線と両JRに土下座し永久無限補償して米原(乗換案)でお茶を濁す」かの決断だと思われるんだけど。
他のルート検討は時間を空費するだけ。 December 12, 2025
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◤￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＃貧乏神ぶらり旅日記 📸
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿◢
天狗の伝説が息づく地 ＃鞍馬 へ。
なんとここは屈指の
パワースポットのようです。
貧乏神さんも絶賛パワーチャージ中。
どうしてかって…？
もちろん社長のみなさんの笑顔のために！
〜次回へ 旅はつづく〜
＃桃鉄2 ＃あなたの町もきっとある #京都府 December 12, 2025
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【ご報告】
一部の方々にはお伝えしてますが、、、
今まで使ってきた活動グッズ（ノボリ、チラシなど）を断腸の思いで廃棄致しました。
この行動はNHK党を見捨てた、諦めた訳ではありません。
自分の中で「本当のゼロスタート」として位置付け、グッズを廃棄する事により過去をリセット、新たに胸を張って活動が出来るようになれば再度活動グッズを購入し、皆様とワイワイ活動しながら〆のらーめん、サイゼなどで座談会を開きたいと思ってます。
「自分の為より人の為」
この公約でNー1グランプリ、2022参院選京都府選挙区から立候補させてもらった自分はこの思いをずっと持ち続けて活動してきました。
自分が本当に苦しい時も。
その気持ちは今でも変わりません。
だからこそ続けてこれた。
なので党首、党の行く末を見守る時だと思い、「静」でいます。
最後に・・・
自分が一つだけ言うとすれば・・・
今後は全て党首ありきではなく・・・
「NHKスクランブル放送を目指して」
「オールドメディアの偏向報道をぶっ壊す💪🏻」
「NHKをぶっ壊す💪🏻」
の
リニューアル（さらに進化し同志が集まった）した
「NHKから国民を守る党（NHK党）」を望みます。 December 12, 2025
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【ヒューマンエラーについて私の考え】
▼13時30分〜15時45分
総務•警察常任委員会の所管事項調査で下記の質問と提案をしました。
長文ですが、ヒューマンエラーについて私の考えを書いてみましたのでお時間ございましたらご一読くださいませ。
【①職員のヒューマンエラーと対策及び懲罰について】
［ヒューマンエラーの事案］
先日、不動産取得税の納税通知書を違う方に誤送付為るヒューマンエラーが発生
これを機にヒューマンエラーの考え方、対策、京都府が定める懲戒処分指針について尋ねる
今回の件は、飲酒や犯罪ではなく、悪意のないヒューマンエラー
京都府のみならず他府県において類似するヒューマンエラーは頻発している
［ダブルチェックについて］
再発防止として「ダブルチェック」の対策を実施する方向だが、本事案の職場は忙しい職場と聞いた。
ダブルチェックというのは当然、もう一人割かれるため、忙しい職場であれば守りにくいルールになるのではないか
ダブルチェックはやり方によって、返ってミスが起きるという文献も多く目にする
守りやすいルールを意識されたい
［梶原から提案］
根幹から問題に立ち向かうために、人間がどのような状況でミスを起こしやすいのか、医療界や航空業界で取り入れている「ヒューマンファクター」を定期的な研修に組み込めないか
［懲罰について質問］
京都府の“懲戒処分指針”に「必要な手続きを怠る等不適切な事務処理を行い、公務の運営に重大な支障を生じさせ、または府民に重大な損害を与えた職員は、免職、停職、減給、または戒告とする」と書かれているが、前述した悪意のない事案において、ご本人は処罰されたり、今後の昇進について支障はあるのか？（その後「ない」と京都府から答弁）
懲戒処分指針に記載されていることで、処罰を恐れて隠蔽をする方もいるのではないか
原因究明ではなく、個人を責任追及する風潮になれば隠蔽体質につながると多くの文献に書かれてる
ある程度の緊張感はもちろん必要だが、悪意のないヒューマンエラーについては今後考えていただき、報告文化の形成により、風通しの良い組織を目指してほしい
【②警察官の肖像権について】
［警察官の職務中の様子がSNSに］
最近、警察官による取締や職務質問の動画がSNS上にアップされる方がいる
［警察官の肖像権］
公務中の警察官を撮影することは、職務の適正を確保する目的など正当な理由がある場合に限り、肖像権侵害とならないことがある
一方、単に警察官を煽る目的での撮影は、肖像権侵害となる可能性があり、また、撮影によって警察官の業務を妨害する行為は、軽犯罪法違反となることがある
［最近は…］
YouTubeや、TikTokなどで警察官を煽る目的でのアップロードがされているとすれば、警察官は職務がしづらいのではないかと心中察するにあまりある
単に警察官を煽る目的で撮影し、肖像権を侵害していると思われる動画については現場の警察官を守るために京都府警として対処することを検討願いたい
ここからは12月12日のその他の活動…
▼11時00分〜
山科北部農業祭に参加
美味しい野菜を買わせていただきました😊
▼17時00分〜18時15分
6キロ走ってから次の会場近くの“五色湯”という銭湯で汗を流す
▼18時30分〜19時20分
連合京都青年委員会の定期大会に出席
組合活動と政治がどのようなつながりがあり、生活や仕事にどのように関係しているかスピーチさせていただきました。
▼20時00分〜
遅参になりましたが、ある野球部の忘年会に出席
１年間のチーム成績、個人成績などで話が盛り上がり一緒に汗をかいたメンバーと野球愛を語らいました。
個人成績はそこそこでしたが、参加率という項目がありあまりよくありませんでしたので、頑張って時間をつくる努力をしたいと思います。
一番着目すべき個人成績は出席率だと大切な事を感じる時間でした。
素晴らしいメンバーに巡り会えて本当に幸せです。 December 12, 2025
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【公募情報】
自民党は衆議院候補予定者（選挙区支部長）の公募を行っています。
対象選挙区：衆議院京都府第3選挙区 （京都市（伏見区）・向日市・長岡京市・大山崎町）
締め切り：12月23日(火) 必着
詳細はこちら
https://t.co/FNtNnBO2B4
#自民党公募 #衆議院 #京都府 https://t.co/L2EXtyZC56 December 12, 2025
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【希少な京の伝統野菜「#佐波賀だいこん」予約開始📣】
市外にほとんど流通しないため、まぼろしの京野菜と言われた舞鶴発祥の「佐波賀だいこん」が、生産者の努力で復活！
そして、全国に向けてイオンショップでネット販売を開始します！
水分が少なく、おろしにすれば大根本来の荒々しい辛味が感じられ、煮物にすればホクホクで甘く煮崩れしないのが特徴です🍲
炒め物や揚げ物にも向いています！
美味しい葉っぱも、お好み焼きやベーコン炒めでどうぞ✨️
幻の佐波賀だいこんは数量限定です⚠️
ご注文はお早めに❄
📆予約受付：1/10（土）まで
🔽詳細・ご予約はこちら（イオンショップ フードアルチザン）
https://t.co/isEmT1gBDZ
※佐波賀だいこんは戦後に生産が途絶えたため、平成22年から京都府が保管していた種子を用いて、生産を復活させる取り組みが開始。平成23年には生産者、イオンリテール（株）、京都丹の国農業共同組合、京都府と舞鶴市が「京の伝統野菜佐波賀だいこん食文化振興研究会」を結成し、本格的に生産・販売の拡大、情報発信等に取組んでいます。
#ヅルいい舞鶴 #myまいづる #myヅルいい #maizuru #舞鶴 #舞鶴市 #田舎 #KYOTO #kyoto #京都 #舞鶴観光 #京都観光 #そうだ京都行こう #kyotojapan #kyototravel #田舎移住 #だいこん #佐波賀だいこん #舞鶴の特産品 #幻の京野菜 #まぼろしの京野菜 #京野菜 #原種 December 12, 2025
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後々削除されるポストやと思うんで貼っときますわ
ほんま凄いなぁ維新の議員（ほめてない）
#維新クオリティ #倭国維新の会
#京都府議会議員 #右京区 #京都府
#京都 #京都府議 #竹内さや https://t.co/AB696JoMJv December 12, 2025
@ssay0606 倫理観ぶっ壊れすぎていて、公職についたらダメな人だわ。
選んだ人たちもぶっ壊れているのだろうけど、京都府は大丈夫か？
民間企業の接待でも「キャバクラ」の伝票出したら、経理から突き返されるよ。
返されないとこは、まあブラックだわな。 December 12, 2025
12/14(日）🐈明日のおすすめ🐈⬛
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🐙大阪府
マルハン加島
123+N羽曳野
大正ウエスト
キコーナ大東
ベニス江坂
マルハンメガシティ羽曳野
123+N布施
アローなんばヒップス
ハリウッドハリーズ高殿
123和泉
イルサローネ泉佐野
ガリバー摂津
BANBAN藤井寺
sherra
ハイパーアロー美原
アロー寝屋川池田
プレミアスロットラボ淡路西
キングオブキングス高槻
グランキコーナ松原
天王寺ホール
マジックバード鶴見
🦀兵庫県
キコーナ伊丹
123宝塚
ミクちゃんガイアアリーナ
モナコ西明石
モナコ香寺
ヴィーナスギャラリー神戸
メトロガーデン
5カラット太子
キコーナ豊岡
ミクちゃんガイア住吉
メトログラッチェ尼崎スロット専門店
🦌奈良県
ベニス奈良
🍵京都府
ジャパンエース
🏖️滋賀県
キング観光サウザンド彦根 December 12, 2025
なにこの" 世界の超絶美術館 "に行ったふりができる本。家に居ながら13日間で世界の美術館をまわれるっ！旅行の前のワクワク感っ！めちゃくちゃ読みやすいので一気に読了したくなるっ！けど我慢して1日ずつ読み進めるっ！
計13日間、こんな場所を巡ります
1日目：イタリア・ミラノ（最後の晩餐）
2日目：ベルギー・ヘント（ヘントの祭壇画）
3日目：ドイツ・ドレスデン（システィーナの聖母）
4日目：チェコ・プラハ（花四部作）
5日目：スウェーデン・ストックホルム（ウェルトゥムヌスとしての皇帝ルドルフ2世像）
6日目：アメリカ・シカゴ（グランド・ジャット島の日曜日の午後）
7日目：フランス・パリ（夢の花束）
8日目：スイス・バーゼル（風の花嫁）
9日目：メキシコ・メキシコシティ（二人のフリーダ）
10日目：台湾・台北（翠玉白菜）
11日目：アラブ首長国連邦・アブダビ（ジュズ×アンマ 聖クルアーン第30節）
12日目：京都府・京都市（果蔬涅槃図）
13日目：千葉県・千葉市（言葉にする前のそのまま）
※上記以外の絵画や美術作品も紹介されてます
1日目だけ読んだけど、添乗員に案内されてるような感覚です。 December 12, 2025
PARK GALLERYの加藤さんからレビューいただきました！ぐう〜嬉しい〜！上高地ZINEは明日のZINEフェス大阪にも持って行きます！
COLLECTIVE #56 ｜ てらいまき 『KAMIKOCHI』 （京都府）｜縁側 by PARK GALLERY｜オンラインマガジン https://t.co/xHKeYInOpa December 12, 2025
小日向夢ちゃん 誕生日おめでとう‼
麗奈も認めるその演奏で、次の北宇治を引っ張っていってください！
#小日向夢生誕祭2025 #小日向夢生誕祭
夢ちゃんと奏ちゃんの話！
SS：弱さと名前を分け合う場所
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十二月の夕暮れは、一年の終わりを予感させるように静かだった。
グラウンド横の緩やかな坂を小日向夢はひとり歩いてのぼっていた。小さな足音が冬の空気に溶け、ほどなくして静けさに吸い込まれていく。
部活帰りの冷たい風が制服の裾を揺らし、鞄の紐を握る指先だけが妙に冷たかった。背後にある校舎の灯りが遠ざかるごとに、頼りにしていた世界が少しずつ後ろへ薄れていくようで、胸の奥がきゅっと縮む。
――来年……私、ちゃんとやっていけるのかな。
その思いが、冬の冷気より深く、夢の心をひんやりと包んだ。
歩幅は自然と小さくなり、白い息がゆっくり宙へと消えていく。
坂の先にある藤棚は夕闇の色をまといながらぼんやりと浮かんで見えた。
藤棚に着くと夢はそっとベンチへ腰を下ろした。ひんやりとした木の感触が背中へ伝わり、胸の奥にあった不安が輪郭を持って押し寄せてくる。
今日、トランペットパートの先輩・高坂麗奈から言われた言葉が、まだ耳の奥に残っていた。
――来年はあなたの年よ、小日向さん。
“嬉しいはずの言葉”が、どうしてこんなに重いのだろう。未来に期待される怖さが夢の呼吸を鈍くする。
ふたたび白い息を吐いた、そのとき。
「小日向さん？」
背後から声がして夢の肩がびくりと震えた。振り返ると白いマフラーを巻いた久石奏が夕闇に立っていた。
「ひ、久石さん……どうしてここに？」
「たまたま見かけました。日も短くなってもう暗くなるのに……この坂を上っていくのが見えたので。……気になったんです」
そう言って奏は夢の表情をそっと確かめるように見つめ、少しためらいがちに口を開いた。
「……隣、いいですか？」
慎重に距離を測る声音だった。
夢は驚いたように瞬きをしたが、すぐに小さくうなずいた。
「……はい」
奏はそれを確認してから静かに夢の隣へ腰を下ろした。近すぎず、遠すぎず、そっと寄り添うような距離だった。
冬の風がふたりの間を静かに抜けていった。
しばらく、ふたりの間には静けさだけがあった。奏は急かすこともなく、ただ夢が言葉を探すのを待つように視線を落としていた。その落ち着いた気配が、夢の胸の奥にある硬いものを少しだけゆるめていく。
「……あの、もし……聞いてもらえるなら」
夢がそっと切り出すと奏はゆっくりと頷いた。その頷きに背中を押されるように、夢は膝の上で組んだ指をぎゅっと握る。
「……今日、麗奈先輩に “来年はあなたの年” って言ってもらえたんです」
最初の言葉はかすかに震えていた。それでも続けようとする夢のまつげが、わずかに揺れる。
「嬉しいはずなのに……でも、怖くて。その言葉をちゃんと受け止められなくて。みんなの前に立つなんて私には……まだ無理で……」
白い息が弱々しく宙へ消え、夢は小さく肩を震わせた。
「……久石さんは、来年は副部長なんですよね？ ……本当にすごいです。私なんか来年のことなんて……想像できなくて……」
吐き出した弱音が冬空へ静かに溶けていく。自分の声が震えていたことに気づき、夢ははっと息を呑んだ。弱さを見せてしまった怖さと、ほんのわずかな安堵が胸の奥でせめぎあっていた。
「……ごめんなさい、こんな話しても……」
夢が謝りかけたその瞬間、奏がそっと言葉を重ねた。
「小日向さん」
強さではなく、ただ受け止めるためのやわらかさを含んだ声だった。責める気配も距離を置く気配もない。夢がこぼした言葉を、そのまま拾い上げるための呼びかけだった。
冬の静けさがふたりの間にそっと降りてくるようで、夢は息を整えるように小さく肩を揺らし、やがて奏はゆっくりと言葉を選ぶように口を開いた。
「……実は私も、不安なんです」
意外な言葉に夢は小さく息をのむ。
「副部長なんて、もっと周りが見えて、人望がある人がやるべき役目です。私みたいに中途半端な人間に務まるのか……ずっと不安で」
奏の声は落ち着いて聞こえるのに、その奥にはわずかな震えが潜んでいた。
「一年のときはコンクールメンバーでした。でも、今年は京都府大会までで……関西も全国も、私はメンバー落ちでした」
夕日の消えた後を見ながら「下手な先輩なんて、迷惑ですから」と、そう言った奏の横顔は、不思議なほど静かでまっすぐだった。
「そんな私が前に立つなんて、笑われるんじゃないかって。……ずっと、怖いですよ」
夢は胸の奥がきゅっと縮むのを感じた。さっきまで自分だけが抱えていると思っていた不安が、奏の中にも確かにあると気づいたからだった。
「……だから、小日向さんの気持ち、すこし分かります。期待されるのって……嬉しいのに、怖いですよね」
夢がまだ言葉にできずにいた部分を、奏はふわりと掬い上げるように言葉にした。
「でも、小日向さんは高坂先輩に認められる演奏をしているんです。自信が持てないのは分かります、けど……不安を知っている人の音は、きっと強くなれます」
その言葉は、冬の空気よりずっと静かで、温かかった。
「……少しだけ、前を向ける気がします。本当に……ありがとうございます、久石さん」
夢が頭を下げるように言うと、奏は静かに微笑んだ。その微笑みは、さっきまでの凛とした面影とは少し違い、どこかほっとしたような柔らかさが灯っていた。
奏はふと思い出したように鞄を探り、小さな包みを取り出した。
「……今日、誕生日ですよね。小日向さんに似合いそうだと思って……よかったら、受け取ってください」
手のひらにおさまる箱に、落ち着いたグレーのリボンが結ばれていた。
「あ……ありがとうございます！」
夢の声がぱっと明るくなる。その反応を見た奏の目元も、わずかに、しかし確かに緩んだ。普段は落ち着いた面持ちの奏がほんの小さくほころぶ。それだけで、夢の鼓動はまた一つ跳ねる。
「……北宇治では、ユーフォとトランペットの奏者が仲良くなるのが伝統らしいですよ。去年の大会で応援に来てくださった田中先輩と中世古先輩、中川先輩と吉川先輩……そして久美子先輩と高坂先輩」
奏は少し照れたように視線を落とした。
その頬のわずかな赤みは、冬の冷たさだけではない気がした。
「少し遅くなってしまいましたが……最後の一年、もっと小日向さんと話せたらなって。今日は、その……ささやかな気持ちです」
夢は胸の奥が熱を持つのを感じ、その熱のままに言葉を紡いだ。
「あの！……久石さんの誕生日来月ですよね……私にも何かできることがあれば言ってください」
夢が恐る恐る、でも真剣にそう告げると奏は目をわずかに見開いた。驚きのあとに静かに微笑む。
「……でしたら」
冬の空気をひとつ吸い込み、奏は夢の方へ向き直った。
「少し早いんですけど……“プレゼント代わり”として。名前で呼ばせてもらってもいいですか？“小日向さん“ではなく “夢”って」
夢は目を瞬かせた。
名前――たったそれだけのはずなのに、こんなにも胸の奥が揺れる。
夢にとってそれは、大切にされたい気持ちをそっと包み込まれたような響きだった。
「えっ……はい！ もちろんです……！ じゃ、じゃあ……奏……さん……！」
それを聞いた奏は小さく笑った。
「奏で大丈夫ですよ。……よろしくお願いします、夢」
“夢”と呼ばれた瞬間、胸の奥で小さな灯りがともったようだった。
藤棚には冬の夕暮れには不釣り合いなほどのあたたかな気配が満ち、冷たい風さえ少しだけぬるんだように感じた。
ふたりは未来へ一歩進み、そして、ふたりの距離は確かにひとつ分、近づいていた。 December 12, 2025
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